CX-90後悔?7つの理由と失敗しない選び方|CR-V・RAV4比較も徹底解説

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CX-90 後悔 SUV・ファミリーカー購入ガイド
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【この記事でわかること】

  • CX-90で後悔する7つの理由(価格400万円超え、パワートレイン限定、ガソリン車パワー不足など)

  • 実際に後悔したオーナー5名のリアルな体験談(価格・パワートレイン・故障リスクなど)

  • CR-V・RAV4・エクストレイルとの徹底比較(価格・パワー・燃費・室内空間・安全装備)

  • 後悔しないグレード選び(100S・100Z・100X・PHEV)とパワートレイン選定

  • 購入前の必須チェックポイント(走行性能・ハンドリング・安全装備確認)

  • 年間維持費の内訳と推奨年収500万円以上の根拠を詳細解説

  • 購入前に知るべき8つのFAQ(レギュラーガソリン・実燃費・PHEV実用性・リセールなど)

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  1. CX-90購入して後悔する7つの理由
    1. 理由1:価格が高い(400万円超え)
    2. 理由2:パワートレインの選択肢が限定的
    3. 理由3:ガソリン車のパワー感が物足りない
    4. 理由4:PHEVは価格が非常に高い(550万円超え)
    5. 理由5:室内空間がライバルに劣る
    6. 理由6:最新技術の不具合報告がある
    7. 理由7:リセールバリューがまだ未知数
  2. CX-90で後悔したオーナーのリアルな体験談5選
    1. 体験談1:価格の高さで後悔
    2. 体験談2:パワートレイン選択の失敗
    3. 体験談3:ガソリン車のパワー不足で後悔
    4. 体験談4:新型故障トラブルで後悔
    5. 体験談5:リセールバリューが不明で不安
  3. それでもCX-90を選ぶべき5つの魅力
    1. 魅力1:上質なデザインと質感
    2. 魅力2:優れた走行性能とハンドリング
    3. 魅力3:充実した安全装備
    4. 魅力4:ディーゼルエンジンの力強さ(PHEVを除く)
    5. 魅力5:新型だからの最新技術
  4. CX-90とCR-V・RAV4の徹底比較
    1. CX-90の特徴
    2. CR-Vの特徴
    3. RAV4の特徴
    4. エクストレイルの特徴
  5. 後悔しないCX-90の選び方【グレード・パワートレイン・オプション】
    1. グレード選び(100S、100Z、100X、PHEV)
    2. グレード選びのポイント
    3. パワートレイン選び(ガソリン vs PHEV)
      1. 【ガソリンモデルがおすすめな人】
      2. 【PHEVモデルがおすすめな人】
    4. パワートレイン選びの決め手
    5. PHEVの実用性判断
      1. 【PHEV導入前の必須確認項目】
    6. おすすめオプション
      1. 【必須オプション】
      2. 【推奨オプション】
    7. 試乗で確認すべきポイント(走行性能、ハンドリング)
  6. CX-90の維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
    1. 年間維持費の内訳
    2. グレード別の維持費シミュレーション
      1. 【100Sガソリンモデル】年間1万km・駐車場代月1.5万円
      2. 【100Z PHEVモデル】年間1万km・駐車場代月1.5万円
    3. 【ガソリン vs PHEV 年間比較】
      1. 【重要なポイント】
    4. PHEV vs ガソリンの維持費比較
    5. 推奨年収の目安(年収500万円以上)
      1. 【年収別の購入シミュレーション】
    6. 維持費を抑えるコツ3選
  7. CX-90購入でよくある質問(FAQ)
    1. Q1:CX-90はレギュラーガソリンで走れますか?
    2. Q2:CX-90はCR-VやRAV4と比べてどうですか?
    3. Q3:CX-90の実燃費はどのくらいですか?
    4. Q4:CX-90のPHEVは実用的ですか?
    5. Q5:CX-90は新型だから故障が多いですか?
    6. Q6:CX-90のリセールバリューはどうですか?
    7. Q7:CX-90の納期はどのくらいですか?
    8. Q8:CX-90は女性でも運転しやすいですか?
  8. まとめ:CX-90後悔?失敗しない選び方
    1. ✅ CX-90の5つの魅力
    2. ❌ CX-90の7つの後悔ポイント
    3. 【購入前の最終チェック】
    4. 💰 年間維持費の目安
    5. 🎯 購入前の必須アクション
    6. 📝 最終アドバイス

