「フェアレディZ、やっぱり買って後悔するのかな…」
購入を検討しながら、こんな引っかかりを感じていませんか?
ネットで調べると「維持費が年間100万円超え」「乗り心地が硬すぎて後悔」「ATにすればよかった」「いや、MTにすればよかった」といった、なぜか正反対の後悔が混在しているのが、このZという車の特徴です。
でも実際のところ、フェアレディZへの不満は「車がダメだから」ではなく、「自分の使い方・価値観との不一致」から来ているケースがほとんどです。
問題は「フェアレディZが悪い車かどうか」ではなく、「どんな人が後悔するのか」です。
私は2025年12月に日産ディーラーでフェアレディZ RZ34のバージョンS(6MT)とバージョンST(9AT)の2台を続けて試乗しました。
輸入車と国産スポーツカーを20年以上乗り継いできた視点から、後悔しやすいパターンと、後悔しない選び方を整理してお伝えします。
- ✅ フェアレディZがやめとけと言われる7つの理由
- ✅ 「MTにすればよかった」「ATにすればよかった」2方向の後悔を整理
- ✅ 実際のオーナー体験談5選
- ✅ 著者によるバージョンS(6MT)・バージョンST(9AT)両方の試乗レポート
- ✅ GRスープラ・GR86・シビックType Rとの徹底比較
- ✅ 後悔しないグレード・ミッション選びの鉄則
- ✅ フェアレディZの維持費シミュレーション
- ✅ よくある質問(FAQ)
※本記事は広告・プロモーションを含みます。
📋 この記事の結論・要点まとめ
| 後悔パターン | 原因 | 対策の核心 |
|---|---|---|
| ① 維持費が想定より大幅に高かった | 税金・タイヤ・保険が重なる | 年間総額を購入前に必ず試算する |
| ② MTにすればよかった(AT後悔) | 「Zに乗っている感覚」が薄くなる | どちらも必ず試乗してから決める |
| ③ ATにすればよかった(MT後悔) | 渋滞・日常使いでのクラッチ疲労 | 使用シーンの8割を想像して選ぶ |
| ④ 乗り心地が硬すぎた | ダブルウィッシュボーン+19インチ | 試乗コースに段差・悪路を含める |
| ⑤ 2シーターの実用性の低さ | 家族・荷物との両立が難しい | メインカーにするか割り切れるか確認 |
| ⑥ オプション込み総額が跳ね上がった | 特別色・BOSEなどで一気に上振れ | オプション込み総額でGR86と比較 |
| ⑦ GR86で十分だったかもしれない | 価格差170万円の正当化ができなかった | 「何のためにZを選ぶか」を言語化する |
※本記事のデータは、各メーカーカタログ値、みんカラ・価格.com等のレビューサイト分析、当サイト独自調査(2026年2月実施)に基づきます。
あなたの車、いくらで売れるか知っていますか?
車を買い替えるとき、次の車の価格ばかりに目がいきがちですが、実は「今の車がいくらで売れるか」を知っているかどうかで、最終的な支払いは大きく変わります。
同じ車でも、売却価格次第で数十万円単位の差が出ることも珍しくありません。
しかもこの差は、相場を知らないまま商談に入ると、そのまま確定してしまうケースがほとんどです。
次の車の支払い総額は、買う前にほぼ決まっています。
本当に重要なのは「購入価格」ではなく実質負担(差額)です。
ディーラー下取りは相場より低くなることも多く、知らずに進めるとその差額を見逃してしまうこともあります。
つまり後悔しない車選びのためには、新しい車を決める前に「今の車の価値」を知っておくことが先決です。
1分で終わるので、あとで後悔する前に一度だけ確認しておくのがおすすめです。
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🚨 フェアレディZがやめとけと言われる7つの理由
💸 理由①「維持費が年間80〜110万円に達した」
- ⚠️ 自動車税は排気量3.0L超のため年間約11万円(メーカーカタログ値)
- 😟 19インチタイヤ(標準)の4本交換は15〜25万円が相場
- 💥 「年60万円のつもりが、気づいたら年100万円を超えていた」という声が多い
フェアレディZの後悔談でダントツに多いのが、この維持費問題です。
車両本体価格はバージョンS(6MT)で約524万円〜、バージョンST(9AT)で約600万円〜(メーカーカタログ値)。
問題は購入後です。
3.0LのV6ツインターボを搭載するフェアレディZは、自動車税が年間約11万円(メーカーカタログ値)。任意保険はスポーツカー分類で割高になりやすく、年間15〜20万円が現実的な目安です(みんカラ・価格.comレビュー分析)。
さらにタイヤ。
標準装着の19インチタイヤは1本あたり3〜5万円が相場で、4本交換すると15〜25万円になります。
「スポーツカーを買う」ということは、スポーツカーの維持費体制で生活するということ。購入前に年間総額を必ず試算してください。
💡 維持費の重さで迷うなら、WRX S4との比較も参考になります
🎮 理由②「MTにすればよかった——ATを選んで後悔」
