【2026年版】スバルは後悔する?やめとけと言われる7つの理由と向いている人

SUV・ファミリーカー購入ガイド

「スバルって、結局どんな人が買うんだろう。自分に合っているのか、それとも後悔するのか。」

この記事を読んでいるあなたは、おそらくそのループにはまっている。

アイサイトの安全性能は確かに魅力だ。シンメトリカルAWDの安心感も本物だと聞く。でも、燃費が悪いという話もある。維持費が高いという声もある。

リセールが弱いという噂もある。

俺——田中誠二は、レヴォーグVM4(1.6GT-S EyeSight)を5年・約5万km乗った。その後、フォレスターSK系Sportをディーラーで約40分試乗した。

「スバルで後悔する人」と「スバルが正解になる人」の境界線が、どこにあるか。5年分の維持費と、売却時の実額と、試乗で体が感じたことが、この記事に全部入っている。

📋 この記事でわかること

  • ⚠️ スバルで後悔する7つの理由(燃費・整備費・リセールの実額つき)
  • 🔧 水平対向エンジンの「整備費が高い」は本当か——レヴォーグ5年の実体験
  • 💰 レヴォーグ売却額145万円の内訳——スバルのリセールの「本当の強さ」
  • ✅ スバルが向いている人・向いていない人の具体的な判断基準

※本記事にはプロモーションが含まれます。

  1. 📋 この記事の結論・要点まとめ
    1. 電話は鳴らない。今の愛車の相場だけ見てみる
  2. ⚠️ スバルで後悔する7つの理由
    1. 後悔① ハイオク仕様+実燃費10.5km/L——5年間、財布へのボディブローが続く
    2. 後悔② 水平対向エンジンの整備費——「工賃が跳ね上がる」の意味を車検で思い知る
    3.  後悔③ CVTのラバーバンドフィール——スポーツカー経験者は「別の生き物」と感じる
    4. 後悔④ リセールの「指名買いされる強さ」——ヤリスクロスのような大衆的な強さはない
    5.  後悔⑤ 立体駐車場の高さ制限問題——1550mmの看板で詰む瞬間
    6.  後悔⑥ ディーラー数の少なさ——点検・修理のたびに「近くにない」現実
    7.  後悔⑦ 「スバルを選んだ理由」が崩れる瞬間——FMCと価格上昇のタイミングリスク
  3. 😔 実際のオーナーはどう感じているか——体験談5選
    1. 😔💦 ① 『燃費の現実を、乗ってから知った』(40代男性・フォレスター購入後1年)
    2. 😔💦 ② 『2回目の車検で、スバルの維持費の本気を見た』(50代男性・レヴォーグ所有5年)
    3. 😔💦 ③ 『フォレスターを買ったのに、立体駐車場で詰んだ』(40代男性・フォレスター購入後6ヶ月)
    4. 😊✨ ④ 『雪道で、スバルを選んだ理由が全部答え合わせになった』(50代男性・フォレスター所有2年)
    5. 😊✨ ⑤ 『妻が「この車、自分で運転したい」と言った。それだけで正解だった』(40代男性・フォレスター購入後4ヶ月)
  4. 📖 田中誠二の試乗体験記——「スバルは覚悟して選ぶ車だ」と気づくまで
    1. 🏢 東京スバル 八王子店——「スバリストの聖地」に踏み込んだ瞬間
    2. 👀 実車を見た瞬間——「レヴォーグと同じエンジンとは思えない威圧感」
    3. 🚗 浅川沿いの荒れた舗装路——フォレスターの「懐の深さ」を体が理解した瞬間
    4. ⚡ 国道20号の右折加速——「これはスポーツカーじゃない」と現実に引き戻された場面
    5. 🚬 駐車場で一本吸いながら考えたこと——「スバルは覚悟して選ぶ車だ」
    6. 🔗 ちなみに、カーリースの「不公平」について別記事を書いた
  5. 🌟 それでも選ぶべき5つの魅力
    1. ✅ 魅力① シンメトリカルAWDの安心感——雪道・悪路で「買ってよかった」が確信に変わる
    2. ✅ 魅力② アイサイトの完成度——「渋滞追従」が本物の安心を生む
    3. ✅ 魅力③ 視界の広さと乗降性——「妻が自分で運転したい」と言う車
    4. ✅ 魅力④ 足回りの「懐の深さ」——荒れた路面でも動じないしなやかさ
    5. ✅ 魅力⑤ 上位グレードのリセール——「指名買いされる強さ」は本物
  6. 📊 スバル車と競合他車の比較表
  7. 💰 スバル車の維持費シミュレーション
  8. ✅ スバルを買うべき人・やめるべき人【最終結論】
    1. ✅ スバルを買うべき人
    2. ⏸️ スバルをやめるべき人・他車種を検討すべき人
    3. 買う車が決まったら、次は「今の車」を高く売る番
  9. ❓ よくある質問(FAQ)
    1. Q1. スバル車はトヨタやホンダと比べて本当に維持費が高いですか?
    2. Q2. スバルのリセールバリューは本当に低いのですか?
    3. Q3. フォレスターとRAV4 HV、どちらを選ぶべきですか?
    4. Q4. スバルのディーラーが少ないのは本当に不便ですか?
    5. Q5. アイサイトは他社の安全装備と比べて本当に優れていますか?
  10. 📝 まとめ:スバルは「覚悟して選ぶ車」——後悔しない3つのステップ
  11. 📚 参考サイト・情報源

