スバル・レイバックの購入を検討しているあなた。
SUVらしい高い車高と実用性に魅力を感じる一方で、「レイバック 後悔」「ダサい」「高すぎる」といったネガティブな声も耳にし、不安を感じていませんか?
レイバックは、レヴォーグをベースにしたSUVスタイルの魅力的な車ですが、燃費の悪さ、399万円からという高額な価格、デザインへの賛否など、購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しやすいポイントも確かに存在します。
特にレヴォーグとの違いが分からない方や、価格に対する価値を重視する方は注意が必要です。
この記事では、レイバック購入で後悔しがちな7つの具体的な理由と、実際のオーナーの失敗談を徹底解説。
さらに、それでも選ぶべき魅力、レヴォーグとの違い、後悔しないためのグレードや試乗のポイント、維持費のリアルな実態まで、最新データを基に紹介します。
最後まで読めば、あなたのレイバック購入が「後悔」にならないための判断基準が明確になるはずです。
レイバック購入して後悔する7つの理由
スバル・レイバックは、レヴォーグをベースにしたSUVスタイルの魅力的な車ですが、すべてのオーナーを満足させているわけではありません。
特に購入後に「後悔した」と感じるポイントには、いくつかの共通点が見られます。
ここでは、購入者が不満を抱きやすい代表的な7つの理由について、その背景とともに詳しく解説していきます。
理由1:燃費性能が期待より悪い
レイバック購入で最も多い後悔ポイントの一つが、燃費性能の悪さです。
WLTCモード燃費と実燃費のギャップ
レイバックの公式燃費は13.6km/L(スバル公式、WLTCモード、1.8L水平対向エンジン)です。
しかし、実燃費は11〜12km/L(e燃費参考、実燃費)とカタログ値を約15〜20%下回ります。
特に市街地走行では10km/L以下になることも珍しくありません。
競合車との燃費比較
- マツダCX-30(ガソリン):15.4km/L(マツダ公式、WLTCモード)
- ホンダ・ヴェゼル(e:HEV):24.8km/L(ホンダ公式、WLTCモード)
- トヨタ・ヤリスクロス(HV):30.8km/L(トヨタ公式、WLTCモード)
- レイバック:13.6km/L(スバル公式、WLTCモード)
ハイブリッド車と比較すると、レイバックの燃費は約2〜3倍悪いです。
年間燃料費シミュレーション
年間1万km走行、実燃費11.5km/L、レギュラーガソリン170円/Lと仮定すると、年間燃料費は約14.8万円になります。
ヴェゼル(e:HEV)の年間燃料費約6.9万円と比較すると、約7.9万円も高額です。
この燃費の悪さは、長期的に見ると大きな負担になります。
対策方法
- 購入前に実燃費を正確に計算し、年間燃料費を見積もる
- エコ運転を心がけ、急加速・急ブレーキを避ける
- 燃費を最優先する場合は、ハイブリッド車も検討する
- 長距離通勤が多い場合は、燃料費負担を覚悟する
理由2:価格が高すぎる(399万円〜)
レイバックの価格の高さも、購入後の後悔ポイントになります。
新車価格の詳細
- Limited:399万円(スバル公式、2024年モデル)
- Limited EX:459万円(スバル公式、2024年モデル)
諸費用込みで約430〜490万円になります。
レヴォーグとの価格差
- レヴォーグ Limited:370.7万円(スバル公式、2024年モデル)
- レイバック Limited:399万円(スバル公式、2024年モデル)
- 価格差:約28万円
レイバックは、レヴォーグと比較して約28万円高額です。
この価格差は、最低地上高が30mm高くなったこと、SUVスタイルになったことによるものですが、「その差に28万円の価値があるか」という疑問を持つオーナーもいます。
競合車との価格比較
- マツダCX-30(ガソリン):239.8万円〜(マツダ公式)
- ホンダ・ヴェゼル(ガソリン):253.89万円〜(ホンダ公式)
- スバル・クロストレック:298万円〜(スバル公式)
- レイバック:399万円〜(スバル公式)
レイバックは、同サイズのSUVと比較して約100〜150万円高額です。
コストパフォーマンスへの疑問
レイバックの装備は充実していますが、「399万円出すなら、もっと上位クラスのSUV(ハリアーやCX-5)も選択肢に入る」という声もあります。
価格に見合う価値を感じられないオーナーは、購入後に後悔しています。
対策方法
- 予算を明確にし、無理な購入は避ける
- 値引き交渉を積極的に行う(目標値引き額10〜20万円)
- 競合車と比較し、本当にレイバックが最適か検討する
- 中古車も視野に入れる(2024年式で約350〜380万円、カーセンサー参考)
理由3:デザインがダサいという声
レイバックのデザインは賛否両論で、「ダサい」という声も少なくありません。
「ダサい」と言われる理由
- レヴォーグとの差別化が不明瞭:パッと見ただけではレヴォーグとの違いが分かりにくい。
- 車高が中途半端:SUVとしては低く、ワゴンとしては高い「中途半端な立ち位置」
- ブラックパーツの多用:フェンダーアーチやサイドスカートの黒いプラスチック部分が安っぽく見える。
- リアデザインの平凡さ:リアから見ると、完全にレヴォーグと同じで新鮮味がない。
SNSや口コミでの評価
- 「レイバックよりレヴォーグの方がスタイリッシュ」
- 「車高を上げただけでSUVと名乗るのは違和感」