- ⚠️ 9ATは快適だが「Zに乗っている感覚」が薄くなる
- 😟 「日常の移動ツールになってしまった。スポーツカーとしての主張が弱い」という声
- 💥 「せっかくZを買ったのに、なんかプリウスみたいな感覚で走ってる」という後悔が一定数ある
これは、フェアレディZ特有の後悔です。
9速ATの完成度は高く、実際のゼロヨンタイムではMTを上回るほどです。快適性・燃費・日常の使いやすさ——どれも9ATが優れています。
ただし、「Zというスポーツカーに乗る体験」という軸で見ると、話が変わってきます。
自分の手でシフトを選択し、エンジン回転を合わせ、3ペダルを踏み分けながら走る——この行為そのものが「フェアレディZに乗っている喜び」の大部分を占める人が、想像より多いのです。
ATを選んで後悔した人のコメントに共通しているのは、「走りが嫌いになったわけじゃないけど、何か物足りない」という感覚です。
「走れればいい」ではなく「走ることを楽しみたい」という人には、MTの選択を真剣に検討してほしいと思います。
🦵 理由③「ATにすればよかった——MTを選んで後悔」
- ⚠️ 渋滞の多い都市部では、クラッチ操作の疲労が蓄積する
- 😟 「週5日通勤で使ったら、1ヶ月で足が痛くなった」という声あり
- 💥 「サーキット以外では9ATの方が速いと知って、MTを選んだ意味がわからなくなった」
一方、MTを選んで後悔した人も確実に存在します。
RZ34の6速MTは、ストロークが長めでやや重厚感のある操作感です。「クラシカルなシフトフィール」と評価する人がいる一方で、「現代のスポーツカーとして洗練されていない」と感じる人もいます(みんカラ・価格.comレビュー分析)。
特に問題になるのが、都市部での日常使いです。
渋滞でのクラッチ操作は想像以上に疲れます。
「自分が普段走る道の8割が渋滞なら、ATを選ぶべき。週末の峠やサーキットが8割なら、MTを選ぶべき。」——これがMT/ATの判断基準のすべてと言っていいかもしれません。
🪨 理由④「乗り心地が硬すぎて日常使いが苦痛になった」
- ⚠️ ダブルウィッシュボーン式サスペンション+19インチの組み合わせが段差の突き上げを強調する
- 😟 「コンビニの段差を越えるたびに腰に響く」という声が多い
- 💥 通勤やちょっとした買い物で使うと、1週間で「週末専用にするべきだった」と思い始める
フェアレディZの足回りは、走りのために最適化されています。
これは褒め言葉でもあり、日常使いの人への警告でもあります。
試乗コースに段差・荒れた路面を含めずに「乗り心地いいな」と感じてそのまま購入した人が、後悔しやすいパターンです。
試乗の際は、必ずディーラー周辺の段差や荒れた路面も走ってから判断してください。
平滑なテスト路面とは、体感がまったく違います。
👨👩👧 理由⑤「2シーターの割り切りができなかった」
- ⚠️ フェアレディZRZ34は純粋な2シーター——後席は存在しない
- 😟 「友人を乗せるたびに申し訳なくなって、結局自分しか乗らない車になった」
- 💥 荷室容量は約197Lと非常に小さく、ゴルフバッグや大きなリュックを複数積むのは難しい
「2シーターでもいい」と思って購入した人の一部が、実際に使い始めてから「思ったより不便だ」と感じるケースがあります。
デートや友人との移動で助手席に1人しか乗せられない。
荷物が増えると助手席が荷物置き場になる。
「フェアレディZをメインカーにするか、割り切ってセカンドカーにするか」——購入前にここを明確にしておかないと、後悔に直結します。
💰 理由⑥「オプション込みの総額が想定より大幅に上振れた」
- ⚠️ 特別塗装色(イカズチイエロー・セイランブルーなど)はオプション追加料金が発生する
- 😟 BOSEプレミアムサウンド・カーボンパーツなどを積み上げると一気に総額が跳ね上がる
- 💥 「当初580万円のつもりが、気づいたら680万円になっていた」というケースが多い
フェアレディZはベース価格こそ500万円台からですが、オプションを積み上げると一気に総額が跳ね上がります。
特に特別塗装色(約8〜10万円)・BOSEプレミアムサウンドシステム・カーボンファイバーインテリアなどは「せっかくだから」と追加しやすい項目です。(メーカーカタログ値)
オプション込みの総額が650〜700万円台になると、ポルシェ718 ケイマンのエントリーモデル(約860万円〜)との差が縮まってきます。
「オプション込みの総額でGR86との差額を計算し直してみると、改めて本当にZが必要かを考えられる」——これを購入前にやった人の後悔率は、確実に低いと感じています。
🤔 理由⑦「GR86で十分だったかもしれない」
- ⚠️ GR86(現行・約360万円〜)とフェアレディZ(約524万円〜)の差額は約170万円以上
- 😟 「走る楽しさ」という軸では、GR86も十分すぎる感動を与えてくれる
- 💥 「Zのパワーを公道で使いきれないなら、GR86の軽快感の方が楽しかった」という声が確実にある
フェアレディZの405馬力は、公道で使いきれるパワーではありません。