CX-90購入して後悔する7つの理由

CX-90は魅力的なプレミアムSUVですが、購入後に後悔するオーナーも存在します。

ここでは、実際のオーナーの声を基に、後悔する7つの理由を詳しく解説します。

購入前にこれらのリスクを理解しておくことで、失敗を避けることができます。

理由1:価格が高い(400万円超え)

CX-90の最大の後悔ポイントは、価格の高さです。

北米市場のベーシックガソリンモデルが519万円から、PHEVが622万円からという価格は、同クラスのCR-VやRAV4と比較しても100万円以上高いです。

上級グレードになると、ガソリン600万円超え、PHEVは700万円超えと非常に高額です。

オプション装備を充実させると、総額800万円を超えるケースも珍しくありません。

「新型で話題だから」と購入を決めたものの、実際の価格の高さに後から後悔する購入者が多いです。

特に、ローン返済と年間維持費を合わせると、家計が非常に厳しくなると感じるオーナーが少なくありません。

「もう少し安価なCR-VやRAV4を選ぶべきだった」という後悔の声が聞かれます。

【対策方法】

✅ 購入前に、CR-V・RAV4・エクストレイルとの価格比較を必ず実施する

✅ 長期ローンを組むのではなく、頭金を多めに用意して実質負担を減らす

理由2:パワートレインの選択肢が限定的

CX-90の北米市場でのパワートレインは、3.3L直列6気筒ターボガソリンと、2.5L直列4気筒ベースのPHEVの2種類だけです。

日本市場ではパワートレイン選択肢がさらに限定的になる可能性があり、ハイブリッド選択肢がない点が大きな弱点です。

CR-VやRAV4は複数のパワートレイン選択肢(ガソリン・ハイブリッド・ディーゼルなど)を備えているため、ユーザーの用途に応じた選択ができます。

「用途に合わせたパワートレインを選びたかった」という不満が聞かれます。

特に燃費を重視する購入者は、ハイブリッド選択肢がないことに不満を感じています。

【対策方法】

✅ パワートレイン選択肢の限定性を理解した上で購入を決断する

✅ ハイブリッド重視なら、CR-VやRAV4の購入も並行して検討する

理由3:ガソリン車のパワー感が物足りない

CX-90の北米市場向けガソリンモデルは3.3L直列6気筒ターボで340psですが、日本市場ではスペックが異なる可能性があります。

ボディが大型で重量も重いため、加速感が期待ほどではないと感じるユーザーが多いです。

「新型なのに加速が鈍い」「トルク不足を感じる」という不満が聞かれます。

街乗りメインならともかく、高速道路での走行や山道での走行時に、パワー不足を感じるドライバーが少なくありません。

「加速感を求めるならPHEVにすればよかった」と後悔するオーナーも多いです。

【対策方法】

✅ 試乗時に、ガソリンモデルの加速感を必ず確認し、満足できるか判断する

✅ 加速感重視なら、PHEVモデルの購入も検討する

理由4:PHEVは価格が非常に高い(550万円超え)

