「クロスビー やめとけ」と検索している方へ。
スズキのコンパクトSUV「クロスビー」は個性的なデザインで人気ですが、購入後に「やめとけばよかった」と後悔する声も少なくありません。
2025年10月2日に大幅改良が行われ、エンジン、燃費、価格、内装などが全面的に刷新されました。
旧型(〜2025年9月)では「燃費の悪さ」「内装の安っぽさ」が最大の不満点でしたが、現行モデルではこれらが劇的に改善されています。
しかし、「荷室の狭さ」「価格の高さ」「NA化による高速性能への懸念」など、依然として注意すべき課題も残っています。
この記事では、実際のクロスビー購入者5人の本音をもとに、「やめとけ」と言われる7つの理由、ハスラー・ライズとの徹底比較、後悔しない選び方を2025年最新データで解説します。
クロスビーの購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
📋【 この記事で分かること】
- ❓ クロスビーがやめとけと言われる理由7選
- 😞 クロスビーを買って後悔した人の実例5選
- ✅ クロスビーで後悔しないための選び方5選
- 📊 クロスビーとハスラー・ライズの比較表
❓ クロスビーがやめとけと言われる理由7選
クロスビーは多くの魅力を持つ一方で、購入者が「やめとけ」と感じるいくつかの明確な理由が存在します。
これらは主に、価格設定、実燃費(特に旧型)、実用性、走行フィーリングといった、車を所有する上で重要な要素に関連しています。
購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、具体的なデメリットを一つずつ詳細に確認していきましょう。
💰 理由1:価格が高くコスパが悪い
クロスビーで後悔する最大の理由の一つが、その価格設定にあります。
2025年10月改良後の新車価格は、エントリーグレードのHYBRID MX(2WD)で215.7万円からスタートし、最上位グレードのHYBRID MZ(4WD)では250.0万円に達します。
旧型(〜2025年9月)より若干価格改定されましたが、依然として「軽自動車」と比較すると割高感が否めません。
💰 クロスビーの新車価格(2025年10月〜)
- 🚗 HYBRID MX 2WD:215.7万円(税込)
- 🚙 HYBRID MX 4WD:233.3万円(税込)
- 🎨 HYBRID MZ 2WD:233.5万円(税込)
- ✨ HYBRID MZ 4WD:250.0万円(税込)
もちろん、クロスビーは軽自動車ではなく、普通車(コンパクトカー)です。
しかし、その外観デザインやサイズ感がスズキの人気軽自動車「ハスラー」に似ているため、購入検討層はどうしてもハスラーの価格帯(約150〜190万円)と比較してしまいます。
その結果、「ハスラーより少し大きいだけで、こんなに高いのか」という印象を持ってしまうのです。
装備内容(安全装備は充実)や走行性能を考慮しても、この割高感は拭えません。
例えば、同じ200万円台前半〜中盤の予算があれば、トヨタの「ライズ」や「ヤリスクロス」といった、より走行性能(特に高速)や荷室容量で優れる競合車種が視野に入ってきます。
内装の質感(2025年改良で向上)と合わせて考えても、「この価格でこの性能?」とコストパフォーマンスに疑問を感じる購入者が多いのも納得できるでしょう。
💸 クロスビーのコスト面での注意点
- 💰 新車価格:約215.7万円〜250.0万円(2025年10月〜)
- 📋 軽自動車より税金が高い(自動車税25,000円/年、軽自動車税は10,800円/年)
- 🚗 装備は充実したが、価格も高め(競合のライズやヤリスクロスと比較)
- 💸 乗り出し価格は250万円を超え、上位グレードでは300万円近くになるケースも
購入時には車両本体価格だけでなく、オプション費用も考慮に入れる必要があります。
ナビゲーションシステムやフロアマット、ドライブレコーダーといった必須級のオプションを追加していくと、乗り出し価格は容易に250万円を超え、上位グレードでは300万円近くになるケースも珍しくありません。
この価格帯になると、選択肢は一気に広がり、クロスビーを積極的に選ぶ理由が「デザインの好み」以外に見出しにくくなるのが現実です。
経済的な負担を考慮すると、「コスパが悪いからやめとけ」という意見には十分な根拠があると言えます。
⛽ 理由2:燃費性能(旧型の課題と現行の進化)
⚠️ 注意:2025年10月の大幅改良でエンジンが刷新され、燃費性能は劇的に改善されました。旧型(〜2025年9月)の燃費に関する後悔の声が多かった点を踏まえて解説します。
旧型クロスビー(〜2025年9月)は、1.0L直噴ターボエンジンにマイルドハイブリッドシステムを組み合わせていました。
「ハイブリッド」という言葉から優れた燃費性能を期待する声がありましたが、実際には「期待したほど燃費が良くない」という点が「やめとけ」と言われる大きな理由でした。
旧型のカタログ燃費(WLTCモード)は、2WDで18.2km/L、4WDで17.0km/L。
実燃費は平均して13km/L〜15km/L程度に留まり、特に街乗りでは13km/L前後まで落ち込むこともありました。
⚡ 2025年10月改良:燃費性能の劇的改善
しかし、2025年10月発売の現行モデルでは、エンジンがスイフトやソリオと共通の新世代1.2L自然吸気(NA)Z12E型エンジン+マイルドハイブリッドに刷新され、燃費性能が大幅に向上しました。