- 「ブラックパーツが多すぎてダサい」
といったネガティブな意見が散見されます。
デザインを気に入る人もいる
一方で、「SUVらしい力強さがある」「アウトドアに映える」という肯定的な意見もあります。
デザインは主観的な要素が大きいため、購入前に必ず実車を見て判断することが重要です。
対策方法
- 購入前に必ず実車を見る(ディーラーまたは試乗会)
- レヴォーグと並べて比較し、デザインの違いを確認する
- SNSやYouTubeでオーナーの評価を確認する
- 家族や友人に意見を聞く
- デザインが気に入らない場合は、無理に購入しない
理由4:レヴォーグとの差別化が不明瞭
レイバックは、レヴォーグをベースにしたSUVスタイルの車ですが、「レヴォーグとの違いが分かりにくい」という声が多いです。
レイバックとレヴォーグの主な違い
| 項目 | レイバック | レヴォーグ |
|---|---|---|
| 最低地上高 | 200mm(スバル公式) | 170mm(スバル公式) |
| 全高 | 1,570mm(スバル公式) | 1,500mm(スバル公式) |
| 価格 | 399万円〜(スバル公式) | 370.7万円〜(スバル公式) |
| 燃費 | 13.6km/L(スバル公式、WLTCモード) | 13.6km/L(スバル公式、WLTCモード) |
差別化が不明瞭な理由
- 最低地上高が30mm高くなっただけで、本格的なSUVとは言えない
- 燃費は同じ13.6km/L(スバル公式、WLTCモード)で、AWD性能も大差ない
- 価格差が約28万円あるのに、装備や性能に大きな違いがない
- リアデザインが完全にレヴォーグと同じで、後ろから見ると区別がつかない
- 「レヴォーグで十分」という声
- 「28万円高く出してレイバックを選ぶ理由が分からない」
- 「レヴォーグの方がスタイリッシュで好き」
- 「SUVが欲しいなら、クロストレックやフォレスターの方が本格的」
といった意見が多く、差別化の弱さが購入後の後悔につながっています。
対策方法
- レイバックとレヴォーグの違いを明確に理解する
- SUVらしい高い車高が本当に必要か検討する
- レヴォーグでも十分な場合は、レヴォーグを選ぶ
- 本格的なSUVが欲しい場合は、クロストレックやフォレスターも検討する
理由5:後部座席・荷室が狭い
レイバックは、後部座席や荷室がやや狭く、実用性に不満を感じるオーナーもいます。
後部座席の狭さ
レイバックの室内長は2,005mm(スバル公式)で、同サイズのSUVと比較するとやや狭めです。
身長180cm以上の大人が後部座席に座ると、膝が前席に当たることがあります。
長距離移動時には、後席の乗員が疲れやすいという声もあります。
荷室容量の小ささ
レイバックの荷室容量は561L(スバル公式、後席使用時)です。
競合車との比較:
- マツダCX-30:430L(マツダ公式)
- ホンダ・ヴェゼル:393L(ホンダ公式)
- トヨタ・カローラクロス:487L(トヨタ公式)
- レイバック:561L(スバル公式)
数値上はCX-30やヴェゼルより広いですが、レヴォーグの561L(スバル公式)と全く同じです。
「SUVなのに荷室がレヴォーグと同じ」という点に不満を持つオーナーもいます。
荷室の使い勝手
レイバックの荷室開口部は、レヴォーグと同じワゴンスタイルのため、SUVとしては低めです。
大きな荷物の積み下ろしはしやすいですが、「SUVらしい使い勝手」を期待すると物足りないかもしれません。
対策方法
- 購入前に後部座席に実際に座ってみる
- 家族4人で長距離移動が多い場合は、後席の快適性を優先する他車種も検討する
- 荷物が多い場合は、後席を倒せば1,455L(スバル公式)に拡大可能
- 本格的なSUVの荷室が欲しい場合は、フォレスターやアウトバックも検討する
理由6:売れ行きが悪く不人気
レイバックは、販売台数が伸び悩んでおり、「不人気車」というレッテルが貼られています。
販売台数の実態
- 2024年1〜9月の販売台数:約5,000台(日本自動車販売協会連合会参考)
- レヴォーグの販売台数:約8,000台(日本自動車販売協会連合会参考)
レイバックは、ベースとなるレヴォーグよりも販売台数が少なく、市場での人気が低いことが分かります。
不人気の理由
- 価格が高すぎる(399万円〜)
- レヴォーグとの差別化が弱い
- SUVとしては中途半端なポジション
- デザインへの賛否両論
「不人気車」というイメージが先行し、購入をためらう人が増えています。
不人気がもたらす影響
- 中古車市場での流通量が少ない
- リセールバリューが不安定
- 将来的に「マイナー車」として扱われる可能性
- 街中で他のオーナーと遭遇しにくい(レア度は高い)
対策方法
- 「不人気」を気にしない覚悟を持つ
- 逆に「レア度」を楽しむ
- 長く乗る前提で購入する(短期売却は避ける)
- リセールを重視するなら、他の人気車種も検討する
理由7:リセールバリューへの不安
レイバックは、まだ発売から日が浅いため、リセールバリューのデータが少なく、不安を感じるオーナーもいます。
現時点でのリセール状況
2024年式の中古車相場:350〜380万円(カーセンサー参考、走行距離1〜2万km)
新車価格399万円(スバル公式、Limited)と比較すると、約1年で約20〜50万円の下落です。
リセール率は約88〜95%で、現時点では比較的高いです。
今後のリセール予測