📋 この記事の結論・要点まとめ

項目 内容
⚠️ 後悔しやすい人の特徴 燃費重視・スポーツカー感覚を期待・短期乗り換え志向・立体駐車場を日常使いする人
💰 レヴォーグの実燃費 平均10.5km/L(ハイオク)・月ガソリン代約17,000円(月1,000km)
🔧 車検・整備費の実態 2回目車検で約18万円。水平対向エンジンのプラグ交換は工賃が跳ね上がる
📊 売却額の実態 レヴォーグVM4(5万km・GT-S)→ガリバー査定145万円。「指名買いされる強さ」はある
✅ スバルが向いている人 雪道・悪路を日常的に走る・安全性能を最優先・長く乗り続ける覚悟がある人
🎯 田中の結論 「スバルは『覚悟して選ぶ車』だ。燃費・整備費・リセールの現実を知ったうえで、それでも選ぶ理由がある人にだけ、正解になる。」
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⚠️ スバルで後悔する7つの理由

スバルを選んで「こんなはずじゃなかった」と感じる人には、共通したパターンがある。

5年間レヴォーグに乗り続け、売却時に初めて「スバルと付き合う覚悟」の全貌が見えた俺が、その7つを正直に語る。

後悔① ハイオク仕様+実燃費10.5km/L——5年間、財布へのボディブローが続く

🚨 燃費コストの実態(レヴォーグVM4・1.6Lターボ)

  • 実燃費:平均10.5km/L(多摩エリア・市街地+高速混在)
  • 月間ガソリン代:約17,000円(月1,000km・ハイオク約180円/L換算)
  • 年間ガソリン代:約20万円
  • ⚠️ フォレスターSport(1.8Lターボ)の試乗時メーター値:8.8km/L——レヴォーグより悪化する可能性がある

カタログ燃費は「12.8km/L(WLTCモード)」と書いてある。

だが現実は10.5km/Lだ。多摩エリアの信号の多い市街地を走れば、この数字はさらに下がる。

しかもハイオク仕様という事実が刺さる。レギュラーガソリンとの差は1Lあたり約10〜15円。月1,000km走れば150〜200円の差が積み上がる計算だ。小さく見えて、5年で換算すると無視できない金額になる。

フォレスターSK系Sportの試乗中、メーターに映し出された8.8km/Lという数字を見て「あぁ、排気量が上がってもスバルの燃費の現実は変わらないな」と感じた。

「ガソリン代の話をするとき、月1万7千円という数字より『年間20万円』という数字の方が人間の財布感覚には効く。5年乗れば100万円がガソリンに消える計算だ。レヴォーグに乗りながら、俺は毎月その現実と向き合っていた。」

— 田中誠二

後悔② 水平対向エンジンの整備費——「工賃が跳ね上がる」の意味を車検で思い知る

🚨 整備費が高くなる主な理由

  • 水平対向エンジンはプラグ交換の工賃が高い——シリンダーが横向きに配置されているため、整備士の手が入りにくい構造
  • 2回目車検の実額:約18万円(アイサイト調整・消耗品交換含む)
  • オイル漏れの兆候が出た場合:「エンジンを降ろす必要がある」——重整備になると工賃が数十万円単位になる可能性がある
  • ⚠️ 一般整備工場では対応できないケースがあり、スバルディーラーへの依存度が高くなる

2回目の車検の見積書を見たとき、ため息が出た。

約18万円。アイサイトのカメラ調整が入ることは事前にわかっていた。だが、プラグ交換の工賃の高さは想定外だった。

「なぜ高いんですか」と聞いたら、担当が言った。「水平対向は手が入りにくいので、通常の直列エンジンより工賃がかかります」と。

さらに追い打ちをかけたのが、オイル漏れの兆候を指摘されたときだ。「重整備になるとエンジンを降ろす必要があるから工賃が跳ね上がる」——その一言で、「あぁ、これがスバルと付き合う覚悟か」と腹落ちした。

📌 対策として知っておくべきこと

  • 定期点検を欠かさない——オイル管理を怠ると、スバル特有のオイル漏れリスクが上がる傾向がある
  • 車検費用は「18〜25万円」を想定して予算を組む——アイサイト搭載車はカメラ調整費が別途かかるケースが多い
  • スバル認定中古車・CPO車を選ぶ場合は保証内容を必ず確認する

 後悔③ CVTのラバーバンドフィール——スポーツカー経験者は「別の生き物」と感じる

🚨 スポーツカーオーナーが感じる「ガッカリポイント」

  • 国道20号の右折加速でワンテンポ遅れてトルクが立ち上がる——レヴォーグのキビキビした出足とは別物
  • CVT特有の「ゴム感」——アクセルを踏んでから前に出るまでの曖昧さが、Z33・FD3S経験者には慣れにくい
  • ⚠️ フォレスターSportの試乗でも同じ感覚——「スポーツ」の名前がついていても、SUVの車重と組み合わさると鋭さは出ない

国道20号(甲州街道)の右折待ちから加速した瞬間のことを今でも覚えている。

アクセルを踏む。ワンテンポ置いてから、トルクがじわっと立ち上がる。

「あ、これはスポーツカーじゃないんだな」と、現実に引き戻された瞬間だった。

レヴォーグVM4の「地面を這うようなオン・ザ・レール感」に慣れた体には、フォレスターの「路面を上から優しく抑え込みながら、ゆったりと空間を移動する感覚」はまったく別の乗り物に感じた。

どちらが上か下かの話ではない。ただ「スバルのSUVにスポーツカー的な機敏さを期待して買うと、後悔する」という事実は、試乗で体に刻み込まれた。

後悔④ リセールの「指名買いされる強さ」——ヤリスクロスのような大衆的な強さはない

🚨 スバルのリセールバリューの実態

  • 📌 レヴォーグVM4(GT-S・5万km)の実査定額:145万円(ガリバー八王子みなみ野店)
  • 強さの質が「指名買い需要」——スバルファンに指名される車種・グレードは値崩れしにくいが、普及グレードは弱い
  • 一般中古車市場での流動性は低め——整備費の高さが買い手を選ぶため、買取価格が読みにくい
  • ⚠️ 短期乗り換えを前提にするなら、リセールを期待するより「長く乗って元を取る」設計が合っている

