ボルボV90の購入を検討しているあなた、「V90の欠点は何なのか?」「V60とどちらが良いのか?」と迷っていませんか?
スウェーデン生まれのプレミアムステーションワゴンであるV90は、北欧デザインの美しさと世界最高峰の安全性能を誇りますが、一方で「エアコン故障が多い」「維持費が高い」「燃費が悪い」「大きすぎて取り回しが悪い」という欠点も指摘されています。
この記事では、ボルボV90の7つの欠点、実際の故障事例と修理費用、年間維持費の内訳、V60との比較、中古車購入時のチェックポイントまで、データをもとに徹底解説します。
購入を迷っているあなたが後悔しない判断ができるよう、実用的な情報をお届けします。
【この記事でわかること】
- ボルボV90の7つの欠点|購入前に知るべきリアルな情報
- ボルボV90オーナーのリアルな体験談5選
- それでもボルボV90を選ぶべき5つの理由
- ボルボV90とV60のスペック・価格・維持費比較
- 後悔しないボルボV90中古車の選び方【完全チェックリスト】
- ボルボV90の年間維持費と内訳
- ボルボV90購入でよくある質問(FAQ)
- まとめ:欠点を理解すればV90は最高のステーションワゴン
ボルボV90の7つの欠点|購入前に知るべきリアルな情報
欠点1:エアコンコンプレッサーの故障(修理費10万円~15万円)
❄️ 最も多い故障トラブル
ボルボV90で最も多い故障がエアコンのコンプレッサーです。
| 走行距離 | 故障発生率 | 主な症状 |
|---|---|---|
| ~5万km | 低 | ほぼ問題なし |
| 5万~8万km | 中 | 異音・冷房が効きにくい |
| 8万km~ | 高 | 冷房が全く効かない |
特に5万km~8万km走行で異音や冷房が効かないといった症状が現れます。
修理費用は部品代+工賃で10万円~15万円と高額です。
故障の主な原因:
- コンプレッサー内部の摩耗
- 冷媒ガスの漏れ
- 電気系統の不具合
- 経年劣化による性能低下
✅ 確認事項
- ✅ 試乗時にエアコンの効きを必ず確認する
- ✅ 異音がないかチェックする(キュルキュル・ガラガラ音)
- ✅ 中古車購入時はコンプレッサー交換歴を確認する
- ✅ 保証付きの認定中古車を優先する
欠点2:オルタネーター(発電機)の故障(修理費8万円~12万円)
⚡ バッテリー上がりの原因
オルタネーター(発電機)の故障も頻繁に報告されています。
主な症状:
- バッテリー警告灯の点灯
- 充電不良(バッテリー上がり)
- エンジン始動時の異音
- ヘッドライトの明るさ低下
- 突然のエンジン停止
| 故障内容 | 修理費用 | 対応時間 |
|---|---|---|
| オルタネーター交換(純正品) | 10万円~15万円 | 半日~1日 |
| オルタネーター交換(社外品) | 8万円~12万円 | 半日~1日 |
| バッテリー交換 | 2万円~3万円 | 30分 |
バッテリー警告灯の点灯や充電不良などの症状が出ます。
修理費用は部品代+工賃で8万円~12万円です。
✅ 確認事項
- ✅ バッテリー警告灯が点灯していないか確認する
- ✅ エンジン始動時に異音がないかチェックする
- ✅ ヘッドライトの明るさを確認する
- ✅ バッテリー電圧を測定する(12.5V以上が正常)
欠点3:ラジエーターからの水漏れ(修理費5万円~10万円)
🌡️ オーバーヒートのリスク
経年劣化によるラジエーターからの冷却水漏れも多い不具合です。
主な症状:
- エンジンルームから甘い臭いがする
- 冷却水の減りが早い
- エンジン温度計の針が上がる
- 駐車場に水たまりができる
- エンジン警告灯が点灯する
| 部品 | 修理費用 | 詳細 |
|---|---|---|
| ラジエーター本体交換 | 5万円~10万円 | 本体+工賃 |
| ホース交換 | 1万円~3万円 | 劣化したホースのみ |
| ウォーターポンプ交換 | 8万円~12万円 | 同時交換推奨 |
放置するとエンジンのオーバーヒートにつながるため、早期発見が重要です。
