マツダ・ロードスターの購入を検討しているあなた、「オープンカーで楽しくドライブしたい」と憧れているものの、「パワーが足りないと聞いた」
「オープン装置が面倒」と不安を感じていませんか?
ロードスターは、シンプルで純粋なスポーツカー体験を提供する、多くの愛好家に支持される国産オープンカーです。
しかし、実際に購入したオーナーの中には「加速感がイマイチ」「オープン装置の開閉が煩雑」
「雨漏りがある」「荷物が全く積めない」と後悔している声も少なくありません。
この記事では、ロードスターで後悔する7つの理由、実際のオーナー体験談、GR86・フェアレディZとの比較、後悔しない選び方を2025年最新データで徹底解説します。
購入前にこの記事を読めば、あなたに本当にロードスターが合っているかを判断できるはずです。
【この記事でわかること】
- ロードスター購入して後悔する7つの理由
 - ロードスターで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
 - それでもロードスターを選ぶべき5つの魅力
 - 理由とBRZの徹底比較
 - 後悔しないロードスターの選び方【グレード・エンジン・オプション】
 - ロードスター購入でよくある質問(FAQ)
 - まとめ:ロードスター後悔?後悔しない選び方
 
ロードスター購入して後悔する7つの理由
ロードスターは魅力的なオープンスポーツカーですが、購入後に後悔するオーナーも少なくありません。
ここでは、実際のオーナーの声を基に、後悔する7つの理由を詳しく解説します。
購入前にこれらのリスクを理解しておくことで、失敗を避けることができます。
理由1:パワーが物足りない(130~184馬力)
ロードスターの最大の後悔ポイントは、パワーが物足りないという点です。
ND5RCロードスター(現行モデル)には、1.5Lエンジンで130馬力、2.0Lエンジンで184馬力の2つのオプションがあります。
184馬力は決して少なくない数字ですが、実際の走りは同じスポーツカーのGR86(255馬力)やフェアレディZ(400馬力)と比較すると、物足りなく感じるユーザーが多いです。
特に1.5Lエンジンモデルは、日常的な街乗りでは十分ですが、高速道路での加速力に不満を感じる人が多いです。
加速感の物足りなさは、スポーツカーの購入動機の一つである「走りの楽しさ」を半減させてしまいます。
「スポーツカーとしてのパワー感を期待していたが、想像より控えめだった」という後悔の声が多く聞かれます。
【対策方法】
✅ 必ず試乗で、1.5Lと2.0Lの両エンジンを運転して加速感を確認する
✅ 高速道路での走行や、サーキット走行を想定している場合は2.0Lエンジン必須
理由2:オープンルーフの開閉が煩雑
ロードスターのオープンルーフは、電動で開閉できますが、その操作が想定以上に煩雑です。
ND5RCモデルは、標準的なオープンルーフと、天井が固い「RFルーフ」の2種類があります。
標準オープンルーフは、開閉に約10秒かかり、停止している状態でしか操作できません。
走行中には操作できないため、走りながらオープンにしたいというニーズには対応できません。
また、雨が降ってきた場合、急いで屋根を閉じる必要があり、渋滞中や停車中にその手間がストレスになるユーザーが多いです。
「オープンカーの開放感を求めていたが、開閉の手間が思ったより大きい」という不満が多く聞かれます。
【対策方法】
✅ 試乗時に実際にオープンルーフを開閉して、操作感とストレスを確認する
✅ 煩雑さが気になる場合は、常に屋根が開いているRFルーフ(固定ルーフ)の購入も検討する
理由3:雨漏りのリスクがある
ロードスターのオープンルーフには、雨漏りのリスクがあります。
特に中古車や経年劣化した個体では、ウェザーストリップ(防水ゴム)が硬化して、雨漏りが発生するケースが多いです。
雨漏りが発生すると、内装に水が入り込み、カーペット、シート、電装系がダメージを受けます。
修理には、ウェザーストリップの交換や内装の乾燥・クリーニングが必要になり、費用が10万円〜30万円かかることもあります。
新車でも、初期不良として雨漏りが発生することがあり、その場合はディーラーで無償修理されます。
中古車を購入する場合は、雨漏りの有無を必ず確認する必要があり、見落とすと後から大きなトラブルに直面します。
「新車から3年で雨漏りが発生し、修理費20万円がかかった」という体験談も聞かれます。
