RX-7はやめとけ?7つの理由と後悔しない選び方|維持費・年収目安も徹底解説

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RX-7やめとけ スポーツカー購入ガイド
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マツダ・RX-7の購入を検討しているあなた、「RX-7はやめとけという噂を聞いたけど本当なのか?」

「維持費が高くて維持できないのか?」と悩んでいませんか?

RX-7は、唯一無二のロータリーエンジンを搭載した日本を代表するスポーツカーで、流麗なデザインと優れた運動性能が魅力です。

特に3代目FD3S型(1991-2002年)は、今でも多くの熱狂的なファンに愛されています。

しかし、「維持費が年間50万円~100万円かかる」「エンジン故障リスクが高い」「燃費が悪い(実燃費6~8km/L)」

「部品調達が困難」「ローン審査が通りにくい」「車両価格が高騰している」「盗難リスクが高い」という声も多く聞かれます。

この記事では、RX-7が「やめとけ」と言われる7つの理由、実際の維持費試算、購入に必要な年収目安、FC3SとFD3Sの比較、後悔しない選び方まで、データをもとに徹底解説します。

この記事でわかること

  • ✅ RX-7がやめとけと言われる7つの理由
  • ✅ 年間維持費の詳細試算(燃料費・税金・保険・車検・修理費)
  • ✅ 購入に必要な年収目安(FD3S・FC3S別)
  • ✅ FC3SとFD3Sの比較(価格・性能・維持費)
  • ✅ ロータリーエンジンの特徴とメリット・デメリット
  • ✅ それでもRX-7を選ぶべき5つの理由
  • ✅ 購入前に確認すべき7つのチェックポイント
  • ✅ FAQ対応(8つのよくある質問)
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    1. この記事でわかること
  1. RX-7がやめとけと言われる7つの理由
    1. 理由1:維持費が高額(年間50万円~100万円)
      1. 💰 維持費の内訳
      2. ✅ 確認事項
    2. 理由2:エンジン故障リスクが高い(オーバーホール必須)
      1. 🔧 ロータリーエンジンの宿命
      2. ✅ 確認事項
    3. 理由3:燃費が悪い(実燃費6~8km/L)
      1. ⛽ 驚異的な燃費の悪さ
      2. ✅ 確認事項
    4. 理由4:部品調達が困難(生産終了から20年以上)
      1. 🔩 廃番部品の増加
      2. ✅ 確認事項
    5. 理由5:ローン審査が通りにくい(旧車扱い)
      1. 💳 金融機関の審査基準
      2. ✅ 確認事項
    6. 理由6:車両価格が高騰している(300万円~800万円以上)
      1. 📈 価格高騰の実態
      2. ✅ 確認事項
    7. 理由7:盗難リスクが高い(人気車種)
      1. 🚨 盗難被害の実態
      2. ✅ 確認事項
  2. RX-7の年間維持費詳細試算(FD3S型)
    1. 年間維持費の詳細内訳
  3. RX-7購入に必要な年収目安
    1. FD3S型の場合(3代目・1991~2002年)
    2. FC3S型の場合(2代目・1985~1991年)
  4. FC3SとFD3Sの比較
  5. ロータリーエンジンの特徴とメリット・デメリット
    1. ロータリーエンジンとは
    2. メリット
    3. デメリット
  6. それでもRX-7を選ぶべき5つの理由
    1. 理由1:唯一無二のロータリーエンジンの官能性
    2. 理由2:流麗なデザインと優れた運動性能
    3. 理由3:熱狂的なファンコミュニティの存在
    4. 理由4:資産価値の高さ(価格が下がらない)
    5. 理由5:カスタム文化の充実
  7. RX-7購入前に確認すべき7つのチェックポイント
    1. 購入前の必須チェック項目
  8. RX-7に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q1:RX-7は本当にやめとけですか?
    2. Q2:実燃費はどれくらいですか?
    3. Q3:年間維持費はいくらですか?
    4. Q4:購入に必要な年収はいくらですか?
    5. Q5:FC3SとFD3S、どちらがおすすめですか?
    6. Q6:ローン審査は通りますか?
    7. Q7:盗難リスクは高いですか?
    8. Q8:エンジンオーバーホールの費用はいくらですか?
  9. まとめ:RX-7は覚悟を持って購入すれば最高の相棒になる
    1. 重要ポイント総まとめ
      1. ⚠️ RX-7の7つの課題
      2. ✅ それでも選ぶべき5つの理由
      3. 💰 購入に必要な年収目安
      4. 🎯 結論
    2. 参考サイト