販売台数が少ないため、中古車市場での供給も少なく、需給バランス次第でリセールが大きく変動する可能性があります。
「不人気車」のレッテルが広がると、将来的にリセールが大幅に下落するリスクもあります。
一方で、「レア度」が評価され、高値で取引される可能性もあります。
スバル車全般のリセール傾向
スバル車は、トヨタ車と比較するとリセールバリューがやや低い傾向にあります。
しかし、フォレスターやアウトバックなど人気車種は、高いリセールを維持しています。
レイバックが今後どのような評価を受けるかは、まだ不透明です。
対策方法
- リセールを重視するなら、人気色(ホワイト、ブラック)を選ぶ
- 人気グレード(Limited EX)を選ぶ
- 長く乗る前提で購入する(5年以上)
- 短期売却は避ける(リセール下落リスクが高い)
- リセールを最優先するなら、トヨタ車も検討する
レイバックで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
【注意事項】
以下は、オーナーフォーラムなどで報告される典型的な後悔パターンを再構成したものです。
実在の人物ではありません。
体験談1:燃費の悪さで後悔(35歳男性)
【後悔ポイント】実燃費10.5km/Lで年間燃料費が約16万円
通勤用にレイバックLimitedを新車で399万円(スバル公式、2024年モデル)で購入しました。
カタログ燃費は13.6km/L(スバル公式、WLTCモード)でしたが、実燃費は10.5km/L(e燃費参考、実燃費)でした。
年間1.5万km走行するため、年間燃料費は約24.3万円(レギュラーガソリン170円/L)になります。
以前乗っていたヴェゼル(e:HEV)は実燃費19km/L(e燃費参考、実燃費)で、年間燃料費は約13.4万円でした。
レイバックに乗り換えたことで、年間約10.9万円も燃料費が増加しました。
もっと燃費を重視すればよかったと後悔しています。
体験談2:価格の高さで後悔(29歳女性)
【後悔ポイント】月々のローン支払い約7.5万円が家計を圧迫
デザインが気に入り、Limited EXを新車で459万円(スバル公式、2024年モデル)で購入しました。
頭金100万円、5年ローン、金利3%で月々約6.5万円の支払いです。
さらに、維持費が月々約2.5万円(駐車場代除く)かかるため、合計で月々約9万円の負担になります。
手取り月収25万円なので、車関連の支出が約36%を占めており、家計を圧迫しています。
購入前にもっと詳細にシミュレーションすべきでした。
体験談3:デザインへの不満で後悔(42歳男性)
【後悔ポイント】レヴォーグとの違いが分かりにくく、知人から指摘される
SUVが欲しくてレイバックLimitedを購入しましたが、知人から「それレヴォーグ?」と何度も聞かれます。
「レイバックです」と説明しても、「何それ?」と言われることが多く、認知度の低さを実感しています。
リアから見ると完全にレヴォーグと同じなので、駐車場で自分の車を見失うこともありました。
もっとデザインの差別化がされていれば良かったのにと後悔しています。
体験談4:レヴォーグとの比較で後悔(38歳男性)
【後悔ポイント】28万円高く出して買った意味を見出せない
レイバックLimitedを399万円(スバル公式、2024年モデル)で購入しましたが、後でレヴォーグLimitedが370.7万円(スバル公式、2024年モデル)だと知り、価格差約28万円に驚きました。
最低地上高が30mm高くなっただけで、燃費も装備もほぼ同じです。
オフロード走行をするわけでもないので、「28万円高く出して買った意味があったのか」と後悔しています。
レヴォーグを選んでいれば、その28万円でオプションを充実させられたのにと思います。
体験談5:使い勝手の悪さで後悔(32歳男性)
【後悔ポイント】後部座席が狭く、家族から不評
家族でのドライブ用にレイバックLimited EXを購入しましたが、両親を後部座席に乗せたところ、「狭くて疲れる」と言われてしまいました。
父は身長178cmですが、膝が前席に当たり、長時間は辛いとのことでした。
荷室もレヴォーグと同じ561L(スバル公式)で、「SUVなのに荷室が広くない」と妻からも不満が出ています。
もっと広い室内空間のSUV(フォレスターやアウトバック)を選ぶべきだったと後悔しています。
それでもレイバックを選ぶべき5つの魅力
ここまでレイバックの後悔ポイントを解説してきましたが、もちろんすべての方に向いていないわけではありません。
レイバックには、他の車にはない独自の魅力があります。
以下の魅力に強く惹かれる方には、レイバックは最高の選択肢となるでしょう。
魅力1:SUVらしい高い最低地上高(200mm)
レイバックの最大の魅力は、最低地上高200mm(スバル公式)というSUVらしい高さです。
レヴォーグの170mm(スバル公式)と比較して30mm高く、悪路や雪道での走破性が向上しています。
段差の多い駐車場や、舗装されていない道でも安心して走行できます。
SUVらしい高い視点も、運転のしやすさにつながります。
魅力2:スバルの安全性能(アイサイトX)
レイバックには、スバルの最新安全技術「アイサイトX」が標準装備されています(Limited EX)。
高速道路でのハンズオフ走行、渋滞時の自動追従機能、駐車支援機能など、先進的な安全装備が充実しています。
スバル車は、衝突安全性能でも高い評価を受けており、安全性を重視する方には最適です。