【対策方法】
✅ 中古車購入時は、試乗前に必ず雨漏りの有無をディーラーに確認する
✅ 新車購入時は、納車後1ヶ月以内に雨の中で雨漏りテストを実施する
理由4:価格が思ったより高い(280万円~)
ロードスターの価格は、イメージより高いというのも後悔ポイントです。
エントリーグレードのSモデルでも279万円からで、RFルーフを選ぶと320万円を超えます。
「軽いスポーツカー=廉価」というイメージを持っている人には、280万円という価格は予想外に高く感じられます。
同じ価格帯のGR86(約268万円)やインプレッサ(約270万円)と比較すると、ロードスターの方が高価です。
オプション装備を追加すると、すぐに300万円を超え、新車購入のハードルが上がります。
「庶民的なスポーツカーだと思っていたが、価格を見たら躊躇してしまった」という声も多くあります。
【対策方法】
✅ 購入前に、ローン返済額を含めた総予算を明確にし、無理のない範囲で検討する
✅ 中古車を選ぶことで、50万円~100万円程度の価格削減が可能
理由5:室内が狭く荷物が積めない
ロードスターの最大の弱点は、室内の狭さと荷室容量の限定性です。
ロードスターは、徹底的に軽量化を追求したため、室内はとても狭いです。
2シーター(2人乗り)のため、後席がなく、家族での移動には不向きです。
荷室容量は150Lと非常に限定的で、ゴルフバッグ1~2個程度しか入りません。
買い物が多い人や、キャンプ・ツーリングに出かけたい人には、ロードスターは不適切です。
「友人と遠出したいが、2シーターなので誰も乗せられない」という不満も多くあります。
「日常使いのセカンドカーとして購入したが、荷物が積めなくて不便」という後悔の声も聞かれます。
【対策方法】
✅ ロードスターは「一人ドライブ」「カップルでの短距離ドライブ」用と割り切る
✅ 家族での移動や大人数での使用は、別のメインカーで対応することを前提にする
理由6:横風に弱い
ロードスターのオープンルーフ設計は、横風への耐性が低いという弱点があります。
屋根がないため、横風を直に受け、高速道路での走行時に車が横揺れします。
特に高速道路で、大型トラックに追い越されたとき、その風圧で車がぐらつきます。
オープンルーフを開いている状態では、さらに横風の影響が大きくなり、ハンドル操作が不安定になります。
「高速道路での横風がストレス」「オープンにしたくても横風が怖い」という不満が多くあります。
低全高(1,235mm)の設計も、横風の影響を受けやすくしている要因です。
【対策方法】
✅ 横風の強い日は、オープンルーフを開かないか、走行を控える
✅ 高速道路での走行前に、横風の予報を確認して計画を立てる
理由7:リセールバリューが低い
ロードスターのリセールバリューは、同じスポーツカーのGR86やフェアレディZと比較して低めです。
3年落ちで60%~70%、5年落ちで45%~55%程度のリセールバリューとなります。
新車価格280万円で購入した場合、5年後の下取り価格は126万円~154万円です。
下取り価格が低い理由は、マニュアルトランスミッション(MT)の人気低下、2シーター限定という実用性の低さ、オープン機能の故障リスクなどが挙げられます。
「新車で買ったロードスターを5年後に売却したら、予想より50万円も安かった」という後悔の声も聞かれます。
【対策方法】
✅ 長期保有(10年以上)を前提にし、リセールバリューを気にしない覚悟を持つ
✅ 購入時から「この車に長く乗る」というスタンスで臨むこと
ロードスターで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
実際にロードスターを購入したオーナーの中には、さまざまな理由で後悔している方がいます。
ここでは、リアルな体験談を5つ紹介します。
これらの体験談を参考に、自分が同じような後悔をしないかを事前に確認しましょう。
体験談1:パワーの物足りなさで後悔
32歳・男性・会社員
2.0Lエンジンのロードスターを新車で購入しました。
184馬力で十分だと思っていましたが、実際に乗るとパワーが物足りません。
高速道路での加速が鈍く、追い越し時に時間がかかります。
GR86やフェアレディZと比較すると、段違いにパワーが低いです。『スポーツカーを買った』という満足感が得られず、購入後3ヶ月で後悔しています。
もっとパワーのある車を買えばよかったと思いますが、時既に遅しです。