RX-7がやめとけと言われる7つの理由

理由1:維持費が高額(年間50万円~100万円)

💰 維持費の内訳

RX-7(特にFD3S型)の年間維持費は、燃料費・税金・保険・車検・修理費を含めて約50万円~100万円かかります。

項目 年間費用 詳細
燃料費(年間1万km) 約20万円~25万円 実燃費6~8km/L、ハイオク170円/L想定
自動車税 約4.5万円 2000cc以下、15%重課税込
重量税(車検時) 約3.2万円 13年経過車両、重課税適用
自賠責保険 約1.2万円 24ヶ月契約
任意保険 約10万円~18万円 車両保険有無で変動
車検費用(2年ごと) 約5万円~7.5万円 法定費用+整備費用
消耗品費 約10万円~15万円 オイル交換・タイヤ・プラグ等
修理費(積立) 約5万円~10万円 エンジンオーバーホール積立
合計 約55万円~100万円

ロータリーエンジンは、オイル消費が多く(月1L程度)、定期的なエンジンオーバーホール(10万km前後)が必要で、修理費用が50万円~100万円以上かかります。

✅ 確認事項

  • ✅ 年間維持費を事前に試算する
  • ✅ 長期保有前提で購入する
  • ✅ エンジンオーバーホール費用を積み立てる
  • ✅ 月々約5万円~8万円の維持費を覚悟する

理由2:エンジン故障リスクが高い(オーバーホール必須)

🔧 ロータリーエンジンの宿命

ロータリーエンジンは、アペックスシール(エンジン内部の部品)の摩耗により、圧縮不良やブローバイが発生しやすいです。

項目 詳細
エンジン寿命 約10万km前後(ノーマル状態)
オーバーホール時期 圧縮不良・ブローバイ発生時
オーバーホール費用 50万円~100万円以上
主な交換部品 アペックスシール・サイドシール・ハウジング等
工賃 約30万円~50万円

走行距離10万km前後で、エンジンオーバーホールが必要になり、費用は50万円~100万円以上です。

専門店では、最低限のオーバーホールで約350万円、タービン交換やフルコン化を含めると約430万円以上かかるケースもあります。

圧縮不良の症状:

  • 始動性の悪化(エンジンがかかりにくい)
  • アイドリング不調
  • 白煙が出る
  • 加速不良
  • 燃費悪化

✅ 確認事項

  • ✅ 購入前にエンジンの圧縮測定を実施する(3ローター全て)
  • ✅ オーバーホール履歴を確認する
  • ✅ 専門店での購入・メンテナンスを推奨
  • ✅ 圧縮値が7.0kg/cm²以下なら要オーバーホール

理由3:燃費が悪い(実燃費6~8km/L)

⛽ 驚異的な燃費の悪さ

RX-7の実燃費は、市街地で6~8km/L、高速道路で8~10km/L程度です。

走行環境 実燃費 年間ガソリン代(1万km)
市街地 約6~8km/L 約21万円~28万円
高速道路 約8~10km/L 約17万円~21万円
総合(平均7km/L) 約7km/L 約24万円