家族の安全を第一に考える方には、レイバックは非常に頼れる選択肢です。
魅力3:雪道・悪路での走破性
レイバックのAWDシステムは、スバル独自の「シンメトリカルAWD」を採用しています。
雪道や悪路でのトラクション性能が非常に高く、安定した走行が可能です。
豪雪地帯に住むオーナーからは、「雪道での安定感は国産SUVの中でもトップクラス」という評価が多数あります。
冬季にスキーやスノーボードによく行く方、雪国に住んでいる方には、レイバックのAWDは最適な選択です。
魅力4:質感の高いインテリア
レイバックのインテリアは、上質な素材を多用し、高級感があります。
本革シート(Limited EX)、11.6インチセンターディスプレイ、デジタルメーターなど、装備も充実しています。
レヴォーグと基本的には同じですが、SUVらしい高い着座位置と、開放感のある室内空間が魅力です。
質感の高いインテリアを求める方には、レイバックは満足度の高い選択です。
魅力5:レヴォーグより使いやすいSUVスタイル
レイバックは、レヴォーグと比較して全高が70mm高く、乗降性が向上しています。
高齢者や小さな子供がいる家庭では、乗り降りのしやすさが重要です。
また、SUVらしい高い視点は、運転のしやすさや安心感につながります。
「レヴォーグは好きだけど、もう少し車高が高い方がいい」という方には、レイバックはベストな選択です。
レイバックとレヴォーグの徹底比較【どっちを選ぶべき?】
レイバックとレヴォーグのどちらを選ぶべきか迷っている方も多いでしょう。
ここでは、両車の違いを詳しく比較し、それぞれに向いている人を解説します。
価格の違い
新車価格の比較
| グレード | レイバック | レヴォーグ | 価格差 |
|---|---|---|---|
| Limited | 399万円(スバル公式、2024年モデル) | 370.7万円(スバル公式、2024年モデル) | 約28万円 |
| Limited EX | 459万円(スバル公式、2024年モデル) | 422万円(スバル公式、2024年モデル) | 約37万円 |
この価格差は、最低地上高の向上、SUVスタイルへの変更、専用バンパーやフェンダーアーチの追加によるものです。
諸費用込みの総額
- レイバック Limited:約430万円
- レヴォーグ Limited:約400万円
諸費用を含めると、レイバックは約30万円高くなります。
この価格差をどう評価するかが、選択の分かれ目になります。
サイズ・最低地上高の違い
外寸と最低地上高の比較
| 項目 | レイバック | レヴォーグ | 差 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,770mm(スバル公式) | 4,755mm(スバル公式) | +15mm |
| 全幅 | 1,820mm(スバル公式) | 1,795mm(スバル公式) | +25mm |
| 全高 | 1,570mm(スバル公式) | 1,500mm(スバル公式) | +70mm |
| 最低地上高 | 200mm(スバル公式) | 170mm(スバル公式) | +30mm |
| 室内長 | 2,005mm(スバル公式) | 2,005mm(スバル公式) | ±0mm |
室内長は全く同じで、居住性に大きな差はありません。
最低地上高の実用性
最低地上高200mm(スバル公式、レイバック)は、悪路や雪道での走破性を向上させます。
段差の多い駐車場や、舗装されていない道でも安心して走行できます。
一方、レヴォーグの170mm(スバル公式)でも、通常の使用では問題ありません。
オフロード走行や雪道走行が多い場合は、レイバックの方が有利です。
燃費の違い
WLTCモード燃費
- レイバック:13.6km/L(スバル公式、WLTCモード)
- レヴォーグ:13.6km/L(スバル公式、WLTCモード)
公式燃費は全く同じです。
実燃費
- レイバック:11〜12km/L(e燃費参考、実燃費)
- レヴォーグ:11.5〜12.5km/L(e燃費参考、実燃費)
実燃費もほぼ同じで、大きな差はありません。
レイバックは車重がやや重いため、実燃費がわずかに悪化する可能性がありますが、誤差の範囲内です。
年間燃料費の差
年間1万km走行、実燃費11.5km/L、レギュラーガソリン170円/Lと仮定すると、レイバックの年間燃料費は約14.8万円です。
レヴォーグも同様に約14.8万円で、燃料費の差はほとんどありません。
使い勝手の違い
乗降性
レイバックは全高が70mm高いため、着座位置も高くなり、乗り降りがしやすくなっています。
高齢者や小さな子供がいる家庭では、レイバックの方が使いやすいです。
レヴォーグは着座位置が低く、スポーティな乗車姿勢になります。
視界
レイバックは着座位置が高いため、前方視界が良く、運転がしやすいです。
レヴォーグは視点が低く、スポーティな運転感覚を楽しめます。
荷室容量
- レイバック:561L(スバル公式、後席使用時)
- レヴォーグ:561L(スバル公式、後席使用時)
荷室容量は全く同じです。
「SUVなのに荷室がレヴォーグと同じ」という点を不満に感じるオーナーもいます。
取り回し
レイバックは全高が高い分、立体駐車場の高さ制限に引っかかる可能性があります。
多くの立体駐車場の高さ制限は1,550mm〜1,600mmです。
レイバックの全高1,570mm(スバル公式)は、一部の立体駐車場に入らない可能性があるため、事前確認が必要です。
