スズキ・新型ソリオの購入を検討しているあなた。
両側スライドドアと広い室内空間に魅力を感じる一方で、「ソリオ 買って後悔」「高速が怖い」「貧乏くさい」といったネガティブな声も耳にし、不安を感じていませんか?
新型ソリオは、コンパクトなボディに広い室内を実現した実用的なトールワゴンですが、高速走行時の不安定さ、実燃費の悪さ、内装の安っぽさなど、購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しやすいポイントも確かに存在します。
特に高速道路を頻繁に利用する方や、質感の高い内装を求める方は注意が必要です。
この記事では、新型ソリオ購入で後悔しがちな7つの具体的な理由と、実際のオーナーの失敗談を徹底解説。
さらに、それでも選ぶべき魅力、バンディットとの違い、ルーミーとの比較、後悔しないためのグレードや試乗のポイント、維持費のリアルな実態まで、最新データを基に紹介します。
最後まで読めば、あなたの新型ソリオ購入が「後悔」にならないための判断基準が明確になるはずです。
- スズキ新型ソリオを買って後悔する7つの理由
- 新型ソリオで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
- それでも新型ソリオを選ぶべき5つの魅力
- 新型ソリオとバンディットの違いを徹底比較【どっちを選ぶべき?】
- 新型ソリオとルーミーの徹底比較【どっちを選ぶべき?】
- 後悔しない新型ソリオの選び方【グレード・オプション・試乗】
- 新型ソリオの維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
- 新型ソリオ購入でよくある質問(FAQ)
- まとめ:新型ソリオは「広い室内空間と両側スライドドア」を求める人に最適
スズキ新型ソリオを買って後悔する7つの理由
スズキ・新型ソリオは、コンパクトなボディに広い室内空間を実現した実用的なトールワゴンですが、すべてのオーナーを満足させているわけではありません。
特に購入後に「後悔した」と感じるポイントには、いくつかの共通点が見られます。
ここでは、購入者が不満を抱きやすい代表的な7つの理由について、その背景とともに詳しく解説していきます。
理由1:高速走行時の不安定さと横風の弱さ
新型ソリオ購入で最も多い後悔ポイントが、高速走行時の不安定さと横風の弱さです。
高い全高による影響
新型ソリオの全高は1,745mm(スズキ公式、2024年モデル)と非常に高く、重心が高いため、高速走行時の安定性に不安があります。
特に時速100km/h以上での走行時に、ふらつきを感じるオーナーが多いです。
横風に煽られやすい
全高が高く、車重が軽い(1,000kg前後、スズキ公式)ため、横風に非常に煽られやすいです。
強風の日や、大型トラックに追い抜かれる際に、車体が大きく揺れる感覚があります。
「高速道路が怖い」という声が、SNSやオーナーフォーラムで多数報告されています。
エンジンパワー不足
新型ソリオは、1.2Lエンジン(最高出力91PS、スズキ公式)を搭載していますが、高速道路での追い越しや合流時にパワー不足を感じることがあります。
特に4人乗車や荷物が多い場合、加速が鈍く感じられます。
対策方法
- 購入前に必ず高速道路での試乗を行う
- 横風の強い日に試乗し、安定性を確認する
- 高速道路の利用頻度が高い場合は、他の車種(ルーミーやフリード)も検討する
- 速度を控えめにし、車間距離を十分に取る運転を心がける
理由2:乗り心地が「ふわふわ」で長距離が疲れる
新型ソリオの乗り心地は、「ふわふわ」した感覚があり、長距離運転で疲れやすいという声があります。
柔らかすぎるサスペンション
新型ソリオのサスペンションは、街乗りでの快適性を重視した柔らかめの設定です。
段差を乗り越える際の衝撃は吸収しますが、その反動で車体が上下に揺れる「ふわふわ感」があります。
この揺れが続くと、長距離運転時に乗り物酔いを起こしやすくなります。
高速道路での不快な揺れ
高速道路での走行時も、路面の凹凸を拾いやすく、常に車体が揺れている感覚があります。
特に後部座席の乗員は、揺れを強く感じやすく、不快に感じることがあります。
車酔いしやすい
柔らかいサスペンションと高い全高の組み合わせにより、車酔いしやすい車という評価もあります。
特に小さな子供や、車酔いしやすい体質の方は注意が必要です。
対策方法
- 試乗時に30分以上乗り、乗り心地を確認する
- 高速道路での試乗も必ず行う
- 家族を同乗させて、後部座席の乗り心地を確認する
- 乗り心地を重視する場合は、硬めのサスペンションを持つ車種も検討する
理由3:実燃費がカタログ値より悪い(実燃費12km/L台)
新型ソリオの燃費性能は、カタログ値と実燃費に大きな差があります。
WLTCモード燃費と実燃費のギャップ
新型ソリオのWLTCモード燃費は19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード、HYBRID MX 2WD)です。
しかし、実燃費は12〜13km/L(e燃費参考、実燃費)とカタログ値を約35〜40%下回ります。
特に市街地走行や、エアコンを使用すると、実燃費は10km/L台まで落ちることもあります。