修理費用は5万円~10万円程度です。
✅ 確認事項
- ✅ エンジンルームに冷却水の漏れやシミがないか確認する
- ✅ 定期的にラジエーター液の量をチェックする
- ✅ 甘い臭いがしたら即座にディーラーへ
- ✅ エンジン温度計を常に監視する
欠点4:維持費が年間80万円~90万円と高額
💰 国産車の1.5~2倍の費用
ボルボV90の年間維持費は、国産車と比較して1.5倍~2倍高額です。
| 項目 | ボルボV90 | 国産ワゴン(レヴォーグ等) |
|---|---|---|
| 自動車税 | 36,000円/年 | 36,000円/年 |
| ガソリン代(年1万km) | 18万円~20万円 | 12万円~15万円 |
| 任意保険 | 8万円~12万円 | 6万円~10万円 |
| 車検費用(2年ごと) | 15万円~30万円 | 10万円~15万円 |
| メンテナンス・修理費 | 15万円~20万円/年 | 5万円~10万円/年 |
| 合計(駐車場代除く) | 80万円~90万円 | 50万円~60万円 |
輸入車のため部品代が高く、定期メンテナンス費用も年間15万円~20万円かかります。
✅ 確認事項
- ✅ 年間維持費80万円~90万円を許容できるか確認する
- ✅ 外車専門の整備工場を探しておく(ディーラーより安い)
- ✅ 定期メンテナンスパックの加入を検討する
- ✅ 任意保険の車両保険を必ず付ける
欠点5:燃費が8km/L前後と悪い
⛽ 年間ガソリン代18万円~20万円
ボルボV90の実燃費は、市街地で7km/L、高速で10km/L程度です。
| グレード | カタログ燃費(WLTC) | 実燃費 | 年間ガソリン代(1万km) |
|---|---|---|---|
| V90 B5(ガソリン) | 9.2km/L | 7~9km/L | 約18万円~20万円 |
| V90 B6(ガソリン) | 8.8km/L | 7~8km/L | 約20万円~22万円 |
| V90 D4(ディーゼル) | 14.5km/L | 12~14km/L | 約10万円~12万円 |
車重が約1.8トンと重く、2Lターボエンジンを搭載しているため、燃費は期待できません。
✅ 確認事項
- ✅ 燃費悪化を許容できるか確認する
- ✅ ディーゼルモデル(D4)は燃費が良い(12km/L前後)
- ✅ 年間走行距離が多い場合はディーゼル推奨
- ✅ ハイオクガソリン使用が前提
欠点6:ボディが大きすぎて日本の道路では取り回しが悪い
🚗 全長4,935mm・全幅1,890mm
ボルボV90の全長は4,935mm、全幅は1,890mmと大型です。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 |
|---|---|---|---|
| ボルボV90 | 4,935mm | 1,890mm | 1,475mm |
| ボルボV60 | 4,760mm | 1,850mm | 1,435mm |
| スバル・レヴォーグ | 4,755mm | 1,795mm | 1,500mm |
特に狭い道や駐車場では、取り回しに苦労することがあります。
立体駐車場の高さ制限(1,550mm以下)にはギリギリ対応できます。
✅ 確認事項
- ✅ 駐車場のサイズを事前に確認する(全幅1,890mm対応可能か)
- ✅ 試乗で取り回しを確認する
- ✅ バックカメラ・360度カメラの装備を確認する
- ✅ 狭い道が多い地域では不向き
欠点7:リセールバリューが低く、3年で50%以下に下落
📉 売却時の損失が大きい
ボルボV90の新車価格は700万円~1000万円ですが、3年落ちの中古車相場は300万円~500万円程度です。
| 経過年数 | リセールバリュー | 中古車相場(新車700万円の場合) |
|---|---|---|
| 1年落ち | 約70~75% | 490万円~525万円 |
| 3年落ち | 約45~55% | 315万円~385万円 |