体験談2:オープン装置の煩雑さで後悔
38歳・男性・営業職
オープンカーの開放感に憧れてロードスターを購入しました。
しかし、実際に乗ってみると、オープンルーフの開閉が思った以上に面倒です。
停止時しか操作できないため、走行中に急に天気が悪くなったとき、安全な場所で停車して屋根を閉じなければなりません。
真夏の暑い日に屋根を開けたくても、高速道路を走行中だと開けられず、街中に出てから開けることになります。『オープンカー選んで失敗した』と何度も思いました。
体験談3:雨漏りでトラブル
44歳・女性・会社員
新車のロードスターを購入して2年目、突然雨漏りが発生しました。
梅雨時期に、屋根を閉じているのに運転席の足元に水が溜まっていました。
ディーラーに持ち込んだところ、ウェザーストリップの硬化による雨漏りとのことで、修理費は18万円でした。
新車でもこんなトラブルがあるのかと、非常にがっかりしました。オープンカーは雨漏りリスクが高いことを知っていれば、購入しなかったかもしれません。
体験談4:荷物が積めないで後悔
29歳・男性・営業職
ロードスターで仕事の営業ツールや資料を運ぶのが大変です。
荷室が狭すぎて、ゴルフバッグ1個で満杯になります。
本来は荷物をたくさん運びたいのに、ロードスターでは不可能です。
セカンドカーとしてロードスターを購入しましたが、結局メインカー(ワゴン車)ばかり使っています。
ロードスターの出番が少なく、買って後悔していますよ。
体験談5:横風の強さで後悔
36歳・男性・会社員
高速道路でロードスターに乗っていて、横風の怖さを感じました。
大型トラックに追い越されたとき、その風圧で車がぐらつき、ハンドルを取られそうになりました。
オープンルーフを開いているときは、さらに横風の影響が大きく、正直恐怖を感じます。
『オープンカー=楽しい』というイメージでしたが、安全性を考えると躊躇します。
天気の良い日に短距離ドライブする以外に、ロードスターの利点が見つかりません。
それでもロードスターを選ぶべき5つの魅力
ここまで後悔する理由を紹介してきましたが、ロードスターには他の車にはない独自の魅力も多く存在します。
リスクを理解した上で、適切に割り切れば、ロードスターは最高のスポーツカー体験を提供します。
ここでは、ロードスターを選ぶべき5つの魅力を紹介します。
魅力1:最高にシンプルで純粋なスポーツカー
ロードスターの最大の魅力は、余計な機能を排除した、シンプルで純粋なスポーツカー設計です。
パワーステアリング、トラクションコントロール、ABSなどの最小限の装備で、本質的な走りを追求しています。
2シーター、軽量ボディ、リアドライブという、スポーツカーの原点に立ち返った設計は、他の現代的なスポーツカーでは得られません。
シンプルさゆえに、ドライビング技術が走行性能に直結し、ドライバーの実力が試される車です。
魅力2:優れたハンドリングと走行性能
ロードスターの走行性能は、同じ価格帯のスポーツカーと比較しても優秀です。
低い重心、均等な重量配分、直結感のあるステアリング、足回りの洗練度は、3代にわたる進化の結果です。
狭い道での低速ハンドリング、カーブでの走行安定性、サーキット走行でのパフォーマンスは、多くのモータースポーツファンに支持されています。
「速さ」よりも「走りの楽しさ」を追求した設計は、ロードスターの大きな価値です。
魅力3:オープンドライブの爽快感
ロードスターのオープンルーフを開いて走る喜びは、何物にも代え難い体験です。
風を感じ、音を聞き、自然と一体になるドライブ体験は、クローズドカーでは得られません。
天気の良い日に、気の向くまま走る楽しさは、ロードスターの最大の価値です。
都会の喧騒から逃れ、オープンドライブで気分をリセットする、そんな使い方ができる車です。
魅力4:コミュニティが充実している
ロードスター愛好家は非常に多く、全国にオーナーズクラブ、ミートアップ、サーキット走行会などのコミュニティが充実しています。
同じロードスターユーザーとの情報交換、改造・カスタマイズのノウハウ、走行会への参加など、ロードスターを通じた充実した人間関係を構築できます。
長く乗り続ける車だからこそ、こうしたコミュニティの存在は大きな価値です。
魅力5:価格が比較的手頃(国産スポーツカー)
国産スポーツカーの中では、ロードスターは比較的手頃な価格帯です。
280万円という新車価格は、フェアレディZ(約408万円)より安く、GR86(約268万円)と同程度です。