マイルドハイブリッドの限界
新型ソリオは、マイルドハイブリッドシステムを搭載していますが、モーターのアシストは限定的です。
発進時や加速時にモーターがアシストしますが、トヨタやホンダのストロングハイブリッドと比較すると、燃費性能で劣ります。
年間燃料費の負担
年間1万km走行、実燃費12.5km/L、レギュラーガソリン170円/Lと仮定すると、年間燃料費は約13.6万円になります。
ルーミー(実燃費14〜15km/L、e燃費参考)と比較すると、年間約1.5万円燃料費が高くなります。
対策方法
- 購入前に実燃費を正確に計算し、年間燃料費を見積もる
- エコ運転を心がけ、急加速・急ブレーキを避ける
- 燃費を最優先する場合は、ストロングハイブリッド車(フリードやシエンタ)も検討する
- マイルドハイブリッドの燃費性能に過度な期待をしない
理由4:価格が高すぎる(乗り出し270万円近く)
新型ソリオの価格の高さも、購入後の後悔ポイントになります。
新車価格の詳細
- G(2WD):180万7,500円(スズキ公式、2024年モデル)
- HYBRID MX(2WD):209万2,200円(スズキ公式、2024年モデル)
- HYBRID MZ(2WD):229万7,900円(スズキ公式、2024年モデル)
- バンディット HYBRID MV(2WD):225万5,000円(スズキ公式、2024年モデル)
諸費用込みで約200〜260万円になります。
人気グレードは乗り出し270万円近く
実際に購入するオーナーの多くが選ぶのは、HYBRID MZやバンディット HYBRID MVです。
オプション(ナビ、ドラレコ、フロアマット等)を加えると、乗り出し価格は260〜270万円近くになります。
この価格帯では、より広い室内空間を持つフリード(乗り出し270万円〜)や、上質な内装のルーミー(乗り出し220万円〜)も選択肢に入ります。
コンパクトカーとしては高額
全長3,790mm(スズキ公式)というコンパクトなボディサイズに対して、乗り出し270万円近くという価格は「高すぎる」と感じるオーナーもいます。
「もう少し予算を上乗せすれば、もっと良い車が買えた」という後悔の声も聞かれます。
対策方法
- 予算を明確にし、無理な購入は避ける
- 値引き交渉を積極的に行う(目標値引き額10〜15万円)
- 競合車(ルーミー、フリード)と比較し、本当にソリオが最適か検討する
- 中古車も視野に入れる(2023年式で約150〜180万円、カーセンサー参考)
理由5:内装が安っぽく恥ずかしい・貧乏くさい
新型ソリオの内装の質感の低さも、購入後の後悔ポイントです。
プラスチック感の強い内装
- 新型ソリオの内装は、ハードプラスチックが多用されており、質感が低いという声があります。
- 特にダッシュボードやドアトリムは、安価な素材感が目立ちます。
- 「270万円近く出して買う車の内装としては、安っぽすぎる」という不満が多数報告されています。
シートの質感
- シートも、ファブリック素材が標準で、上質感には欠けます。
- バンディットMVでは合成革調シートが装備されますが、本革シートのオプションはありません。
- 長時間座っても快適性は高いですが、「見た目が貧乏くさい」と感じるオーナーもいます。
恥ずかしいという声
「友人や同僚を乗せるのが恥ずかしい」「内装を見られたくない」という声も、一部のオーナーから聞かれます。
特に、以前に上位クラスの車に乗っていた方は、質感の差を強く感じる傾向にあります。
対策方法
- 購入前に内装を必ず確認する
- 質感を重視する場合は、上位グレード(MZやバンディット)を選ぶ
- シートカバーやインテリアパネルで質感をアップさせる
- 内装の質感を最優先する場合は、ルーミーやフリードも検討する
理由6:ターボモデルがなく加速が物足りない
新型ソリオには、ターボモデルの設定がなく、加速性能に物足りなさを感じるオーナーもいます。
1.2Lエンジンのパワー不足
新型ソリオは、1.2L直列4気筒エンジン(最高出力91PS、最大トルク118N・m、スズキ公式)を搭載しています。
街乗りでは十分なパワーですが、高速道路での追い越しや、登り坂での加速時にパワー不足を感じることがあります。
特に4人乗車や荷物が多い場合、アクセルを深く踏んでもなかなか加速しない状況があります。
ターボモデルの廃止
旧型ソリオには、ターボモデルが設定されていましたが、新型ソリオではターボモデルが廃止されました。
ターボモデルを期待していたオーナーは、「ターボがないなら買わなかった」という後悔の声もあります。
競合車との比較
トヨタ・ルーミーには、1.0Lターボエンジン(最高出力98PS、トヨタ公式)が設定されており、加速性能で優位です。
加速性能を重視する方には、ルーミーのターボモデルの方が満足度が高いでしょう。
対策方法
- 試乗時に加速性能を確認する(高速道路での追い越しも体験)
- 加速性能を重視する場合は、ルーミーのターボモデルも検討する
- ターボモデルがないことを理解して購入する
- エコ運転を心がけ、パワー不足を補う
理由7:7人乗りができない(5人乗りのみ)
新型ソリオは5人乗りのみで、7人乗りの設定がありません。
5人乗りの限界
- 新型ソリオは、後部座席が2人掛けで、合計5人乗りです。