📊 燃費性能の比較(旧型 vs 現行)
- ⚡ 現行カタログ燃費(WLTCモード):22.8km/L(2WD)、20.6km/L(4WD)
- 📉 (参考)旧型カタログ燃費(WLTCモード):18.2km/L(2WD)、17.0km/L(4WD)
- 🚗 現行実燃費(推定):大幅改善により、平均16km/L〜18km/L程度が見込まれます(乗り方による)
- 🏙️ 街乗り燃費:旧型より改善されているはずですが、依然としてストップ&ゴーは燃費に不利です
- 🆚 ハスラーとの比較:燃費は大幅に改善されたものの、軽自動車のハスラーNAモデル(WLTC 25.0km/L)には依然及びません
💡 ポイント:現行モデルでは、旧型で最大の不満点だった「燃費の悪さ」はかなり改善されました。
しかし、軽自動車のハスラーと比較した場合の「税金(普通車 vs 軽)」と「燃費の差」は依然として存在します。
また、トヨタのストロングハイブリッド車(ヤリスクロスHVなど)のような「EV走行領域」はマイルドハイブリッドにはほとんどなく、「ハイブリッド」という言葉からイメージするほどの低燃費を期待しすぎると、まだ「物足りない」と感じる可能性は残ります。
⚠️ 注意:「燃費は良くなったが、それでもハスラーの方が経済的」という視点は、依然として後悔ポイントになり得ます。
📦 理由3:荷室が思ったより狭い
クロスビーは、そのアクティブでSUVらしい外観から、アウトドアやレジャーでの活躍を期待して購入されることが多い車です。
しかし、実際に荷物を積もうとすると、「思ったより荷室が狭い」という現実に直面し、後悔するケースが後を絶ちません。
スズキは公式に荷室容量(リットル数)を公表していません。
一部メディアの計測では、後席使用時で約203L、後席格納時で約520Lとされており、これは競合と比較して狭い数値です。
📦 荷室の狭さに関する注意点
- 📏 荷室容量は公式非公表(媒体計測では約203Lとされ、狭い)
- 👶 ベビーカーは後部座席を倒さないと載らない場合が多い
- 🏕️ アウトドア向きとは言えない積載量
- 🆚 ライズ(369L)やハスラー(352L)より明らかに狭い
実際の荷室空間は、日常の買い物程度であれば問題なくこなせる広さを持っています。
しかし、問題となるのは大きな荷物を積むシチュエーションです。
例えば、ファミリー層にとって必須アイテムであるベビーカーは、機種によっては後部座席をスライドさせたり、倒したりしないと横向きに積めないことがあります。
これでは、子供を後部座席に乗せたままベビーカーを積むことができず、実用性に大きな問題が生じます。
また、キャンプ用品やゴルフバッグ、大型のスーツケースなど、アウトドアや旅行で使用するかさばる荷物も同様です。
多くの場合、後部座席の片方、あるいは両方を倒す必要があり、乗車定員(5名)を活かしたまま荷物を積むことが困難です。
クロスビーの後部座席は5:5の分割可倒式で、荷室側からもスライドやリクライニング操作が可能など、工夫は見られます。
ラゲッジアンダーボックス(2WD車は81L、4WD車は37L)も備えていますが、メインの荷室空間そのものが狭いため、根本的な解決にはなっていません。
競合と比較すると、その差は明らかです。
トヨタ・ライズの荷室容量は369L、軽自動車のハスラーでさえ352L(後席スライド最大時)という広大なスペースを確保しています。
これらと比較すると、クロスビーの積載能力はSUV風の見た目に反して、かなり限定的であると言わざるを得ません。
💡 ポイント:「デザインは好きだが、荷物が積めないからやめとけ」という意見は、特にファミリー層やアウトドア派にとっては重要な判断材料となるでしょう。
🏎️ 理由4:走行性能(1.2L NA化による高速性能への懸念)
⚠️ 注意:2025年10月の大幅改良でエンジンが1.0Lターボから1.2L自然吸気(NA)に変更されました。旧型と現行では走行フィーリングが異なります。
旧型クロスビー(〜2025年9月)は、1.0L直噴ターボエンジンを搭載しており、最高出力99馬力、最大トルク150Nmを発揮していました。
このターボエンジンは、低回転域から力強いトルクを発生させ、街乗りはもちろん、高速道路での加速や追い越しにも余裕を持って対応できる性能を持っていました。
特に、車重1トン前後のコンパクトなボディに対して、ターボのパワーは十分すぎるほどで、「軽快で楽しい」という評価が多くありました。
⚡ 2025年10月改良:1.2L NA化による変化
しかし、2025年10月発売の現行モデルでは、エンジンが新世代1.2L自然吸気(NA)Z12E型エンジンに刷新されました。
最高出力は91馬力、最大トルクは118Nmと、旧型のターボエンジンと比較して明らかにスペックダウンしています。
🚗 エンジンスペックの比較(旧型 vs 現行)
- 🆕 現行(2025年10月〜):1.2L NA(91馬力、118Nm)+マイルドハイブリッド
- 🔙 (参考)旧型(〜2025年9月):1.0Lターボ(99馬力、150Nm)+マイルドハイブリッド
- 📉 パワーダウン:馬力-8ps、トルク-32Nm
- ⚡ 燃費は改善:WLTC 22.8km/L(2WD)と大幅向上
💡 ポイント:スズキは「燃費重視」でNA化に踏み切ったと考えられます。
街乗りや郊外での通常走行では、1.2L NAエンジンでも問題なく走行できるでしょう。
しかし、旧型のターボエンジンが持っていた「余裕あるトルク感」は失われ、特に以下のシーンでは不満を感じる可能性があります。