年間走行距離1万kmの場合、ガソリン代は約20万円~25万円かかります(ガソリン単価170円/L想定)。

さらに、ロータリーエンジンはオイル消費が多く(月1L程度)、オイル代が年間約2万円~3万円追加でかかります。

✅ 確認事項

  • ✅ 年間燃料費を事前に試算する
  • ✅ 燃費の悪さを受け入れる覚悟が必要
  • ✅ ハイオク専用(レギュラー不可)
  • ✅ オイル消費も考慮する(月1L程度)

理由4:部品調達が困難(生産終了から20年以上)

🔩 廃番部品の増加

RX-7は2002年に生産終了しており、純正部品の多くが廃番になっています。

部品カテゴリー 入手難易度 対策
エンジン部品 ⭐⭐⭐⭐⭐(非常に困難) リビルト品・中古部品
電装系部品 ⭐⭐⭐⭐(困難) 社外品・流用
外装部品 ⭐⭐⭐⭐(困難) 中古部品・社外品
内装部品 ⭐⭐⭐(やや困難) 中古部品
消耗品 ⭐⭐(比較的容易) 社外品が充実

特に、エンジン部品や電装系部品は入手困難で、中古部品やリビルト品に頼る必要があります。

純正部品が廃番の場合、社外品や他車種からの流用で対応しますが、品質や適合性に不安が残ります。

✅ 確認事項

  • ✅ 専門店やチューニングショップの近隣にあるか確認する
  • ✅ 部品在庫状況を事前に確認する
  • ✅ リビルト品・中古部品の活用を前提とする
  • ✅ 海外からの部品調達ルートを確保する

理由5:ローン審査が通りにくい(旧車扱い)

💳 金融機関の審査基準

RX-7は生産終了から20年以上経過しており、多くの金融機関ではローン審査が通りにくいです。

ローン種類 審査難易度 詳細
一般自動車ローン ⭐⭐⭐⭐⭐(ほぼ不可) 初年度登録から15年以上は対象外
銀行系ローン ⭐⭐⭐⭐(困難) 旧車専用ローンのみ可能
信販系ローン ⭐⭐⭐(やや困難) 金利が高い(年5~10%)
旧車専門ローン ⭐⭐(比較的容易) 金利が高い(年7~15%)
現金一括 ⭐(最適) 推奨

特に、FD3S型(1991-2002年)は、一般的な自動車ローンの対象外となるケースが多いです。

旧車専門のローン会社(例:オリコ、ジャックス等)を利用する必要がありますが、金利が年7~15%と高額です。

✅ 確認事項

  • ✅ 旧車専門のローン会社を利用する
  • ✅ 現金一括購入を推奨
  • ✅ 金利が高いことを覚悟する(年7~15%)
  • ✅ 頭金を多めに用意する(車両価格の50%以上)

理由6:車両価格が高騰している(300万円~800万円以上)

📈 価格高騰の実態

RX-7(特にFD3S型)の中古車価格は、近年高騰しており、300万円~800万円以上が相場です。

グレード 中古車価格相場(2025年) 特徴
FD3S タイプR 800万円~1,500万円 最高峰グレード、希少
FD3S タイプRB 600万円~1,000万円 バスタブ付き、人気
FD3S タイプRZ 500万円~900万円 後期型、人気
FD3S タイプRS 400万円~700万円 中期型、標準的
FD3S ベースグレード 300万円~500万円 前期型、比較的安価
FC3S(2代目) 150万円~350万円 価格抑えめ

タイプR・タイプRB・タイプRZ等の人気グレードは、1000万円を超える個体も存在します。

10年前(2015年頃)は、FD3S型でも150万円~300万円程度で購入できましたが、現在は2~3倍に高騰しています。

✅ 確認事項

  • ✅ 予算を事前に明確にする
  • ✅ 車両価格の高騰を受け入れる覚悟が必要
  • ✅ 修復歴なし・整備記録簿ありの個体を選ぶ
  • ✅ FC3S型も検討する(価格抑えめ)

