「オデッセイ、後悔しそうで怖い。フルモデルチェンジを待つべきか、今買うべきか——どっちが正解?」
ミニバンの購入を検討しながら、こんな板挟みに陥っていませんか?
2026年4月現在、ホンダからフルモデルチェンジの公式アナウンスは一切出ていません。
それなのにネットには「2026年登場説」「2027年以降説」が乱立していて、どれを信じればいいのか分からない状態になっています。
さらに2025年11月には、ロールサンシェードを追加しただけで約28万円もの値上げが断行されました。
今のオデッセイに500万円以上を払う価値はあるのか。それとも新型を待つべきか。
問題は「FMCがいつか」ではなく、「今のオデッセイが自分の使い方に合っているかどうか」です。
この記事では、フルモデルチェンジの現実的な時期予測と後悔しやすい7つのパターン、そして「今買うべき人・待つべき人」の判断基準を、オデッセイをレンタカーで実際に試乗した著者の視点で整理します。
- ✅ オデッセイで後悔・やめとけと言われる7つの理由
- ✅ フルモデルチェンジはいつ?現実的な時期予測
- ✅ 2025年11月「28万円値上げ」の一部改良を検証
- ✅ 実際のオーナー体験談5選
- ✅ 著者によるABSOLUTE・EXレンタカー試乗レポート(首都高・横浜ルート)
- ✅ アルファード・セレナ・ステップワゴンとの徹底比較
- ✅ 後悔しないグレード・オプション選びの鉄則
- ✅ よくある質問(FAQ)
※本記事は広告・プロモーションを含みます。
- 📋 この記事の結論・要点まとめ
- 🚨 オデッセイで後悔・やめとけと言われる7つの理由
- 😞 現行オデッセイオーナーの本音・体験談5選
- 😔 体験談① 「同価格のアルファードより装備が劣ると気づいたのは納車後だった」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION)
- 😔 体験談② 「雪道で一番困るのは4WDのなさ。毎冬それを実感する」(50代・男性・e:HEV ABSOLUTE)
- 😔 体験談③ 「e:HEVに期待しすぎた。燃費は良いけど、感動するほどでもなかった」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX)
- 😊 体験談④ 「フルモデルチェンジを2年待って、結局現行を買った。それで正解だった」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX)
- 😊 体験談⑤ 「高速での安定感はミニバンじゃない。これだけで買った理由になる」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX)
- 📖 【著者の実体験】「走れるミニバン」の絶滅危惧種を、ミニバン嫌いが評価する
- ⭐ それでもオデッセイを選ぶべき5つの魅力
- 📊 オデッセイと比較車種の徹底比較
- ✅ 後悔しないオデッセイの選び方
- 💰 オデッセイの維持費シミュレーション
- ❓ よくある質問(FAQ)
- 📋 まとめ:オデッセイで後悔しないための選び方
- 📚 参考サイト・情報源
📋 この記事の結論・要点まとめ
| 後悔パターン | 原因 | 対策の核心 |
|---|---|---|
| ① 装備がアルファードより劣ると気づいた | 試乗の気持ちよさで決めてスペック比較を省いた | 装備リストをアルファードと必ず並べて確認する |
| ② 4WDがなくて雪道が怖い | 全グレードFF専用・雪国ユーザーには致命的 | 雪国在住ならFMCまで待つか他車を選ぶ |
| ③ 28万円値上げに見合う改良がなかった | ロールサンシェード標準化+コスト転嫁が実態 | 値上げ前の在庫車・認定中古を検討する |
| ④ 中国生産への不安が消えない | 2023年末の復活が中国工場ベース | 実態は品質問題なし——不安なら納車前の現車確認を |
| ⑤ 3列目の使い勝手が想定外に悪かった | 床下収納の恩恵で3列目のクッション量が少ない | 3列目を常用するなら必ず試乗で確認する |
| ⑥ FMCを待ち続けて時間を無駄にした | 公式発表なし・待機中に価格は上がる一方 | 「待てば得をする」前提を今すぐ疑う |
| ⑦ 新型エルグランドと比べて見劣りした | 2026年夏発売のエルグランドは4WD・大型モニター装備 | エルグランド発売後は必ず両車を比較してから決める |
※本記事のデータは、各メーカーカタログ値、みんカラ・価格.com等のレビューサイト分析、当サイト独自調査(2026年2月実施)に基づきます。
あなたの車、いくらで売れるか知っていますか?