レヴォーグの全高1,500mm(スバル公式)であれば、ほとんどの立体駐車場に対応できます。
どちらを選ぶべきか(ケース別)
レイバックを選ぶべき人
- SUVらしい高い車高が欲しい
- 雪道や悪路での走破性を重視
- 乗降性を重視(高齢者や子供が乗る機会が多い)
- 高い視点で運転したい
- 価格差約28万円を許容できる
レヴォーグを選ぶべき人
- 価格を抑えたい(約28万円安い)
- スポーティな走りを重視
- 立体駐車場を頻繁に利用する
- SUVらしい車高は不要
- デザイン的にレヴォーグの方が好き
関連記事:【2025年】SUV購入ガイド|後悔しない選び方と失敗事例完全解説
後悔しないレイバックの選び方【グレード・オプション・試乗】
レイバックで後悔しないためには、自分の使い方に合ったグレード、オプション、試乗での確認が重要です。
ここでは、購入後に「失敗した」と感じないための具体的な選び方を解説します。
グレード選び(Limited、Limited EX)
レイバックには、「Limited」と「Limited EX」の2つのグレードがあります。
Limitedグレード(標準モデル)
- 価格:399万円(スバル公式、2024年モデル)
- 主な装備:アイサイト、11.6インチセンターディスプレイ、本革シート、18インチアルミホイール
- 向いている人:予算を抑えたい、基本装備で十分、アイサイトXは不要
Limitedは、必要十分な装備を備えたグレードです。
アイサイト(衝突回避支援システム)は標準装備ですが、上位の「アイサイトX」は非装備です。
価格を抑えつつ、質感の高い装備を楽しみたい方におすすめです。
Limited EXグレード(上位モデル)
- 価格:459万円(スバル公式、2024年モデル)
- 主な装備:アイサイトX、ドライバーモニタリングシステム、電動リアゲート、ハーマンカードンサウンドシステム
- 向いている人:最新の安全装備が欲しい、高速道路での運転が多い、予算に余裕がある
Limited EXは、アイサイトX(ハンズオフ機能付き)が最大の魅力です。
高速道路での長距離運転が多い方には、運転疲労を大幅に軽減できます。
電動リアゲートやハーマンカードンサウンドシステムなど、快適装備も充実しています。
どちらを選ぶべきか
高速道路での運転が多い → Limited EX
予算を抑えたい → Limited
アイサイトXを体験したい → Limited EX(試乗で体験可能)
最新装備は不要 → Limited
価格差は約60万円あるため、本当に必要な装備かどうか、慎重に検討してください。
おすすめオプション
必須オプション
ドライブレコーダー:約3〜5万円
事故時の証拠として必須です。
フロント・リア両方を記録できるタイプがおすすめです。
フロアマット:約2〜3万円
純正品は高品質で、車内を汚れから守ります。
社外品でも問題ありませんが、サイズを必ず確認してください。
あると便利なオプション
電動リアゲート:約8万円(Limitedのみオプション、Limited EXは標準装備)
荷物が多いときや、両手がふさがっているときに便利です。
ハーマンカードンサウンドシステム:約10万円(Limitedのみオプション、Limited EXは標準装備)
音質にこだわる方におすすめです。
ETC2.0:約2万円
高速道路の渋滞情報を受信できます。
不要なオプション
メーカーナビ:約20〜30万円
スマートフォン連携(Apple CarPlay / Android Auto)が標準装備されているため、スマホナビで十分です。
メーカーナビは高額で、地図更新も有料のため、コスパが悪いです。
サンルーフ:約15万円
開放感はありますが、使用頻度が低く、夏場は車内が暑くなります。
メンテナンス費用もかかるため、必要性をよく考えてください。
試乗で確認すべきポイント
レイバックを購入する前に、必ず試乗して以下のポイントを確認してください。
ポイント1:デザインの印象
- 実車を見て、デザインが本当に気に入るか確認する
- レヴォーグと並べて比較し、差別化を確認する
- ブラックパーツが多いデザインが好みか確認する
ポイント2:視界と運転のしやすさ
- 着座位置の高さが快適か確認する
- 前方・後方・左右の視界が良好か確認する
- 最小回転半径5.5m(スバル公式)での取り回しを体験する
ポイント3:後部座席の快適性
- 家族を後部座席に乗せて、広さを確認する
- 膝が前席に当たらないか確認する
- 長時間乗っても快適か確認する
ポイント4:荷室の使い勝手
- 普段積む荷物が入るか確認する
- 後席を倒した状態の荷室容量1,455L(スバル公式)を確認する
- 開口部の高さが使いやすいか確認する
ポイント5:アイサイトX(Limited EXのみ)
- ハンズオフ機能を体験する(高速道路試乗が可能な場合)
- レーンキープアシストの性能を確認する
- 自動追従機能の使いやすさを確認する
試乗は、平日の空いている時間帯にゆっくりと行うことをおすすめします。
ディーラーに事前予約し、できれば1時間以上の試乗時間を確保してください。
値引き交渉のコツ
レイバックの値引き交渉では、以下のポイントを押さえてください。
目標値引き額
- 車両本体価格から:10〜20万円
- オプション込み:15〜25万円
レイバックは発売から日が浅く、値引きは渋い傾向にありますが、交渉次第で上記の値引きは可能です。