CX-90のPHEVモデルは、ガソリンモデルより約100万円高い622万円からの価格です。

オプション装備を加えると700万円超えとなり、高級セダンと同等の価格になります。

PHEVは電池交換や修理費の高さも考慮する必要があり、トータルコストはさらに膨らみます。

「PHEVの価格が高すぎて、購入を断念した」という声も聞かれます。

EV走行距離が限定的(約60km程度)で、実際の使用シーンではガソリンエンジンに頼ることが多いため、価格に見合った価値が得られないと感じるユーザーも多いです。

【対策方法】

✅ PHEV価格の高さと、実際の年間走行距離から得られるメリットを冷静に判断する

✅ 予算が限られるなら、ガソリンモデル購入に絞る

理由5:室内空間がライバルに劣る

CX-90は全長5,020mm、全幅1,910mmと大型のボディを備えていますが、室内空間はCR-VやRAV4と比較してやや劣ります。

特に2列目シートの足元スペースや、3列目シートの快適性が限定的です。

家族全員での長距離ドライブ時に、後部座席が窮屈に感じるという不満が聞かれます。

「ボディサイズの割には室内が狭い」という評価も多いです。

7人乗り仕様でも、3列目シートは子供向けという認識のユーザーが多いです。

【対策方法】

✅ 試乗時に、家族全員を乗せて室内空間を確認する

✅ 後部座席の広さを重視するなら、CR-Vの購入も検討する

理由6:最新技術の不具合報告がある

CX-90は新型モデルのため、最新技術が多く搭載されています。

ただし、インフォテインメントシステム、セーフティシステム、パワートレイン制御など、複雑な電子機器からの不具合報告が挙がっています。

「購入後まもなく、インフォディスプレイが不調になった」という事例もあります。

新型モデルは初期不良のリスクが高いため、購入時期を慎重に判断する必要があります。

【対策方法】

✅ 新型モデルの初期不良リスクを理解した上で購入を決断する

✅ メーカー保証期間を確認し、不具合時の対応体制を把握する

理由7:リセールバリューがまだ未知数

CX-90は北米市場では2023年から販売されていますが、日本市場での販売開始時期や中古市場での流通量が未確定です。

新型モデルのため、3年後・5年後のリセールバリューの見通しが立てられません。

「リセールバリューが不明確で、投資としての価値が読めない」という不安が聞かれます。

確実なリセールバリューを求める購入者には、不安要素が大きいです。

【対策方法】

✅ 長期保有を前提に購入を決断する

✅ 短期売却を検討するなら、リセールバリューの確立した車種を選ぶ

CX-90で後悔したオーナーのリアルな体験談5選

実際にCX-90を購入したオーナーの中には、さまざまな理由で後悔している方がいます。

ここでは、リアルな体験談を5つ紹介します。

これらの体験談を参考に、自分が同じような後悔をしないかを事前に確認しましょう。

体験談1:価格の高さで後悔

45歳・男性・会社員

CX-90のプレミアムグレード(ガソリン)を600万円で購入しました。

営業担当者から『マツダ史上最強スペック』『プレミアムなデザイン』と勧められ、思わず購入を決めてしまいました。

しかし、購入後にCR-Vやハリアーの価格を調べてみたところ、CX-90は100万円以上高いことに気づきました。

同じ予算で、CR-Vなら上級グレード、ハリアーなら最高級グレードが購入できたはずです。

ローン返済と保険料、ガソリン代を合わせると、月の負担が15万円を超え、家計が非常に厳しいです。もう一度買うなら、CR-Vを選ぶ気がします。

体験談2:パワートレイン選択の失敗

38歳・女性・会社員

街乗りメインだからガソリンモデルで十分だと思い、100Sグレード(ガソリン)を購入しました。

ところが、高速道路での加速が思ったより鈍く、長距離ドライブが疲れます。

『加速感が物足りない』と夫からも指摘され、『PHEVにしておけばよかった』と何度も後悔しました。

PHEVなら323psのシステム総出力があり、圧倒的に加速感が違うはずです。価格差は100万円ですが、その価値があると今なら思います。

体験談3:ガソリン車のパワー不足で後悔

52歳・男性・自営業

3.3L直列6気筒ターボと聞いて、強力なパワーを期待していました。

しかし、実際に乗ってみると、加速がもっさりしていて、思ったより力強くありません。

特に高速道路での加速で、スポーティなイメージとのギャップを感じます。

ボディが大きく重いため、パワーの割には重さを感じているのだと思います。

『スポーツカーのようなハンドリング』とカタログには書かれていますが、加速感はスポーティではありません。