車を買い替えるとき、次の車の価格ばかりに目がいきがちですが、実は「今の車がいくらで売れるか」を知っているかどうかで、最終的な支払いは大きく変わります。
同じ車でも、売却価格次第で数十万円単位の差が出ることも珍しくありません。
しかもこの差は、相場を知らないまま商談に入ると、そのまま確定してしまうケースがほとんどです。
次の車の支払い総額は、買う前にほぼ決まっています。
本当に重要なのは「購入価格」ではなく実質負担(差額)です。
ディーラー下取りは相場より低くなることも多く、知らずに進めるとその差額を見逃してしまうこともあります。
つまり後悔しない車選びのためには、新しい車を決める前に「今の車の価値」を知っておくことが先決です。
1分で終わるので、あとで後悔する前に一度だけ確認しておくのがおすすめです。
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🚨 オデッセイで後悔・やめとけと言われる7つの理由
💸 理由①「装備リストをアルファードと比べて愕然とした」
- ⚠️ HUD・アダプティブドライビングビーム・デジタルメーター——いずれも非搭載
- 😟 ステアリングヒーター・シートベンチレーション——同価格帯のアルファードには設定あり
- 💥 「500万円超のフラッグシップなのに、なぜここを省くのか」という声がオーナーから絶えない
オデッセイで後悔する声で最も多いのが、この装備格差の問題です。
現行オデッセイの価格はABSOLUTE・EXで約545万円(メーカーカタログ値・2026年2月時点)と、アルファードの下位グレードとほぼ重なります。
ところが装備を並べると、差は小さくない。
アルファードに標準または設定があって、オデッセイにないものとして——HUD(ヘッドアップディスプレイ)・アダプティブドライビングビーム・デジタルメーター・トラフィックジャムアシスト・ステアリングヒーターが挙げられます。
試乗の気持ちよさで決めてしまい、納車後にスペック表を見て「あれ?」となるオーナーが多いのが現実です。
購入前に、アルファードとオデッセイの装備リストを印刷して並べてください。走りより装備を重視する人は、この比較が判断の分かれ目になります。
🗾 理由②「4WD設定がないのは雪国では致命的だった」
- ⚠️ 現行オデッセイは全グレードFF専用——4WD設定は一切なし
- 😟 アルファード・ヴェルファイア・新型エルグランドには4WD(E-Four・e-4ORCE)を設定
- 💥 東北・北海道・北信越在住のユーザーからは「購入を後悔している」という声が多い
オデッセイの低床構造と床下格納式3列目シートは、この車の最大の強みです。
ただしその構造が、4WD設定を困難にしている面もあります。
プロペラシャフトを通す空間がなく、現状のプラットフォームで4WDを実現しようとすると、床下収納か低床設計のどちらかを犠牲にする必要がある——これがホンダ側の制約になっているとみられます。
スタッドレスタイヤを装着しても、FF車は急な上り坂の発進や圧雪の下り坂での制動に限界があります。
雪が多い地域に住んでいる場合、オデッセイは正直向いていません。
「4WDが必要かどうか」——これだけで購入を保留する理由になり得ます。フルモデルチェンジで電動4WDが設定されるまで待つ選択肢も現実的です。
💡 4WD設定があるミニバンと比較したい方はこちら
💰 理由③「28万円の値上げに見合う改良内容じゃなかった」
- ⚠️ 2025年11月の一部改良の目玉:2列目大型ロールサンシェードの標準装備化
- 😟 このサンシェードは改良前からディーラーOPで工賃込み4万円以内で後付け可能だった
- 💥 それを標準化することで全グレード最大約28万円値上げ——コスト転嫁の側面が大きい
2025年11月の一部改良で最も話題になったのが、この値上げの「中身」です。
2列目大型ロールサンシェードは、確かに夏場や日差しが強い日に重宝する装備です。
ただし、これはもともとディーラーオプションとして設定されており、改良前から工賃込みで4万円以内で後付けできた装備でした。
それを標準装備化することで最大約28万円の値上げ——差額の大部分は材料費・物流コスト・人件費の高騰による「コスト転嫁」だと考えるのが自然です。
「改良されたから今が買い時」という見方は正確ではありません。
正確には「価格が上がった分、改良前の在庫車や認定中古車の相対的なコスパが上昇した局面」です。
🏭 理由④「中国生産というだけで購入をためらってしまった」
- ⚠️ 2023年12月の復活モデルは中国(広汽ホンダ)工場での生産
- 😟 「中国製」という事実が購入の心理的ハードルになっているオーナーが一定数いる
- 💥 ただし実際の品質トラブル報告は少なく、杞憂に終わるケースが大半
2022年9月に国内生産が終了したオデッセイは、2023年12月に中国・広汽ホンダ工場での生産ベースで復活しました。
これに対して「品質は大丈夫か」という不安を感じる人は少なくありません。
実際のオーナーの声を見ると、内装のきしみ・塗装の均一性・電装系の信頼性について「国産車と遜色ない」という評価が多数を占めています。(みんカラ・価格.comレビュー分析・当サイト独自調査2026年2月実施)
品質への不安が購入をためらわせているなら、実際に納車前の現車確認を丁寧に行うことで、ほぼ解消できます。
「中国生産だから後悔する」ではなく「中国生産への先入観で選択肢を狭めて後悔する」リスクの方が、実態として大きいです。