一方のGR86は約235馬力(メーカーカタログ値)。数字だけ見るとZの圧勝ですが、公道レベルでの「ドライビングの楽しさ」は、GR86の軽量FRスポーツも十分に張り合えます。
「パワーではなく、ドライビングの喜びを求めているなら、GR86も真剣に試乗すべき」——これは、20年以上さまざまなスポーツカーに乗ってきた私の正直な意見です。
GR86との比較についてはのちの比較セクションで詳しく解説します。
※本記事のデータは、各メーカーカタログ値、みんカラ・価格.com等のレビューサイト分析、当サイト独自調査(2026年2月実施)に基づきます。
😞 実際のオーナー体験談5選
😔 体験談① 「結局、俺は何と戦ってたんだ?」(40代・男性・Version ST 9AT)
- ⚠️ 渋滞回避でATにしたが、サーキット走行で「MTなら…」と痛感
- 😟 9ATはスムーズすぎて、スポーツカー特有の緊張感が薄い
- 💥 「快適だけど、普通の速い乗用車になってしまった気がする」
ぶっちゃけ、日産の営業さんに「今の9ATはパドルでガシガシ変速できるし、都内の渋滞を考えたら絶対こっちっすよ」って言われて、まあそれもそうかと折れたんだよね。自分も若くないし、楽なほうがいいかなって。
で、実際街乗りは100点。文句なし。でもさ、たまに箱根とか行くと、隣に並んだMTのZが「フォォォーン!」って咆哮させながらシフトアップしてくわけ。あれを見ちゃうと、パドルをカチカチやってる自分が、なんだか急に「ゲームのコントローラー」を握ってるだけみたいな虚しさに襲われるんだよ。
速いんだよ? タイム出せば絶対ATのほうが速い。でも、あの「手足が車と繋がってる」感じ……。あれを捨てて得た「楽さ」が、本当に欲しかったものなのか、今でも自問自答してるよ。まあ、帰りの渋滞では「ATで良かった〜」って思うんだけどさ(笑)
😔 体験談② 「通勤の30分が、左足の拷問に変わった」(30代・男性・Version S 6MT)
- ⚠️ 片道30分の渋滞路。左足が毎日悲鳴を上げている
- 😟 「週末は最高。でも平日の自分にとっては罰ゲーム」
- 💥 半年経って「セカンドカー必須」だと確信してしまった
もうね、完全にロマンに振り切りすぎた。試乗の時はディーラーの周りをチョロっと走って「最高じゃん!」って即決。でも、渋滞の感触なんて一秒も確かめなかったのが運の尽き。
日曜の早朝、バイパスで3速、4速と叩き込んで加速する瞬間は、マジで昇天するほど気持ちいいよ。でもさ、月曜の朝。ノロノロ運転の246号線で、クラッチの断続だけで進むのは、はっきり言って修行というか拷問。左足がプルプルしてきて、会社に着く頃にはもう一仕事終えたくらいの疲労感なんだよ。
半年耐えたけど「あ、これ毎日乗る車じゃないわ」って悟った。結局、実家から使い古しの軽を持ってきて、平日はそれ。Zは週末にだけ封印を解くようにしたよ。最初からそう割り切れる覚悟がある奴だけ、MTにしたほうがいい、マジで。
😔 体験談③ 「タイヤ代だけで、毎月いくら積み立てればいいんだ?」(40代・男性・Version ST 9AT)
- ⚠️ 年間維持費を60万円で試算していたが、現実は甘くなかった
- 💥 1年目でタイヤ・保険・税金などで100万円近くが飛んだ
- 😟 スポーツカーの消耗品コストは、普通の車の3倍は見ておくべき
自分なりに計算して「よし、これなら維持できる!」と思って買ったんだけどさ、もう全然見通しが甘かったわ。特にタイヤ。19インチのハイグリップタイヤが、これほどまでにマッハで減るとは思わなかった。
別にサーキット攻めてるわけじゃない。普通にワインディングを楽しんでる程度なのに、気づいたらスリップサインが見え隠れしてる。「え、もう数十万飛ばすの?」って変な汗が出るよ。そこに自動車税だろ、任意保険のスポーツカー特約みたいな割高感だろ……。
結局、Zを維持するってことは、本体代とは別に「遊び代」を垂れ流し続けることなんだよね。普通のミニバンとかと同じ感覚で維持費を考えたら、乗り始めてから家計が死ぬ。年間100万くらいは「予備費」として持ってないと、思い切り右足を踏み込めないよ。
😊 体験談④ 「妻の車があるから、俺はZで牙を研げる」(40代・男性・Version S 6MT)
- ✨ 土日しか乗らないと決めたことで、MTの不便さが逆に「味」になる
- 👍 普段は家族用のミニバン。Zは自分をリセットするための道具
- 😊 「維持費は高いが、趣味の対価としては妥当。後悔はない」
俺の場合は、最初から「Zは道具じゃない、嗜好品だ」って割り切ってたのが勝因かな。平日の通勤とか買い出しは全部嫁さんのアルファード。俺のZはガレージの主。土曜の朝、その主を起こす時の高揚感のために、平日必死に働いてる感じ。
今の時代、MTなんて不便以外の何物でもないけど、その「不便さ」を操るのが、仕事で疲れ果てた脳みそをリセットしてくれるんだよね。ガチっとギヤを繋いで、ボクサーじゃなくV6の咆哮を聞く。この瞬間のために数百万払ったんだな、俺、って納得できる。