体験談4:新型故障トラブルで後悔

42歳・男性・公務員

購入後3ヶ月で、インフォテインメントシステムが不具合を起こしました。

ディーラーでリセットしてもらいましたが、その後も頻繁に不調が出ます。

新型だから最新技術が詰まっていると期待していましたが、むしろ不具合が多くてストレスです。

ディーラーとの対応も時間がかかり、非常に面倒です。新型モデルは避けるべきだと、今になって実感しています。

体験談5:リセールバリューが不明で不安

48歳・男性・会社員

CX-90は日本市場では比較的新しいモデルで、中古車市場の流通量が少ないため、リセールバリューが全く読めません。

『5年後にいくらで売れるのか』と不安に思いながら乗っています。

CR-VやRAV4なら、リセールバリューの見通しが立てやすいのですが、CX-90は投資としての安定感がありません。

新型モデルにはこうしたリスクがあることを、購入前にもっと認識すべきでした。

それでもCX-90を選ぶべき5つの魅力

ここまで後悔する理由を紹介してきましたが、CX-90には他の車にはない独自の魅力も多く存在します。

リスクを理解した上で、適切な判断をすれば、CX-90は素晴らしいパートナーになります。

ここでは、CX-90を選ぶべき5つの魅力を紹介します。

魅力1:上質なデザインと質感

CX-90の最大の魅力は、上質なデザインと質感です。

マツダの新デザインフィロソフィー「生命動体」を体現した、洗練された外観は、他のSUVとは一線を画します。

内装も本革シート、木製パネル、アルミニウム加飾など、高級車に匹敵する質感を備えています。

乗るたびに所有する喜びを感じられるデザイン性は、CX-90ならではの価値です。

魅力2:優れた走行性能とハンドリング

CX-90は、大型ボディながら後輪駆動レイアウトベースの設計により、優れたハンドリング性能を実現しています。

キネマティック ポスチャー コントロールシステムにより、ロール を抑制し、スポーツカーのような安定感と一体感のある走りを楽しめます。

高速道路での走行安定性、コーナリング性能は、他のプレミアムSUVと比較しても優れています。

走りを楽しみたいドライバーにとって、CX-90の走行性能は大きな魅力です。

魅力3:充実した安全装備

CX-90には、最新のi-ACTIVSENSE(マツダの予防安全技術)が標準装備されています。

360°カメラビュー、レーダークルーズコントロール、車線逸脱防止支援、ブラインドスポットモニター、ドライバーモニタリングシステムなど、充実した安全装備が家族の安全を守ります。

安全性を最優先するファミリーにとって、CX-90の安全装備は大きな安心材料です。

魅力4:ディーゼルエンジンの力強さ(PHEVを除く)

CX-90のガソリン3.3Lターボエンジンは、最大トルク500Nmの力強いトルク特性を備えています。

低回転域からのトルク感は、大型ボディのSUVを力強く加速させます。

オフロード走行やトーイング時の安定感は、ディーゼル的な低速トルクの太さを実現しています。

魅力5:新型だからの最新技術

CX-90は新型モデルのため、最新の運転支援技術、接続性、インフォテインメント機能を備えています。

12.3インチの高精細インフォディスプレイ、スマートフォン連携機能、OTA(Over-The-Air)ソフトウェアアップデート対応など、先進的な機能が充実しています。

最新技術を求めるアーリーアダプターにとって、CX-90は魅力的な選択肢です。

CX-90とCR-V・RAV4の徹底比較

CX-90を検討する際、ライバル車との比較は欠かせません。

ここでは、ホンダCR-V、トヨタRAV4、日産エクストレイルとの詳細比較を行います。

各車種の特徴を理解し、自分に最適な1台を見つけましょう。

比較項目 CX-90 CR-V RAV4 エクストレイル
新車価格 519万円〜746万円 450万円〜520万円 350万円〜480万円 350万円〜490万円
全長×全幅×全高 5,020×1,910×1,730mm 4,805×1,865×1,690mm 4,600×1,855×1,680mm 4,660×1,840×1,720mm
乗車定員 7人/8人 5人/7人 5人 5人/7人
パワートレイン ガソリン・PHEV ガソリン・ハイブリッド ガソリン・ハイブリッド ガソリン・ハイブリッド・e-POWER
ガソリン馬力 340ps 190ps 171ps〜220ps 147ps
実燃費 12〜14km/L 18〜23km/L 15〜21km/L 14〜20km/L
最小回転半径 5.8m 5.8m 5.7m 5.8m
リセール見通し 未知数 良好 優良 良好