「スバル車は中古でも強い」という話を聞いたことがある人は多いだろう。

実際、レヴォーグVM4(GT-S)を走行5万kmでガリバーに持ち込んだとき、査定額は145万円だった。正直、120万円くらいかと思っていたから驚いた。

だが、買取業者が言った言葉が刺さった。「スバル車は熱狂的なファンがいるからオークションでも強い。でも、それはヤリスクロスのような『誰でも買う車』の強さとは違う。指名買いされる強さです」と。

要するに、「上位グレード・人気車種・コンディション良好」という条件が揃えば強いが、外れると値崩れする。短期乗り換えを繰り返す使い方には、リセールの読みにくさがリスクになる。

 後悔⑤ 立体駐車場の高さ制限問題——1550mmの看板で詰む瞬間

🚨 SUVの「日常使いの壁」

  • フォレスター(全高1,715mm)は、高さ制限1,550mmの立体駐車場に入れない
  • ❌ ディーラー試乗で「レヴォーグなら入れたはずの駐車場」の看板を見て諦めた瞬間があった
  • 都市部・多摩エリアの商業施設は1,550mm制限が多い——日常使いでのストレス蓄積に注意
  • ⚠️ レヴォーグ(全高1,500mm以下)からの乗り換えでは、この制約が「見落としやすい後悔ポイント」になる

試乗を終えてディーラーから出た帰り道、近くの商業施設の駐車場入口に「高さ制限1550mm」の看板が立っていた。

レヴォーグなら何も考えずに入っていた場所だ。フォレスターSportの全高は1,715mm。165mmのオーバーで、詰む。

都市部や多摩エリアでは、1,550mm制限の立体駐車場は珍しくない。毎日の買い物・通勤で使う駐車場が対応しているかどうか、契約前に必ず確認することをすすめる。

 後悔⑥ ディーラー数の少なさ——点検・修理のたびに「近くにない」現実

🚨 ディーラーネットワークの現実

  • 国内スバルディーラー数は約800店舗——トヨタ(約5,000店舗)・ホンダ(約2,500店舗)と比べて圧倒的に少ない
  • 水平対向エンジンは一般整備工場では対応できないケースがある——ディーラー依存が強まる
  • 急なトラブル時に「近くにない」ストレス——特に地方在住者には深刻な問題になりやすい
  • ⚠️ 多摩エリアは「東京スバル 八王子店(国道20号沿い)」が主要拠点のひとつ——都市部でもアクセスに一手間かかる場合がある

東京スバル八王子店は、国道20号沿いにあってアクセスは悪くない。

だが、5年間レヴォーグに乗り続けた経験で感じたのは、「何かあったときにトヨタやホンダほど気軽に駆け込めない」という感覚だ。

水平対向エンジンの整備は、スバル専門の知識が必要になるケースがある。近所の整備工場で「ちょっと見てもらえますか」が通じない場面が、スバル車には存在する。

 後悔⑦ 「スバルを選んだ理由」が崩れる瞬間——FMCと価格上昇のタイミングリスク

🚨 購入タイミングの落とし穴

  • スバル車は一部改良・FMCのたびに価格が大きく上昇している——フォレスターSKは登場時から約50〜70万円値上がりした
  • 「安全性能への投資」として購入したはずが、翌年のモデルでさらに進化する——アイサイトの世代差が体感できるレベルで広がっている
  • e-BOXER(マイルドHV)の燃費改善効果は限定的——「ハイブリッドで燃費が良くなるはず」という期待は裏切られやすい
  • ⚠️ 次世代アイサイトへの刷新タイミングを見極めてから購入判断することをすすめる

ディーラーの営業マンが「燃費も改善されました」と言ったとき、具体的な数値を聞いた。

「微増」だった。e-BOXERというマイルドハイブリッドシステムを積んでいても、1.8Lターボ+AWDという構造上の重さは変わらない。燃費に革命が起きた車ではない。

「アイサイトXで渋滞時に手放しができる」という説明は確かに刺さった。だが、価格が300万円台後半〜400万円台に達しているスバル車を、燃費も改善されない状態で選ぶ合理性を、購入前に冷静に計算しておく必要がある。

「スバルは、走りの楽しさを『安心』という言葉に置き換えた車だと思う。それを理解して選ぶ人には、間違いなく正解になる。でも『スポーツワゴンのつもりで買ったらSUVだった』という後悔は、試乗を1回すれば全部防げる話だ。」

— 田中誠二

💡 レヴォーグで後悔しやすいポイントをより詳しく知りたい方はこちら

【2026年版】レヴォーグで後悔・やめとけ?ひどいと言われる7つの理由。

😔 実際のオーナーはどう感じているか——体験談5選

※以下の体験談は、みんカラ・価格.com等のオーナーレビューを参考に再構成しています。
参考:みんカラ価格.com

😔💦 ① 『燃費の現実を、乗ってから知った』(40代男性・フォレスター購入後1年)

カタログに「13.2km/L(WLTCモード)」と書いてあったから、そんなもんかと思って買った。

でも実際に多摩の市街地を走り込んだら、メーターは9〜10km/Lをウロウロしている。

しかも1.8Lターボはハイオク仕様だ。リッター10円以上の差がじわじわ効いてくる。年間1万5千km走るから、燃料費だけで月2万円超えが普通になった。

後悔しているかといえば、走りの安心感が別次元だから後悔はしていない。ただ「ガソリン代がここまでかかるとは思わなかった」という気持ちは、今でもゼロじゃない。試乗前に実燃費をもっと調べておくべきだったと思う。