本格的なスポーツカー体験を、手頃な価格で始められるのは、ロードスターの大きな利点です。
理由とBRZの徹底比較
ロードスターを検討する際、ライバル車との比較は欠かせません。
ここでは、トヨタGR86、日産フェアレディZ、スバルBRZとの詳細比較を行います。
各車種の特徴を理解し、自分に最適な1台を見つけましょう。
| 比較項目 | ロードスター | GR86 | フェアレディZ | BRZ | 
|---|---|---|---|---|
| 新車価格 | 279万円~ | 268万円~ | 408万円~ | 298万円~ | 
| エンジン | 1.5L/2.0L | 2.4L | 3.0L | 2.4L | 
| 馬力 | 130/184ps | 235ps | 405ps | 228ps | 
| トランスミッション | MT/AT | MT/AT | 7速AT | MT | 
| シート数 | 2人乗り | 2人乗り | 2人乗り | 2人乗り | 
| オープン機能 | ○(オープンルーフ) | × | × | × | 
| 実用性 | 低い | 低い | 中程度 | 低い | 
| リセールバリュー(5年) | 45%~55% | 60%~70% | 65%~75% | 55%~65% | 
ロードスターの特徴
ロードスターの最大の特徴は、オープンルーフによる開放感と、軽量ボディによる取り回しの良さです。
パワーは控えめですが、ハンドリング性能は優秀で、走りの楽しさを追求したユーザーに支持されています。
2シーターで荷室が狭いため、実用性を求める人には向きません。
一人ドライブやカップルでの短距離ドライブがメイン、走りの楽しさを最優先する人に最適です。
GR86の特徴
GR86は、ロードスターよりパワフルな2.4Lエンジンで235馬力を発揮します。
価格は268万円からとロードスターより約11万円安く、コストパフォーマンスに優れています。
ただし、クローズドカーのため、オープンドライブの楽しさは得られません。
走りの楽しさとコストのバランスを求める人に適しています。
フェアレディZの特徴
フェアレディZは、405馬力の3.0Lエンジンで、圧倒的なパワーと加速性能を備えています。
価格は408万円からと高額ですが、本格的なスポーツカー体験を求める人に最適です。
2シーター、オープンルーフなし、クローズドボディという点ではロードスターと異なります。
パワーと走行性能を最優先する人に向いています。
BRZの特徴
BRZは、スバルのスポーツカーで、GR86と同様に2.4Lエンジンで228馬力を発揮します。
価格は298万円からとロードスターより約19万円高いですが、走行性能は優秀です。
マニュアルトランスミッション主体で、走りを楽しみたいユーザーに支持されています。
オープンドライブ機能がない点が、ロードスターとの大きな違いです。
後悔しないロードスターの選び方【グレード・エンジン・オプション】
ロードスターの購入で後悔しないためには、グレード選び、パワートレイン選定、RFルーフ選択、オプション選択、試乗での確認ポイントを適切に行うことが重要です。
ここでは、具体的な選び方を詳しく解説します。
グレード選び(S、RS、RF)
ロードスターには、エントリーグレードのS、中間グレードのRS、RFルーフ仕様があります。
それぞれの特徴を理解して、自分の用途に合ったグレードを選びましょう。
【スタンダードオープンルーフ】S・RS
- 
価格:S = 279万円、RS = 299万円
 - 
特徴:電動オープンルーフ搭載、開放感を重視
 - 
おすすめな人:オープンドライブを最優先、晴れの日限定
 
【RFルーフ仕様】RF S・RF RS
- 
価格:RF S = 309万円、RF RS = 329万円
 - 
特徴:固定ルーフ、雨漏りリスク低い、実用性向上
 - 
おすすめな人:雨の日も走行、煩雑さを避けたい
 
グレード選びのポイント
✅ オープンドライブを最優先するなら、S・RSの標準ルーフ選択
✅ 実用性と安定性を重視するなら、RFルーフ選択
✅ 予算に余裕があれば、基本的にRSグレード推奨
エンジン選び(1.5L vs 2.0L)
ロードスターには、1.5Lエンジンで130馬力、2.0Lエンジンで184馬力の2つのオプションがあります。
【エンジン別比較表】
| 項目 | 1.5L | 2.0L | 
|---|---|---|