| 5年落ち | 約35~45% | 245万円~315万円 |
リセールバリューが低いため、売却時に大きな損失が出ます。
✅ 確認事項
- ✅ リセールバリューの低さを理解する
- ✅ 長期保有を前提に購入する(最低5年以上)
- ✅ 売却を前提とせず、乗りつぶす覚悟が必要
- ✅ 中古車購入の方がコスパが良い
ボルボV90オーナーのリアルな体験談5選
体験談1:30代男性「5万kmでエアコン故障、修理費12万円で痛い出費」
プロフィール:30代男性・IT企業勤務・年収700万円
車両:ボルボV90 B5 モメンタム(2019年式・認定中古車)
「真夏にエアコンが効かなくなり、ディーラーで診断してもらったらコンプレッサー故障とのこと。
走行距離5万kmだったので、『もう故障するの?』と驚きました。
保証期間が切れていたため、修理費用は部品代+工賃で12万円と高額でした。
正直、国産車ならこんなに早く故障しないだろうと思い、痛い出費でした。
でも、ボルボのデザインと安全性は気に入っているので、今後も乗り続けるつもりです。
ただし、次回は必ず保証付きの認定中古車を選ぶか、新車で購入して保証延長に入るつもりです。
エアコン故障は本当に多いので、購入前に必ず確認することをおすすめします。」
体験談2:40代女性「オルタネーター故障でバッテリー上がり、レッカー代+修理費で15万円」
プロフィール:40代女性・自営業・年収800万円
車両:ボルボV90 B6 AWD インスクリプション(2018年式・中古)
「ある日突然、エンジンがかからなくなり、バッテリー上がりかと思いましたが、オルタネーター(発電機)の故障でした。
レッカー車を呼んでディーラーまで運び、修理してもらったら、レッカー代2万円+修理費13万円で合計15万円もかかりました。
走行距離6万kmだったので、まさか発電機が壊れるとは思いませんでした。
ディーラーの整備士さんからは、『ボルボは電装系のトラブルが多いので、定期点検を必ず受けてください』とアドバイスされました。
今後は外車専門の整備工場を探して、ディーラーより安く修理できるようにしたいと思っています。
維持費の高さは覚悟していましたが、想像以上でした。」
体験談3:50代男性「燃費が悪すぎて、年間ガソリン代30万円」
プロフィール:50代男性・公務員・年収900万円
車両:ボルボV90 B6 AWD Rデザイン(2020年式・新車)
「V90のデザインと安全性に惹かれて新車で購入しましたが、燃費の悪さに驚きました。
カタログ燃費は8.8km/Lでしたが、実燃費は市街地で7km/L、高速で9km/L程度です。
年間2万km走行するので、ガソリン代だけで年間30万円以上かかっています。
さらにハイオクガソリン使用が前提なので、レギュラーよりも高くつきます。
『ディーゼルモデル(D4)にすれば良かった』と少し後悔していますが、今さら買い替えるわけにもいかず、燃費の悪さは諦めています。
長距離ドライブが多い方は、絶対にディーゼルモデルをおすすめします。」
体験談4:30代女性「大きすぎて駐車場に入らない、後悔」
プロフィール:30代女性・会社員・年収600万円
車両:ボルボV90 B5 インスクリプション(2021年式・新車)
「V90の美しいデザインに一目惚れして購入しましたが、自宅の駐車場(幅2.3m)に入れるのがギリギリで、毎回冷や汗をかいています。
全幅1,890mmと大きいので、隣の車にぶつけないように神経を使います。
また、狭い道では対向車とすれ違う時に気を使いますし、コンビニの駐車場でもはみ出してしまうことがあります。
『V60にすれば良かった』と後悔することもありますが、ラゲッジスペースの広さは気に入っています。
購入を検討している方は、必ず駐車場のサイズを確認し、試乗で取り回しを確認することをおすすめします。
大きすぎて後悔する人は多いと思います。」
体験談5:40代男性「欠点を理解して購入、北欧デザインと安全性に満足」
プロフィール:40代男性・外資系企業勤務・年収1,200万円
車両:ボルボV90 T8 AWD インスクリプション(2020年式・新車)