😔💦 ② 『2回目の車検で、スバルの維持費の本気を見た』(50代男性・レヴォーグ所有5年)

1回目の車検は「まあこんなもんか」で済んだ。問題は2回目だった。

アイサイトのカメラ調整、プラグ交換、ブレーキパッド交換……見積書の合計が20万円を超えた。

プラグ交換の工賃が高いのは、後から「水平対向の構造上、手が入りにくい」と教えてもらって初めて理解した。

「そういう車なんだ」と割り切れるようになったのは、3年目以降だ。最初から「車検は20万円前後」と覚悟して予算を組んでいれば、ショックは半分だったと思う。これから買う人に伝えたいのはそこだ。

😔💦 ③ 『フォレスターを買ったのに、立体駐車場で詰んだ』(40代男性・フォレスター購入後6ヶ月)

購入前に「全高1,715mm」という数字は知っていた。でも正直ピンとこなかった。

問題が起きたのは、近所のショッピングモールの立体駐車場だ。入口の看板に「高さ制限1,550mm」と書いてある。入れない。

仕方なく平面駐車場に停めたが、空きがなくて遠回りした。それが月に何度もある。

「買う前に全部の行動半径の駐車場を確認すべきだった」と今は思う。でも正直、そこまで考えて車を買う人は少ないだろう。俺も含めて。これだけは試乗前に絶対に確認してほしい。

😊✨ ④ 『雪道で、スバルを選んだ理由が全部答え合わせになった』(50代男性・フォレスター所有2年)

関越道で大雪に遭ったとき、周りの車が軒並みスタックしていた。

フォレスターは何事もなかったように走り続けた。シンメトリカルAWDが何をしているのか、頭ではなく体で理解した瞬間だった。

燃費が悪いのは知っている。車検が高いのも知っている。でも「家族を乗せて雪道を走る」という場面で、この車の価値は全部回収できる。

「なぜトヨタじゃなくスバルにしたのか」を誰かに聞かれたら、あの雪道の記憶を話すことにしている。それ以上の説明は要らない。

😊✨ ⑤ 『妻が「この車、自分で運転したい」と言った。それだけで正解だった』(40代男性・フォレスター購入後4ヶ月)

正直、買う前は妻に反対された。「SUVは大きくて怖い」と。

でも試乗に連れて行ったら、助手席に乗った途端に黙った。10分くらいして「……窓が大きくて外がよく見えるわね」と言った。

「乗り降りが楽だし、視界が全然違う。これなら私でも運転できそう」——その一言で、我が家の購入はほぼ決まった。

燃費が悪いとか車検が高いとか、そういう話は全部吹っ飛んだ。妻が自分から「乗りたい」と言う車を、俺は今まで選べたことがなかったから。それだけで、この車を選んだ意味はあったと思っている。

📖 田中誠二の試乗体験記——「スバルは覚悟して選ぶ車だ」と気づくまで

田中誠二|40代・東京都多摩エリア在住

所有・試乗歴20年以上/15台以上:RX-7 FD3S(エンジンOH経験)、Z33フェアレディZ(2台・約7年)、レヴォーグVM4(5年・約5万km)、BMW116i/118i 試乗 ほか

📌 今回の取材:東京スバル 八王子店(国道20号沿い)にてフォレスターSK系Sport(1.8Lターボ)を約40分試乗。八王子IC周辺バイパス〜急勾配の住宅街坂道コース。レヴォーグVM4の5年所有・ガリバー八王子みなみ野店での売却体験を含めてレポートする。

🏢 東京スバル 八王子店——「スバリストの聖地」に踏み込んだ瞬間

国道20号沿いの東京スバル八王子店に入った瞬間、空気が違うと思った。

トヨタやホンダのディーラーとは客層が明らかに異なる。登山靴を履いた中年男性、アウトドアギアのステッカーが貼ったフォレスターで来店している夫婦——

「この車に明確な理由を持って乗っている人たち」の集まりだ。

俺はその時点でレヴォーグVM4のオーナーだった。スバル乗りとして5年のキャリアはある。それでも、フォレスターのオーナーたちとはどこか「毛色が違う」と感じた。

レヴォーグは「走りを楽しみたいが家族も乗せる」人間が選ぶ車だ。フォレスターは「家族を安全に運ぶことそのものに全振りした」人間が選ぶ車だ。同じスバルでも、哲学が違う。

👀 実車を見た瞬間——「レヴォーグと同じエンジンとは思えない威圧感」

軒先に並んでいたフォレスターSportの実車を見て、最初に出た言葉は「……デカい」だった。

カタログで見ると、少しずんぐりした印象だ。ところが実物は違う。ボンネットの厚みと、そびえ立つような全高が、道具としての進化を体に伝えてきた。

運転席に座った瞬間、最初に目が止まったのは視界の広さだ。ピラーの配置が絶妙で、四隅が自然に把握できる。

「あ、スバルが言う『0次安全』は嘘じゃないな」——直感した。見えること自体が安全装備だという設計思想が、座った5秒で伝わってきた。

🚗 浅川沿いの荒れた舗装路——フォレスターの「懐の深さ」を体が理解した瞬間

試乗コースは八王子IC周辺のバイパスから、急勾配の住宅街坂道まで約40分。

最初の驚きは、浅川沿いの少し荒れた舗装路を通過したときだった。

レヴォーグなら「ガツン」とくる衝撃を、フォレスターの足回りは「トンッ」といなして、何事もなかったかのようにフラットに走り抜けた。

ビルシュタインのダンパーにこだわっていた自分が馬鹿らしくなる瞬間というのが、世の中にはある。これがそれだった。

足回りは極上だ。静粛性も、エンジン音の透過が抑えられていてレヴォーグより格段に静かだ。シートの出来も良く、「中央道で長距離巡航したらどれだけ疲れないか試したい」と本気で思った。