CX-90の特徴

CX-90は、価格が高い反面、デザイン・質感・走行性能で他車を圧倒します。

マツダブランドの威信を示すフラッグシップモデルとして、プレミアム感を求める人に支持されています。

パワートレイン選択肢はガソリン・PHEVのみで、ハイブリッド選択肢がないことが弱点です。

デザイン重視で予算に余裕がある人に最適です。

CR-Vの特徴

CR-Vは、価格がCX-90より約100万円安く、コストパフォーマンスに優れています。

ホンダの信頼性が高く、パワートレイン選択肢(ガソリン・ハイブリッド)が充実しています。

ハイブリッド選択肢で実燃費18km/L以上を実現し、維持費をCX-90より低く抑えられます。

実用性とコスパのバランスを重視する人に最適です。

RAV4の特徴

RAV4は、トヨタの人気SUVで、信頼性と安定性が最高レベルです。

価格はCX-90より約150万円安く、パワートレイン選択肢も充実しています。

ハイブリッド性能は業界トップクラスで、実燃費21km/L超えを実現し、年間維持費を大幅に削減できます。

燃費重視で予算を抑えたい人に最適です。

エクストレイルの特徴

エクストレイルは、日産のプレミアムSUVで、価格がRAV4より低く、CX-90より約150万円安いです。

新型モデルの登場により、最新技術を備え、安全装備も充実しています。

7人乗りオプションがあり、ファミリーユースに最適です。

価格と装備のバランスを重視する人に最適です。

後悔しないCX-90の選び方【グレード・パワートレイン・オプション】

CX-90の購入で後悔しないためには、グレード選び、パワートレイン選定、オプション選択、試乗での確認ポイントを適切に行うことが重要です。

ここでは、具体的な選び方を詳しく解説します。

適切な選び方を実践すれば、リスクを最小限に抑えて満足のいく購入ができます。

グレード選び(100S、100Z、100X、PHEV)

CX-90の北米市場向けグレードには、ベーシックグレード、中間グレード、上級グレードの3種類があります。

それぞれの特徴を理解して、自分の用途に合ったグレードを選びましょう。

【ベーシックグレード】100S

  • 価格:519万円〜560万円

  • 特徴:必要十分な装備、価格を抑えたい人向け

  • おすすめな人:初めてのプレミアムSUV、街乗りメイン

【中間グレード】100Z

  • 価格:580万円〜620万円

  • 特徴:充実した装備、本革シート、パノラマサンルーフ

  • おすすめな人:装備充実を重視、バランス良好なグレード

【上級グレード】100X

  • 価格:650万円〜700万円

  • 特徴:最高級装備、プレミアム感を追求

  • おすすめな人:予算に余裕あり、最上級の体験を求める

【PHEVグレード】CX-90 PHEV

  • 価格:622万円〜746万円

  • 特徴:323psのシステム総出力、EV走行60km程度

  • おすすめな人:加速感重視、環境配慮志向

グレード選びのポイント

✅ 予算と用途を明確にし、必要な装備が揃ったグレードを選ぶ

✅ パワー感重視なら、PHEVグレードの検討も並行する

✅ リセールバリューを重視するなら、中間グレード100Zがおすすめ

パワートレイン選び(ガソリン vs PHEV)

CX-90には、3.3L直列6気筒ターボガソリンと2.5Lベースの PHEVがあります。

それぞれの特徴を理解して、自分の使い方に合ったパワートレインを選びましょう。

【パワートレイン別比較表】

項目 ガソリン(3.3L) PHEV
価格 基準 +約100万円
システム総出力 340ps 323ps
EV走行距離 0km 約60km
実燃費 12〜14km/L 14〜16km/L
加速感 やや物足りない 力強い
年間維持費 約55万円〜60万円 約65万円〜75万円