- 家族が5人以上いる場合、全員で乗ることができません。
- 「子供が3人いるから、7人乗りが欲しかった」という声が多数あります。
競合車との比較
- トヨタ・シエンタ:7人乗り設定あり(2列目キャプテンシート、3列目シート)
- ホンダ・フリード:6人乗り・7人乗り設定あり
ソリオよりも大きい車になりますが、多人数乗車が必要な場合は、シエンタやフリードの方が適しています。
3列目シートへの期待
「コンパクトなボディに3列シートがあれば最高だった」という声もありますが、ソリオのボディサイズでは3列シートの設置は現実的ではありません。
対策方法
- 家族構成を確認し、5人乗りで十分か検討する
- 6人以上乗ることが多い場合は、シエンタやフリードを検討する
- 5人乗りで十分な場合は、ソリオで問題なし
将来的に家族が増える可能性がある場合は、余裕を持った車選びを
新型ソリオで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
【注意事項】
以下は、オーナーフォーラムなどで報告される典型的な後悔パターンを再構成したものです。
実在の人物ではありません。
体験談1:高速走行の不安定さで後悔(38歳男性)
【後悔ポイント】高速道路で横風に煽られて怖い
子育て世代のファミリーカーとして、HYBRID MZを新車で229万7,900円(スズキ公式、2024年モデル)で購入しました。
街乗りでは非常に便利で満足していましたが、実家への帰省で高速道路を利用した際、横風に煽られて非常に怖い思いをしました。
時速100km/hで走行中、大型トラックに追い抜かれた瞬間、車体が大きく揺れ、ハンドルを取られそうになりました。
風の強い日は特に不安定で、「高速道路が怖い」と妻からも苦情が出ています。
もっと安定性の高い車を選ぶべきだったと後悔しています。
体験談2:実燃費の悪さで後悔(32歳女性)
【後悔ポイント】実燃費12km/Lで年間燃料費が予想以上
カタログ燃費19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード、HYBRID MX)に期待して購入しましたが、実燃費は12km/L(e燃費参考、実燃費)程度でした。
年間1.2万km走行するため、年間燃料費は約17万円(レギュラーガソリン170円/L)になります。
以前乗っていたフィット(実燃費18km/L)と比較すると、年間で約5.5万円も燃料費が増加しました。
マイルドハイブリッドに過度な期待をしていた自分が悪いのですが、もっと燃費の良い車を選ぶべきだったと後悔しています。
体験談3:乗り心地の悪さで後悔(45歳男性)
【後悔ポイント】ふわふわした乗り心地で長距離が疲れる
通勤と週末のドライブ用に、バンディット HYBRID MVを購入しました。
街乗りでは快適ですが、長距離運転をすると、ふわふわした乗り心地で非常に疲れます。
高速道路での揺れも気になり、2時間以上運転すると疲労感が強いです。
妻も「酔いそう」と言っており、家族旅行での使用には不向きだと感じています。
もっと乗り心地の良い車を選ぶべきだったと後悔しています。
体験談4:価格の高さで後悔(28歳男性)
【後悔ポイント】乗り出し270万円でフリードも買えた
HYBRID MZ(2WD)を購入しましたが、オプション(ナビ、ドラレコ、フロアマット等)を加えると、乗り出し価格は約265万円になりました。
この価格なら、ホンダ・フリード(乗り出し270万円〜)も選択肢に入りました。
フリードの方が室内が広く、3列シートもあり、内装の質感も高いです。
「270万円近く出すなら、フリードにすればよかった」と強く後悔しています。
体験談5:内装の質感で後悔(35歳女性)
【後悔ポイント】内装が安っぽく恥ずかしい
HYBRID MZを購入しましたが、内装のプラスチック感が強く、安っぽく感じます。
友人を乗せた際、「内装が簡素だね」と言われてしまい、恥ずかしい思いをしました。
以前乗っていたヴィッツの方が、内装の質感は高かったように感じます。
「270万円近く出して買う車の内装としては、物足りない」と後悔しています。
それでも新型ソリオを選ぶべき5つの魅力
ここまで新型ソリオの後悔ポイントを解説してきましたが、もちろんすべての方に向いていないわけではありません。
新型ソリオには、他の車にはない独自の魅力があります。
以下の魅力に強く惹かれる方には、新型ソリオは最高の選択肢となるでしょう。
魅力1:両側スライドドアの利便性
新型ソリオの最大の魅力は、両側スライドドアです。
狭い駐車場でも、隣の車を気にせずにドアを開けられます。
小さな子供やお年寄りがいる家庭では、乗り降りが非常に楽です。
電動スライドドア(HYBRID MZ以上に標準装備、スズキ公式)は、両手がふさがっているときでも、ボタン一つで開閉できます。
子育て世代には必須の装備です。
魅力2:広い室内空間(室内長2,515mm)
新型ソリオの室内長は2,515mm(スズキ公式)で、コンパクトなボディながら非常に広い室内空間を実現しています。
後部座席も広々としており、大人2人が快適に座れます。
シートアレンジも多彩で、後部座席を倒せば大きな荷物も積載可能です。
「コンパクトなのに広い」という点は、ソリオの大きな魅力です。