維持費? 確かに高いよ。でも、酒も博打もやめてこれに注ぎ込んでるんだから、健全な趣味だろって自分に言い聞かせてる。使い方さえブレなければ、これほど満足度の高い車は他にないと思うね。
😊 体験談⑤ 「高速に乗った瞬間、86にしなくて良かったと思った」(50代・男性・Version ST 9AT)
- ✨ V6ツインターボの「底知れない余裕」は、GR86では味わえない
- 👍 高速巡航の安定感は別格。長距離を走っても疲れが全く違う
- 😊 「価格差の理由は、一度高速に乗れば一発で理解できる」
GR86と最後まで天秤にかけたよ。あっちのひらひら舞うような軽さも魅力的だったけど、俺ももう50代。最終的に「GTカーとしての格」が欲しくてZにした。結果的に、高速道路を100km走っただけで「あ、俺の選択は正しかった」って確信したね。
合流での加速の伸び。エンジンが「まだまだ余裕あるよ」って囁いてくるような、あの分厚いトルク感。GR86だと「一生懸命回して走ってる」感が出るけど、Zは悠然と構えてる。この精神的な余裕こそが、価格差分の正体なんだなって腑に落ちたよ。
長距離のグランドツーリングをしても、シートの出来がいいのか車体がどっしりしてるからなのか、疲れが全然違う。若い時なら86だったかもしれないけど、今の俺にはこの重厚なZが、最高の相棒だよ。
📖 【著者の実体験】フェアレディZ RZ34を6MT・9AT両方試乗して感じたこと
- 🚗 試乗車種:フェアレディZ RZ34 Version S(6MT) / Version ST(9AT)
- 📍 場所:日産正規ディーラー(多摩エリア)
- 🛣️ 試乗コース:ディーラー周辺の幹線道路+多摩特有のアップダウン(各30分)
- 👤 著者:田中誠二(15台以上所有の車オタク・現ヤリスクロス乗り)
これまでアルファロメオの官能的なエンジンやBMWのシルキーシックス、国産ならFD3SやS2000といった、いわゆる「名機」を乗り継いできた。そんな俺が、新型Z(RZ34)に触れてどう感じたか。忖度なしで書かせてもらうよ。
① 多摩のディーラーで対面した瞬間の直感
ショールームの隅で、その「イカズチイエロー」を纏ったZと目が合った瞬間、正直ちょっと鳥肌が立ったんだよね。写真だと少しのっぺりして見えたフロントマスクも、実物を見ると奥行きが凄くて、何よりリアのテールランプの光り方が、初代S30の面影を完璧に現代に蘇らせてた。
「日産、本気出したな」って。でも、ドアを開けてシートに座った瞬間、営業マンにボソッと「内装のプラスチック感、もう少しなんとかなりませんでした?」って聞いちゃった。営業マンは苦笑いしながら「走りにコスト全振りですから!」って言ってたけど、まあ、それもZらしいのかもね、なんて一服しながら思ったよ。
② 9AT試乗——「速すぎて、自分が置いていかれる」
まずはATから。多摩の幹線道路をスッと滑り出すと、あまりの洗練ぶりに拍子抜けした。トルクが分厚すぎて、街乗り程度じゃアクセルを1センチも踏んでない感覚。変速もショックゼロ。
「これ、最新の高級セダンじゃん」って。でも、バイパスの合流で少し深めに踏み込んだ瞬間、その豹変ぶりに驚いた。蹴飛ばされるような加速なのに、どこかスマート。以前乗っていたBMW M340iに近い、超優等生なスポーツカーという印象。
「渋滞の多い20号線とかを通勤に使うなら、9ATは最高に幸せになれるよ。でも、自分の手足で獣を手懐けたいっていうドMな車好きには、少し物足りないかもしれないね。」
③ 6MT試乗——「ガチッという手応えに、昭和の熱を感じた」
続いて6MT。クラッチを踏み込んだ瞬間、思わず「重めだな、いいぞ」と呟いてしまった。
最近のスポーツカーみたいなスカスカのクラッチじゃない。ちゃんと「今、機械を動かしてる」っていう抵抗がある。シフトを1速に叩き込んで走り出した瞬間、俺の中の眠っていた車オタクの血が騒ぎ出したよ。
V6ツインターボの咆哮が、MTだとよりダイレクトに耳に届く。BMWみたいな滑らかな高音じゃない。もっと野太い、アメリカンマッスルに近い、腹に響く音。多摩のアップダウンでギヤを繋ぎ変えるたびに、「あ、これだ。これがZだ」って。洗練されてない、でも熱い。あの感覚はATじゃ絶対に味わえない特権だよ、マジで。
④ 試乗を終えて、一服しながら考えたこと
試乗が終わった後、自分のヤリスクロスに戻って、駐車場でタバコに火をつけたんだ。
「もし俺が今、このZをオーダーするなら……」
頭をよぎったのは、ヤリスの「軽快でどこでも行ける安心感」とは正反対の、Zの「不便だけど強烈な個性」だった。
後方視界は絶望的だし、21インチタイヤ(ST)は路面の凸凹を容赦なく尻に伝えてくる。コンビニの車庫入れ一回でも気を使う車。でも、あの無骨なステアリングの手応えと、ミラーに映るリアフェンダーの張り出し……。あれを見せつけられると、「不便でもいい、これが欲しい」って思わせる魔力があるんだよな。
「GR86の軽快さを取るか、Zの重厚な物語を取るか。この答えはカタログには書いてない。多摩の坂道でもどこでもいい、よく知る道を一回走ってみな。その時、Zの咆哮が自分の魂に響くかどうか、それがすべてだよ。」