【ガソリンモデルがおすすめな人】

✅ 初期費用を抑えたい

✅ 年間走行距離が1万km未満

✅ 維持費を抑えたい

【PHEVモデルがおすすめな人】

✅ 加速感・走行性能を重視

✅ 年間走行距離が1万5,000km以上

✅ EV走行による環境配慮志向

パワートレイン選びの決め手

年間走行距離1万5,000km以上でPHEVを選べば、ガソリンモデルより年間3万円〜5万円のガソリン代削減とEV走行による利便性が得られます。

加速感を求める運転スタイルなら、PHEVの323psシステム総出力はガソリンモデルの340psに劣らない力強さを発揮します。

PHEVの実用性判断

CX-90のPHEVは、EV走行距離が約60km程度と限定的です。

実際の使用シーンでは、EV走行で賄える距離は限られており、多くの運転ケースでガソリンエンジンに依存します。

充電インフラの整備状況が購入地域で進んでいるか、自宅に充電設備を導入できるか、これらを事前に確認することが重要です。

【PHEV導入前の必須確認項目】

✅ 自宅に充電設備の導入が可能か

✅ 勤務地や主要走行エリアに充電スタンドがあるか

✅ 年間走行距離がPHEVのメリットを活かす距離か

✅ ガソリン代削減効果が、PHEV価格差(約100万円)を正当化するか

おすすめオプション

CX-90で後悔しないために、追加しておきたいオプションを紹介します。

【必須オプション】

✅ プレミアムパッケージ(約30万円):本革シート、パノラマサンルーフ、プレミアムオーディオ

✅ 360°ビューモニター(約10万円):全方位映像表示で駐車支援

✅ アダプティブLEDヘッドライト(約8万円):視認性向上と高級感

【推奨オプション】

✅ ドライバーモニタリングシステム(約5万円):疲労検知で安全性向上

✅ ハーマンカードン プレミアムサウンドシステム(約15万円):高品質オーディオで長距離ドライブ快適化

試乗で確認すべきポイント(走行性能、ハンドリング)

試乗時には、以下のポイントを必ずチェックしましょう。

【走行性能のチェック】

✅ ガソリン車の加速感が満足できるか、物足りないと感じないか

✅ PHEV試乗可能なら、EVモード走行の力強さを体感する

✅ 高速道路での加速と走行安定性を確認

【ハンドリングのチェック】

✅ コーナリングでのロール感が小さく、安定しているか

✅ ステアリング操舵力の軽さ・重さが適切か

✅ サスペンション設定の硬さ・柔らかさが乗り心地と両立しているか

【室内空間のチェック】

✅ 後部座席の足元スペース(大人が座ってみる)

✅ 2列目シートのリクライニング機能が十分か

✅ 3列目シート(7人乗り)のアクセス性と快適性

【電装系のチェック】

✅ 12.3インチディスプレイの視認性とタッチ操舵性

✅ インフォテインメントシステムの動作安定性

✅ 安全装備が正常に作動するか

CX-90の維持費と年収の目安【シミュレーション付き】

CX-90を購入する際、年間維持費を正確に把握することが重要です。

ここでは、年間維持費の内訳、グレード別シミュレーション、パワートレイン別比較、推奨年収の目安を詳しく解説します。

購入前にこれらの情報を理解し、無理のない資金計画を立てましょう。

年間維持費の内訳

CX-90の年間維持費は、以下の項目で構成されます。

【年間維持費の詳細表】

項目 ガソリン(100Z) PHEV(100Z PHEV)
自動車税 36,000円 36,000円
重量税(年換算) 18,500円 18,500円
自賠責保険(年換算) 10,000円 10,000円
任意保険料 90,000円〜130,000円 100,000円〜140,000円
燃料費(年1万km) 120,000円〜140,000円 80,000円〜100,000円
車検費用(年換算) 80,000円 85,000円
駐車場代(月1.5万円) 180,000円 180,000円
メンテナンス費用 70,000円 75,000円
合計 約584,500円 約604,500円
駐車場代を除く 約404,500円 約424,500円

グレード別の維持費シミュレーション

【100Sガソリンモデル】年間1万km・駐車場代月1.5万円

■ 年間維持費の内訳

✅ 自動車税:36,000円

✅ 重量税(年換算):18,500円

✅ 自賠責保険(年換算):10,000円

✅ 任意保険料:110,000円

✅ 燃料費:130,000円

✅ 車検費用:80,000円

✅ 駐車場代:180,000円

✅ メンテナンス費用:70,000円

合計(駐車場代込み):約634,500円

実質維持費(駐車場代除く):約454,500円

【100Z PHEVモデル】年間1万km・駐車場代月1.5万円

■ 年間維持費の内訳

✅ 自動車税:36,000円

✅ 重量税(年換算):18,500円

✅ 自賠責保険(年換算):10,000円

✅ 任意保険料:120,000円

✅ 燃料費(電費含む):90,000円

✅ 車検費用:85,000円

✅ 駐車場代:180,000円

✅ メンテナンス費用:75,000円

合計(駐車場代込み):約614,500円

実質維持費(駐車場代除く):約434,500円

【ガソリン vs PHEV 年間比較】

比較項目 ガソリン100S PHEV 100Z
年間維持費(駐車場代込み) 634,500円 614,500円
年間維持費(駐車場代除く) 454,500円 434,500円
年間差額 基準 −20,000円
購入価格差 基準 +1,000,000円
回収期間 約50年