「V90の欠点(故障リスク・維持費の高さ・燃費の悪さ)を理解したうえで購入しました。
年間維持費は約90万円(ガソリン代・保険・車検・メンテナンス費等)かかっていますが、許容範囲内です。
エアコン故障のリスクは事前に調べていたので、保証延長(5年)に加入しました。
北欧デザインの美しさ、魔法のシートと呼ばれる快適性、世界最高峰の安全性能は、維持費の高さを補って余りある魅力です。
長距離ドライブでも疲れませんし、家族も大満足しています。
欠点を理解して購入すれば、V90は最高のステーションワゴンだと思います。」
それでもボルボV90を選ぶべき5つの理由
理由1:北欧デザインの美しさと高級感
ボルボV90の最大の魅力は、スカンジナビアンデザインの美しさです。
シンプルで洗練された外観、本革シートと天然木を使用した高級感あふれる内装は、他の輸入車にはない独特の魅力があります。
特に、センターコンソールの縦型9インチタッチスクリーンや、クリスタル製のシフトノブは所有する喜びを感じさせてくれます。
理由2:世界最高峰の安全性能
ボルボは「2020年までに死亡事故ゼロ」を目標に掲げており、V90も世界最高峰の安全性能を誇ります。
衝突回避システム「インテリセーフ」は、歩行者・自転車・大型動物までも検知し、自動ブレーキを作動させます。
ユーロNCAPの衝突安全テストで最高評価(5つ星)を獲得しており、家族の安全を何よりも重視する方におすすめです。
理由3:広大で使いやすいラゲッジスペース(723L)
V90のラゲッジスペースは723Lと非常に広く、ゴルフバッグ4個または大型スーツケース4個を余裕で収納できます。
リアシートを倒せば最大1,526Lまで拡大でき、キャンプやスキーなど大量の荷物を積む場面でも困りません。
開口部も広く、荷物の出し入れがしやすい設計になっています。
理由4:長距離ドライブでの快適性が抜群
V90のシートは「魔法のシート」と呼ばれるほど快適で、長距離ドライブでも疲れません。
エアサスペンション(オプション)を装備すれば、さらに乗り心地が向上し、高速道路での静粛性も抜群です。
毎年家族で長距離旅行をする方には最適な1台です。
理由5:中古車相場が200万円台から狙える
V90の新車価格は700万円~1,000万円と高額ですが、3年落ちの中古車なら300万円~500万円程度で購入できます。
リセールバリューが低いため、中古車購入はコストパフォーマンスが非常に高いです。
認定中古車なら保証も付いているので、安心して購入できます。
ボルボV90とV60のスペック・価格・維持費比較
| 項目 | ボルボV90 | ボルボV60 |
|---|---|---|
| 全長×全幅×全高 | 4,935mm × 1,890mm × 1,475mm | 4,760mm × 1,850mm × 1,435mm |
| ホイールベース | 2,941mm | 2,872mm |
| ラゲッジ容量 | 723L(最大1,526L) | 529L(最大1,441L) |
| 新車価格 | 664万円~1,109万円 | 395万円~999万円 |
| 中古車相場(3年落ち) | 300万円~500万円 | 280万円~450万円 |
| 年間維持費 | 80万円~90万円 | 70万円~80万円 |
| 燃費(WLTC) | 8.8~14.5km/L | 11.7~15.6km/L |
| 最小回転半径 | 5.7~5.9m | 5.5~5.8m |
| 取り回しのしやすさ | ⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐(広さ重視の方) | ⭐⭐⭐⭐⭐(バランス重視の方) |
📊 比較のポイント:
- V60の方がコンパクトで取り回しが良い
- V90はラゲッジスペースが約200L広い
- V60の方が燃費が良い(2~3km/L差)
- V90は価格が高く、維持費も年間10万円高い
- 日本の道路事情ではV60の方が使いやすい
V90とV60、どちらがおすすめ?