⚡ 国道20号の右折加速——「これはスポーツカーじゃない」と現実に引き戻された場面

問題は、国道20号(甲州街道)の右折待ちから加速した瞬間に起きた。

アクセルを踏む。ワンテンポ置いてから、トルクがじわっと立ち上がる。CVTのラバーバンドフィールが、少し顔を出した。

レヴォーグVM4の「地面を這うようなオン・ザ・レール感」と、フォレスターの「路面を上から優しく抑え込みながらゆったりと空間を移動する感覚」——根本的に目指しているものが違う。

「これはスポーツカーじゃないんだな」と、現実に引き戻された瞬間だった。悪い車ではない。ただ、俺の右足が覚えているレヴォーグの鋭いハンドリングを、この巨体では再現できなかった。

🚬 駐車場で一本吸いながら考えたこと——「スバルは覚悟して選ぶ車だ」

試乗を終えてディーラーの駐車場に戻り、一本吸いながら考えた。

助手席の妻は試乗中に言った。

「……ねえ誠二、この車、窓が大きくて外がよく見えるわね。レヴォーグの時は地面に座ってるみたいで怖かったけど、これなら私が運転しても怖くないかも。乗り降りも腰を痛めなくていいわ」と。

俺の評価と、妻の評価が、完全にすれ違った瞬間だった。

俺には「CVTのラバーバンド感」が残った。妻には「視界の広さと乗降の楽さ」が残った。どちらが正しいかではなく、「誰が主に乗るか」によって、この車の正解が変わる。

煙草の煙を吐き出しながら、レヴォーグを5年間乗ってきた記憶を整理した。

2回目の車検で約18万円。プラグ交換の工賃にため息をついた夜。

オイル漏れの兆候を指摘されて「エンジンを降ろす可能性がある」と言われた瞬間。そしてガリバーで145万円という査定額を聞いて驚いた朝。

スバルと5年間付き合って、俺が学んだことはひとつだ。

「スバルは、覚悟して選ぶ車だ。燃費・整備費・リセールの現実を全部知ったうえで、それでも選ぶ理由がある人にだけ、正解になる。」

フォレスターを自分では買わなかった。俺の右足が、まだレヴォーグの感覚を忘れていなかったからだ。

だが——妻が「これなら私が運転したい」と言える車を探しているなら、答えはフォレスターで間違いない。そのことだけは、40分の試乗で確信した。

💡 レヴォーグの維持費の実態をより詳しく知りたい方はこちら

【2026年版】レヴォーグの維持費は本当に高い?5年所有者が語る年間コストの全貌

🔗 ちなみに、カーリースの「不公平」について別記事を書いた

  • 🚗 試乗のため、俺自身も長年カーリースを契約してきた当事者
  • 😟 月の走行距離が200km〜2,000kmまで、月ごとの差が激しい使い方
  • 💥 「乗ってない月も満額引き落とし」の違和感が、ずっと引っかかっていた
  • 💡 その違和感を一本の記事にまとめた

ここまで車種の話をしてきたが、正直なところ「車の持ち方」そのものについて、もう少し書いておきたいことがある。

俺は試乗記事を書くために、これまでカーリースとレンタカーを何度も契約してきた当事者だ。

その中でずっと引っかかっていたのが、カーリースの「走行距離制限」の不公平さだった。

走りすぎたらペナルティ。でも、走らなかった月の料金は1円も下がらない。

ある月、仕事が立て込んで車にほとんど乗れなかったことがあった。

それでも月額は、きっちり満額引き落とされた

契約書通りなのはわかっている。でもこれ、正直、おかしくないか?

俺はどうにも納得できなかった。

レンタカーなら「使った分だけ」が当たり前なのに、リースになると突然「使わなくても満額」になる。

在宅ワーク中心の人・セカンドカーとして使っている人・週末しか乗らない人は、気づかないうちに「使っていない分」を満額で払い続けている。

この違和感を一本の記事にまとめた。車の持ち方を考える材料になると思う。

🌟 それでも選ぶべき5つの魅力

後悔ポイントを7つ並べたが、それでもスバルは売れ続けている。

理由は明確だ。スバルにしかない強みが、確かに存在するからだ。

✅ 魅力① シンメトリカルAWDの安心感——雪道・悪路で「買ってよかった」が確信に変わる

✅ スバルAWDが他社と根本的に違う点

  • シンメトリカルAWD(常時全輪駆動)——必要な時だけ4WDになる他社AWDと異なり、常時4輪で路面を掴む
  • 水平対向エンジンとの組み合わせで重心が低い——SUVの車高でありながら、コーナーでの安定感が際立つ
  • ディーラー試乗で工事中のガタガタ道を通過:タイヤが跳ねることなくサスペンションが路面を舐めるように動いた
  • 🌟 雪国在住・奥多摩や檜原村へのアウトドア利用・悪天候の多い地域では、この一点だけで購入が正当化できる