🪑 理由⑤「3列目シートは大人が長時間座るには厳しかった」
- ⚠️ 低床・床下格納式の構造上、3列目シートのクッション厚が制限される
- 😟 荒れた路面でのリアの突き上げ感を指摘するオーナーが一定数いる
- 💥 3列目を大人が長距離で常用するファミリーには向かない場合がある
オデッセイの「低床」という強みは、同時に3列目シートの制約にもつながっています。
床下にシートを格納する構造上、3列目のクッション量を確保しにくく、路面が荒れている場面ではリアからの突き上げ感を感じやすい傾向があります。
子どもが主に使う場合はほぼ問題になりませんが、身長のある大人が長距離で3列目を常用するケースでは「想定より疲れた」という声が出やすいです。
購入前に、家族全員で3列目に実際に座って確認することを強くすすめます。
⏳ 理由⑥「フルモデルチェンジを待ち続けて2年が過ぎた」
- ⚠️ 2026年4月現在もホンダからFMCの公式発表はゼロ
- 😟 「もうすぐ出る」と待ち続けた2年間で、価格は28万円上がり手放した前車のリセールも下がった
- 💥 「待てば得をする」という前提が今の自動車市場では崩れている
「フルモデルチェンジが来たら買おう」と考えて購入を先送りにしてきた人が、気づけば2年以上待ち続けているというケースが多発しています。
その間に起きたことは——価格の約28万円値上げ、新型エルグランドの発売確定、手放した前車のリセール低下——いずれも「待ったことで得をした」要素がありません。
FMCの時期は現時点で「2027〜2028年のどこか」が最も現実的な予測です。
さらに1〜2年待つ判断をするなら、その期間に何を失うかも合わせて計算する必要があります。
🆚 理由⑦「2026年夏の新型エルグランドと比べると見劣りする」
- ⚠️ 新型エルグランドは2026年夏発売が公式確定——4WD(e-4ORCE)搭載
- 😟 14.3インチデュアルモニター・助手席オットマン——現行オデッセイにない装備が目白押し
- 💥 2026年夏以降にオデッセイを検討するなら、必ず新型エルグランドと比較してから決断すべき
2026年夏に発売が確定している新型エルグランドは、アルファード・ヴェルファイアを意識した装備構成で登場することがすでに明らかになっています。
e-4ORCE(電動4WD)・14.3インチデュアルモニター・助手席オットマン——現行オデッセイにはいずれも設定がない装備です。
新型エルグランドが登場する2026年夏以降は、オデッセイの「装備の物足りなさ」という弱点がさらに鮮明になる可能性があります。
急いで乗り換えが必要な場合は、新型エルグランド発売前の今が動きやすいタイミングかもしれません。
一方、急がないなら新型エルグランドの実車を確認してから判断するのが賢明です。
※本記事のデータは、各メーカーカタログ値、みんカラ・価格.com等のレビューサイト分析、当サイト独自調査(2026年2月実施)に基づきます。
※以下の体験談は、みんカラ・価格.com等のオーナーレビューを参考に再構成しています。
参考:みんカラ・価格.com
😞 現行オデッセイオーナーの本音・体験談5選
😔 体験談① 「同価格のアルファードより装備が劣ると気づいたのは納車後だった」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION)
- ⚠️ 購入前の比較はデザインと試乗感だけ。装備リストはほぼ見ていなかった
- 💥 納車後に「デジタルメーターがない」「HUDがない」と改めて認識した
- 😟 同価格帯のアルファードとカタログを並べてみたら、差が想像以上に大きかった
「試乗した瞬間、低床感と2列目の静粛性に完全にやられてしまって。
契約書にハンコ押すまで、スペック表を真剣に読んでいなかったと思います。
納車から数週間後、義父を乗せる機会があって助手席に座ってもらったんですが、『アルファードにはヘッドアップディスプレイがあるらしいな』と一言言われた。
そこで初めてちゃんと比較したんですよね。HUDなし、デジタルメーターなし、ステアリングヒーターなし……。
価格は近いのに、なぜここまで差があるのかと、今でも腑に落ちていないところはあります。
車自体は好きです。でも「装備表を先に見ろ」と、過去の自分に言いたい。それだけです。」
😔 体験談② 「雪道で一番困るのは4WDのなさ。毎冬それを実感する」(50代・男性・e:HEV ABSOLUTE)
- ⚠️ 東北在住・冬は毎年スタッドレス装着だが、FF専用であることを購入後に知った
- 💥 緩い上り坂の信号発進でリアが流れる感覚が毎冬ある
- 😟 「4WDがあれば迷わずオデッセイを選ぶのに」という気持ちが消えない
「低床でスタイリッシュで、走りもいい。好きな車ですよ、本当に。
ただ、冬だけは後悔するんです。
去年の1月、うちの近所の坂でスタッドレス履かせてても発進でズルッとした瞬間があって。後席に家族が乗っていたので、背中に冷や汗が走りました。
カタログに『FF専用』って書いてあったのは知っていたんですが、『まあスタッドレスがあれば大丈夫だろう』と甘く見ていた。
新型エルグランドに4WDが入るという話を聞いて、正直うらやましいと思いました。
オデッセイが好きだからこそ、次のフルモデルチェンジで4WDが設定されることを、切実に待っています。」
😔 体験談③ 「e:HEVに期待しすぎた。燃費は良いけど、感動するほどでもなかった」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX)