V90がおすすめの人:
- 広大なラゲッジスペースが必要(キャンプ・スキー・ゴルフ等)
- 駐車場が広い(全幅1,890mm対応可能)
- 維持費年間80万円~90万円を許容できる
- 長距離ドライブが多い
V60がおすすめの人:
- 取り回しの良さを重視する
- 駐車場が狭い
- 維持費を少しでも抑えたい
- 都市部での使用が多い
後悔しないボルボV90中古車の選び方【完全チェックリスト】
購入前に必ず確認すべき10のポイント
| チェック項目 | 確認方法 | 重要度 |
|---|---|---|
| ✅ エアコンの効きと異音 | 試乗時に最強で動作確認 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ バッテリー警告灯 | エンジン始動時に確認 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ ラジエーター液の漏れ | エンジンルームをチェック | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ 電装系の動作確認 | パワーウィンドウ・センサー等 | ⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ 整備記録簿の確認 | 定期点検・修理履歴をチェック | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ 走行距離8万km未満 | 故障リスクを減らす | ⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ 認定中古車を優先 | 保証付きで安心 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ 試乗で異音・異常 | エンジン音・走行時の挙動 | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ リコール対応済み | ディーラーで確認 | ⭐⭐⭐⭐ |
| ✅ 駐車場のサイズ | 全幅1,890mm対応可能か | ⭐⭐⭐⭐⭐ |
認定中古車と一般中古車の違い
| 項目 | 認定中古車 | 一般中古車 |
|---|---|---|
| 保証 | 1~2年保証付き | 保証なし or 3ヶ月程度 |
| 点検整備 | 170項目以上の厳格な点検 | 店舗によってバラバラ |
| 価格 | 一般中古車より20~30万円高い | 安い |
| 安心度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐ |
💡 認定中古車のメリット:
- 保証付きで安心(故障時の修理費が無料)
- 点検整備が徹底されている
- ディーラーで購入できる
- リコール対応済み
外車専門の整備工場を見つけておく
ボルボの修理費用は、ディーラーより外車専門の整備工場の方が30~50%安くなることがあります。
外車専門整備工場の探し方:
- Googleマップで「ボルボ 整備 [地域名]」で検索
- みんカラやボルボオーナーのSNSで情報収集
- 口コミ評価が高い工場を選ぶ
- 事前に見積もりを取る
ボルボV90の年間維持費と内訳
年間維持費の内訳
| 項目 | 金額 | 詳細 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 36,000円/年 | 2L超は一律 |
| ガソリン代(年1万km) | 18万円~20万円 | 実燃費8km/L、ハイオク |
| 任意保険 | 8万円~12万円 | 年齢・等級による |
| 車検費用(2年ごと) | 15万円~30万円 | 年間7.5万円~15万円 |
| メンテナンス・修理費 | 15万円~20万円/年 | オイル交換・消耗品・突発修理 |
| 駐車場代(参考) | 12万円~24万円/年 | 月1万円~2万円 |
| 合計(駐車場代除く) | 80万円~90万円 | – |
維持費を抑える3つの対策
✅ 対策1:外車専門の整備工場を利用する
ディーラーより30~50%安く修理できる場合があります。
✅ 対策2:ディーゼルモデル(D4)を選ぶ
燃費が12km/L前後と良好で、年間ガソリン代を10万円程度に抑えられます。
✅ 対策3:定期メンテナンスを怠らない
エアコンやオルタネーターの故障を未然に防ぎ、突発的な高額修理を回避できます。
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ボルボV90購入でよくある質問(FAQ)
Q1:ボルボV90の最大の欠点は何ですか?