フォレスターの試乗中、ディーラー近くの工事中のガタガタ道を通過した。

タイヤが跳ねることなく、サスペンションが路面を舐めるように動いた。「これぞスバルの四駆」という感動が、確かにあった。

週末に奥多摩や檜原村のキャンプ場へ行き、悪天候でも家族を安全に帰宅させたい——そういう使い方をする人間にとって、スバルのAWDは他社では代替できない価値を持つ。

✅ 魅力② アイサイトの完成度——「渋滞追従」が本物の安心を生む

✅ アイサイトが実用レベルで突出している理由

  • ステレオカメラ方式——単眼カメラより距離・形状の認識精度が高い
  • アイサイトX搭載モデルは渋滞時のハンズオフ走行に対応——高速道路での長距離移動での疲労が明確に減る
  • 追突事故発生率の大幅低減実績あり——スバル公式データでアイサイト非搭載車との差は明確
  • 🌟 ディーラー営業マンの「アイサイトXで渋滞時に手放しができる」という説明は、実際に刺さった

東京スバル八王子店の営業マンが言った「アイサイトXで渋滞時に手放しができますよ」——これは的外れな説明ではなかった。

中央道や首都高の渋滞を日常的に走る人間にとって、ハンズオフ対応のアダプティブクルーズコントロールは、疲労の蓄積量を根本的に変える装備だ。

トヨタのトヨタセーフティセンスも優秀だが、アイサイトのステレオカメラによる認識精度の高さは、長年の開発実績として体感できるレベルで仕上がっている。

✅ 魅力③ 視界の広さと乗降性——「妻が自分で運転したい」と言う車

✅ 「0次安全」設計が日常使いで効く場面

  • ピラーの配置が絶妙——座った瞬間に四隅が把握できる
  • 着座位置が高く、16号バイパスなどでの見通しが圧倒的
  • 乗降時の腰への負担が少ない——レヴォーグのような低い着座位置と比べて、乗り降りが格段に楽
  • 🌟 妻の一言:「レヴォーグの時は地面に座ってるみたいで怖かったけど、これなら私が運転しても怖くないかも」

スバルが「0次安全」と呼ぶ設計思想——見えること自体が安全装備だという考え方が、フォレスターの運転席に座った5秒で伝わってきた。

妻を助手席に乗せての試乗で、妻が自分から「これなら私でも運転できそう」と言った。

俺がレヴォーグで5年過ごした間、妻は一度も「自分で運転したい」と言わなかった。その事実が、フォレスターの視界設計の完成度を何より雄弁に語っている。

✅ 魅力④ 足回りの「懐の深さ」——荒れた路面でも動じないしなやかさ

✅ フォレスターの足回りが突出している理由

  • 浅川沿いの荒れた舗装路:レヴォーグなら「ガツン」とくる衝撃を「トンッ」といなした
  • サスペンションのストロークが長く、路面の凹凸を上手く吸収する——長距離乗車での疲労蓄積が少ない
  • 静粛性がレヴォーグより格段に向上——エンジン音の透過が抑えられ、室内の会話が楽になった
  • 🌟 「ビルシュタインにこだわっていた自分が馬鹿らしくなるほどしなやか」——試乗後の正直な感想

浅川沿いの少し荒れた舗装路を通過したとき、フォレスターは何事もなかったかのようにフラットに走り抜けた。

この「懐の深さ」は、レヴォーグの「路面情報を掌に伝えるシャープさ」とは真逆の方向性だ。どちらが優れているかではなく、長く乗り続けるほど、フォレスターの足回りの恩恵は体に蓄積していく。

✅ 魅力⑤ 上位グレードのリセール——「指名買いされる強さ」は本物

✅ スバルのリセールが強い条件

  • レヴォーグVM4(GT-S・5万km・修復歴なし)→ガリバー査定145万円——想定120万円を25万円上回った
  • 「スバル車はオークションでもファン需要で強い」——買取業者の言葉
  • GT-S・STI Sport・Limitedなどの上位グレードは値崩れしにくい傾向がある
  • 🌟 長く乗る前提・上位グレード選択・コンディション維持——この3条件が揃えばリセールの心配は小さくなる

ガリバー八王子みなみ野店でレヴォーグVM4(GT-S)を売却したとき、145万円という査定額が出た。

正直120万円くらいだと思っていた。25万円の上振れは、GT-Sという上位グレードの指名買い需要が効いた結果だ。

「ヤリスクロスのような大衆的な強さ」ではない。でも「スバルが欲しい人がスバルを買う」という市場の特性が、上位グレードの査定を支えている。長く乗り続けてコンディションを維持すれば、この強さは現実のものになる。

「スバルの魅力を一言で言えと言われたら——『安心という名の走る覚悟』だと思う。燃費も維持費も妥協したうえで、それでも安全と走破性に全振りした車だ。その覚悟に共感できるかどうかが、スバルを選ぶ人と選ばない人の分岐点になる。」

— 田中誠二

📊 スバル車と競合他車の比較表

スバルを検討しているなら、最低でも以下の車種とは比較しておくべきだ。

車種 価格帯 実燃費目安 強み 向いている人
スバル フォレスター Sport 約330〜370万円 9〜11km/L AWD性能・アイサイト・視界の広さ・足回りのしなやかさ 雪道・悪路を日常的に走る・安全性最優先・長く乗る覚悟がある人
トヨタ RAV4 HV 約380〜430万円 16〜18km/L 燃費・リセール・ディーラー網の充実・トヨタの信頼性 燃費と維持費を両立したい・ディーラーへの利便性を重視する人
マツダ CX-5 約310〜390万円 13〜16km/L 内装の質感・走りの気持ちよさ・魂動デザイン 走りと質感を重視・燃費はある程度妥協できる人
ホンダ CR-V e:HEV 約420〜460万円 18〜21km/L 後席・荷室の広さ・ハイブリッド燃費・全高が低め 立体駐車場を日常使い・後席の広さを最優先する人
BMW X3 xDrive20i 約680〜780万円 12〜14km/L 走行質感・内装の圧倒的な差・ブランド価値・ステアリングの手応え 走りの質感を妥協したくない・予算が許す人