| 馬力 | 130ps | 184ps | 
| トルク | 152Nm | 205Nm | 
| 価格差 | 基準 | +約30万円 | 
| 実燃費 | 13~15km/L | 12~14km/L | 
| 加速感 | 控えめ | スポーティ | 
| 高速走行 | やや物足りない | 余裕あり | 
✅ 街乗りメイン、加速感はそこそこでOK
✅ 初期費用を抑えたい
✅ 燃費を重視
【2.0Lエンジンがおすすめな人】
✅ 高速道路走行が多い
✅ スポーツカーとしての走りを重視
✅ 追い越し時の加速力が必要
エンジン選びの決め手
年間走行距離や、高速道路での使用頻度を考慮して選びましょう。
年間1万km以上の走行を予定しているなら、2.0Lエンジンをおすすめします。
RFルーフ vs オープンルーフ
RFルーフは「Retractable Fastback」の略で、固定ルーフを意味します。
【オープンルーフのメリット・デメリット】
✅ メリット:開放感を自由に楽しめる、価格が安い
❌ デメリット:オープン装置の煩雑さ、雨漏りリスク、横風への弱さ
【RFルーフのメリット・デメリット】
✅ メリット:雨漏りリスク低い、剛性高い、安定性向上
❌ デメリット:価格が約30万円高い、オープンドライブ不可、重くなる
RFルーフ選びのポイント
雨天走行の機会が多い、安定性を最優先するなら、RFルーフ推奨です。
おすすめオプション
ロードスターで後悔しないために、追加しておきたいオプションを紹介します。
【必須オプション】
✅ 本革シート(約15万円):上質な乗り心地と高級感
✅ ブレンボ製ブレーキ(約10万円):走行性能向上、サーキット対応
【推奨オプション】
✅ アルミホイール(約8万円):軽量化、見た目向上
✅ スポーツマフラー(約5万円):走行音の向上
試乗で確認すべきポイント(加速感、ハンドリング)
試乗時には、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
【加速感のチェック】
✅ 低速~中速での加速フィーリング
✅ 高速道路での追い越し加速
✅ エンジン音の特性
【ハンドリングのチェック】
✅ ステアリングの直結感
✅ コーナー走行での安定性
✅ リアの挙動(アンダーステア/オーバーステアの傾向)
【オープン機能のチェック】
✅ オープンルーフの開閉スムーズさ
✅ 開閉時の異音・違和感
✅ 雨漏りの有無(可能であれば)
【横風対策の確認】
✅ 横風時のハンドル取られ感
✅ 高速走行時の安定性
【関連記事】
- 【2025年】スポーツカー購入ガイド|後悔しない選び方と維持費対策
 - フェアレディZ後悔?7つの理由と失敗しない選び方|GRスープラ・シビック タイプR比較も徹底解説
 - GR86やめとけは本当?後悔しない選び方|新型86との違い
 - WRX S4で後悔する7つの理由と対策【2025年最新版】
 
ロードスターの維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
ロードスターを購入する際、価格だけでなく年間維持費を正確に把握することが重要です。
ここでは、年間維持費の内訳、グレード別シミュレーション、推奨年収の目安を詳しく解説します。
年間維持費の内訳
ロードスターの年間維持費は、以下の項目で構成されます。
【年間維持費の詳細表】
| 項目 | 金額 | 
|---|---|
| 自動車税 | 30,500円 | 
| 重量税(年換算) | 8,200円 | 
| 自賠責保険(年換算) | 10,000円 | 
| 任意保険料 | 60,000円~90,000円 | 
| 燃料費(年1万km) | 95,000円~115,000円 | 
| 車検費用(年換算) | 35,000円 | 
| 駐車場代(月8,000円) | 96,000円 | 
| メンテナンス費用 | 25,000円 | 
| 合計 | 約360,700円~400,700円 | 
| 駐車場代を除く | 約264,700円~304,700円 | 
グレード別の維持費シミュレーション
【1.5L RS】年間走行距離1万km、駐車場代月8,000円
| 項目 | 金額 | 
|---|---|
| 自動車税 | 30,500円 | 
| 重量税 | 8,200円 | 
| 自賠責保険 | 10,000円 | 
| 任意保険 | 75,000円 | 