💡 あわせて読みたい:ライバル車との比較で後悔しないために
※オーナー体験談の再構成にあたっては、以下のプラットフォームの声を参考にしています。
参考出典:みんカラ / 価格.com
🔗 ちなみに、カーリースの「不公平」について別記事を書いた
- 🚗 試乗のため、俺自身も長年カーリースを契約してきた当事者
- 😟 月の走行距離が200km〜2,000kmまで、月ごとの差が激しい使い方
- 💥 「乗ってない月も満額引き落とし」の違和感が、ずっと引っかかっていた
- 💡 その違和感を一本の記事にまとめた
ここまで車種の話をしてきたが、正直なところ「車の持ち方」そのものについて、もう少し書いておきたいことがある。
俺は試乗記事を書くために、これまでカーリースとレンタカーを何度も契約してきた当事者だ。
その中でずっと引っかかっていたのが、カーリースの「走行距離制限」の不公平さだった。
走りすぎたらペナルティ。でも、走らなかった月の料金は1円も下がらない。
ある月、仕事が立て込んで車にほとんど乗れなかったことがあった。
それでも月額は、きっちり満額引き落とされた。
契約書通りなのはわかっている。でもこれ、正直、おかしくないか?
俺はどうにも納得できなかった。
レンタカーなら「使った分だけ」が当たり前なのに、リースになると突然「使わなくても満額」になる。
在宅ワーク中心の人・セカンドカーとして使っている人・週末しか乗らない人は、気づかないうちに「使っていない分」を満額で払い続けている。
この違和感を一本の記事にまとめた。車の持ち方を考える材料になると思う。
💡 田中が書いた別記事はこちら
⭐ それでもフェアレディZを選ぶべき5つの魅力
✨ 魅力① V6ツインターボの「余裕のある加速感」は国産スポーツカーで唯一無二
- 👍 最高出力405ps・最大トルク475Nm——数字より「余力を残したまま加速する感覚」が魅力
- ✨ WLTCモード燃費:6MT 9.5km/L・9AT 8.4km/L(メーカーカタログ値)
- 😊 高速合流・追い越しで「アクセルを踏む量が少なくていい」という上質な余裕感
フェアレディZのVR30DDTTエンジンは、数字の405馬力より「感覚」で語るべき車です。
高速の合流で軽くアクセルを踏むだけでスーッと速度が乗っていく——その余裕のある加速感は、GR86やシビックType Rとは明確に異なる「大排気量の余力感」があります。
「速い」ではなく「余裕がある」という感覚は、長距離を走るほど満足度の差として現れてきます。
輸入車と比べると、BMW M2のシャープな直6とは音の性格が異なり、低音が太くどっしりしたアメリカンFRスポーツに近い音域です。
このサウンドを好む人にとっては、日本車では唯一この車でしか味わえない体験です。
✨ 魅力② 「最後の大排気量国産スポーツカー」という希少性
- 👍 電動化が加速する中で、3.0L V6ツインターボのガソリンスポーツカーは希少な存在になりつつある
- ✨ GRスープラもBMWとの共同開発——純粋な国産スポーツカーとしてのZの立ち位置は独特
- 😊 「最後の純ガソリン大排気量国産スポーツカーを手元に置いておきたい」という価値観も十分理解できる
自動車業界の電動化は加速しています。
現行のフェアレディZがいつまで現行モデルとして販売されるかは不明ですが、大排気量のV6ツインターボを搭載した純粋な国産FRスポーツカーは、今後これほど気軽に買える時代が来るかどうかわかりません。
「今だから買える車」という視点は、後悔ではなく満足の根拠になります。
リセールの観点からも、希少性が高まる可能性のある車を適切な価格で手放せるタイミングは、長期保有でも考慮に値します。
✨ 魅力③ デザインの完成度——実車の存在感は写真を超える
- 👍 初代S30へのオマージュを現代の造形で昇華させたロングノーズ・ショートデッキ
- ✨ イカズチイエロー・セイランブルーなどの専用カラーは実車での存在感が段違い
- 😊 街中での注目度は国産スポーツカーの中でもトップクラス
正直な話、カタログ写真や画像だけで判断して「思ったよりよくないな」と感じている人がいたら、一度実車を見てほしいと思います。
ロングノーズのプロポーション、フェンダーの張り出し、リアのテールランプの処理——
これらは光の当たり方や見る角度によって表情が変わり、静止した写真では伝わらない造形の深さがあります。
特にイカズチイエローは、実車で見ると写真の10倍くらいインパクトがある。
私自身、展示車を初めて見たときに「あ、これは思ったよりいい」と感じた一台です。
✨ 魅力④ リセールの安定感(人気仕様限定)
- 👍 RZ34・人気色(イカズチイエロー・セイランブルー・スーパーブラック)の3年後残価率は60〜70%水準(カーセンサー・グーネット相場より算出・2026年2月時点)
- ✨ 北米・海外市場での需要が根強く、国内中古市場での値崩れが起きにくい
- 😊 3〜5年の乗り換えサイクルを前提にするなら、総所有コストで優位になるケースがある