魅力3:優れた燃費性能(WLTCモード19.6km/L)
実燃費は期待より悪いですが、カタログ燃費19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード、HYBRID MX)は、トールワゴンとしては優秀です。
マイルドハイブリッドシステムにより、発進時や加速時のモーターアシストで、燃費向上に貢献しています。
エコ運転を心がければ、実燃費13〜14km/L程度は十分に達成可能です。
魅力4:充実した安全装備(スズキセーフティサポート)
新型ソリオには、スズキセーフティサポートが標準装備されています(HYBRID MX以上、スズキ公式)。
衝突被害軽減ブレーキ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報、ふらつき警報など、先進的な安全装備が充実しています。
家族の安全を第一に考える方には、非常に安心できる装備です。
魅力5:コンパクトなボディで取り回しが良い
新型ソリオの全長は3,790mm(スズキ公式)、最小回転半径は4.8m(スズキ公式)で、非常にコンパクトです。
狭い道や駐車場でも取り回しが良く、運転しやすいです。
「広い室内空間」と「コンパクトなボディ」を両立している点は、ソリオの大きな魅力です。
都市部での使用に最適です。
新型ソリオとバンディットの違いを徹底比較【どっちを選ぶべき?】
新型ソリオには、標準モデルとバンディットの2つのラインナップがあります。
ここでは、両車の違いを詳しく比較し、それぞれに向いている人を解説します。
外観デザインの違い
標準モデル(ソリオ)
標準モデルは、シンプルで親しみやすいデザインです。
フロントグリルはシンプルな横バータイプで、落ち着いた印象を与えます。
カラーバリエーションは8色で、モノトーンカラーのみの設定です。
万人受けするデザインで、幅広い年齢層に支持されています。
バンディット
バンディットは、標準モデルよりもスポーティで力強いデザインです。
フロントグリルは専用のメッシュタイプで、存在感があります。
LEDヘッドランプやメッキ加飾が施され、高級感があります。
カラーバリエーションは11色で、2トーンカラーも選択可能です(スズキ公式)。
「個性を出したい」「スポーティなデザインが好き」という方には、バンディットがおすすめです。
内装・装備の違い
標準モデル(ソリオ)
内装は、シンプルで機能的なデザインです。
シートはファブリック素材で、落ち着いた色合いです。
必要十分な装備が揃っており、実用性を重視した設計です。
バンディット(HYBRID MV)
内装は、専用デザインで質感が高められています。
シートは合成革調シートで、標準モデルよりも上質な印象です。
専用メーターデザインや、専用ステアリングホイールが装備されます。
ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートが標準装備(HYBRID MV、スズキ公式)で、安全装備も充実しています。
価格の違い
| グレード | 価格(2WD) | 価格(4WD) |
|---|---|---|
| HYBRID MX(標準) | 209万2,200円(スズキ公式、2024年モデル) | 223万8,500円(スズキ公式) |
| HYBRID MZ(標準) | 229万7,900円(スズキ公式、2024年モデル) | 244万4,200円(スズキ公式) |
| バンディット HYBRID MV | 225万5,000円(スズキ公式、2024年モデル) | 240万1,300円(スズキ公式) |
装備内容を考えると、バンディットはコストパフォーマンスが高いです。
どちらを選ぶべきか(ケース別)
標準モデル(ソリオ)を選ぶべき人
- シンプルなデザインが好き
- 価格を抑えたい(HYBRID MXは約16万円安い)
- モノトーンカラーで十分
- 目立たない車が欲しい
バンディットを選ぶべき人
- スポーティなデザインが好き
- 個性を出したい
- 2トーンカラーが欲しい
- ブラインドスポットモニターが欲しい
- 質感の高い内装が欲しい
バンディットは、価格差が約4〜16万円で、装備が充実しているため、コストパフォーマンスを重視する方にもおすすめです。
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新型ソリオとルーミーの徹底比較【どっちを選ぶべき?】
新型ソリオの最大のライバルは、トヨタ・ルーミーです。
ここでは、両車を詳しく比較してみましょう。
基本スペック比較表
| 項目 | 新型ソリオ | トヨタ・ルーミー | ダイハツ・トール |
|---|---|---|---|
| 価格帯(2WD) | 180万7,500円〜229万7,900円(スズキ公式、2024年モデル) | 146万3,000円〜229万5,000円(トヨタ公式、2024年モデル) | 146万3,000円〜229万5,000円(ダイハツ公式、2024年モデル) |
| 全長×全幅×全高 | 3,790×1,645×1,745mm(スズキ公式) | 3,700×1,670×1,735mm(トヨタ公式) | 3,700×1,670×1,735mm(ダイハツ公式) |