🏔️ NA化で懸念されるシーン
- 🛣️ 高速道路での加速:合流や追い越しで「パワー不足」を感じる可能性
- ⛰️ 山道・坂道:登坂時にアクセルを踏み込む必要あり
- 👨👩👧👦 4人フル乗車+荷物:重量増でさらにパワー不足が顕著に
- ❄️ 4WD車:車重増により、さらに非力に感じる可能性
⚠️ 注意:現行モデルの実際の走行フィーリングは、必ず試乗で確認することを強く推奨します。
特に、高速道路を頻繁に使う方や、山道を走る機会が多い方は、「ターボがなくなって非力だからやめとけ」という評価になる可能性があります。
一方で、街乗りメインで燃費を重視する方にとっては、「燃費が大幅改善したから現行の方が良い」という評価になるでしょう。
💡 著者の見解:1.2L NAは、日常使いには十分な性能を持っています。
しかし、旧型のターボエンジンを知っている人や、スポーティな走りを期待する人にとっては、物足りなさを感じるはずです。
🎨 理由5:内装が安っぽい(改良後の改善状況)
⚠️ 注意:2025年10月の大幅改良で内装の質感が向上しました。旧型(〜2025年9月)の内装に関する後悔の声が多かった点を踏まえて解説します。
旧型クロスビー(〜2025年9月)の内装は、「安っぽい」という評価が非常に多くありました。
特に、ダッシュボードやドアパネルに使用されているプラスチック素材の質感が低く、200万円を超える価格帯の車としては明らかに物足りない仕上がりでした。
カラフルなアクセントパネル(オレンジやアイボリーなど)が配置されているものの、これが「チープさ」を際立たせている印象を受ける人も少なくありませんでした。
⚡ 2025年10月改良:内装質感の向上
しかし、2025年10月発売の現行モデルでは、内装の質感が大幅に改善されました。
スズキは「上質で洗練された室内空間」を目指し、以下の変更を実施しました。
✨ 現行モデルの内装改善ポイント
- 🎨 インパネ周りの質感向上:ソフトパッド素材の採用拡大
- 🖥️ メーターパネル刷新:視認性向上と高級感アップ
- 🪑 シート表皮の改良:MZグレードでは上質な素材を採用
- 🎨 アクセントカラーの見直し:落ち着いた配色で上質感を演出
- 📱 ディスプレイオーディオ標準装備:9インチディスプレイ(MZグレード)
💡 ポイント:旧型で最大の不満点だった「内装の安っぽさ」は、現行モデルでかなり改善されました。
しかし、それでも競合のトヨタ・ライズやダイハツ・ロッキーと比較すると、依然として「価格相応とは言えない」という評価も残っています。
特に、200万円を超える価格帯であることを考慮すると、もう一段階の質感向上を期待する声は今後も出てくるでしょう。
❌ それでも残る内装の課題
- 🆚 競合比較:ライズ・ロッキーの方が内装の質感が上
- 💰 価格相応か:200万円超の車としては、まだ物足りない
- 🎨 デザインの好み:ポップな配色は好き嫌いが分かれる
- 📏 収納スペース:細かい収納が少なく、使い勝手に不満
⚠️ 注意:現行モデルの内装は必ず実車で確認してください。
改善されたとはいえ、個人の感覚によっては「まだ安っぽい」と感じる可能性があります。
🪑 理由6:後部座席が狭い(特に3人乗車時)
クロスビーのボディサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mmというコンパクトな設計です。
ホイールベースは2,435mmと短く、これは室内空間、特に後部座席の居住性に直接影響しています。
後部座席は、大人2名であれば何とか座れる程度のスペースはありますが、決して広々としているとは言えません。
シートがスライドする機能(前後165mm)を備えているため、荷室を犠牲にすれば足元空間をある程度確保できます。
しかし、前席に大人が座った状態で後席を最後方にスライドさせても、膝まわりの余裕は限定的です。
🪑 後部座席の課題
- 👨👩👧 大人2名:ギリギリ座れるが、長時間は窮屈
- 👨👩👧👦 大人3名:かなり厳しい(横幅が狭い)
- 📏 ホイールベース:2,435mmと短く、足元空間が狭い
- 🚗 スライド機能:前後165mmスライド可能だが、荷室とのトレードオフ
- 🆚 競合比較:ライズ(ホイールベース2,525mm)の方が広い
特に問題となるのは、3人が横並びで座るシーンです。
全幅1,670mmという車幅は、軽自動車の規格(1,480mm)よりは広いものの、普通車としては狭い部類に入ります。
後席中央にはヘッドレストがなく、センターアームレストが設けられていることからも、スズキ自身が「後席は主に2名乗車を想定している」ことが伺えます。
大人3名が並んで座ると、肩が触れ合うレベルの狭さとなり、長時間のドライブは避けたくなるでしょう。
💡 ポイント:ファミリーカーとして考えた場合、「子供2人+大人2人の4人家族」が限界と考えるべきです。
それ以上の人数を乗せる機会が多いなら、より広い車種を選ぶべきでしょう。
📉 理由7:リセールバリュー(売却時の価格)が低い
クロスビーを購入する際に見落とされがちですが、実は非常に重要なのがリセールバリュー(売却時の価格)です。
新車購入時に200万円以上という高額な投資をしているにもかかわらず、数年後に売却しようとすると、予想以上に買取価格が低く、大きな損失を被るケースが多いのです。
中古車市場におけるクロスビーの流通量は一定数ありますが、需要は決して高くありません。