値引き交渉の流れ
- 競合車(CX-30、ヴェゼル、クロストレックなど)の見積もりを取る
- 複数のスバルディーラーで見積もりを取る
- レヴォーグとレイバックで迷っていることをアピールする
- 決算期(3月、9月)や年末年始は値引きが拡大しやすい
- 下取り車がある場合は、買取店の査定額も確認する
値引き交渉の注意点
- 無理な値引き要求は、販売店との関係を悪化させる
- 値引きよりも、オプションサービスやメンテナンスパックの方が得な場合もある
- 最終的には「総額」で判断する
納期情報
2025年11月現在の納期
- レイバック Limited:約3〜4ヶ月(スバルディーラー情報)
- レイバック Limited EX:約3〜4ヶ月(スバルディーラー情報)
在庫車があれば、1〜2ヶ月で納車される場合もあります。
人気カラーやグレードは納期が長くなる傾向にあるため、ディーラーに事前に確認してください。
納期を早めるコツ
- 在庫車を探す
- 人気カラー以外を選ぶ
- オプションを減らす
- キャンセル車を狙う
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レイバックと競合車種の徹底比較
レイバックが本当に自分に合っているか判断するため、主要な競合車と比較してみましょう。
基本スペック比較表
| 項目 | レイバック | マツダCX-30 | ホンダ・ヴェゼル | トヨタ・ヤリスクロス | スバル・クロストレック |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格帯 | 399〜459万円(スバル公式) | 239.8万円〜(マツダ公式) | 253.89万円〜(ホンダ公式) | 199.8万円〜(トヨタ公式) | 298万円〜(スバル公式) |
| 全長×全幅×全高 | 4,770×1,820×1,570mm(スバル公式) | 4,395×1,795×1,540mm(マツダ公式) | 4,330×1,790×1,590mm(ホンダ公式) | 4,180×1,765×1,590mm(トヨタ公式) | 4,480×1,800×1,580mm(スバル公式) |
| 最低地上高 | 200mm(スバル公式) | 175mm(マツダ公式) | 195mm(ホンダ公式) | 170mm(トヨタ公式) | 200mm(スバル公式) |
| 荷室容量 | 561L(スバル公式) | 430L(マツダ公式) | 393L(ホンダ公式) | 390L(トヨタ公式) | 385L(スバル公式) |
| 燃費(FF/2WD) | 13.6km/L(スバル公式、WLTCモード) | 15.4km/L(マツダ公式、WLTCモード) | 24.8km/L(ホンダ公式、WLTCモード、e:HEV) | 30.8km/L(トヨタ公式、WLTCモード、HV) | 14.0km/L(スバル公式、WLTCモード) |
| 最小回転半径 | 5.5m(スバル公式) | 5.3m(マツダ公式) | 5.5m(ホンダ公式) | 5.3m(トヨタ公式) | 5.4m(スバル公式) |
各車種の特徴
レイバックの特徴
- レヴォーグをベースにしたワゴン型SUVで、広い荷室と高い最低地上高が魅力です。
- スバル独自のシンメトリカルAWDにより、雪道や悪路での走破性が非常に高いです。
- 価格は399万円〜(スバル公式)と高額ですが、質感の高いインテリアと充実した安全装備が特徴です。
- 「ワゴンの実用性とSUVの走破性を両立したい」という方におすすめです。
マツダCX-30の特徴
- スタイリッシュなデザインと、Gベクタリングコントロールプラスによる運転の楽しさが魅力です。
- 価格は239.8万円〜(マツダ公式)とレイバックより約160万円安く、コスパが良いです。
- ディーゼルエンジンの選択肢もあり、燃費性能も優れています。
- 「運転の楽しさを重視」「コスパを重視」という方におすすめです。
ホンダ・ヴェゼルの特徴
- e:HEVの優れた燃費性能24.8km/L(ホンダ公式、WLTCモード)と、静粛性が魅力です。
- センタータンクレイアウトにより後席足元空間が広く、実用性が高いです。
- 価格は253.89万円〜(ホンダ公式)とレイバックより約145万円安いです。
- 「燃費と快適性を重視」「維持費を抑えたい」という方におすすめです。
トヨタ・ヤリスクロスの特徴
- 燃費性能30.8km/L(トヨタ公式、WLTCモード)はクラストップで、価格も199.8万円〜(トヨタ公式)と最も安いです。
- コンパクトなボディで取り回しが良く、最小回転半径5.3m(トヨタ公式)は非常に小さいです。
- トヨタブランドの高いリセールバリューも魅力です。
- 「燃費を最優先」「初期費用を抑えたい」という方におすすめです。
スバル・クロストレックの特徴
- レイバックと同じスバル車で、価格は298万円〜(スバル公式)とレイバックより約100万円安いです。
- 最低地上高200mm(スバル公式)とレイバックと同じで、走破性も優れています。
- よりSUVらしいデザインで、アウトドア志向の方に人気です。
- 「レイバックより安く、本格的なSUVが欲しい」という方におすすめです。
どの車種を選ぶべきか
レイバックがおすすめな人
- ワゴンの実用性とSUVの走破性を両立したい
- レヴォーグが好きだが、車高が欲しい
- 雪道や悪路での走行が多い
- 荷室容量を重視(561L、スバル公式)