📌 田中の比較まとめ

  • 📌 AWD性能・安全性・視界の広さを最優先するならフォレスターが頭一つ抜けている
  • 📌 燃費と維持費を両立したいなら、RAV4 HVまたはCR-V e:HEVの方が5年トータルで有利になるケースが多い
  • 📌 立体駐車場を日常使いするなら、フォレスターの全高1,715mmは事前確認が必須——CR-Vは全高1,689mmで同様の注意が必要
  • 📌 BMW X3との比較では、走行質感・内装の差は確かに存在する。ただし価格差は300万円以上——その差を毎日の通勤で感じるかどうかは試乗して体で確認してほしい

「BMW X3と並べると、フォレスターの内装の差は正直に感じる。でも300万円の価格差を『走りの質感』だけで埋められるかという話だ。多摩の日常使いでその差を毎日感じるかといえば——フォレスターのAWDが本領発揮する雪道では、BMWより安心できる場面がある。ここは正直に書いておく。」

— 田中誠二

💰 スバル車の維持費シミュレーション

「スバルは維持費が高い」という話は、どのくらい現実的な数字なのか。

レヴォーグVM4を5年間所有した実体験をベースに、フォレスターSportの年間維持費を試算する。

費目 フォレスター Sport(想定) RAV4 HV(参考) 備考
燃料費 約22〜25万円 約12〜14万円 年間1.2万km・ハイオク185円/L想定。RAV4はレギュラー
自動車税 約3.6万円 約3.6万円 1.8L以下は同額
車検費用(2年に1回) 約9〜12万円/年換算 約6〜8万円/年換算 スバルはアイサイト調整・プラグ工賃が加算される
任意保険 約7〜10万円 約6〜9万円 年齢・等級・補償内容により大きく異なる
消耗品・定期整備 約5〜8万円 約3〜5万円 水平対向はオイル管理・プラグ交換工賃が割高
年間合計(駐車場除く) 約47〜58万円 約30〜39万円 差額は年間約15〜20万円——5年で75〜100万円の差

⚠️ 維持費計算で見落としやすいポイント

  • 📌 ハイオク仕様の燃料費は「レギュラー換算より年間2〜3万円高くなる」——5年で10〜15万円の差が積み上がる
  • 📌 オイル漏れなどの重整備が発生した場合、エンジン脱着工賃が数十万円になる可能性がある——定期点検の徹底で未然に防ぐことが最大の節約策
  • 📌 推奨年収の目安:フォレスターSport新車購入は年収600万円以上——維持費込みで月あたり5万円前後の車両コストを許容できるかが判断軸

✅ スバルを買うべき人・やめるべき人【最終結論】

✅ スバルを買うべき人

✅ 以下に3つ以上当てはまるならスバルが正解

  • 雪道・悪路を日常的に走る、またはアウトドアで頻繁に使う——AWDの真価が発揮される使い方だ
  • 安全性能(アイサイト)を購入の最優先条件にしている
  • 5年以上の長期所有を前提にしている——維持費の高さは長く乗ることで相対的に小さくなる
  • 妻・家族がメインドライバーになる予定で、視界・乗降性を重視している
  • 燃費・維持費より「走りの安心感」を優先できる価値観を持っている
  • 上位グレード(GT-S・Sport・Limited)を選べる予算がある——リセールの「指名買いされる強さ」を得るための条件

⏸️ スバルをやめるべき人・他車種を検討すべき人

⏸️ 以下に2つ以上当てはまるなら「再検討」が正解

  • 📌 燃費20km/L以上を期待している——スバルのガソリン車では現実的に不可能だ
  • 📌 スポーツカー的な機敏な加速・ステアリングの鋭さを求めている——SUVのフォレスターはその期待に応えられない
  • 📌 立体駐車場(高さ制限1,550mm)を日常的に使う——フォレスターの全高1,715mmは入れない
  • 📌 3〜4年での短期乗り換えを前提にしている——リセールの「読みにくさ」がリスクになる
  • 📌 近くにスバルディーラーがない・一般整備工場で済ませたい——水平対向エンジンの整備依存度は高い

判断基準はシンプルだ——「安全と走破性のために、燃費・維持費・整備の不便さを受け入れられるか」という一点に尽きる。

その覚悟が決まっているなら、スバルは間違いなく正解になる。決まっていないなら、RAV4 HVかCR-V e:HEVを先に試乗することをすすめる。

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※「平均30.3万円」はMOTA実施アンケート(回答数3,645件/2023年6月〜2024年5月)に基づく

❓ よくある質問(FAQ)

Q1. スバル車はトヨタやホンダと比べて本当に維持費が高いですか?

高い、というのが正直な答えだ。

レヴォーグVM4を5年所有した実体験で言えば、2回目の車検が約18万円だった。ハイオク仕様の燃料費も月約17,000円(月1,000km走行時)かかった。

RAV4 HVのような同クラスのトヨタHVと比べると、年間で15〜20万円の差が出るケースが多い。5年で75〜100万円の差だ。

ただし、この差を「安全性能・AWD・視界の広さ」に対してどう評価するかは、乗り手次第だ。維持費の高さを知ったうえで選ぶ人には、後悔にならない。

💡 レヴォーグの維持費の実態をより詳しく確認したい方はこちら

【2026年版】レヴォーグの維持費は本当に高い?5年所有者が語る年間コストの全貌

Q2. スバルのリセールバリューは本当に低いのですか?