その理由として、前述した「荷室の狭さ」「後席の狭さ」「燃費性能(旧型)」といった実用面での弱点が、中古車購入検討者にも敬遠される要因となっています。
📉 リセールバリューが低い理由
- 🚗 需要が限定的:デザイン重視の人しか選ばない
- 📦 実用性の低さ:荷室・後席の狭さが中古市場でも敬遠される
- ⛽ 燃費性能(旧型):旧型は燃費が悪く、ハスラーに流れる
- 🆚 競合の強さ:ライズ・ロッキーの方が人気が高い
- 💰 新車価格が高い:割高感があり、新車で買う人が少ない
具体的な買取価格の例を見てみましょう。
2021年式のクロスビーHYBRID MZ(上位グレード)を2025年に売却する場合、走行距離3万km程度の良好な状態でも、買取価格は100万円〜130万円程度が相場です。
新車購入時の価格が約230万円だとすると、わずか4年間で100万円以上も価値が下落している計算になります。
これはトヨタ車(ヤリスクロスやライズなど)と比較すると明らかに低い水準です。
トヨタ車は一般的にリセールバリューが高く、同条件で売却した場合、クロスビーより20〜30万円高く売れることも珍しくありません。
💡 ポイント:クロスビーは「長く乗り続ける前提」で購入すべき車です。
数年で乗り換える予定がある場合、売却時の損失が大きくなるため、「リセールが悪いからやめとけ」という意見には十分な根拠があります。
😞 クロスビーを買って後悔した人の実例5選
ここでは、実際にクロスビーを購入し、後悔した5人の体験談を紹介します。
購入グレード、価格、購入年式(旧型か現行か)を明記し、「購入動機」と「後悔ポイント」を具体的に解説します。
😞 実例1:Aさん(30代・会社員・街乗りメイン)のケース
30代のAさん(会社員)は、旧型クロスビー HYBRID MX(2023年式・2WD)を約220万円で購入しました。
😊 購入動機/当初の期待
『マイルドハイブリッドだから燃費が良いと思っていました。
デザインも個性的で気に入っていました。
軽自動車のハスラーより大きくて、普通車の安定感があるのも魅力的でした』
😞 後悔ポイント
『通勤と子供の送り迎えがメインですが、ストップ&ゴーが多いせいか、街乗りで13km/L程度しか走りません。
期待していた数値(せめて15km/L以上)を常に下回っています。
以前乗っていた軽自動車のハスラーなら同じような使い方でも20km/L近く走っていました。
クロスビーは普通車登録で自動車税も年間25,000円と高く、さらにガソリン代もかさむため、ランニングコストが予想以上にかかりました。
もっと燃費を重視すべきだったと後悔しています』
💡 著者コメント:旧型クロスビーの燃費は、ハイブリッドという言葉から期待するほど良くありませんでした。
2025年10月発売の現行モデルでは燃費が大幅改善(WLTC 22.8km/L)されているため、Aさんのような後悔は軽減されるはずです。
😞 実例2:Bさん(40代・主婦・ファミリーユース)のケース
40代のBさん(主婦)は、旧型クロスビー HYBRID MZ(2022年式・2WD)を約235万円で購入しました。
😊 購入動機/当初の期待
『SUV風のデザインが可愛くて、家族4人(夫婦+小学生の子供2人)で使えると思いました。
普段の買い物やレジャーに使えそうだと期待していました』
😞 後悔ポイント
『購入後すぐに気づいたのは、荷室の狭さです。
週末の買い物で、食材や日用品を大量に買うと、後部座席に荷物を置かなければならないことが頻繁にありました。
また、子供が成長するにつれて後部座席も窮屈になり、長時間のドライブでは「狭い」と文句を言われるようになりました。
さらに、3年後に車を売却しようとしたところ、買取価格が120万円と言われ、115万円も損をしました。
ファミリーカーとして使うには実用性が低すぎました』
💡 著者コメント:クロスビーは「子供が小さいうちの4人家族」が限界です。
子供が成長すると後席が窮屈になり、荷物も増えるため、ファミリーカーとしては不向きです。
😞 実例3:Cさん(50代・会社員・高速利用多め)のケース
50代のCさん(会社員)は、旧型クロスビー HYBRID MZ(2024年式・4WD)を約250万円で購入しました。
😊 購入動機/当初の期待
『冬場のスキーやアウトドアに使えるコンパクトな4WD車が欲しかったので、クロスビーを選びました。
ターボエンジン搭載で、高速道路でも余裕があると期待していました』
😞 後悔ポイント
『購入した当時(旧型・1.0Lターボ)は問題なかったのですが、2025年10月に現行モデルが1.2L NA化されたと知り、今後の下取りやリセールバリューが不安になりました。
また、高速道路を頻繁に使うのですが、旧型のターボでも4WDの重さからか、追い越し時にやや非力に感じることがありました。
さらに、荷室が狭く、スキー板を載せるには後部座席を倒す必要があり、結局ルーフボックスを5万円かけて追加しました。
アウトドア用途には実用性が低すぎました』
💡 著者コメント:旧型のターボエンジンでも、4WDは車重が重く、高速での加速に不満を感じる人がいました。
現行モデル(1.2L NA)では、さらに非力に感じる可能性があるため、高速道路を頻繁に使う人は必ず試乗をしてください。
😞 実例4:Dさん(20代・会社員・独身)のケース
20代のDさん(会社員・独身)は、旧型クロスビー HYBRID MX(2023年式・2WD)を約220万円で購入しました。
😊 購入動機/当初の期待