発売当初の転売プレミアムは2026年時点では落ち着いていますが、RZ34の人気仕様のリセールは国産スポーツカーの中でも高い水準を維持しています。(カーセンサー・グーネット相場より算出・2026年2月時点)
逆に、地味な中間色・不人気オプション構成は残価率が落ちやすい傾向があります。
3〜5年で乗り換えを前提にするなら、「何色を・どの仕様で買うか」は維持費と同じくらい重要な判断軸です。
✨ 魅力⑤ 「Zオーナーである」という体験の価値
- 👍 街での注目度・オーナー同士のコミュニティ・Zという名前が持つ歴史的な重み
- ✨ S30から続く55年以上の系譜——「Zに乗っている」というアイデンティティは他の車では得られない
- 😊 「走りの数値では測れない所有の満足感」を重視する人には、この価値は価格差以上になりえる
これはスペック表には載らない話です。
フェアレディZに乗っているオーナーと話すと、「Zだから」という言葉が自然に出てきます。
GR86でも、シビックType Rでも得られない——「フェアレディZというアイコンを所有している」という満足感は、確かに実在します。
スポーツカーは走りのスペックだけで選ぶものではない、と改めて感じさせてくれる車です。
📊 フェアレディZと比較車種の徹底比較
| 比較項目 | フェアレディZ RZ34 |
GR86 (現行) |
GRスープラ RZ |
シビック Type R |
|---|---|---|---|---|
| 車両本体価格 | 約524万円〜 | 約360万円〜 | 約550万円〜 | 約607万円 |
| エンジン | V6 3.0L ツインターボ |
水平対向4気筒 2.4L NA |
直6 3.0L ターボ |
直4 2.0L ターボ |
| 最高出力 | 405ps | 235ps | 387ps | 330ps |
| 駆動方式 | FR | FR | FR | FF |
| MT設定 | ✅ 6MT | ✅ 6MT | ❌ ATのみ | ✅ 6MT |
| 乗車定員 | 2名 | 4名 | 2名 | 5名 |
| 公道での楽しさ | ◎ | ◎ | ◎ | ○ |
| 日常使いやすさ | △ | ○ | △ | ◎ |
| 3年後残価率目安 | 60〜70% | 55〜65% | 50〜60% | 55〜65% |
| 年間維持費目安 | 80〜110万円 | 55〜75万円 | 90〜120万円 | 70〜90万円 |
※価格はメーカーカタログ値、残価率・維持費はカーセンサー・グーネット相場および当サイト独自調査(2026年2月実施)に基づく目安です。
この比較表で最も注目してほしいのは、GR86との価格差と「公道での楽しさ」の評価です。
価格差は約170万円以上あるにもかかわらず、公道レベルでの楽しさという軸ではGR86も同じ◎評価になります。
これは「GR86の方がいい」という意味ではありません。
Zには「V6ツインターボの余裕感」「大排気量の希少性」「Zというアイコンの存在感」という、GR86には絶対にない価値があります。
その価値に170万円以上を払えるかどうか——これが、フェアレディZを選ぶべきかどうかの本質的な判断基準です。
💡 シビックType Rと真剣に迷っている方はこちら
✅ 後悔しないフェアレディZの選び方
👍 フェアレディZが向いている人
- ✅ 週末専用・セカンドカーとして割り切って使える環境がある
- ✅ 年間維持費80〜110万円を無理なく出せる経済状況にある
- ✅ 「V6ツインターボの余裕ある加速感」「Zというアイコン」に価値を感じている
- ✅ GR86も試乗したうえで「やはりZのパワー感が必要だ」と感じた
- ✅ MT/ATを両方試乗したうえで自分の使い方に合う方を選べている
- ✅ 3〜5年の乗り換えサイクルを前提に、人気色・人気仕様を選べる
⚠️ フェアレディZをやめた方がいい人
- ❌ メインカーとして毎日通勤・買い物に使う予定で、渋滞の多い環境にある
- ❌ 年間維持費の総額を試算せず「なんとかなるだろう」と思っている
- ❌ MT/ATのどちらかしか試乗していない状態で購入を決めようとしている
- ❌ GR86との違いをまだ試乗で体感していない(価格差170万円の根拠が曖昧なまま)
- ❌ 家族・同乗者が多く、2シーターの実用性の低さを許容できない
- ❌ 「Zというブランドへの憧れ」だけで選んでいて、具体的な使い方を描けていない
フェアレディZで後悔する人に共通しているのは、「Zへの憧れが先行して、自分の使い方との相性確認が後回しになっていた」という点です。
MT後悔もAT後悔も、維持費後悔も——すべて「購入前の確認不足」から来ています。
「なぜGR86ではなくZなのか」「なぜMTなのか、なぜATなのか」を自分の言葉で説明できる人が、フェアレディZを買って後悔しない人です。
次の車を決める前に、今の愛車の値段をサクッと確認しておきましょう
新しい車を検討している段階でも、今乗っている車の買取相場を知っておくと、次の判断がグッと楽になります。
ディーラーの下取り額が妥当なのか?もっと高く売れる方法はないのか?