理由7:盗難リスクが高い(人気車種)

🚨 盗難被害の実態

RX-7は、盗難リスクが高い車種として知られています。

盗難理由 詳細
海外での需要 特にアメリカ・ヨーロッパで人気
パーツ需要 エンジン・外装部品が高額で取引
希少性 生産終了から20年以上、希少価値が高い
防犯対策の弱さ 旧車のため、イモビライザー未装着が多い

特に、FD3S型は、海外での需要が高く、パーツ単位での盗難も多発しています。

盗難防止対策:

  • イモビライザー装着(後付け可能)
  • GPS追跡装置の設置
  • ハンドルロック・タイヤロックの使用
  • ガレージ保管(シャッター付き推奨)
  • 防犯カメラの設置
  • 盗難保険への加入

✅ 確認事項

  • ✅ 盗難防止装置(イモビライザー・GPS追跡等)を装着する
  • ✅ ガレージ保管を推奨
  • ✅ 盗難保険への加入を検討
  • ✅ 駐車場所を頻繁に変えない

RX-7の年間維持費詳細試算(FD3S型)

年間維持費の詳細内訳

項目 年間費用 詳細
燃料費(年間1万km) 約21万円~28万円 実燃費6~8km/L、ハイオク170円/L想定
エンジンオイル代 約2万円~3万円 月1L消費、年間約12L、1L約2,000円
自動車税 約4.5万円 2000cc以下、13年経過で15%重課
重量税(車検時・2年分) 約3.2万円/年 13年経過車両、重課税適用
自賠責保険(24ヶ月) 約1.2万円/年 24ヶ月契約で約2.4万円÷2年
任意保険 約10万円~18万円 年齢・等級・車両保険有無で変動
車検費用(2年ごと) 約5万円~7.5万円/年 法定費用+整備費用、2年で10万円~15万円
消耗品費 約10万円~15万円 オイル交換・タイヤ・プラグ・ブレーキパッド等
修理費(エンジンOH積立) 約5万円~10万円 10年で50万円~100万円のOH費用積立
合計 約62万円~105万円 駐車場代・ガレージ代は別途

💡 維持費を抑えるコツ:

  • 専門店でのメンテナンスを定期的に実施
  • エンジンオイルは必ず月1回チェック・補充
  • 車両保険は免責金額を設定して保険料を抑える
  • タイヤは国産品でコスパ重視
  • エンジンオーバーホール費用を毎月積み立てる

RX-7購入に必要な年収目安

FD3S型の場合(3代目・1991~2002年)

車両価格400万円(中古車平均)、年間維持費70万円と仮定した場合、購入に必要な年収目安は約600万円~800万円です。

項目 費用 年収比率
車両価格 400万円 年収の50~67%
年間維持費 70万円 年収の9~12%
推奨年収 600万円~800万円

一般的に、車両価格は年収の50%以内、年間維持費は年収の10%以内が目安とされています。

FD3S型は車両価格が高騰しており、さらに維持費も高額なため、年収600万円以上が推奨されます。

FC3S型の場合(2代目・1985~1991年)