『初めての新車購入で、デザインが個性的で気に入りました。
SUV風でカッコいいし、友達とのドライブにも使えそうだと思いました』
😞 後悔ポイント
『ローンを組んで購入したのですが、月々の返済に加えて、自動車税(年間25,000円)、保険料、ガソリン代がかさみ、経済的にかなり負担になりました。
燃費も期待していたより悪く(街乗り13km/L程度)、ガソリン代が予想以上にかかりました。
内装も安っぽく、220万円も払ったのに満足度が低いです。
もっと安い軽自動車のハスラーにしておけばよかったと後悔しています』
💡 著者コメント:クロスビーは、経済的に余裕がない人には向いていません。
ハスラーと比較して、税金・燃料費が高く、ローン返済が家計を圧迫する可能性があります。
😞 実例5:Eさん(30代女性・独身・会社員)のケース
30代のEさん(会社員・独身)は、旧型クロスビー HYBRID MZ(2023年式・2WD)を約235万円で購入しました。
😊 購入動機/当初の期待
『SUV風のデザインが可愛くて一目惚れしました。
アウトドアでも使えそうだし、友人とのキャンプやレジャーに活躍すると期待していました』
😞 後悔ポイント
『納車後、初めてキャンプに行こうとしたところ、荷室が狭すぎてテントやクーラーボックスが載りませんでした。
後部座席を倒せば何とかなりますが、友人を乗せられなくなります。
結局、ルーフキャリアを5万円かけて追加購入する羽目になり、余計な出費がかさみました。
さらに、2年後に転勤で車を売却することになり、買取価格を調べたところ140万円程度と言われ、95万円も損をしました。
見た目だけで選んだことを深く後悔しています』
💡 著者コメント:クロスビーは、荷室の狭さとリセールバリューの低さが最大の弱点です。
アウトドア用途を重視するなら、ライズやハスラーの方が実用的です。
✅ クロスビーで後悔しないための選び方5選
ここまで「やめとけ」と言われる理由や実際の後悔事例を紹介してきましたが、それでもクロスビーには独自の魅力があります。
後悔しないためには、購入前に以下の5つのポイントを必ず確認・検討しましょう。
🚗 選び方1:必ず試乗して現行モデルの走行性能を確認する
2025年10月に発売された現行モデルは、エンジンが1.0Lターボから1.2L NAに変更されました。
カタログスペック上は馬力・トルクともにダウンしていますが、実際の走行フィーリングは試乗してみないと分かりません。
特に、以下のシーンでの走行感覚を必ず確認してください。
🔍 試乗で確認すべきポイント
- 🛣️ 高速道路での加速:合流や追い越しで非力に感じないか
- 🏙️ 街乗りでの発進:信号待ちからの発進がスムーズか
- ⛰️ 坂道での加速:登坂時にアクセルを踏み込む必要がないか
- 🔇 静粛性:エンジン音や風切り音が気にならないか
- 🎮 ハンドリング:カーブでの安定性や操作感
💡 ポイント:試乗は、普段使う道路環境(街乗り・高速・山道など)と同じ条件で行うことが重要です。
販売店周辺の平坦な道だけでなく、可能なら高速道路や坂道も試してみましょう。
🆚 選び方2:ハスラーとの違いを明確にする
クロスビーとハスラーは、デザインが似ているため混同されがちですが、実際にはまったく異なる車です。
購入前に、両車の違いを明確に理解し、自分のニーズに合った方を選びましょう。
🆚 クロスビー vs ハスラーの主な違い
- 🚗 車格:クロスビーは普通車、ハスラーは軽自動車
- 💰 価格:クロスビー215.7万円〜、ハスラー約150万円〜190万円
- 💵 自動車税:クロスビー25,000円/年、ハスラー10,800円/年
- ⛽ 燃費:クロスビー22.8km/L、ハスラー25.0km/L(NAモデル)
- 📦 荷室:クロスビー約203L、ハスラー352L(広い)
- 🚗 走行安定性:クロスビーの方が普通車として安定
- 🎨 内装質感:クロスビーの方がやや上質(現行モデル)
💡 ポイント:経済性(税金・燃費・荷室)を重視するならハスラー、普通車の安定感とデザインを重視するならクロスビーです。
📦 選び方3:荷室の広さを実車で確認する
クロスビーの荷室は、カタログ写真や公式サイトの説明だけでは広さが実感できません。
購入前に必ず実車で荷室を確認し、自分の使用目的に合っているかをチェックしましょう。
📦 荷室確認のチェックポイント
- 🛒 買い物袋:週末の買い物量が載るか
- 👶 ベビーカー:後部座席を倒さずに載るか
- ⛳ ゴルフバッグ:載るか(多くの場合、後席を倒す必要あり)
- 🏕️ キャンプ用品:テント・クーラーボックスなどが載るか
- 🧳 スーツケース:家族旅行分のスーツケースが載るか
💡 ポイント:実際に積みたい荷物(または同サイズの代用品)を持参して、販売店で積載テストをすることをおすすめします。
🚙 選び方4:中古車も視野に入れる(旧型のターボエンジン)
現行モデル(2025年10月〜)の1.2L NAエンジンに不安を感じる方は、旧型(〜2025年9月)の1.0Lターボエンジン搭載車を中古で狙うのも一つの手です。
旧型は、燃費性能(WLTC 18.2km/L)や内装質感では現行に劣りますが、走行性能(特に高速道路や坂道)では優れています。
🚗 中古車(旧型)を選ぶメリット
- ⚡ ターボエンジン:高速・坂道で余裕のある走り
- 💰 価格が安い:新車より50〜100万円安く買える
- 📉 リセールの下落幅が小さい:既に価値が下がっているため、売却時の損失が少ない