相場を知らないまま商談に入ると、「こんなもんか」と思って数十万円も損するケースも珍しくありません。
スマホで数分、無料で今の愛車のだいたいの金額を調べませんか?
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💰 フェアレディZの維持費シミュレーション
| 費用項目 | 年間目安(RZ34) | 備考 |
|---|---|---|
| 燃料費 | 約15〜20万円 | 年間1万km・ハイオク想定(実燃費8〜9km/L) |
| 自動車保険(任意) | 約15〜20万円 | 年齢・等級・スポーツカー区分による |
| 自動車税 | 約11万円 | 3.0L超・メーカーカタログ値 |
| 車検・点検費用 | 約10〜15万円 | 2年に1回の車検を年割り換算 |
| タイヤ交換 | 約8〜12万円 | 19インチ・2〜3年に1回を年割り換算 |
| 駐車場代 | 地域によって異なる | 都市部は月2〜5万円が相場 |
| サーキット走行(年2〜3回の場合) | 追加で20〜50万円 | タイヤ摩耗・ブレーキ交換・走行料含む |
| 合計目安(駐車場除く) | 約80〜110万円/年 | みんカラ・価格.comレビュー分析・当サイト独自調査(2026年2月実施) |
年間維持費は駐車場代を除いて80〜110万円が現実的な目安です。
サーキットを年2〜3回走る場合はさらに20〜50万円が上乗せになります。
月収ベースで考えると、手取り月収の12〜18%が車にかかるイメージで試算しておくと安心です。
GR86と比較すると、年間維持費の差は約20〜40万円になります(当サイト独自調査・2026年2月実施)。
5年間乗り続けると、維持費だけで100〜200万円の差が生まれる計算です。
「買える価格」と「維持できる価格」は別の話。購入前に5年間の総所有コストを必ず計算してください。
自動車保険を見直して、維持費の後悔を減らす方法
正直、維持費がきついと感じているなら「この車が悪い」のではなく、自動車保険の契約が昔のままになっている可能性があります。
とはいえ、忙しい中で保険証券を引っ張り出して、何社も見積もりを取り直すのは現実的ではありませんよね。
スマホさえあれば手元に書類がなくても申し込みが完了し、最短5分ほどで複数社の保険料の目安が分かります。
「今より高いか安いか」だけでも把握しておけば、次の更新や乗り換えでの後悔をかなり減らせます。
一括見積もりの性質上、選んだ会社によっては確認の連絡が入ることがあります。申し込み画面の要望欄に「まずはメールで連絡希望」と書いておけば、ある程度コントロールも可能です。
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❓ よくある質問(FAQ)
🤔 Q1. フェアレディZは本当に後悔する車ですか?
- 💡 後悔する人の共通点は「使い方の確認が甘かった」こと
- 💡 「Zへの憧れ」と「自分の生活環境」のギャップが後悔を生む
- 💡 使い方を明確にして買った人の満足度は高い
「フェアレディZで後悔した」という声は確かに存在します。
ただし、後悔の内容を丁寧に見ると、車そのものへの不満より「自分の使い方との不一致」から来ているケースがほとんどです。
維持費の高さ・乗り心地の硬さ・2シーターの実用性の低さ——これらはすべて購入前に知ることができる情報です。
「後悔しやすい車」ではなく、「確認不足で買うと後悔しやすい車」と言う方が正確です。
🤔 Q2. MTとATどちらを選ぶべきですか?
- 💡 週末専用・サーキット込みで楽しむ → 6MT
- 💡 日常使いも含めて長く乗る・渋滞が多い → 9AT
- 💡 どちらか一方しか試乗していない状態での購入は後悔のリスクが高い
この記事で最も強調したいポイントの一つです。
9ATは快適で速い。ゼロヨンタイムでは9ATがMTを上回るほどの完成度があります。
一方6MTは、ストロークは長めですが「Zを自分で操っている感覚」はMTの方が明確に上です。
普段走る道の8割が渋滞ならAT、峠やサーキットが8割ならMT——この基準で考えると判断しやすくなります。
私自身、両方を続けて試乗したうえで感じたのは「どちらが上」ではなく「どちらが自分の使い方に合うか」という話だということです。
必ず両方を試乗してから決めてください。どちらか一方しか乗らずに決めた人が、後悔しやすいパターンです。
🤔 Q3. フェアレディZとGR86、正直どちらがおすすめですか?
- 💡 「V6の余裕感・Zのアイコン性・大排気量の希少性」に価値を感じる → フェアレディZ
- 💡 「軽快なFRスポーツ・維持費の安さ・後席あり」を重視する → GR86
- 💡 価格差170万円以上の根拠を両方試乗してから確認することが最重要
正直に言います。
公道での「ドライビングの楽しさ」という軸だけで比べると、GR86は価格差以上の楽しさを提供してくれる車です。
ただしZには、GR86では絶対に得られないものがあります。
V6ツインターボが低回転から太いトルクで押し出してくる加速感。高速道路での余裕のある巡航。そして「フェアレディZに乗っている」というアイデンティティ。
この差に170万円以上を払う価値があると感じた人がZを選ぶべきで、「そこまでは要らないかな」と感じた人はGR86を選ぶべきです。
どちらが正解かは、試乗してみないとわかりません。
🤔 Q4. フェアレディZの維持費は年間どのくらいかかりますか?