| 室内長×室内幅×室内高 | 2,515×1,420×1,360mm(スズキ公式) | 2,180×1,480×1,355mm(トヨタ公式) | 2,180×1,480×1,355mm(ダイハツ公式) |
| 荷室容量 | 非公開(スズキ公式) | 非公開(トヨタ公式) | 非公開(ダイハツ公式) |
| 燃費(2WD) | 19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード、HYBRID MX) | 18.4km/L(トヨタ公式、WLTCモード、カスタムG) | 18.4km/L(ダイハツ公式、WLTCモード、カスタムG) |
| 最小回転半径 | 4.8m(スズキ公式) | 4.6m(トヨタ公式) | 4.6m(ダイハツ公式) |
| スライドドア | 両側スライドドア(スズキ公式) | 両側スライドドア(トヨタ公式) | 両側スライドドア(ダイハツ公式) |
| 排気量 | 1.2L(スズキ公式) | 1.0L(トヨタ公式) | 1.0L(ダイハツ公式) |
※トールはルーミーのダイハツ版で、基本的に同じ車です。
各車種の特徴
新型ソリオの特徴
- 室内長2,515mm(スズキ公式)は、ルーミーの2,180mm(トヨタ公式)より335mm長く、広々。
- 燃費性能19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード)は、ルーミーの18.4km/L(トヨタ公式、WLTCモード)。
- 1.2Lエンジン(最高出力91PS、スズキ公式)は、ルーミーの1.0Lエンジン(最高出力69PS、トヨタ公式)よりパワーがある。
- 価格は180万7,500円〜(スズキ公式、G 2WD)とルーミーより約35万円高いですが、室内空間と燃費性能で優位。
「室内の広さを重視」「燃費を重視」という方には、ソリオがおすすめです。
トヨタ・ルーミーの特徴
- 価格は146万3,000円〜(トヨタ公式、X 2WD)と、ソリオより約35万円安く、コスパが良い。
- 1.0Lターボエンジン(最高出力98PS、トヨタ公式、カスタムG-T)の設定があり、加速性能を重視する方におすすめ。
- 最小回転半径4.6m(トヨタ公式)は、ソリオの4.8m(スズキ公式)より小さく、取り回しが良い。
- トヨタブランドのため、リセールバリューが高い傾向にある。
「価格を抑えたい」「加速性能を重視(ターボ)」「リセールバリューを重視」という方には、ルーミーがおすすめです。
ダイハツ・トールの特徴
ルーミーと基本的に同じ車(OEM供給)で、スペックも同じです。
ダイハツディーラーで購入したい方や、ダイハツブランドが好きな方に向いています。
価格や性能はルーミーと同じなので、ディーラーの近さやサービスで選ぶと良いでしょう。
どちらを選ぶべきか
新型ソリオがおすすめな人
- 室内空間を最優先(室内長2,515mm、スズキ公式)
- 燃費性能を重視(19.6km/L、スズキ公式、WLTCモード)
- エンジンパワーを重視(1.2L、91PS、スズキ公式)
- スズキブランドが好き
ルーミーがおすすめな人
- 価格を抑えたい(約35万円安い)
- ターボモデルが欲しい(98PS、トヨタ公式)
- 取り回しを重視(最小回転半径4.6m、トヨタ公式)
- トヨタブランドを重視(リセールバリュー)
トールがおすすめな人
- ルーミーと同じ性能で、ダイハツディーラーが近い
- ダイハツブランドが好き
- ルーミーと性能は同じなので、ディーラーで選ぶ
後悔しない新型ソリオの選び方【グレード・オプション・試乗】
新型ソリオで後悔しないためには、自分の使い方に合ったグレード、オプション、試乗での確認が重要です。
ここでは、購入後に「失敗した」と感じないための具体的な選び方を解説します。
グレード選び(G、HYBRID MX、MZ、バンディットMV)
新型ソリオには、「G」「HYBRID MX」「HYBRID MZ」「バンディット HYBRID MV」の4つの主要グレードがあります。
Gグレード(エントリーモデル)
- 価格:180万7,500円(スズキ公式、2024年モデル G 2WD)
- エンジン:1.2Lガソリンエンジン(マイルドハイブリッドなし)
- 装備:手動スライドドア、ハロゲンヘッドランプ、オーディオレス
- 向いている人:予算を抑えたい、装備は最低限でOK、マイルドハイブリッド不要
Gグレードは唯一のガソリン車で、マイルドハイブリッドシステムは搭載されていません。
価格は最も安いですが、手動スライドドア、ハロゲンヘッドランプなど装備は簡素です。
スズキセーフティサポートは標準装備(スズキ公式)されているため、安全性は確保されています。
HYBRID MXグレード(標準モデル)
- 価格:209万2,200円(スズキ公式、2024年モデル HYBRID MX 2WD)
- エンジン:1.2Lマイルドハイブリッド
- 装備:電動スライドドア(両側)、LEDヘッドランプ、9インチディスプレイオーディオ
- 向いている人:バランス重視、電動スライドドアが欲しい、燃費を重視
最も売れ筋のグレードで、必要な装備が揃っています。
電動スライドドア(両側)、LEDヘッドランプは標準装備で、使い勝手が良いです。