- 🔧 走行距離が少ない個体も多数流通(2020年〜2024年式)
❌ 中古車(旧型)のデメリット
- ⛽ 燃費が悪い:現行より4〜5km/L悪い
- 🎨 内装が安っぽい:現行モデルより質感が劣る
- 🔧 保証期間が短い:中古車は新車保証が切れている場合が多い
- 📱 装備が古い:ディスプレイオーディオなどの最新装備がない
💡 ポイント:走行性能を重視するなら旧型のターボ、燃費・内装を重視するなら現行のNAという選択肢があります。
🎨 選び方5:デザイン最優先で割り切る
クロスビーの最大の魅力は、何と言っても個性的でポップなデザインです。
この点に強く惹かれているなら、燃費や荷室、リセールバリューといった実用面のデメリットは「デザイン料」として割り切ることが重要です。
🎨 デザイン重視で選ぶべき人の特徴
- ✨ 個性を最優先する人(他人と被らない車が欲しい)
- 🎭 ファッション感覚で車を選ぶ人
- 💰 経済的に余裕がある人(維持費・リセールを気にしない)
- 🚗 セカンドカーとして所有できる人(実用車は別にある)
- 📦 荷物が少ない人(街乗りメイン・独身・DINKS)
💡 ポイント:「見た目が好きだから、多少の不便は我慢できる」という覚悟があれば、クロスビーは最高の相棒になります。
📊 クロスビーとハスラー・ライズの比較表
クロスビーの購入を検討する際、最も比較されるのが軽自動車のハスラーと、コンパクトSUVのライズです。
以下の比較表で、価格、燃費、荷室、エンジン、維持費などを徹底比較します。
📊 3車種の主要スペック比較
| 項目 | 🚗 クロスビー (現行・2025年10月〜) |
🚙 ハスラー (軽自動車) |
🚙 ライズ (トヨタ) |
|---|---|---|---|
| 💰 新車価格 | 215.7万円〜250.0万円 | 約150万円〜190万円 | 約171万円〜234万円 |
| ⛽ 燃費(WLTC) | 22.8km/L(2WD) 20.6km/L(4WD) |
25.0km/L(NAモデル) 23.4km/L(ターボ) |
21.2km/L〜28.0km/L (ハイブリッドは高燃費) |
| ⚡ エンジン | 1.2L NA(91馬力) +マイルドHV |
0.66L NA(49馬力) または0.66Lターボ(64馬力) |
1.2Lターボ(98馬力) またはハイブリッド |
| 📦 荷室容量 | 約203L (狭い) |
352L (広い) |
369L (広い) |
| 💵 自動車税 | 25,000円/年 | 10,800円/年 | 25,000円/年 |
| 🔧 車検費用 | 約8〜10万円 | 約6〜8万円 (軽は安い) |
約8〜10万円 |
| 🪑 後部座席 | 大人2名が限界 (やや狭い) |
大人2名が限界 (軽自動車としては普通) |
大人2名が快適 (広い) |
| 📉 リセールバリュー | 低い (4年で40〜50%) |
普通 (軽は需要あり) |
高い (トヨタは強い) |
| 🎨 デザイン | 個性的・ポップ (好みが分かれる) |
可愛らしい (人気デザイン) |
シンプル・実用的 (万人受け) |
| ✅ おすすめ | デザイン重視 独身・DINKS |
経済性重視 街乗りメイン |
実用性重視 ファミリー・SUV初心者 |
💡 ポイント:経済性(税金・燃費・車検)ならハスラー、実用性(荷室・後席・リセール)ならライズ、デザイン最優先ならクロスビーです。
💡 著者コメント
✨ 購入者の体験談から見える共通点
5人の体験談を見ると、いくつかの共通点が浮かび上がります。
最も多いのが旧型の燃費への期待と現実のギャップです。
「ハイブリッド」という言葉から優れた燃費性能を期待していたものの、実際には街乗りで13km/L程度しか走らず、ハスラー(20km/L)と比較して大きな失望を感じています。
次に多いのが荷室の狭さへの後悔です。
SUV風の見た目から積載能力を期待していたものの、実際にはベビーカーやキャンプ用品が載らず、後部座席を倒すか、ルーフキャリアを追加購入する羽目になっています。
さらに、リセールバリューの低さも共通の悩みです。
新車購入時に220万円〜235万円という高額を支払ったにもかかわらず、わずか2〜4年後の売却時には100万円以上の損失を被るケースが目立ちます。
最後に、経済的な負担も見逃せません。
普通車登録のため自動車税が25,000円/年と高く、燃費も悪い(旧型)ため、ランニングコストがハスラーより大幅に高くなり、家計を圧迫しています。
💡 ポイント:これらはすべて、購入前の試乗と競合比較、実用性の確認、経済的な余裕があれば回避できるリスクです。
🚗 著者のハスラー所有経験から見たクロスビーの魅力と注意点
私自身、スズキ ハスラー(2020年式・Gグレード)を約3年間所有していました。
ハスラーは、軽自動車税の安さ(年間10,800円)と高い燃費性能(実燃費20km/L以上)、広い荷室(352L)が魅力でした。
特に、軽自動車とは思えないほどの荷室の広さは、週末の買い物やレジャーで非常に重宝しました。
ベビーカーも後部座席を倒さずに楽々積めましたし、キャンプ用品も余裕で載りました。
また、燃費性能も優秀で、街乗りでも18km/L以上、郊外走行では22km/Lを超えることもあり、経済的な負担が非常に少なかったです。
一方で、ハスラーの弱点は高速道路での非力さでした。
軽自動車の0.66Lエンジン(NAモデル)では、高速の合流や追い越しで不安を感じることがあり、長距離ドライブでは疲労感が大きかったです。
