人気漫画『あそびあそばせ』の1巻の各話のあらすじネタバレと感想などを徹底解説をします。

公式サイト:あそびあそばせ 公式サイト
等価交換のあらすじ
教室で姉に罰ゲームで買い物などに行かされた思い出に耽る香純。そんなとき、あっちむいてホイ!を行う華子とオリヴィアの声が耳障りで仕方がない。
思い切って文句を切り出すと、逆にオリヴィアからあっちむいてホイ!をやらないかと誘われる。
【感想】
あそびあそばせの記念すべき第一話。出だしから過激な描写が目立つ。読者に印象を付けるためか、若干、香純さんの性格の刺々しさが目立った。
チープなスリルのあらすじ
苦手な英語を克服するためにオリヴィアに教えを請う香純。シャーペンの芯で指の間を突き刺す危険なゲームに誘い、勝ったら言うことを聞いてほしいと持ちかける。
かなり危険な遊びだったが、華子がおもむろにシャーペンの芯でなくて、コンパスでやろうと提案し、より危険な雰囲気になっていく。
【感想】
机を穴だらけにしてまで、全力でコンパスを指の間に突き刺す香純。本当に初期に香純さんは、恐ろしい少女だった。
ただ、華子がそれ以上のサイコパスぶりを発揮した話だったと思う。
遊び人のあらすじ
ソフトテニス部で練習に励む華子。その実力は全国大会の出場は彼女の出来に懸かっているというものだった。
そんな華子が突然、退部をすると言い出す。教室で腐ったいた華子に香純が「部活を作りませんか?」と話しかける。
【感想】
華子、香純、オリヴィアの3人は当初、仲が良いのか悪いのか?よく分からない関係性だった。
しかも、3人共主張はしっかりするが、お互いの話は全然聞いておらず、あまり話が噛み合っていないのも見どころ。
暇つぶしのあらすじ
あそ研を無事に結成した華子、オリヴィア、香純の3人。ただ、遊び人研究会と言っても特にやることはなく、部室でダラダラする日々。
そんなとき、香純があそ研が部活として登録申請が通らなかったと華子、オリヴィアに告げる。
そんなことはどうでもいい。とつぶやく華子。
しかし、あそ研が部もしくは同好会として申請が通れば、月に1万円が支給されることを知り、目の色を変えて生徒会へ直談判に向かう。
【感想】
オセロの意外な知識が得られる回。そして、生徒会長が初登場。彼女が生徒会長に選ばれた理由が凄まじい話。
優しい変態のあらすじ
華子が急に部室でプールがしたいと言い出し、水着に着替える華子、オリヴィア、香純の3人。
プールを楽しむ3人だが、漏れた水が廊下に行き渡り、それを見咎めた斉南先生がやってくる。
【感想】
斉南先生が初登場。彼のお人好しさと鈍さが表れている回。よくよく考えるとかなりマズいことをしているのだが、それを気がついていたのは華子だけだった。
彼女の危機察知する鋭い動物的本能は、今後も様々な場面で描かれていく。
友情ゲームのあらすじ
英語のテストで100点満点中、1点しか取れなかった香純。英語が喋れるオリヴィアと一緒にあそ研を起ち上げたのに、英語の成績が向上しないことに不審を抱く。
じつはオリヴィアは英語が喋れないのでは…?という疑問が確信に繋がり、彼女を問いただすことに。
【感想】
華子はバカに見えて、じつは成績が抜群に良いことがわかる回。また、疑惑の仲良し?が際立つ回でもあった。
魔女裁判のあらすじ
高柳先生により持ち物検査が開始される。化粧道具を持ち込み没収される生徒も。華子はそんな様子を尻目にほくそ笑むんでいる。
リア充の神器である化粧道具など学校に持ち込むわけがない、リア充の尻軽女と一緒にしないで。と勝ち誇ったが…。
【感想】
メイクに慣れてない女の子がありがちな話。そして、高柳先生の驚愕な事実が最後に判明する。
ノンタイトルマッチのあらすじ
ラケット(じつは羽子板)を素振りしている華子を見かけた香純。まだ、ソフトテニス部に未練があるのでは?と考える。
オリヴィアが香純が部室にいると息を切らして華子がやってくる。華子は2人に「ソフトテニス部を倒しに行こうぜ!」と持ちかける。
なぜ…?と考えるオリヴィア、香純に驚くべき理由を華子が伝える。
【感想】
結局、リア充に勝てないという話。というか華子は誰と何を戦っているのか?
絶対に負けられない戦いのあらすじ
あそ研の部室で親指ゲーム「いっせーのせ」を楽しむ華子とオリヴィア。負けたほうが使い走りをさせる罰ゲームというのは、良くないと香純が咎める。
香純に咎められむくれるオリヴィア。香純はそんなオリヴィアを気遣い、使い走りみたいな罰ゲームじゃないものをしようと提案する。
その提案を受けてオリヴィアが、母国の風習である罰ゲームにしようと華子、香純に持ちかける。
【感想】
話にインパクトをつけるために、無理やりオリヴィアに付けたキャラ設定だと思うが、個人的には失敗だと思っている。
稲中の田辺みたいな設定は、中期のオリヴィアというキャラには合っていないと思われる。
操り人形のあらすじ
飴玉を飲み込み保健室に担ぎ込まれる華子。樋口先生が注意をした話の流れで、華子が遊び人研究会に属していることに興味を示す。
独身で男性に縁がない樋口先生は、あそ研が異性に縁がある行動をしていると誤解していた。
その流れで部室にやってきたが、華子、香純の思惑に巻き込まれることになる。
【感想】
樋口先生の発想レベルは、華子と同レベルだとわかる回。そりゃあ異性に縁が出来ないわけだよ。とも理解できる。
ちなみに樋口先生の理想とするタイプは、『ぼくの地球を守って』『ガラスの仮面』に登場する紫苑と速水真澄。
両方とも少女漫画雑誌『花とゆめ』で掲載をされていた超人気漫画。二次元の男性を理想とする悲しき女性だとわかる。
ただ、自分が男性と縁がないこと。お見合いなどしたいことを恥ずかしそうに告白したときの仕草は、華子、オリヴィア、香純をもってして可愛いと思わせた。
不法占拠のあらすじ
女性は相撲取りになれないと華子、香純に教えられて落ち込むオリヴィア。そんなオリヴィアを励ますために華子は「手押し相撲」なら女性も頼めると話す。
やり方がわからないので、華子と香純は実戦して説明することに。
そんなとき生徒会室では、あそ研の3人に部室を退去してもらう相談が持ち上がっていた。
【感想】
香純さんのパワーと柔軟性、気の強さがわかる回。勝負事になると途端に普段の温厚さがなくなる。
まとめ
あそびあそばせ1巻のあらすじネタバレ、感想を公開しました。
そして、あそびあそばせは漫画でも面白いですが、今なら無料でアニメ版を視聴することができます。
思ったより完成度が高くて楽しめました。詳細は下記のページをご覧ください。