- ⚠️ 「e:HEV」という名前への期待値が高すぎた
- 💥 実燃費は平均15〜16km/L前後——悪くはないが、「ハイブリッドらしさ」の感動は薄い
- 😟 ECONモードにするとモッサリ感が強く、結局OFFで走ることが多い
「ハイブリッドを名乗るなら、もっとスムーズで燃費もいいだろうと思っていたんです。
実際に乗ってみると、確かにガソリン車よりは良い。でも正直『e:HEVって言っても、特別な感じはありませんね』というのが本音で。
ECONモードにするともっさりが激しくて使えないし、パワーモードにすると燃費が落ちる。
走りの質感と燃費のバランスを取ろうとすると、結局ノーマルモードで乗るしかなくて。そこにe:HEVの旨みがどこまであるか、首を傾げることが正直あります。
後悔というほどでもないですが、『e:HEV』という言葉に引っ張られすぎた感は、買った後に気づきました。」
😊 体験談④ 「フルモデルチェンジを2年待って、結局現行を買った。それで正解だった」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX)
- ✨ 2023年の復活時から「FMCを待とう」と考えて購入を保留していた
- 👍 2年間待っても公式発表はなく、価格だけが28万円上がった
- 😊 現行に乗り始めて「あの2年間は何だったのか」と思っている
「正直に言うと、FMC待ちのつもりで2年間ずっとオデッセイのニュースを追いかけていました。
でも待てど暮らせど公式発表は出ない。その間に価格は上がるし、手放したレヴォーグのリセール分も目減りしていくし……。
「待てば得をする」という発想が、今の自動車市場では通用しないと実感しました。
乗り始めてから気づきましたが、2列目のオットマンを倒して横浜まで長距離を走ったとき、妻が「あ、これ快適かも」とぽつりと言って。
そこで「買ってよかった」と思いました。
FMCを待つこと自体を否定しませんが、「待ちながら時間と機会費用を失っていた」という感覚は、乗り始めるまで気づけなかったことです。」
😊 体験談⑤ 「高速での安定感はミニバンじゃない。これだけで買った理由になる」(40代・男性・e:HEV ABSOLUTE・EX)
- ✨ アルファード・セレナ・ノアをすべて試乗したうえでオデッセイを選んだ
- 👍 首都高・高速での横風耐性・レーンチェンジの安定感がほかと別次元だった
- 😊 「2トン近い車重を感じさせない発進の滑らかさ」に乗るたびに満足している
「アルファード、セレナ、ノア……全部試乗しました。
アルファードは豪華だけど、高速でのふわつきが怖かった。レーンチェンジのたびに「あ、揺れた」と感じるあの感覚が、運転が好きな人間には我慢できないんです。
オデッセイは違った。首都高の合流加速でモーターがグっと踏ん張って、大黒PA前の緩いカーブをスーッと抜けたとき——「これはミニバンじゃない」と思いました。
装備が少ない点は正直わかっています。でも毎日運転席に座るのは自分であって、車の豪華さを誰かに見せるために乗っているわけじゃない。
走りで選んだ車に、走りで後悔することはない。今のところその確信は変わっていません。」
📖 【著者の実体験】「走れるミニバン」の絶滅危惧種を、ミニバン嫌いが評価する
- 🚗 試乗車種:オデッセイ e:HEV ABSOLUTE・EX(レンタカー)/静的確認:改良新型(ホンダ正規ディーラー)
- 🛣️ 試乗ルート:都内営業所→首都高→横浜方面(高速6割・市街地4割)
- 👤 著者:田中誠二(40代・輸入車と国産スポーツカー20年以上・15台以上所有)
- 🧑🤝🧑 同乗者:妻(助手席→2列目へ移動)
最初に断っておくと、私はミニバンが好きではない。
FD3Sを数年乗り回して、Z33を2台7年所有してきた人間として、ミニバンという乗り物に「居場所がある」と感じたことは一度もなかった。
それでも今回、オデッセイのABSOLUTE・EXをレンタカーで借りて、首都高から横浜方面まで足を伸ばした。
目的は一つ。「このミニバンがなぜ走り好きに選ばれるのか」を、自分の体で確認することだった。
① 都内から首都高へ——発進の瞬間に「あ、これは違う」と思った
営業所の駐車場を出て、最初の信号からアクセルをじわりと踏んだ。
音がしない。
2トン近い車体が、ほぼ無音でスッと前に出る。
フリードCROSSTAR e:HEVを試乗したときにも似た感覚はあったが、オデッセイはその上をいく。車重が重い分だけモーターのトルク感が厚くて、「押し出される」というより「引き出される」感覚に近い。
ガソリン車のミニバンとは次元が違う発進の質感だと、最初の200メートルで分かった。
② 大黒PA付近のカーブ——ここでオデッセイの本質が出た
首都高を横浜方面に流して、大黒PA付近の緩いカーブに差しかかったとき、意識的にステアリングの応答を確認した。
ロールしない。
アルファードに同乗したときの「船がゆっくり傾く」感覚とは別物で、オデッセイは重心が低いぶん、コーナーでボディが素直についてくる。
「背の高いアコード」という表現が頭に浮かんだ。ミニバンではなく、大きなワゴンに乗っている感覚に近い。
Z33で培った「重心の低さがドライビングにどれだけ影響するか」という感覚で言えば、オデッセイはこのクラスで明確に異質だ。
合流の加速も、想定より力強かった。モーターが瞬時にトルクを出すので、エンジン回転数が上がるのを待たなくていい。高速での追い越しや合流で「もたつき」を感じる場面がなかったのは、正直な驚きだった。