また、内装の質感は「軽自動車としては十分」というレベルで、200万円を超える価格帯の普通車と比較すると、やはり安っぽさは否めませんでした。
🆚 クロスビーとハスラーの違い(所有経験から)
クロスビーは、ハスラーより普通車登録で税金が高く(年間25,000円 vs 10,800円)、荷室も狭い(約203L vs 352L)という経済的・実用的なデメリットがあります。
旧型(〜2025年9月)では燃費性能(WLTC 18.2km/L)もハスラー(WLTC 25.0km/L)に劣っていました。
しかし、2025年10月の大幅改良で、現行モデルは燃費が22.8km/Lに大幅改善され、内装質感も向上しました。
それ以上に、クロスビーには普通車ならではの走行安定性と個性的なデザインという、ハスラーにはない魅力があります。
特に、高速道路での安定感は、軽自動車のハスラーとは比較にならないレベルです。
現行モデルは1.2L NAエンジンですが、軽自動車の0.66Lエンジンよりは明らかにパワフルで、高速走行でも余裕があるはずです。
💡 著者の結論:経済性(税金・燃費・荷室)を最優先するならハスラー、普通車の安定感とデザインを最優先するならクロスビーです。
✅ クロスビーを楽しむために必要なこと
私のハスラー所有経験から、クロスビーを後悔せずに楽しむために必要なことをまとめます。
- 💰 経済的な余裕:ハスラーより高い税金(年間+14,200円)+燃料代を無理なく支払える収入
- 🎨 デザイン最優先:性能や経済性ではなく個性に価値を見いだせる
- 📦 荷室は妥協:街乗りメインで、大きな荷物を頻繁に積まない
- 🚗 試乗は必須:現行モデル(1.2L NA)の走行フィーリングを必ず確認
- 📉 リセールは気にしない:売却時の損失をデザイン料として割り切れる
- 👨👩👧 家族構成:子供が小さいうちの4人家族が限界(5人家族は厳しい)
❌ 購入を避けるべき人の特徴
逆に、以下に当てはまる人はクロスビーの購入を避けるべきです。
- ❌ 燃費・維持費を最優先する人(ハスラーの方が経済的)
- ❌ 荷室の広さを重視する人(ライズやソリオの方が実用的)
- ❌ 高速走行が多い人(現行1.2L NAの高速性能は要試乗確認、不安ならライズ)
- ❌ リセールバリューを重視する人(トヨタ車の方が有利)
- ❌ 経済的に余裕がない人(ローン返済が家計を圧迫する)
- ❌ 5人家族の人(後席が狭すぎて不向き)
❓ クロスビーに関するFAQ(よくある質問8問)
❓ Q1:クロスビーの実燃費はどのくらいですか?
A1:現行モデル(2025年10月〜)の実燃費は、走行環境により異なりますが、平均して16km/L〜18km/L程度が見込まれます。
旧型(〜2025年9月)は平均13km/L〜15km/L程度でした。
街乗りではストップ&ゴーが多いため、カタログ燃費(WLTC 22.8km/L)より低い数値になります。
高速道路では18km/L〜20km/L程度が期待できます。
❓ Q2:クロスビーは高速道路で非力ですか?
A2:現行モデル(1.2L NA)の高速性能は、必ず試乗で確認してください。
旧型(1.0Lターボ)と比較すると、馬力・トルクともにダウンしているため、高速での加速や追い越しで非力に感じる可能性があります。
ただし、街乗りや郊外の一般道では問題なく走行できるはずです。
高速道路を頻繁に使う方は、試乗で合流や追い越しのシーンを必ず確認しましょう。
❓ Q3:クロスビーの維持費はどのくらいかかりますか?
A3:年間維持費の目安は以下の通りです。
- 💵 自動車税:25,000円/年(1.0L超〜1.5L以下)
- 🔧 車検費用:8万円〜10万円/2年(4万円〜5万円/年)
- 🛡️ 任意保険:5万円〜8万円/年(年齢・等級による)
- ⛽ ガソリン代:年間1万km走行で約9万円(燃費17km/L、ガソリン160円/Lと仮定)
- 🔧 オイル交換等:1万円〜2万円/年
合計:年間約20万円〜25万円(車検を含む平均)
ハスラー(軽自動車)と比較すると、自動車税が年間約14,000円高く、ガソリン代も年間2〜3万円多くかかります。
❓ Q4:クロスビーの内装は安っぽいですか?
A4:現行モデル(2025年10月〜)では、内装質感が大幅に改善されました。
旧型(〜2025年9月)は「安っぽい」という評価が多かったですが、現行ではソフトパッド素材の採用拡大やメーターパネルの刷新により、上質感が向上しています。
ただし、トヨタ・ライズやダイハツ・ロッキーと比較すると、まだ「200万円超の車としては物足りない」という評価も残っています。
実車で必ず確認してください。
❓ Q5:クロスビーとハスラーはどちらがおすすめですか?
A5:用途によります。
- ✅ ハスラーがおすすめ:経済性(税金・燃費・荷室)重視、街乗りメイン、独身・DINKS
- ✅ クロスビーがおすすめ:普通車の安定感重視、デザイン重視、高速道路を使う機会が多い
どちらも試乗して、走行フィーリングと荷室の広さを比較することを強く推奨します。
❓ Q6:クロスビーのリセールバリューは良いですか?
A6:残念ながら、クロスビーのリセールバリューは低い傾向にあります。
4年落ちで新車価格の40〜50%程度まで下落することが多く、売却時に大きな損失を被る可能性があります。
リセールを重視するなら、トヨタ車(ライズ・ヤリスクロスなど)の方が有利です。
❓ Q7:クロスビーはファミリーカーとして使えますか?