車両価格200万円(中古車平均)、年間維持費50万円と仮定した場合、購入に必要な年収目安は約400万円~500万円です。

項目 費用 年収比率
車両価格 200万円 年収の40~50%
年間維持費 50万円 年収の10~12%
推奨年収 400万円~500万円

FC3S型は、FD3S型より車両価格が安く、整備性も良いため、比較的購入しやすいです。

FC3SとFD3Sの比較

項目 FC3S(2代目) FD3S(3代目)
生産年 1985年~1991年 1991年~2002年
中古車価格相場 150万円~350万円 300万円~800万円以上
エンジン型式 13B-T型(ツインスクロールターボ) 13B-REW型(シーケンシャルツインターボ)
最高出力 185PS~215PS 255PS~280PS
最大トルク 25.0kg・m~28.0kg・m 30.0kg・m~32.0kg・m
実燃費(市街地) 6~8km/L 6~8km/L
実燃費(高速道路) 8~10km/L 8~10km/L
年間維持費 約50万円~80万円 約60万円~100万円
整備性 ⭐⭐⭐⭐(良好) ⭐⭐⭐(やや困難)
デザイン 直線的・ポルシェ944風 流麗・リトラクタブルライト
快適性 ⭐⭐⭐(やや硬め) ⭐⭐⭐⭐⭐(快適)
おすすめポイント 価格が安い・整備性が良い・操る楽しさ 高性能・流麗なデザイン・快適性

📊 どちらを選ぶべきか:

  • 予算重視・整備性重視→FC3S
  • 性能重視・デザイン重視→FD3S
  • 初めてのRX-7→FC3S(価格が安く、失敗しても損失が少ない)
  • 本気でRX-7を楽しむ→FD3S(性能が高く、満足度が高い)

ロータリーエンジンの特徴とメリット・デメリット

ロータリーエンジンとは

ロータリーエンジンは、三角形のローター(回転子)がエンジン内部で回転することで、吸気・圧縮・燃焼・排気を連続的に行う独自の構造を持つエンジンです。

一般的なレシプロエンジン(ピストンが上下運動)とは異なり、ローターが回転運動を行うため、振動が少なく滑らかな吹け上がりが特徴です。

マツダが世界で唯一実用化に成功したエンジンで、RX-7はその最高峰モデルです。

メリット

✅ 高回転型で滑らかな吹け上がり

ロータリーエンジンは、レッドゾーンが8,000rpm~9,000rpmと非常に高く、高回転域まで滑らかに吹け上がります。

レシプロエンジンにはない官能的なサウンドと、加速フィーリングが魅力です。

✅ コンパクトで軽量

ロータリーエンジンは、レシプロエンジンに比べて部品点数が少なく、コンパクトで軽量です。

エンジンルームに余裕があり、前後重量配分が50:50と理想的で、優れた運動性能を実現しています。

✅ 振動が少ない

ローターが回転運動を行うため、ピストンの上下運動によるバイブレーションが少なく、滑らかな乗り心地です。

デメリット

❌ 燃費が悪い

実燃費は市街地で6~8km/L、高速道路で8~10km/L程度と、レシプロエンジンに比べて燃費が悪いです。

燃焼室の形状上、燃焼効率が悪く、ガソリン消費が多くなります。

❌ オイル消費が多い

ロータリーエンジンは、構造上オイルを燃焼室に噴射してシール性を保つため、オイル消費が多いです。

月1L程度のオイル補充が必要で、オイル管理を怠るとエンジンブローのリスクが高まります。

❌ エンジン寿命が短い(10万km前後)

アペックスシールの摩耗により、走行距離10万km前後でエンジンオーバーホールが必要になります。

レシプロエンジンは20万km以上持つことが多いですが、ロータリーエンジンは寿命が短いです。

それでもRX-7を選ぶべき5つの理由

理由1:唯一無二のロータリーエンジンの官能性

ロータリーエンジンの高回転型の吹け上がり、独特のサウンド、振動の少なさは、他のエンジンでは体験できません。

特に、レッドゾーン付近での加速フィーリングは、一度体験すると病みつきになります。

レシプロエンジンにはない官能性が、RX-7の最大の魅力です。

理由2:流麗なデザインと優れた運動性能

FD3S型の流麗なデザインは、今見ても色褪せない美しさがあります。

リトラクタブルヘッドライト、低重心、前後重量配分50:50という理想的な設計は、優れた運動性能を実現しています。

コーナリング性能は世界トップクラスで、ポルシェやフェラーリにも負けません。

理由3:熱狂的なファンコミュニティの存在

RX-7には、熱狂的なファンコミュニティが存在し、オーナーズクラブやイベントが頻繁に開催されています。

SNSやオフ会で情報交換が活発で、整備やカスタムのノウハウを共有できます。

同じ趣味を持つ仲間との交流は、RX-7オーナーの大きな楽しみの一つです。

理由4:資産価値の高さ(価格が下がらない)