- 価格よりも質感や装備を重視
CX-30がおすすめな人
- 運転の楽しさを重視
- ディーゼルエンジンに興味がある
- マツダのデザインが好き
- コスパを重視(約160万円安い)
ヴェゼルがおすすめな人
- 燃費を重視(24.8km/L、ホンダ公式、WLTCモード)
- 静粛性と快適性を求める
- 維持費を抑えたい
- 国産車の信頼性を求める
ヤリスクロスがおすすめな人
- 燃費を最優先(30.8km/L、トヨタ公式、WLTCモード)
- 初期費用を抑えたい(199.8万円〜、トヨタ公式)
- 取り回しの良さを重視
- リセールバリューを重視
クロストレックがおすすめな人
- レイバックより安く、スバル車が欲しい(約100万円安い)
- 本格的なSUVデザインが好き
- 最低地上高200mm(スバル公式)の走破性が欲しい
- アウトドア志向
レイバックの維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
購入後に後悔しないためには、維持費の実態を正確に把握することが重要です。
年間維持費の内訳
| 費用項目 | 金額(年間) | 備考 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 39,500円 | 1.5L超2.0L以下(2019年10月以降登録車) |
| 自動車重量税 | 16,400円 | 車検時32,800円を年間換算(1.5t超2.0t以下) |
| 自賠責保険 | 9,335円 | 24ヶ月契約18,670円を年間換算 |
| 任意保険 | 60,000〜80,000円 | 年齢・等級により変動 |
| ガソリン代 | 147,800円 | 年間1万km、実燃費11.5km/L、レギュラー170円/L |
| 車検費用 | 40,000円 | 2年で約8万円を年間換算、ディーラー車検 |
| メンテナンス費 | 30,000〜50,000円 | オイル交換、タイヤ交換、消耗品交換等 |
| 合計(駐車場代除く) | 約34〜38万円 |
都市部では月1〜2万円(年12〜24万円)、地方では無料の場合もあります。
駐車場代を含めると、年間維持費は46〜62万円になります。
グレード別の維持費シミュレーション
| グレード | 自動車税 | ガソリン代(年1万km) | 車検費用(年間換算) | 年間維持費合計(駐車場代除く) |
|---|---|---|---|---|
| Limited | 39,500円 | 147,800円(実燃費11.5km/L) | 40,000円 | 約34万円 |
| Limited EX | 39,500円 | 147,800円(実燃費11.5km/L) | 40,000円 | 約34万円 |
推奨年収の目安
一般的に、車両価格は年収の半分以下、月々の支払い(ローン+維持費)は手取り月収の30%以内が目安とされています。
新車購入の場合(Limited)
- 新車価格:399万円(スバル公式、2024年モデル)
- 諸費用込み:約430万円
- 推奨年収:500万円以上
- 月々のローン支払い例:頭金80万円、5年ローン、金利3%で月々約6.4万円
- 月々の維持費:約2.8万円(年間34万円÷12ヶ月)
- 月々の合計支払い:約9.2万円
手取り月収30万円(年収500万円相当)であれば、月々9.2万円の支払いは31%となり、やや厳しいですが許容範囲内です。
新車購入の場合(Limited EX)
- 新車価格:459万円(スバル公式、2024年モデル)
- 諸費用込み:約490万円
- 推奨年収:600万円以上
- 月々のローン支払い例:頭金90万円、5年ローン、金利3%で月々約7.3万円
- 月々の維持費:約2.8万円(年間34万円÷12ヶ月)
- 月々の合計支払い:約10.1万円
手取り月収35万円(年収600万円相当)であれば、月々10.1万円の支払いは29%となり、許容範囲内です。
維持費を抑えるコツ3選
コツ1:燃費を良くする運転を心がける
- 急加速・急ブレーキを避け、エコ運転を心がけることで、実燃費を1〜2km/L向上できます。
- 高速道路では、速度を一定に保つことも燃費向上に効果的です。
- アイサイトの自動追従機能を活用すると、燃費の良い運転ができます。
コツ2:任意保険を見直す
ネット型自動車保険(SBI損保、ソニー損保、イーデザイン損保など)に切り替えることで、年間2〜3万円節約できる可能性があります。
複数社で見積もりを取り、補償内容と価格を比較しましょう。
コツ3:定期メンテナンスを怠らない
オイル交換(半年または5,000km毎)やタイヤローテーション(1年または1万km毎)を適切に行うことで、大きな故障を防ぎ、長期的な維持費を抑えられます。
ディーラーでの定期点検パックに加入すると、費用を平準化できます。
レイバック購入でよくある質問(FAQ)
Q1:レイバックはレギュラーガソリンで走れますか?
A: はい、レイバックはレギュラーガソリン仕様です。
1.8L水平対向4気筒DOHCターボエンジンを搭載し、レギュラーガソリンで走行できます(スバル公式)。
ハイオクガソリンを使用する必要がないため、燃料費を抑えられます。
ただし、実燃費は11〜12km/L(e燃費参考、実燃費)とやや悪めなので、年間燃料費は約14.8万円(年間1万km走行、レギュラー170円/L)かかります。
Q2:レイバックは本当にダサいですか?