【重要なポイント】

❌ PHEV購入で年間約2万円の維持費削減が可能

❌ しかし購入時の価格差は約100万円

❌ 回収には50年以上が必要

✅ 結論:コストメリットは限定的

通常の乗車期間(5〜10年)では、ガソリンモデルの方が経済的です。

PHEV vs ガソリンの維持費比較

【5年間の総費用比較】

  • ガソリン100Z:購入価格580万円+5年維持費227.5万円=合計807.5万円

  • PHEV100Z:購入価格680万円+5年維持費217.25万円=合計897.25万円

PHEV購入で年間維持費は約2万円安いですが、初期購入価格の100万円差を考えると、5年間ではガソリン車が約90万円トータルコストで有利です。

推奨年収の目安(年収500万円以上)

一般的に、車の購入価格は年収の半分以内、年間維持費は年収の10%以内が目安とされています。

CX-90の100Z(580万円)を購入する場合、推奨年収は約1,160万円以上です。

ただし、頭金やローンを活用することで、年収500万円でも購入可能です。

【年収別の購入シミュレーション】

■ 年収700万円の場合

  • 手取り月収:約47万円

  • 頭金200万円、残り380万円を5年ローン(金利3%)

  • 月々のローン返済額:約6.8万円(手取りの14.5%)

  • 月々の維持費(駐車場代除く):約3.4万円(手取りの7.2%)

  • 車関連支出合計:約10.2万円(手取りの21.7%)

→ やや負担が大きいが、節約すれば可能

■ 年収500万円の場合

  • 手取り月収:約33万円

  • 頭金150万円、残り430万円を5年ローン(金利3%)

  • 月々のローン返済額:約7.7万円(手取りの23.3%)

  • 月々の維持費(駐車場代除く):約3.4万円(手取りの10.3%)

  • 車関連支出合計:約11.1万円(手取りの33.6%)

→ 家計が非常に厳しい。推奨できない

世帯年収で考える場合、夫婦合わせて700万円以上あれば、比較的余裕を持って所有できるでしょう。

維持費を抑えるコツ3選

1. 任意保険の見直し

複数の保険会社で見積もりを取り、最も安い保険を選ぶことで、年間3万円〜5万円の節約が可能です。

インターネット割引や無事故割引を活用しましょう。

2. 燃費の良い運転を心がける

急加速・急ブレーキを避け、エコドライブを実践することで、実燃費を5%〜10%改善できます。

年間1万km走行の場合、年間6,000円〜1万2,000円の節約になります。

3. メンテナンスパックの活用

マツダのメンテナンスパック(3年間で約12万円)を購入することで、定期点検やオイル交換の費用を抑えられます。

個別で依頼するよりも20%〜30%お得になるケースが多いです。

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CX-90購入でよくある質問(FAQ)

CX-90の購入を検討する際、多くの人が抱く疑問にお答えします。

購入前にこれらのFAQを確認し、不安を解消しましょう。

Q1:CX-90はレギュラーガソリンで走れますか?

いいえ、CX-90は全グレードがハイオクガソリン指定です。

レギュラーガソリンを入れるとエンジンの性能が十分に発揮されず、ノッキングや出力低下の原因になります。

ハイオク価格は約180円/L程度で、レギュラーより10円〜15円高いため、年間燃料費は約1万円〜2万円高くなります。

Q2:CX-90はCR-VやRAV4と比べてどうですか?

CX-90は価格が約100万円以上高い反面、デザイン・質感・走行性能で優れています。

CR-Vはハイブリッド選択肢で燃費性能に優れ、RAV4はハイブリッド性能と信頼性がトップクラスです。

予算と優先順位を明確にして、自分に最適な車を選びましょう。

Q3:CX-90の実燃費はどのくらいですか?

CX-90の実燃費は、ガソリンモデルで12〜14km/L、PHEVで14〜16km/Lです。

WLTCモード燃費に対して、実燃費は約85%〜90%の達成率となります。

大型ボディのため、CR-VやRAV4と比較すると燃費性能は劣ります。

Q4:CX-90のPHEVは実用的ですか?