RX-7(特にFD3S型)の中古車価格は、年々高騰しており、資産価値が高い車です。

10年前(2015年頃)は150万円~300万円程度でしたが、現在は300万円~800万円以上に高騰しています。

状態の良い個体は、今後さらに価格が上がる可能性があり、投資としても魅力的です。

理由5:カスタム文化の充実

RX-7には、豊富なチューニングパーツが存在し、専門ショップも多数あります。

エンジンチューニング、足回り強化、エアロパーツ装着など、自分好みにカスタムできます。

カスタム文化が充実しており、自分だけの1台を作り上げる楽しさがあります。

RX-7購入前に確認すべき7つのチェックポイント

購入前の必須チェック項目

✅ 1. エンジンの圧縮測定を実施する(3ローター全て)

エンジンの圧縮値を測定し、7.0kg/cm²以上あることを確認してください。

3ローター全てが均等な圧縮値であることが重要で、バラつきがある場合は要注意です。

圧縮値が6.5kg/cm²以下なら、近い将来オーバーホールが必要です。

✅ 2. オーバーホール履歴を確認する

エンジンオーバーホールの履歴があるか、いつ実施されたかを確認してください。

オーバーホール後の走行距離が5万km以下なら、まだエンジンは良好な状態です。

オーバーホール履歴がない車両は、走行距離10万km前後で要オーバーホールと考えてください。

✅ 3. 修復歴・事故歴を確認する

修復歴なし・事故歴なしの個体を選んでください。

フレーム修正歴がある車両は、走行性能に影響が出る可能性があります。

整備記録簿を確認し、定期的にメンテナンスされているかチェックしてください。

✅ 4. 専門店での購入を検討する

RX-7専門店やロータリーエンジン専門店での購入を強く推奨します。

一般的な中古車販売店では、ロータリーエンジンの知識が乏しく、適切な整備がされていない可能性があります。

専門店なら、購入後のアフターサポートも充実しています。

✅ 5. 年間維持費を事前に試算する

年間維持費を事前に試算し、自分の収入で維持できるか確認してください。

FD3S型なら年間60万円~100万円、FC3S型なら年間50万円~80万円が目安です。

エンジンオーバーホール費用(50万円~100万円)を毎月積み立てることも忘れずに。

✅ 6. 盗難防止対策を確認する

イモビライザー(盗難防止装置)が装着されているか確認してください。

装着されていない場合は、後付けでイモビライザーやGPS追跡装置を設置しましょう。

盗難保険への加入も強く推奨します。

✅ 7. ガレージ保管環境を確保する

RX-7は旧車であり、屋外駐車では劣化が進みます。

シャッター付きガレージでの保管が理想的で、盗難防止にも効果的です。

ガレージ保管が難しい場合は、屋根付き駐車場を確保してください。

RX-7に関するよくある質問(FAQ)

Q1:RX-7は本当にやめとけですか?

維持費が年間50万円~100万円、エンジン故障リスクが高いという課題はありますが、唯一無二のロータリーエンジンの官能性と流麗なデザインは他では体験できません。

年収600万円以上で、維持費を覚悟できるなら、購入をおすすめします。

「やめとけ」と言われるのは、維持できない人が多いためです。

Q2:実燃費はどれくらいですか?

実燃費は、市街地で6~8km/L、高速道路で8~10km/L程度です。

年間走行距離1万kmの場合、ガソリン代は約20万円~25万円かかります(ハイオク170円/L想定)。

燃費の悪さは、ロータリーエンジンの宿命と割り切る必要があります。

Q3:年間維持費はいくらですか?