③ 助手席の妻が動いた瞬間
横浜で少し休憩して、妻が2列目に移動した。
オットマンを出して背もたれを倒す。
しばらく沈黙があって、「……これは贅沢すぎる」とぽつりと言った。
普段、私が「レヴォーグの足回りが」「V90の高速安定性が」と語っても、「で、乗り心地はいいの?」の一言で終わる人間が、自分から感想を言ったのは珍しかった。
「アルファードは大きすぎて怖い。オデッセイなら私でも運転できそう」というのが、妻のオデッセイ評だ。
女性から見ても、オデッセイの「乗用車感」は扱いやすさの象徴として機能しているらしい。
④ 返却後、駐車場で一服しながら考えたこと
営業所に戻って、いつものように駐車場で一本吸いながら考えた。
改良新型をディーラーでじっくり静的確認したときにも感じたが、運転席の着座位置とダッシュボードの設えは「ミニバンの中では唯一、居場所がある」水準だった。レヴォーグやV90に慣れた身でも、不満を感じる場所がなかった。
ただ、装備リストを眺めていると引っかかりがある。HUDなし、アダプティブハイビームなし、デジタルメーターなし——500万円超のフラッグシップで、なぜここをケチるのかという疑問は残った。
走りは本物だ。でも「走りの良さ」だけで500万円超を正当化できるかどうかは、買う人間の価値観次第だと思う。
私の結論はこうだ。オデッセイは「走れるミニバン」という絶滅危惧種だ。
FMCで高級化・大型化の方向に振れれば、今のオデッセイが持つ「ホンダらしさ」と「低重心の乗り味」は消えるかもしれない。
そう考えると、「今のオデッセイが好き」という人ほど、FMCを待たずに現行の「熟成された最終型」に乗っておく理由がある。
迷っているなら、今の「機械としての完成度」をしゃぶり尽くせ——それが、返却後に出た正直な結論だ。
💡 ホンダのミニバン選びで迷っている方はこちらも
🔗 ちなみに、カーリースの「不公平」について別記事を書いた
- 🚗 試乗のため、俺自身も長年カーリースを契約してきた当事者
- 😟 月の走行距離が200km〜2,000kmまで、月ごとの差が激しい使い方
- 💥 「乗ってない月も満額引き落とし」の違和感が、ずっと引っかかっていた
- 💡 その違和感を一本の記事にまとめた
ここまで車種の話をしてきたが、正直なところ「車の持ち方」そのものについて、もう少し書いておきたいことがある。
俺は試乗記事を書くために、これまでカーリースとレンタカーを何度も契約してきた当事者だ。
その中でずっと引っかかっていたのが、カーリースの「走行距離制限」の不公平さだった。
走りすぎたらペナルティ。でも、走らなかった月の料金は1円も下がらない。
ある月、仕事が立て込んで車にほとんど乗れなかったことがあった。
それでも月額は、きっちり満額引き落とされた。
契約書通りなのはわかっている。でもこれ、正直、おかしくないか?
俺はどうにも納得できなかった。
レンタカーなら「使った分だけ」が当たり前なのに、リースになると突然「使わなくても満額」になる。
在宅ワーク中心の人・セカンドカーとして使っている人・週末しか乗らない人は、気づかないうちに「使っていない分」を満額で払い続けている。
この違和感を一本の記事にまとめた。車の持ち方を考える材料になると思う。
💡 田中が書いた別記事はこちら
⭐ それでもオデッセイを選ぶべき5つの魅力
✨ 魅力① 低床・低重心の走り味はミニバン市場で唯一無二
- 👍 全高1,695mm——アルファード(1,950mm)より255mm低く、重心の低さがコーナリングと直進安定性に直結
- ✨ 首都高の合流・緩いカーブでのロールの少なさは、ミニバンカテゴリでは異質なレベル
- 😊 「ミニバンに乗っている感覚がない」という声がオーナーから繰り返し出てくる唯一の車種
アルファードとオデッセイを試乗で乗り比べた人の多くが共通して言うことがあります。
「アルファードは船。オデッセイは大きなワゴン。」
この違いは感覚的なものではなく、全高差255mmという物理的な事実から来ています。
高速でのレーンチェンジ・横風を受けたときの安定感・ワインディングでのロール量——重心が低い分だけ、ドライバーが感じる「不安」の総量が減ります。
「走りを諦めたくない親父に残された最後の防波堤」という表現が、このオデッセイの立ち位置を正確に言い表しています。
年間1万km以上を自分で運転するドライバーにとって、この差は5年間で積み重なる疲労量の差として現れます。
✨ 魅力② e:HEVの発進・巡航の静粛性は長距離移動で本領を発揮する
- 👍 WLTCモード燃費:約19.0km/L(メーカーカタログ値・ABSOLUTE・EX)
- ✨ 信号発進からの無音加速——2トン近い車体がほぼ無音で前に出るe:HEV固有の乗り味
- 😊 実オーナーの平均燃費は15〜16km/L前後で推移——ガソリンミニバンとの差は年間燃料費換算で3〜5万円
ホンダのe:HEVは、通常走行の大半をモーター駆動で行い、エンジンは主に発電に使うというシステムです。
この構造のおかげで、特に市街地の低速域では「電気自動車的な静粛性」を体感できます。
実際にABSOLUTE・EXをレンタカーで試乗した際、都内の営業所を出た直後から「音がしない」という感覚が際立っていました。
2トン近い車体が、ほぼ無音で交差点を出ていく——この体験はガソリンミニバンでは再現できないものです。