燃費性能19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード)も優秀です。
「迷ったらHYBRID MXを選ぶ」のが失敗しない選択です。
HYBRID MZグレード(上位モデル)
- 価格:229万7,900円(スズキ公式、2024年モデル HYBRID MZ 2WD)
- エンジン:1.2Lマイルドハイブリッド
- 装備:合成革調シート、パーソナルテーブル、全方位モニター用カメラ、リアシートヒーター
- 向いている人:装備を充実させたい、質感を重視、快適装備が欲しい
HYBRID MXと比較して約20万円高いですが、装備が大幅に充実します。
合成革調シートで質感が向上し、パーソナルテーブルやリアシートヒーターなど快適装備も充実します。
ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも標準装備(スズキ公式)です。
「装備を妥協したくない」という方におすすめです。
バンディット HYBRID MVグレード(スポーティモデル)
- 価格:225万5,000円(スズキ公式、2024年モデル バンディット HYBRID MV 2WD)
- エンジン:1.2Lマイルドハイブリッド
- 装備:専用エクステリア、専用インテリア、合成革調シート、ブラインドスポットモニター
- 向いている人:スポーティなデザインが好き、個性を出したい、2トーンカラーが欲しい
バンディットは、HYBRID MZよりも約4万円安く、装備もほぼ同等です。
専用デザインで個性を出せるため、コストパフォーマンスが高いです。
「スポーティなデザインが好き」「他人と被りたくない」という方におすすめです。
おすすめオプション
必須オプション
- ナビゲーション:約15〜20万円(ディーラーオプション)
- スマートフォン連携(Apple CarPlay / Android Auto)対応のナビがおすすめです。
- ドライブレコーダー:約3〜5万円
事故時の証拠として必須です。フロント・リア両方を記録できるタイプがおすすめです。
- フロアマット:約2〜3万円
車内を汚れから守ります。
あると便利なオプション
- 全方位モニター用カメラパッケージ:約6万円(HYBRID MX、Gのみオプション)
狭い駐車場での駐車が楽になります。HYBRID MZ、バンディットは標準装備です。
- サイドバイザー:約2万円
雨の日の換気に便利です。
- ETC2.0:約2万円
高速道路の渋滞情報を受信できます。
不要なオプション
- サンルーフ:設定なし
- レザーシート:設定なし
ソリオには、高級オプションの設定がほとんどないため、予算管理がしやすいです。
試乗で確認すべきポイント(高速走行、乗り心地、視界)
新型ソリオを購入する前に、必ず試乗して以下のポイントを確認してください。
ポイント1:高速走行の安定性
- 可能であれば、高速道路での試乗を行う
- 時速100km/hでの走行安定性を確認する
- 横風が強い日に試乗し、揺れを体感する
- 大型トラックに追い抜かれた際の挙動を確認する
ポイント2:乗り心地
- 段差の多い道を走行し、ふわふわ感を確認する
- 後部座席にも座り、揺れを体感する
- 家族を同乗させて、意見を聞く
- 30分以上試乗し、長距離での疲れを確認する
ポイント3:視界と運転のしやすさ
- Aピラーの太さを確認し、視界の良さを確認する
- バックカメラ、全方位モニターの使いやすさを確認する
- 最小回転半径4.8m(スズキ公式)での取り回しを体験する
- 狭い道での運転のしやすさを確認する
ポイント4:スライドドアの使い勝手
- 電動スライドドアの開閉速度を確認する
- 狭い駐車場でのスライドドアの利便性を確認する
- 後部座席へのアクセスのしやすさを確認する
ポイント5:加速性能
- 発進時の加速を確認する
- 高速道路での追い越し加速を確認する
- 登り坂での加速性能を確認する
- ターボモデルがないことを理解する
試乗は、平日の空いている時間帯にゆっくりと行うことをおすすめします。
ディーラーに事前予約し、できれば1時間以上の試乗時間を確保してください。
値引き交渉のコツ
新型ソリオの値引き交渉では、以下のポイントを押さえてください。
目標値引き額
- 車両本体価格から:10〜15万円
- オプション込み:15〜20万円
新型ソリオは人気車種のため、値引きはやや渋い傾向にありますが、交渉次第で上記の値引きは可能です。
値引き交渉の流れ
- 競合車(ルーミー、トール、フリード)の見積もりを取る
- 複数のスズキディーラーで見積もりを取る
- 標準モデルとバンディットで迷っていることをアピールする
- 決算期(3月、9月)や年末年始は値引きが拡大しやすい
- 下取り車がある場合は、買取店の査定額も確認する
値引き交渉の注意点
- 無理な値引き要求は、販売店との関係を悪化させる
- 値引きよりも、オプションサービスやメンテナンスパックの方が得な場合もある
- 最終的には「総額」で判断する
納期情報
2025年10月現在の納期
- 新型ソリオ:約2〜3ヶ月(スズキディーラー情報)
- バンディット:約2〜3ヶ月(スズキディーラー情報)
在庫車があれば、1〜2ヶ月で納車される場合もあります。