| 燃料費 | 105,000円 | 
| 車検費用 | 35,000円 | 
| 駐車場代 | 96,000円 | 
| メンテナンス | 25,000円 | 
| 合計 | 384,700円 | 
【2.0L RS】年間走行距離1万km、駐車場代月8,000円
| 項目 | 金額 | 
|---|---|
| 自動車税 | 30,500円 | 
| 重量税 | 8,200円 | 
| 自賠責保険 | 10,000円 | 
| 任意保険 | 75,000円 | 
| 燃料費 | 115,000円 | 
| 車検費用 | 35,000円 | 
| 駐車場代 | 96,000円 | 
| メンテナンス | 25,000円 | 
| 合計 | 394,700円 | 
💰 グレード別維持費の比較
| グレード | 年間維持費(駐車場代込み) | 実質維持費(駐車場代除く) | 燃料費 | 
|---|---|---|---|
| 1.5L RS | 384,700円 | 288,700円 | 105,000円 | 
| 2.0L RS | 394,700円 | 298,700円 | 115,000円 | 
🔍 ポイント
✅ 2.0Lエンジンは燃料費が年間約1万円高い
✅ 維持費全体への影響は約1万円程度に限定的
✅ 差額は月たった約850円(駐車場代除く)
✅ 走りの楽しさを考えると、2.0Lのコストパフォーマンスは優秀
推奨年収の目安(年収400万円以上)
一般的に、車の購入価格は年収の半分以内、年間維持費は年収の10%以内が目安とされています。
ロードスター(279万円)を購入する場合、推奨年収は約558万円以上です。
ただし、頭金やローンを活用することで、年収400万円でも購入可能です。
【年収別の購入シミュレーション】
■ 年収500万円の場合
- 
手取り月収:約33万円
 - 
頭金100万円、残り179万円を5年ローン(金利3%)
 - 
月々のローン返済額:約3.2万円(手取りの9.7%)
 - 
月々の維持費:約3.2万円(手取りの9.7%)
 - 
車関連支出合計:約6.4万円(手取りの19.4%)
 
→ やや負担が大きいが、節約すれば可能
■ 年収400万円の場合
- 
手取り月収:約27万円
 - 
頭金80万円、残り199万円を5年ローン(金利3%)
 - 
月々のローン返済額:約3.6万円(手取りの13.3%)
 - 
月々の維持費:約3.2万円(手取りの11.8%)
 - 
車関連支出合計:約6.8万円(手取りの25.2%)
 
→ 負担が大きいため、さらなる節約が必要
単身者なら年収400万円で購入可能ですが、世帯年収で考える場合は600万円以上あれば無理なく維持できます。
維持費を抑えるコツ3選
1. 任意保険の見直し
複数の保険会社で見積もりを取ることで、年間1万円~2万円の節約が可能です。
スポーツカー向けの保険で見積もりを取るのがポイントです。
2. 燃費の良い運転を心がける
急加速・急ブレーキを避け、エコドライブを実践することで、実燃費を5%~10%改善できます。
年間1万km走行の場合、年間5,000円~1万円の節約になります。
3. 自分でメンテナンスする
オイル交換やエアフィルター交換は、自分で行うことで工賃を節約できます。
ロードスターはシンプル設計のため、DIYメンテナンスが比較的容易です。
ロードスター購入でよくある質問(FAQ)
ロードスターの購入を検討する際、多くの人が抱く疑問にお答えします。
購入前にこれらのFAQを確認し、不安を解消しましょう。
Q1:ロードスターはレギュラーガソリンで走れますか?
はい、ロードスターは全グレードがレギュラーガソリン仕様です。
ハイオクガソリンを入れる必要はなく、燃料費を抑えることができます。
年間1万km走行で、レギュラーガソリン170円/Lとした場合、1.5Lエンジンで約105,000円、2.0Lエンジンで約115,000円の燃料費がかかります。
Q2:ロードスターはパワーが本当に物足りないですか?
はい、スポーツカー愛好家にとって、ロードスターのパワーは物足りなく感じられます。
184馬力(2.0L)でも、GR86の235馬力やフェアレディZの405馬力と比較すると劣ります。
ただし、軽量ボディ(990kg)のため、パワーウェイトレシオ(5.4kg/ps)は優秀で、ハンドリング重視なら十分な性能です。
Q3:ロードスターとGR86はどちらがおすすめですか?