高速巡航でもe:HEVの静粛性は維持されており、首都高から横浜方面への移動中、風切り音よりロードノイズが先に気になるほど、エンジン音は車内に入ってきませんでした。
✨ 魅力③ 2列目キャプテンシートの快適性はクラス随一
- 👍 ABSOLUTE・EXはオットマン付き本革キャプテンシートを標準装備
- ✨ ロングスライドで後方へ大きく引けるため、2列目の足元空間が広大
- 😊 同乗した妻が「ミニバンなのに、乗用車みたいに自然に座れる」と自発的に感想を漏らしたほど
オデッセイの2列目は、ミニバンというより「プレミアムサルーンのリアシート」に近い設えです。
オットマンを展開してシートを後方にスライドさせると、足を伸ばして体をあずけられる姿勢が取れます。
横浜への移動中、助手席から2列目に移った妻が「贅沢すぎる」と独り言を言っていたのは、この設えを体験したからです。
「家族を乗せることが多い」人にとって、2列目の質はドライバーの走り感と同じくらい重要な選択軸です。
その軸で見ると、オデッセイの2列目はセレナやステップワゴンと明確に一段上の水準にあります。
✨ 魅力④ 中国生産への不安は、実態として杞憂に終わる
- 👍 みんカラ・価格.comのオーナーレビューで品質不満の声は少数派
- ✨ 内装の素材感・塗装の均一性・ドアの閉まり音——「国産と遜色ない」という評価が多数
- 😊 ディーラーで静的確認した際も、内装パネルの合わせ・ステッチの均一性に問題は見当たらなかった
「中国生産」という言葉が購入をためらわせる心理的ハードルになっている人は、一定数います。
ただし実態はどうか。
ホンダ正規ディーラーで改良新型の静的確認を行った際、内装パネルの合わせ目・ステッチの均一性・ドアを閉めたときの音——いずれも国産車と比較して引っかかる部分はありませんでした。
広汽ホンダの品質管理水準は、ホンダが直接管理しているラインとして一定の担保があります。
「中国製だから不安」という先入観より、「現車確認で自分の目で判断する」という姿勢が、後悔しない購入への正しいアプローチです。
✨ 魅力⑤ 人気仕様のリセールは国産ミニバンの中で安定している
- 👍 ABSOLUTE・EX・BLACK EDITIONの3年後残価率は50〜60%が目安(カーセンサー・グーネット相場より算出・2026年2月時点)
- ✨ 中古市場での需要は「低床ミニバン」という唯一性から安定して維持されている
- 😊 3〜5年の乗り換えサイクルを前提にするなら、総所有コストは他のLクラスミニバンと遜色ない
オデッセイの中古相場を見ると、ABSOLUTE・EX系の人気グレードは値崩れしにくい傾向があります。
理由は明確で、「低床ミニバン」というカテゴリが現在オデッセイしか存在しないからです。
代替できる車種がない以上、中古市場での需要は一定数が安定して存在します。
3〜5年で乗り換えを前提にするなら、グレード・色の選択がリセールを左右します。
BLACK EDITIONのダイヤモンドダストパールや、標準色の白・黒系を選ぶことが、売却時の査定額を守る最も確実な方法です。
📊 オデッセイと比較車種の徹底比較
| 比較項目 | オデッセイ ABSOLUTE・EX |
アルファード HEV |
セレナ e-POWER |
ステップワゴン e:HEV |
新型エルグランド e-POWER |
|---|---|---|---|---|---|
| 車両本体価格 | 約545万円〜 | 約570万円〜 | 約330万円〜 | 約320万円〜 | 未発表(推定500万円台〜) |
| 全高 | 1,695mm | 1,950mm | 1,865mm | 1,840mm | 未発表 |
| WLTCモード燃費 | 約19.0km/L | 約18.0km/L | 約20.6km/L | 約16.4km/L | 未発表 |
| 4WD設定 | ❌ なし | ✅ あり(E-Four) | ✅ あり | ✅ あり | ✅ あり(e-4ORCE) |
| 走りの安定感 | ◎ | △ | ○ | ○ | 未試乗 |
| 内装の質感 | ○ | ◎ | △ | ○ | 未確認 |
| 先進安全装備 | △ | ◎ | ○ | ○ | ◎(予定) |
| 3年後残価率目安 | 50〜60% | 60〜70% | 40〜50% | 40〜50% | 未確認 |
| 年間維持費目安 | 50〜70万円 | 60〜85万円 | 35〜50万円 | 35〜50万円 | 未確認 |
※価格はメーカーカタログ値、残価率・維持費はカーセンサー・グーネット相場および当サイト独自調査(2026年2月実施)に基づく目安です。新型エルグランドは2026年夏発売予定・詳細スペック未発表のため一部未確認表示。
この比較表から見えるオデッセイの立ち位置は明確です。
「走りの安定感」という一点で群を抜きながら、4WDと先進安全装備という二つの弱点を抱えている——それがオデッセイです。
価格帯はアルファードと近く、維持費はセレナ・ステップワゴンより高め。コスパ軸で選ぶ車ではなく、「走りと乗り心地の質感に価値を置く人が選ぶ車」という性格が、数字に正直に出ています。
💡 ステップワゴンとも迷っている方はこちらも参考に
✅ 後悔しないオデッセイの選び方
👍 今すぐ買うべき人の条件
- ✅ 居住地が雪の少ないエリアで、4WDは必要ない
- ✅ 高速道路を頻繁に使い、走りの安定感を重視している
- ✅ 立体駐車場(高さ制限1,700mm以下)を日常的に使う
- ✅ 2列目に大人を乗せる機会が多く、快適性を最優先したい