人気カラーやグレードは納期が長くなる傾向にあるため、ディーラーに事前に確認してください。
納期を早めるコツ
- 在庫車を探す
- 人気カラー以外を選ぶ
- オプションを減らす
- キャンセル車を狙う
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新型ソリオの維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
購入後に後悔しないためには、維持費の実態を正確に把握することが重要です。
年間維持費の内訳
| 費用項目 | 金額(年間) | 備考 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 30,500円 | 1,000cc超1,500cc以下(2019年10月以降登録車) |
| 自動車重量税 | 7,500円 | 車検時15,000円を年間換算(1.0t以下) |
| 自賠責保険 | 9,335円 | 24ヶ月契約18,670円を年間換算 |
| 任意保険 | 50,000〜70,000円 | 年齢・等級により変動 |
| ガソリン代 | 136,000円 | 年間1万km、実燃費12.5km/L、レギュラー170円/L |
| 車検費用 | 35,000円 | 2年で約7万円を年間換算、ディーラー車検 |
| メンテナンス費 | 30,000〜50,000円 | オイル交換、タイヤ交換、消耗品交換等 |
| 合計(駐車場代除く) | 約30〜33万円 |
都市部では月1万円(年12万円)、地方では無料の場合もあります。
駐車場代を含めると、年間維持費は30〜45万円になります。
グレード別の維持費シミュレーション
| グレード | 自動車税 | ガソリン代(年1万km) | 車検費用(年間換算) | 年間維持費合計(駐車場代除く) |
|---|---|---|---|---|
| G(ガソリン) | 30,500円 | 170,000円(実燃費10km/L想定) | 35,000円 | 約33万円 |
| HYBRID MX | 30,500円 | 136,000円(実燃費12.5km/L) | 35,000円 | 約30万円 |
| HYBRID MZ | 30,500円 | 136,000円(実燃費12.5km/L) | 35,000円 | 約30万円 |
| バンディット HYBRID MV | 30,500円 | 136,000円(実燃費12.5km/L) | 35,000円 | 約30万円 |
推奨年収の目安
一般的に、車両価格は年収の半分以下、月々の支払い(ローン+維持費)は手取り月収の30%以内が目安とされています。
新車購入の場合(HYBRID MX)
- 新車価格:209万2,200円(スズキ公式、2024年モデル HYBRID MX 2WD)
- 諸費用込み:約230万円
- 推奨年収:300万円以上
- 月々のローン支払い例:頭金50万円、5年ローン、金利3%で月々約3.3万円
- 月々の維持費:約2.5万円(年間30万円÷12ヶ月)
- 月々の合計支払い:約5.8万円
手取り月収20万円(年収300万円相当)であれば、月々5.8万円の支払いは29%となり、許容範囲内です。
新車購入の場合(HYBRID MZ)
- 新車価格:229万7,900円(スズキ公式、2024年モデル HYBRID MZ 2WD)
- 諸費用込み:約250万円
- 推奨年収:350万円以上
- 月々のローン支払い例:頭金50万円、5年ローン、金利3%で月々約3.6万円
- 月々の維持費:約2.5万円(年間30万円÷12ヶ月)
- 月々の合計支払い:約6.1万円
手取り月収22万円(年収350万円相当)であれば、月々6.1万円の支払いは28%となり、許容範囲内です。
維持費を抑えるコツ3選
コツ1:燃費を良くする運転を心がける
急加速・急ブレーキを避け、エコ運転を心がけることで、実燃費を1〜2km/L向上できます。
アイドリングストップ機能を活用し、無駄な燃料消費を減らしましょう。
高速道路では、速度を一定に保つことも燃費向上に効果的です。
コツ2:任意保険を見直す
ネット型自動車保険(SBI損保、ソニー損保、イーデザイン損保など)に切り替えることで、年間2〜3万円節約できる可能性があります。
複数社で見積もりを取り、補償内容と価格を比較しましょう。
コツ3:定期メンテナンスを怠らない
オイル交換(半年または5,000km毎)やタイヤローテーション(1年または1万km毎)を適切に行うことで、大きな故障を防ぎ、長期的な維持費を抑えられます。
ディーラーでの定期点検パックに加入すると、費用を平準化できます
新型ソリオ購入でよくある質問(FAQ)
Q1:ソリオはレギュラーガソリンで走れますか?
A: はい、新型ソリオはレギュラーガソリン仕様です。
1.2L直列4気筒エンジンを搭載し、レギュラーガソリンで走行できます(スズキ公式)。
ハイオクガソリンを使用する必要がないため、燃料費を抑えられます。
実燃費は12〜13km/L(e燃費参考、実燃費)程度で、年間1万km走行時の燃料費は約13.6万円(レギュラー170円/L)になります。
Q2:ソリオは本当に高速が怖いですか?