- 💡 駐車場代を除いて年間80〜110万円が現実的な目安
- 💡 サーキット走行を年2〜3回行う場合は追加で20〜50万円
- 💡 GR86と比べると年間維持費の差は約20〜40万円・5年で100〜200万円の差になる
維持費で後悔する人の多くが「60万円くらいで済むだろう」という甘い試算で購入しています。
自動車税約11万円・保険15〜20万円・燃料費15〜20万円・タイヤ代・車検——これらを合計すると、サーキットを走らなくても年間80万円を下回ることはほぼありません。(当サイト独自調査・2026年2月実施)
購入前に5年間の総所有コストを計算することを、強くすすめます。
🤔 Q5. フェアレディZのリセールバリューはどうですか?
- 💡 人気仕様(イカズチイエロー・セイランブルー・スーパーブラック)の3年後残価率は60〜70%水準
- 💡 地味な中間色・不人気オプション構成は残価率が落ちやすい
- 💡 2026年時点では発売当初の転売プレミアムは落ち着いており、相場は安定している
RZ34のリセールは、仕様の選択次第で大きく変わります。
人気色・人気グレードを選んだ場合の3年後残価率は60〜70%水準と国産スポーツカーの中でも高い水準です。(カーセンサー・グーネット相場より算出・2026年2月時点)
一方で、不人気色・不人気仕様は残価率が50%を下回るケースもあります。
リセールを重視するなら、色と仕様の選択は車両価格と同じくらい重要な判断軸です。
🤔 Q6. フェアレディZはメインカーとして使えますか?
- 💡 独身・渋滞の少ない環境・ATを選んだ場合は、メインカーとして十分成立する
- 💡 都市部での渋滞通勤・家族での外出が多い場合はセカンドカー運用が現実的
- 💡 「2シーターで荷物が少ない生活」を受け入れられるかどうかが判断の分かれ目
使う環境によります。
郊外在住・通勤距離が短い・独身または二人暮らし——この条件が揃えば、9ATのフェアレディZはメインカーとして十分機能します。
一方、都市部での渋滞通勤・子どもの送迎・大きな荷物を載せる機会が多い——この条件が重なる場合は、セカンドカーとして割り切る方が後悔リスクを大きく下げられます。
🤔 Q7. スポーツカー選びをもっと広い視点で考えたい場合は?
- 💡 フェアレディZ以外のスポーツカーも含めて比較したい方はピラーページが参考になります
- 💡 GRスープラ・GR86・WRX S4・ロードスターなど複数車種の後悔ポイントを横断的に確認できます
フェアレディZと他のスポーツカーを横断的に比較したい方には、当サイトのスポーツカー購入ガイドが参考になります。
各車種の維持費・後悔ポイント・向いている人の特徴を一覧で確認できます。
💡 スポーツカー選びをもっと広い視点で考えたい方へ
📋 まとめ:フェアレディZで後悔しないための選び方
- ✅ MT・ATを必ず両方試乗してから選ぶ——どちらか一方だけでの判断は後悔の入り口
- ✅ GR86も試乗して「価格差170万円の根拠」を自分の感覚で確認する
- ✅ 年間維持費80〜110万円を無理なく出せるかを購入前に5年分で試算する
- ✅ 「Zをどう使うか」——メインカーかセカンドカーかを購入前に明確にする
- ✅ リセールを重視するなら人気色(イカズチイエロー・セイランブルー・スーパーブラック)を選ぶ
フェアレディZは「ひどい車」でも「やめとけ」と言い切れる車でもありません。
正確に言うと、「使い方と価値観が合った人が選べば、国産スポーツカーの中で唯一無二の体験を与えてくれる車」です。
後悔しているオーナーに共通しているのは「Zへの憧れが先行して、MT/ATの選択・維持費の試算・GR86との比較・使い方の確認が甘かった」という点です。
一方で満足しているオーナーは、「なぜGR86ではなくZなのか」「なぜMTなのか、なぜATなのか」を自分の言葉で説明できる状態で購入しています。
V6ツインターボの余裕ある加速感、Zというアイコンの存在感、最後の大排気量国産スポーツカーという希少性——この価値に共鳴できる人に、フェアレディZは最高の答えを返してくれます。
購入を検討しているなら、まず維持費の総額試算と、GR86・GRスープラとの実車比較試乗を必ず行ってください。
そのうえで「それでもZがいい」と思えたなら、後悔する可能性はかなり低くなります。
📚 参考サイト・情報源
- 日産公式サイト フェアレディZページ
- トヨタ GR86公式サイト
- トヨタ GRスープラ公式サイト
- ホンダ シビック Type R公式サイト
- カーセンサー(中古車相場・残価率参考)
- グーネット(中古車相場・残価率参考)
- みんカラ(オーナーレビュー参考)
- 価格.com フェアレディZレビュー(オーナー口コミ参考)
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。価格・仕様・税制は変更になる場合がありますので、購入前に必ずメーカー公式サイト・販売店にてご確認ください。