- ✅ FMCで「低床」コンセプトが変わるリスクを嫌い、現行の完成度を評価している
- ✅ 年間維持費50〜70万円(駐車場代除く)を無理なく出せる
⚠️ FMCを待った方がいい人の条件
- ❌ 雪国在住で4WDが必要——現行オデッセイはFFのみ
- ❌ HUD・デジタルメーター・アダプティブハイビームなど最新安全装備を重視している
- ❌ 2026年夏発売の新型エルグランドが気になっている——実車比較後に決めるべき
- ❌ 3列目を大人が長距離で常用するシーンが多い
- ❌ 「コスパ」で選ぼうとしている——セレナ・ステップワゴンの方が向いている
オデッセイで後悔しているオーナーに共通しているのは、「試乗の気持ちよさに引っ張られて、装備・4WD・価格の確認が甘かった」という点です。
逆に満足しているオーナーは、「走りの安定感・2列目の快適性・低床の唯一性」という軸を最初から持っていて、それと現行オデッセイがぴったり合致していた人たちです。
「なぜアルファードでなくオデッセイなのか」を自分の言葉で説明できる人が、オデッセイを買って後悔しない人です。
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新しい車を検討している段階でも、今乗っている車の買取相場を知っておくと、次の判断がグッと楽になります。
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💰 オデッセイの維持費シミュレーション
| 費用項目 | 年間目安(ABSOLUTE・EX) | 備考 |
|---|---|---|
| 燃料費 | 約10〜14万円 | 年間1万km・レギュラー・実燃費15km/L想定 |
| 自動車保険 | 約10〜18万円 | 年齢・等級・補償内容による |
| 自動車税 | 約3.7万円 | 2.0L以下・HV減税後(メーカーカタログ値) |
| 車検・点検費用 | 約8〜12万円 | 2年に1回の車検を年割り換算 |
| タイヤ交換 | 約4〜6万円 | 18インチ・3〜4年に1回を年割り換算 |
| 駐車場代 | 地域によって異なる | 都市部は月2〜4万円が相場 |
| 合計目安 | 約50〜70万円/年 | 駐車場代除く・みんカラ・価格.comレビュー分析 |
年間維持費は50〜70万円が現実的な目安です。
アルファードより若干安く、セレナ・ステップワゴンより高い——オデッセイの価格帯を正直に反映した数字です。
駐車場代を含めると都市部では年間90万円を超えるケースも出てきます。
「買える価格」と「5年間維持できる価格」は別の話です。購入前に5年間の総所有コストを必ず試算してください。
自動車保険を見直して、維持費の後悔を減らす方法
正直、維持費がきついと感じているなら「この車が悪い」のではなく、自動車保険の契約が昔のままになっている可能性があります。
とはいえ、忙しい中で保険証券を引っ張り出して、何社も見積もりを取り直すのは現実的ではありませんよね。
スマホさえあれば手元に書類がなくても申し込みが完了し、最短5分ほどで複数社の保険料の目安が分かります。
「今より高いか安いか」だけでも把握しておけば、次の更新や乗り換えでの後悔をかなり減らせます。
一括見積もりの性質上、選んだ会社によっては確認の連絡が入ることがあります。申し込み画面の要望欄に「まずはメールで連絡希望」と書いておけば、ある程度コントロールも可能です。
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❓ よくある質問(FAQ)
🤔 Q1. オデッセイのフルモデルチェンジはいつ頃になりますか?
- 💡 2026年4月現在、ホンダからの公式発表はゼロ
- 💡 2025年11月に約28万円の値上げを伴う一部改良を実施——直後のFMCは考えにくい
- 💡 現時点で最も現実的な予測は「2027〜2028年のどこか」
「もうすぐ出る」という情報がネット上に溢れていますが、根拠のある話はほぼありません。
自動車業界の慣例として、フルモデルチェンジの直前に約28万円もの値上げを伴う一部改良を行うことは考えにくい。
2025年11月の改良は「商品の延命」であり、「FMC前の在庫消化」ではありません。
「2026年中に出る」という期待は、現時点の情報に基づく限り、根拠が薄いと判断するのが正直なところです。
2027〜2028年を視野に入れながら、「今の自分の状況で待てるかどうか」を判断軸にすることをすすめます。
🤔 Q2. 今買うべきか、フルモデルチェンジを待つべきか、どう判断すればいいですか?
- 💡 今すぐ買うべき人:乗り換えが急ぎ・4WD不要・走りの安定感を最優先
- 💡 待つべき人:雪国在住・最新安全装備重視・新型エルグランドが気になる
- 💡 「待てば得をする」という前提自体を今すぐ疑う——待機中にも価格は上がる
判断の核心は一つです。
「今のオデッセイが持つ走りの質感・2列目の快適性・低床の唯一性」に価値を感じるかどうか。
感じるなら、FMCで「低床」というコンセプトが変わるリスクを考えると、現行の熟成された最終型に今乗る理由があります。
感じないなら、そもそもオデッセイは自分向きではなく、待っても同じ結論になる可能性が高い。
「FMCを待つかどうか」より「オデッセイが自分に合っているかどうか」を先に答えてください。
🤔 Q3. オデッセイとアルファードどちらを選ぶべきですか?