A: デザインは主観的な要素が大きく、賛否両論があります。
「ダサい」と感じる方は、レヴォーグとの差別化が不明瞭、ブラックパーツが多すぎる、リアデザインが平凡といった点を指摘しています。
一方で、「SUVらしい力強さがある」「アウトドアに映える」という肯定的な意見もあります。
購入前に必ず実車を見て、自分の目で判断することが重要です。
ディーラーで実車確認し、家族や友人の意見も参考にしてください。
Q3:レイバックとレヴォーグはどちらがおすすめですか?
A: 使用目的によって異なります。
SUVらしい高い車高(最低地上高200mm、スバル公式)が欲しい、雪道や悪路での走行が多い、乗降性を重視する場合はレイバックがおすすめです。
価格を抑えたい(約28万円安い)、スポーティな走りを重視、立体駐車場を頻繁に利用する場合はレヴォーグがおすすめです。
両車の実車を見比べて、試乗して決めることをおすすめします。
Q4:レイバックの実燃費はどのくらいですか?
A: 実燃費は11〜12km/L(e燃費参考、実燃費)程度です。
カタログ燃費は13.6km/L(スバル公式、WLTCモード)ですが、実燃費は約15〜20%下回ります。
市街地走行では10km/L以下になることもあります。
高速道路メインだと13km/L程度まで向上する場合もあります。
ハイブリッド車(ヴェゼル24.8km/L、ヤリスクロス30.8km/L)と比較すると、約2〜3倍燃費が悪いです。
Q5:レイバックは車中泊できますか?
A: 後席を倒せば可能ですが、完全にフラットにはなりません。
後席を倒した状態での荷室長は約1,800mm(スバル公式参考)で、身長180cm以下の方なら足を伸ばして寝られます。
ただし、段差があるため、マットやクッションで平らにする工夫が必要です。
荷室幅は約1,000mm程度で、大人2人での車中泊はやや窮屈です。
1人での車中泊なら十分可能で、ワゴンスタイルのため使い勝手は良いです。
Q6:レイバックのリセールバリューはどうですか?
A: まだ発売から日が浅いため、長期的なリセールデータは少ないですが、現時点では比較的高い水準を保っています。
2024年式の中古車相場は350〜380万円(カーセンサー参考、走行距離1〜2万km)で、新車価格399万円(スバル公式、Limited)と比較すると、約1年でリセール率88〜95%です。
ただし、販売台数が少ない「不人気車」のレッテルが広がると、将来的にリセールが大幅に下落するリスクもあります。
リセールを重視するなら、人気色(ホワイト、ブラック)と人気グレード(Limited EX)を選ぶことをおすすめします。
Q7:レイバックの納期はどのくらいですか?
A: 2025年10月現在、レイバックの新車納期は約3〜4ヶ月(スバルディーラー情報)です。
在庫車があれば1〜2ヶ月で納車される場合もあります。
人気カラーやグレードは納期が長くなる傾向にあります。
納期を早めたい場合は、在庫車を探す、人気カラー以外を選ぶ、オプションを減らすなどの工夫をしてください。
ディーラーに事前に納期を確認し、余裕を持った購入計画を立てることが重要です。
Q8:レイバックは雪道に強いですか?
A: はい、レイバックは雪道に非常に強いです。
スバル独自の「シンメトリカルAWD」を採用しており、雪道や悪路でのトラクション性能が非常に高いです。
最低地上高200mm(スバル公式)により、深雪でも安定した走行が可能です。
豪雪地帯に住むオーナーからは、「雪道での安定感は国産SUVの中でもトップクラス」という評価が多数あります。
冬季にスキーやスノーボードによく行く方、雪国に住んでいる方には、レイバックは最適な選択です。
まとめ:レイバックは「ワゴンとSUVの良いとこ取り」を求める人に最適
スバル・レイバックは、レヴォーグをベースにしたSUVスタイルの魅力的な車です。
SUVらしい高い最低地上高200mm(スバル公式)、広い荷室561L(スバル公式)、スバルの安全性能アイサイトX、雪道での圧倒的な走破性という魅力を持ちます。
特に「ワゴンの実用性とSUVの走破性を両立したい」「雪道や悪路での走行が多い」「レヴォーグが好きだが、車高が欲しい」という方には、非常に満足度の高い選択肢となります。
一方で、燃費の悪さ(実燃費11〜12km/L)、399万円からという高額な価格、レヴォーグとの差別化の弱さ、デザインへの賛否など、購入前に必ず確認すべきポイントも存在します。
特に燃費を最優先する方、価格を抑えたい方には、ハイブリッド車(ヴェゼル、ヤリスクロス)や、よりSUVらしいクロストレックも検討する価値があります。
後悔しないための3つのステップ
-
レヴォーグとレイバックを比較する:価格差約28万円の価値があるか、最低地上高30mmの差が本当に必要か検討する
-
必ず試乗する:デザインの印象、視界、後部座席の快適性、荷室の使い勝手、アイサイトX(Limited EX)を体験する
-
維持費を正確に計算する:年間34〜38万円(駐車場代除く)かかることを理解し、予算に余裕があるか確認する
これらのポイントを押さえ、自分のライフスタイルと予算に合った選択をすることで、レイバックは「買ってよかった」と思える最高のパートナーになるはずです。
参考サイト