エアコンコンプレッサーの故障(修理費10万円~15万円)と、年間維持費の高さ(80万円~90万円)が最大の欠点です。
特にエアコン故障は5万km~8万km走行で頻発するため、購入前に必ず確認してください。
Q2:V90とV60、どちらがおすすめですか?
V60の方がコンパクトで取り回しが良く、維持費も年間10万円安いため、都市部での使用にはV60がおすすめです。
ただし、広大なラゲッジスペースが必要な方や、長距離ドライブが多い方にはV90が適しています。
Q3:修理費用はどのくらいかかりますか?
主な修理費用は、エアコンコンプレッサー交換が10万円~15万円、オルタネーター交換が8万円~12万円、ラジエーター交換が5万円~10万円です。
外車専門の整備工場を利用すれば、ディーラーより30~50%安くなります。
Q4:中古車購入時の注意点は?
走行距離8万km未満、認定中古車優先、エアコン・電装系の動作確認、整備記録簿の確認が重要です。
特にエアコンの効きと異音は必ずチェックしてください。
Q5:燃費はどのくらいですか?
ガソリンモデル(B5・B6)の実燃費は7~9km/L、ディーゼルモデル(D4)は12~14km/Lです。
年間走行距離が多い方は、ディーゼルモデルを強く推奨します。
Q6:認定中古車を買うべきですか?
はい、認定中古車は保証付きで安心です。
価格は一般中古車より20~30万円高いですが、故障時の修理費が無料になるため、長期的にはお得です。
Q7:年間維持費はどのくらいかかりますか?
年間80万円~90万円(駐車場代除く)がかかります。
内訳は、ガソリン代18万円~20万円、任意保険8万円~12万円、車検・メンテナンス費15万円~20万円などです。
Q8:V90は不人気なのですか?
販売台数は少ないですが、根強いファンがいます。
リセールバリューが低いため中古車相場が安く、コストパフォーマンスが高い車として評価されています。
まとめ:欠点を理解すればV90は最高のステーションワゴン
ボルボV90の欠点は、エアコン故障・維持費の高さ・燃費の悪さ・大きすぎるサイズ・リセールバリューの低さなどがあります。
しかし、これらの欠点を理解したうえで購入すれば、北欧デザインの美しさ・世界最高峰の安全性能・広大なラゲッジスペース・長距離ドライブでの快適性など、唯一無二の魅力を持つ最高のステーションワゴンです。
重要ポイント総まとめ
⚠️ ボルボV90の7つの欠点
- エアコンコンプレッサーの故障(修理費10万円~15万円)
- オルタネーター(発電機)の故障(修理費8万円~12万円)
- ラジエーターからの水漏れ(修理費5万円~10万円)
- 維持費が年間80万円~90万円と高額
- 燃費が8km/L前後と悪い
- ボディが大きすぎて日本の道路では取り回しが悪い
- リセールバリューが低く、3年で50%以下に下落
✅ それでもV90を選ぶべき5つの理由
- ✅ 北欧デザインの美しさと高級感
- ✅ 世界最高峰の安全性能
- ✅ 広大で使いやすいラゲッジスペース(723L)
- ✅ 長距離ドライブでの快適性が抜群
- ✅ 中古車相場が200万円台から狙える
🎯 結論
ボルボV90は欠点も多いですが、それを補って余りある魅力を持つ唯一無二のステーションワゴンです。
購入を検討している方は、認定中古車を選び、保証延長に加入し、外車専門の整備工場を見つけておくことで、安心して長く乗り続けることができます。
V60とも比較しながら、自分のライフスタイルに合った1台を選んでください。
参考サイト
データ取得日:2025年11月