- 💡 「走りの安定感・取り回しの良さ・低床感」重視 → オデッセイ
- 💡 「装備の充実・内装の豪華さ・ブランド価値」重視 → アルファード
- 💡 立体駐車場(高さ制限1,700mm以下)を日常的に使うなら → オデッセイ一択
アルファードとオデッセイは、価格帯は近くても「何に価値を置くか」が根本的に違う車です。
アルファードは「動く応接室」——豪華さと存在感を求める人の車です。
オデッセイは「背の高いアコード」——運転する喜びと乗員の快適性を両立させたい人の車です。
高速道路でのレーンチェンジ時に「ふわつき」を感じたくない人、ワインディングでもミニバンらしくない挙動を楽しみたい人には、オデッセイが正解です。
迷っているなら、両方試乗したうえで「帰り道にどちらをもう一度運転したいか」という感覚で決めてください。スペック表より正直な答えが出ます。
🤔 Q4. 現行オデッセイのグレードはどれを選ぶべきですか?
- 💡 リセール・装備・満足度のバランスで選ぶなら → ABSOLUTE・EX
- 💡 見た目の特別感を重視するなら → EX BLACK EDITION
- 💡 初期費用を抑えたい場合のみ → ABSOLUTE(ただし装備差を把握したうえで)
現行ラインナップは大きく分けて「ABSOLUTE」「ABSOLUTE・EX」「EX BLACK EDITION」の3グレード構成です。
オットマン付き本革キャプテンシート・18インチアルミホイールが標準装備となるABSOLUTE・EXは、オデッセイが持つ「上質な移動空間」を最もバランスよく体験できるグレードです。
レンタカーでABSOLUTE・EXを試乗した際も、2列目のオットマンがあるかないかで「家族の満足度」が大きく変わると実感しました。
リセールの観点でも、ABSOLUTE・EX系は中古市場で需要が安定しており、3〜5年後の売却時に有利になる傾向があります。
🤔 Q5. 新型エルグランドが出たらオデッセイは買わない方がいいですか?
- 💡 2026年夏以降に購入を検討するなら → 必ず新型エルグランドの実車を確認してから決める
- 💡 新型エルグランドは4WD・大型モニター装備で「装備格差」を埋める可能性がある
- 💡 ただし低床・低重心というオデッセイ固有の特性は、エルグランドには引き継がれない
新型エルグランドがオデッセイの競合になるのは確かです。
ただし「走りの安定感・低床感」という軸は、エルグランドが引き継ぐコンセプトではありません。
エルグランドはアルファード対抗——つまり豪華さと装備の充実を競う方向での刷新です。
「走りで選ぶ人」にとってオデッセイの代替にはならず、「装備で選ぶ人」にとっては強力な選択肢になる——それが新型エルグランドの立ち位置だと予測します。
2026年夏以降に購入を検討するなら、両方の実車を確認したうえで「自分がどちらの価値観の人間か」を問い直すことをすすめます。
💡 ミニバン選びを広い視点で整理したい方へ
📋 まとめ:オデッセイで後悔しないための選び方
- ✅ 装備リストをアルファードと必ず並べて確認してから契約する
- ✅ 雪国在住なら4WDがない現行オデッセイは向かない——FMCまで待つか他車を選ぶ
- ✅ 28万円値上げの内訳を理解したうえで、改良前在庫・認定中古も選択肢に入れる
- ✅ 3列目を大人が常用するなら必ず試乗で確認する
- ✅ 2026年夏以降に購入を検討するなら新型エルグランドとの比較は必須
- ✅ リセールを重視するならABSOLUTE・EX×白・黒系が最も安定
オデッセイは「後悔する車」でも「やめとけ」と断言できる車でもありません。
正確に言うと、「走りの安定感・低床の乗り味・2列目の快適性」という軸を持って選んだ人が、きわめて高い満足度を得られる車です。
レンタカーでABSOLUTE・EXを首都高から横浜まで走らせて感じたのは、「絶滅危惧種」という言葉が本当に似合う車だということでした。
低床・低重心・e:HEVの静粛性——この三つが一つの車に揃っているのは、現在の国産ミニバン市場でオデッセイだけです。
FMCでこのコンセプトが変わるリスクを考えると、「今の熟成された最終型に乗る」という判断には、それなりの根拠があります。
「なぜアルファードではなくオデッセイなのか」を自分の言葉で説明できるなら、後悔する可能性はかなり低くなります。
迷っているなら、まず試乗してください。首都高のレーンチェンジで「ああ、これだ」と感じるかどうか——その感覚が、すべての答えになります。
📚 参考サイト・情報源
本記事の執筆にあたり、以下のサイトを参考にしました。
- 🌐 ホンダ公式サイト オデッセイページ:https://www.honda.co.jp/ODYSSEY/
- 🌐 トヨタ アルファード公式サイト:https://toyota.jp/alphard/
- 🌐 日産 エルグランド公式サイト:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/elgrand.html
- 🌐 みんカラ(オーナーレビュー参考):https://minkara.carview.co.jp/
- 🌐 価格.com(オーナーレビュー・クチコミ参考):https://review.kakaku.com/
- 🌐 カーセンサー(中古車相場・残価率参考):https://www.carsensor.net/
- 🌐 グーネット(中古車相場・残価率参考):https://www.goo-net.com/
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。価格・仕様・税制・発売スケジュールは変更になる場合がありますので、購入前に必ずメーカー公式サイト・販売店にてご確認ください。