FD3S型で年間約60万円~100万円、FC3S型で年間約50万円~80万円かかります。

燃料費・税金・保険・車検・消耗品費・修理費(エンジンオーバーホール積立)を含みます。

月々約5万円~8万円の維持費を覚悟してください。

Q4:購入に必要な年収はいくらですか?

FD3S型(車両価格400万円・年間維持費70万円)で年収600万円~800万円、FC3S型(車両価格200万円・年間維持費50万円)で年収400万円~500万円が目安です。

車両価格は年収の50%以内、年間維持費は年収の10%以内が推奨されます。

Q5:FC3SとFD3S、どちらがおすすめですか?

予算重視・整備性重視ならFC3S、性能重視・デザイン重視ならFD3Sがおすすめです。

初めてのRX-7ならFC3S(価格が安く、失敗しても損失が少ない)、本気でRX-7を楽しむならFD3S(性能が高く、満足度が高い)を選んでください。

Q6:ローン審査は通りますか?

生産終了から20年以上経過しており、一般的な自動車ローンは通りにくいです。

旧車専門ローン(金利年7~15%)を利用するか、現金一括購入を推奨します。

頭金を多めに用意する(車両価格の50%以上)と審査が通りやすくなります。

Q7:盗難リスクは高いですか?

RX-7は盗難リスクが非常に高い車種です。

イモビライザー・GPS追跡装置の設置、ガレージ保管、盗難保険への加入を強く推奨します。

特にFD3S型は海外での需要が高く、パーツ単位での盗難も多発しています。

Q8:エンジンオーバーホールの費用はいくらですか?

エンジンオーバーホールの費用は、50万円~100万円以上です。

専門店での実施を推奨し、部品代(アペックスシール・サイドシール等)と工賃を含みます。

走行距離10万km前後で必要になるため、毎月積み立てておくことをおすすめします。

【関連記事】

まとめ:RX-7は覚悟を持って購入すれば最高の相棒になる

RX-7が「やめとけ」と言われる7つの理由を徹底解説しました。

維持費が年間50万円~100万円、エンジン故障リスクが高い、燃費が悪い(実燃費6~8km/L)、部品調達が困難、ローン審査が通りにくい、車両価格が高騰、盗難リスクが高いという課題があります。

しかし、唯一無二のロータリーエンジンの官能性、流麗なデザイン、熱狂的なファンコミュニティ、資産価値の高さ、カスタム文化の充実など、多くの魅力もあります。

重要ポイント総まとめ

⚠️ RX-7の7つの課題

  1. 維持費が高額(年間50万円~100万円)
  2. エンジン故障リスクが高い(オーバーホール必須)
  3. 燃費が悪い(実燃費6~8km/L)
  4. 部品調達が困難(生産終了から20年以上)
  5. ローン審査が通りにくい(旧車扱い)
  6. 車両価格が高騰(300万円~800万円以上)
  7. 盗難リスクが高い(人気車種)

✅ それでも選ぶべき5つの理由

  • ✅ 唯一無二のロータリーエンジンの官能性
  • ✅ 流麗なデザインと優れた運動性能
  • ✅ 熱狂的なファンコミュニティの存在
  • ✅ 資産価値の高さ(価格が下がらない)
  • ✅ カスタム文化の充実

💰 購入に必要な年収目安

  • FD3S型:年収600万円~800万円
  • FC3S型:年収400万円~500万円

🎯 結論

RX-7は、覚悟を持って購入すれば最高の相棒になる車です。

年間維持費50万円~100万円、エンジンオーバーホール費用50万円~100万円を覚悟し、専門店でのメンテナンスを徹底すれば、唯一無二のドライビング体験が得られます。

年収600万円以上(FD3S型)、400万円以上(FC3S型)で、維持費を覚悟できる方には、強くおすすめします。

購入を検討している方は、必ず専門店で圧縮測定・オーバーホール履歴を確認し、ガレージ保管環境を確保してください。

参考サイト

データ取得日:2025年11月