A7:使えますが、条件付きです。
「夫婦+子供2人(小学生以下)」の4人家族なら何とか使えます。
ただし、荷室が狭い(約203L)ため、ベビーカーや大量の買い物袋を積むと後部座席を倒す必要があります。
5人家族や、子供が成長した家族には不向きです。
ファミリーカーとしての実用性を重視するなら、ライズやソリオの方がおすすめです。
❓ Q8:クロスビーの中古車相場はどのくらいですか?
A8:中古車相場(2025年12月時点)は以下の通りです。
- 🚗 2024年式(旧型・走行1万km以下):約180万円〜210万円
- 🚗 2023年式(旧型・走行3万km程度):約150万円〜180万円
- 🚗 2021年式(旧型・走行5万km程度):約110万円〜140万円
- 🚗 2019年式(旧型・走行7万km程度):約80万円〜110万円
旧型の1.0Lターボエンジン搭載車を狙うなら、2020〜2023年式がおすすめです。
📝 クロスビー購入前のチェックリスト
購入前に以下の10項目を必ず確認しましょう。
✅ 購入前チェックリスト
- ☐ 試乗を実施:現行モデル(1.2L NA)の走行フィーリングを確認したか
- ☐ 高速道路の走行:合流・追い越しで非力に感じないか確認したか
- ☐ 荷室の広さ:実車で積みたい荷物が載るか確認したか
- ☐ 後部座席の広さ:家族全員が快適に座れるか確認したか
- ☐ ハスラーと比較:税金・燃費・荷室の違いを理解したか
- ☐ ライズと比較:価格・実用性・リセールの違いを理解したか
- ☐ 維持費の試算:年間20〜25万円の維持費を無理なく支払えるか
- ☐ リセールバリュー:売却時の損失(4年で100万円以上)を許容できるか
- ☐ 内装の確認:現行モデルの内装質感に満足できるか
- ☐ デザインへの愛着:実用面のデメリットを「デザイン料」として割り切れるか
💡 ポイント:上記の10項目すべてにチェックが入れば、後悔しない購入ができる可能性が高いです。
1つでもチェックが入らない項目があれば、購入を再検討するか、条件を整えてから購入しましょう。
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📋 まとめ:クロスビーはやめとけ?後悔しない選び方
クロスビーが「やめとけ」と言われる理由は、価格の高さ、燃費性能(旧型)、荷室の狭さ、走行性能(NA化)、内装質感(旧型)、後部座席の狭さ、リセールバリューの低さなど、確かに存在します。
しかし、2025年10月の大幅改良により、燃費性能(WLTC 22.8km/L)と内装質感は劇的に改善され、現行モデルは旧型より格段に「買い」と言える車に進化しています。
それでも、荷室の狭さ、リセールバリューの低さ、NA化による高速性能への懸念といった課題は依然として残っています。
✅ クロスビーをおすすめできる人
- 🎨 デザイン最優先:個性的なデザインに強く惹かれている
- 💰 経済的に余裕がある:維持費・リセールの損失を気にしない
- 📦 荷物が少ない:街乗りメイン、独身・DINKS、大きな荷物を積まない
- 🚗 普通車の安定感を重視:高速道路でハスラーより安定した走りが欲しい
- 📉 リセールは気にしない:長期所有前提、売却時の損失を「デザイン料」として割り切れる
- 👨👩👧 家族構成:子供が小さいうちの4人家族(5人家族は不向き)
❌ クロスビーをおすすめできない人
- ❌ 燃費・維持費を最優先:ハスラーの方が経済的(税金年間14,200円の差)
- ❌ 荷室の広さを重視:ライズ(369L)やソリオの方が実用的
- ❌ 高速走行が多い:現行1.2L NAの高速性能は要試乗確認(不安ならライズ)
- ❌ リセールバリューを重視:トヨタ車の方が売却時に有利
- ❌ 経済的に余裕がない:ローン返済+維持費が家計を圧迫する
- ❌ 5人家族:後席が狭すぎて実用性が低い
🎯 最終結論
クロスビーは、経済的な余裕があり、デザインを最優先し、実用面のデメリットを割り切れる人にとっては、最高の相棒になります。
2025年10月の大幅改良により、旧型の最大の弱点だった燃費性能と内装質感は劇的に改善され、現行モデルは「買い」と言える車に進化しました。
一方で、荷室の狭さ、リセールの低さ、経済性の悪さ(ハスラー比)は依然として課題です。
購入前に必ず試乗し、荷室と後部座席を実車で確認し、10項目のチェックリストを満たしているか確認してください。
この記事で紹介した5人の体験談と著者のハスラー所有経験を参考に、後悔のない選択をしてください。
💡 著者からのメッセージ:私はハスラーで軽自動車の経済性を存分に味わいました。
税金の安さ、燃費の良さ、荷室の広さは素晴らしかったです。
しかし、高速道路での非力さや内装の質感には不満もありました。
クロスビーは、ハスラーより経済性は劣りますが、普通車ならではの安定感と個性的なデザインという魅力があります。
あなたも、条件が整っているなら、クロスビーという特別な車との時間を楽しんでください。
「やめとけ」かどうかは、あなた自身の価値観と経済状況が決めるのです。
📚 【参考サイト】
本記事は以下の公式サイトおよび信頼性の高い情報源を参考に作成しました。
- スズキ公式サイト – クロスビー
- スズキ公式 – 新型クロスビー発売ニュース(2025年10月)
- カーセンサー – クロスビー中古車情報
- 価格.com – クロスビー
- みんカラ – クロスビーオーナーのレビュー
- スズキ公式サイト – ハスラー
- トヨタ公式サイト – ライズ
📅 データ取得日:2025年12月