「低い」ではなく、「強さの種類が違う」という表現が正確だ。

レヴォーグVM4(GT-S・走行5万km)をガリバーに持ち込んだとき、査定額は145万円だった。想定120万円を25万円上回った。

買取業者の言葉を借りれば、「スバルはオークションでもファン需要で強い。ただしヤリスクロスのような誰でも買う車の強さとは違う。指名買いされる強さだ」ということだ。

GT-S・Sport・LimitedなどAWDの上位グレードはリセールが安定しやすい傾向がある。

一方、普及グレード・不人気色は値崩れするリスクがある。短期乗り換えを繰り返す使い方より、長く乗り続ける前提の方がスバルの購入設計には合っている。

Q3. フォレスターとRAV4 HV、どちらを選ぶべきですか?

使い方で答えが変わる。

雪道・悪路・アウトドアが日常にある人、妻が主に運転する予定の人ならフォレスターが上だ。シンメトリカルAWDの安心感と視界の広さは、RAV4では代替できない部分がある。

燃費・維持費を重視する人、立体駐車場を日常使いする人、短期乗り換えを前提にしている人ならRAV4 HVの方が合理的だ。

実燃費16〜18km/Lのレギュラー仕様は、フォレスターの9〜11km/Lハイオクと比べて5年間の燃料費差が大きい。

一度、両車を同じ日に試乗することをすすめる。体で感じる「安心の種類の違い」が、答えを出してくれるはずだ。

Q4. スバルのディーラーが少ないのは本当に不便ですか?

都市部ならさほど問題にならないが、地方では深刻になるケースがある。

多摩エリアでは東京スバル八王子店(国道20号沿い)が主要拠点のひとつだ。アクセスが悪いわけではないが、トヨタやホンダのように「どこでも気軽に駆け込める」とはいかない。

水平対向エンジンは構造上、一般整備工場では対応できないケースがある。スバルディーラーへの依存度が高くなることは、購入前に覚悟しておくべきだ。

購入前に「自宅から最寄りのスバルディーラーまでの距離」を確認しておくことを強くすすめる。

Q5. アイサイトは他社の安全装備と比べて本当に優れていますか?

完成度という点では、現時点でもトップクラスの評価を維持している。

ステレオカメラ方式による距離・形状の認識精度は、単眼カメラより高い傾向がある。アイサイトX搭載モデルの渋滞時ハンズオフ対応は、長距離移動での疲労を体感できるレベルで減らす。

ただし、トヨタセーフティセンスやホンダセンシングも年々進化しており、「アイサイトだけが突出している」という状況ではなくなってきている。

最新世代の比較は試乗と最新カタログで確認することをすすめる。

💡 SUV選びの全体像を確認したい方はこちら

【2026年版】子育てにSUVでは後悔する?7つの理由と失敗しない選び方

📝 まとめ:スバルは「覚悟して選ぶ車」——後悔しない3つのステップ

📋 この記事のポイントまとめ

  • ⚠️ ハイオク仕様+実燃費9〜11km/Lは現実。年間燃料費はRAV4 HVより15万円前後高くなるケースが多い
  • 🔧 水平対向エンジンの整備費は高い。2回目車検で約18万円・オイル漏れ重整備は数十万円になる可能性がある
  • 💰 リセールは「指名買いされる強さ」。GT-S・Sport・Limitedの上位グレードは値崩れしにくいが、短期乗り換えには向かない
  • 🅿️ フォレスターの全高1,715mmは立体駐車場の1,550mm制限に引っかかる。日常の行動半径を事前確認すること
  • ✅ シンメトリカルAWD・アイサイト・視界の広さ・足回りのしなやかさは、他社では代替しにくい本物の強みだ
  • 👨‍👩‍👧 妻が「これなら私でも運転できそう」と言った。視界と乗降性は女性ドライバー視点で圧倒的だった
  • 🎯 田中の結論:「スバルは走りの楽しさを『安心』という言葉に置き換えた車だ。その覚悟に共感できるかどうかが、選ぶ人と選ばない人の分岐点になる」

✅ 後悔しない購入のための3ステップ

  • ステップ1:立体駐車場の高さ制限を全部確認する——自宅・職場・よく使うショッピングモール。フォレスターの全高1,715mmが入れるかどうか、これだけは購入前に必ずやること
  • ステップ2:RAV4 HVかCR-V e:HEVと同じ日に試乗する——燃費・維持費の差を頭でなく体で理解するために、比較試乗は必須だ
  • ステップ3:妻(または家族)を試乗に連れていく——視界の広さと乗降性は、メインドライバーが体で感じてから決める。フォレスターの「0次安全」は、座った5秒で伝わる

判断基準はシンプルだ——「安全と走破性のために、燃費・維持費・整備の不便さを受け入れられるか」という一点に尽きる。

その問いに「受け入れられる」と答えられるなら、スバルは間違いなく正解になる。

📚 参考サイト・情報源

本記事の執筆にあたり、以下のサイトを参考にしました。

※本記事のデータは、スバル公式カタログ値・みんカラ・価格.com等のレビューサイト分析・当サイト独自調査(2026年5月実施)に基づきます。実際の維持費・査定額は個人の使用状況・走行距離・地域・時期により異なります。

田中誠二

田中誠二|40代・東京都多摩エリア在住

輸入車と国産スポーツカーを20年以上乗り継ぐ車愛好家

  • 🔧 RX-7 FD3S|エンジンOH経験あり(費用:約70万円)
  • 🏎️ Z33 フェアレディZ|2台・約7年(13年超重課税も経験)
  • 🚗 レヴォーグ VM型|5年(ディーラー車検:最大約18万円)
  • 🚙 現在:ヤリスクロス HV Z(2026年1月購入・妻がメインドライバー)