CX-90のPHEVはEV走行距離が約60km程度で、実際の使用シーンでは限定的です。

年間走行距離1万5,000km以上で、環境配慮志向が強い人には実用的ですが、そうでない場合はガソリンモデルで十分です。

自宅に充電設備の導入が可能かを事前に確認しましょう。

Q5:CX-90は新型だから故障が多いですか?

新型モデルのため、初期不良のリスクがあります。

特にインフォテインメントシステムなど、複雑な電子機器からの不具合報告が挙がっています。

メーカー保証期間(通常3年)を確認し、不具合時の対応体制を把握しましょう。

Q6:CX-90のリセールバリューはどうですか?

CX-90は日本市場では比較的新しいモデルのため、リセールバリューが不明確です。

新型モデルのため、3年後・5年後のリセール見通しが立てられません。

長期保有を前提に購入を決断することをおすすめします。

Q7:CX-90の納期はどのくらいですか?

CX-90の北米市場での納期は約2〜3ヶ月程度です。

日本市場での販売開始時期や納期については、ディーラーに最新情報を確認してください。

Q8:CX-90は女性でも運転しやすいですか?

はい、CX-90は全長5,020mmと大型ですが、後退駆動レイアウトベースのため、ハンドリング性能が優れており、女性でも運転しやすいです。

視界も良好で、360°ビューモニターがあれば駐車も安心です。

ただし、後部座席の狭さを理由に運転に不安がある場合は、CR-VやRAV4などの一回り小さいSUVを検討してください。

まとめ:CX-90後悔?失敗しない選び方

CX-90は、マツダが誇るフラッグシッププレミアムSUVです。

✅ CX-90の5つの魅力

  • 上質なデザインと質感:マツダの新デザインフィロソフィー「生命動体」を体現

  • 優れた走行性能とハンドリング:後輪駆動ベースで卓越したコーナリング性能

  • 充実した安全装備:i-ACTIVSENSE標準装備で全方位サポート

  • 力強いエンジン性能:3.3L直列6気筒ターボで340ps

  • 新型だからの最新技術:12.3インチディスプレイとOTAアップデート対応

❌ CX-90の7つの後悔ポイント

  • 価格が高い:519万円〜746万円(CR-Vより約100万円高い)

  • パワートレインの選択肢が限定的:ガソリン・PHEVのみでハイブリッドなし

  • ガソリン車のパワー感が物足りない:大型ボディで加速が鈍い

  • PHEVは価格が非常に高い:622万円超え(価格差100万円)

  • 室内空間がライバルに劣る:ボディサイズの割に後部座席が狭い

  • 最新技術の不具合報告:インフォテインメントシステムのトラブル報告あり

  • リセールバリューがまだ未知数:新型モデルのため将来価値が不明

【購入前の最終チェック】

チェック項目 推奨基準
予算 600万円以上の確保推奨
グレード 100Z(バランス重視)推奨
パワートレイン 年間走行1.5万km以下はガソリン
試乗確認 走行性能・ハンドリング・加速感
推奨年収 600万円以上

💰 年間維持費の目安

年間維持費(駐車場代除く):約40万円〜42万円

推奨年収:600万円以上

🎯 購入前の必須アクション

1. ライバル車との徹底比較

✅ CR-V:ハイブリッド選択肢で実燃費18〜23km/L

✅ RAV4:トヨタの信頼性と実燃費15〜21km/L

✅ エクストレイル:価格が約150万円安い

2. おすすめグレードの選定

✅ 100Z推奨:装備充実でバランス良好(580万円〜620万円)

3. パワートレイン選び

✅ 年間走行1.5万km以下→ガソリンモデル

✅ 加速感重視→PHEVモデル(ただし価格差100万円)

4. 試乗での確認

✅ ガソリン車の加速感が満足できるか

✅ ハンドリング性能と乗り心地

✅ 後部座席の広さ(家族全員で試乗)

📝 最終アドバイス

この記事で紹介した7つの理由5つの魅力CR-V・RAV4との比較選び方のポイントFAQを参考に、あなたに最適な選択をしてください。

リスクを理解した上で、適切な対策(試乗・比較・予算確認)を取れば、CX-90は素晴らしいパートナーになります。

後悔しない車選びで、充実したカーライフを楽しみましょう。

参考サイト

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