A: 高速道路での不安定さは、多くのオーナーが指摘しています。
全高1,745mm(スズキ公式)と高く、車重が軽いため、横風に煽られやすいです。
時速100km/h以上での走行時に、ふらつきを感じるオーナーが多数います。
大型トラックに追い抜かれる際、車体が大きく揺れることもあります。
購入前に必ず高速道路での試乗を行い、安定性を確認してください。
高速道路の利用頻度が高い場合は、他の車種(ルーミーやフリード)も検討することをおすすめします。
Q3:ソリオとルーミーはどちらがおすすめですか?
A: 使用目的によって異なります。
室内空間の広さを重視するなら、室内長2,515mm(スズキ公式)のソリオがおすすめです。
価格を抑えたいなら、ルーミーが約35万円安くておすすめです(トヨタ公式、X 2WD 146.3万円〜)。
ターボモデルが欲しいなら、ルーミー(1.0Lターボ、98PS、トヨタ公式)がおすすめです。
燃費を重視するなら、ソリオ(19.6km/L、スズキ公式、WLTCモード)がおすすめです。
両車を試乗して、自分の好みに合う方を選びましょう。
Q4:ソリオの実燃費はどのくらいですか?
A: 実燃費は12〜13km/L(e燃費参考、実燃費)程度です。
カタログ燃費は19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード、HYBRID MX)ですが、実燃費は約35〜40%下回ります。
市街地走行やエアコン使用時は、10km/L台まで落ちることもあります。
高速道路メインだと14km/L程度まで向上する場合もあります。
マイルドハイブリッドの燃費性能に過度な期待をせず、実燃費ベースで年間燃料費を計算することをおすすめします。
Q5:ソリオは7人乗りできますか?
A: いいえ、新型ソリオは5人乗りのみです。
後部座席は2人掛けで、3列目シートの設定はありません(スズキ公式)。
家族が5人以上いる場合、全員で乗ることができません。
6人以上乗ることが多い場合は、トヨタ・シエンタ(7人乗り設定あり)やホンダ・フリード(6人乗り・7人乗り設定あり)を検討してください。
5人乗りで十分な家庭には、ソリオは最適な選択です。
Q6:ソリオとバンディットの違いは何ですか?
A: 主な違いは、外観デザインと装備です。
バンディットは、専用メッシュグリル、専用エクステリア、合成革調シート、専用インテリアが装備されます(スズキ公式)。
ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートも標準装備です(スズキ公式、バンディット HYBRID MV)。
価格はバンディット HYBRID MVが225万5,000円(スズキ公式、2024年モデル、2WD)で、標準モデルのHYBRID MZより約4万円安いです。
スポーティなデザインが好きで、コストパフォーマンスを重視する方には、バンディットがおすすめです。
Q7:ソリオは恥ずかしい・貧乏くさいですか?
A: デザインや質感は主観的な要素ですが、内装が安っぽいという声はあります。
ダッシュボードやドアトリムにハードプラスチックが多用され、質感が低いと感じるオーナーもいます。
「270万円近く出して買う車の内装としては物足りない」という意見もあります。
一方で、実用性を重視する方や、両側スライドドアの利便性を評価する方も多いです。
購入前に必ず実車を見て、内装の質感を確認してください。
質感を重視する場合は、上位グレード(HYBRID MZやバンディット)を選ぶか、他車種(ルーミーやフリード)も検討してください。
Q8:ソリオのターボモデルはありますか?
A: いいえ、新型ソリオにターボモデルの設定はありません。
旧型ソリオにはターボモデルがありましたが、新型では廃止されました。
1.2L自然吸気エンジン(最高出力91PS、スズキ公式)のみの設定です。
加速性能を重視する場合は、トヨタ・ルーミーの1.0Lターボモデル(最高出力98PS、トヨタ公式)も検討してください。
ターボモデルがないことを理解した上で購入することが、後悔しないポイントです。
まとめ:新型ソリオは「広い室内空間と両側スライドドア」を求める人に最適
スズキ・新型ソリオは、コンパクトなボディに広い室内空間2,515mm(スズキ公式)、両側スライドドア、優れた燃費性能19.6km/L(スズキ公式、WLTCモード)を実現した実用的なトールワゴンです。
特に「子育て世代のファミリーカー」「街乗りメイン」「狭い駐車場での使用が多い」という方には、非常に満足度の高い選択肢となります。
一方で、高速走行時の不安定さ、実燃費12〜13km/L(e燃費参考)、乗り出し270万円近くという価格、内装の質感の低さなど、購入前に必ず確認すべきポイントも存在します。
特に高速道路を頻繁に利用する方、質感の高い内装を求める方には、ルーミーやフリードも検討する価値があります。
後悔しないための3つのステップ
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高速道路での試乗を必ず行う:横風が強い日に試乗し、安定性を確認する
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ルーミーと比較する:室内空間、価格、ターボの有無を比較し、どちらが自分に合うか検討する
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維持費を正確に計算する:年間30〜33万円(駐車場代除く)かかることを理解し、予算に余裕があるか確認する
これらのポイントを押さえ、自分のライフスタイルと予算に合った選択をすることで、新型ソリオは「買ってよかった」と思える最高のパートナーになるはずです。
【参考サイト】