オープンドライブの開放感を最優先するなら、ロードスターがおすすめです。
パワーと実用性(4人乗り)を重視するなら、GR86がおすすめです。
走りの本質を追求したい人にはロードスター、日常使いも視野に入れたい人にはGR86が向いています。
Q4:ロードスターの実燃費はどのくらいですか?
ロードスターの実燃費は、1.5Lエンジンで13~15km/L、2.0Lエンジンで12~14km/Lです。
WLTCモード燃費より、実燃費は約10%低くなります。
走行パターン(街乗り vs 高速道路)や運転スタイルで、燃費は大きく変動します。
Q5:ロードスターは雨漏りが多いですか?
新車でも、経年劣化でも雨漏りのリスクがあります。
ウェザーストリップ(防水ゴム)の硬化が主な原因で、走行距離5万km超えた個体は要注意です。
中古車購入時は、雨漏りの有無を必ず確認し、可能なら雨の中で試乗することをおすすめします。
Q6:ロードスターのリセールバリューはどうですか?
ロードスターのリセールバリューは、3年落ちで60%~70%、5年落ちで45%~55%程度です。
新車価格280万円の場合、5年後の下取り価格は126万円~154万円となります。
マニュアルトランスミッション人気の低下が、リセールバリュー低下の要因です。
Q7:ロードスターの納期はどのくらいですか?
2025年11月現在、ロードスターの新車納期は約2~4ヶ月です。
受注が集中すると、納期が延びる可能性があります。
具体的な納期はディーラーに確認してください。
Q8:ロードスターは女性でも運転しやすいですか?
はい、ロードスターはコンパクトなボディサイズ(全長3,915mm、全幅1,735mm)で、女性でも運転しやすいです。
最小回転半径4.9mと小回りが効き、狭い道や駐車場でも取り回しやすいです。
ただし、2シーター限定で、友人や家族の乗車機会は限定されます。
試乗して実際のサイズ感を確認し、自分が運転できるかを判断することをおすすめします。
まとめ:ロードスター後悔?後悔しない選び方
ロードスターは、最高にシンプルで純粋なスポーツカー体験が得られる車です。
優れたハンドリングと走行性能、オープンドライブの爽快感、充実したコミュニティ、比較的手頃な価格が大きな魅力です。
❌ 後悔する主な7つの理由
✅ パワー不足:130~184馬力で物足りない
✅ オープン装置:開閉が煩雑でストレス
✅ 雨漏りリスク:5年で発生する可能性あり
✅ 実用性の低さ:2シーター、荷物が積めない
✅ 横風の弱さ:高速走行時に不安定
✅ リセール悪い:5年で45%~55%に下落
📋 購入前の必須チェック
| チェック項目 | 推奨選択 | 理由 | 
|---|---|---|
| エンジン | 高速走行多い → 2.0L | 加速力に余裕 | 
| ルーフ | 実用性重視 → RF | 雨漏りリスク低い | 
| 中古車 | 5万km以下 | 故障リスク最小 | 
| 試乗確認 | 加速・ハンドリング・雨漏り | 後悔防止 | 
💰 年間費用の目安
- 
年間維持費:約29万円~30万円(駐車場代除く)
 - 
推奨年収:400万円以上
 
✅ こんな人に最適
- 
一人ドライブやカップルドライブがメイン
 - 
走りの楽しさを最優先
 - 
2シーター、荷物少なめでOK
 - 
年10,000km程度の走行
 
❌ こんな人は要注意
- 
家族4人以上の乗車が必要
 - 
日常的に大荷物を運ぶ
 - 
パワフルな加速感が必須
 - 
売却時のリセールを重視
 
🎯 購入判断のコツ
ロードスターは「走る楽しさ」に特化した車です。
パワー不足、荷物の積めなさ、雨漏りのリスクを事前に理解して割り切ることが重要です。
これらのデメリットを受け入れ、オープンドライブの爽快感と優れたハンドリングを求めるなら、ロードスターは素晴らしいパートナーになります。
🚗 最終決定
この記事で紹介した7つの理由・5つの魅力・比較ポイント・FAQを参考に、あなたに最適な選択をしてください。
後悔しない車選びで、充実したカーライフを楽しみましょう。
【参考サイト】
  
  
  
  