トヨタ・ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)の購入を検討しているあなた。
「価格が高いけど本当に買って後悔しないか不安」「燃費や維持費の負担が心配」と悩んでいませんか?
ランドクルーザープラドは、圧倒的なオフロード性能と高い信頼性で人気のプレミアムSUVです。
しかし、実際に購入したオーナーの中には「価格が高すぎる」「燃費が悪くて維持費が負担」「サイズが大きすぎて運転しづらい」と後悔している声も少なくありません。
この記事では、ランドクルーザープラドで後悔する7つの理由、実際のオーナー体験談、新型ランドクルーザー250との関係、ハリアー・RAV4との比較、後悔しない選び方を2025年最新データで徹底解説します。
購入前にこの記事を読めば、あなたに本当に合った車選びができるはずです。
【この記事でわかること】
- ランドクルーザープラド購入して後悔する7つの理由
- ランドクルーザープラドで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
- それでもランドクルーザープラドを選ぶべき5つの魅力
- ランドクルーザープラドと新型ランドクルーザー250の関係
- ランドクルーザープラドとハリアー・RAV4の徹底比較
- 後悔しないランドクルーザープラドの選び方【グレード・エンジン・オプション】
- 【改善版】ランドクルーザープラドの維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
- ランドクルーザープラド購入でよくある質問(FAQ)
- まとめ:ランドクルーザープラド後悔しない選び方
ランドクルーザープラド購入して後悔する7つの理由
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)は魅力的なプレミアムSUVですが、購入後に後悔するオーナーも少なくありません。
ここでは、実際のオーナーの声を基に、後悔する7つの理由を詳しく解説します。
購入前にこれらのポイントを理解しておくことで、失敗を避けることができます。
理由1:価格が高すぎる(520万円〜735万円)
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)の最大の後悔ポイントは、価格の高さです。
2024年4月に発売された新型ランドクルーザー250の価格は、ベーシックグレードのGX(ディーゼル)が520万円から、最上級グレードのZX(ディーゼル)が735万円となっています。
この価格帯は、レクサスRXやBMW X3などの高級SUVと同等レベルです。
旧型プラドの最終モデルが360万円台からだったことを考えると、約160万円もの大幅な値上がりとなっており、「旧型プラドのつもりで予算を組んだら全然足りなかった」という後悔の声が多数見られます。
オプション装備を充実させると総額800万円を超えるケースも珍しくなく、初期費用の負担が非常に大きいです。
【対策方法】
- 購入前に総額をしっかり見積もり、オプション装備の優先順位を明確にしましょう。
- 中古車市場では旧型プラドが250万円〜450万円程度の相場で購入できるため、予算に余裕がない場合は旧型の中古車も検討してください。
- 下取り車の査定額を複数業者で比較し、実質的な負担を減らす努力が重要です。
理由2:燃費が悪い(実燃費8〜10km/L前後)
ランドクルーザープラドの燃費性能は、同クラスのSUVと比較して劣ります。
新型ランドクルーザー250のWLTCモード燃費は、ディーゼルモデル(2.8L)で11.0km/L、ガソリンモデル(2.7L)で7.5km/Lです。
実燃費はさらに悪く、オーナー報告の目安ではディーゼルモデルで8〜10km/L、ガソリンモデルで6〜8km/L程度となっています。
ハイブリッド専用車のハリアー(実燃費18km/L以上目安)やRAV4ハイブリッド(実燃費16km/L以上目安)と比較すると、燃費性能で大きく見劣りします。
年間1万km走行した場合、ディーゼルモデルの燃料費(軽油150円/L試算)は約17万円、ガソリンモデル(レギュラー170円/L試算)は約23万円となり、燃料費の負担が非常に大きいです。
「街乗りメインで使っているが、燃費が悪すぎて毎月のガソリン代が家計を圧迫している」という後悔の声が多く聞かれます。
【対策方法】
- 年間走行距離と燃料費を事前にシミュレーションしましょう。
- 街乗り中心でオフロード走行の機会が少ない場合は、ハリアーやRAV4など、燃費の良いSUVを検討することをおすすめします。
- ディーゼルモデルを選ぶことで、ガソリンモデルより年間6万円程度の燃料費を削減できる可能性があります。
理由3:年間維持費が高額(70万円超え)
ランドクルーザープラドの年間維持費は、他のSUVと比較して高額です。
税金関係
■ 自動車税(年額)
-
ディーゼル(2.8L):51,000円
-
ガソリン(2.7L):51,000円(2019年9月以前登録)
-
ガソリン(2.7L):50,000円(2019年10月以降登録)
■ 自動車重量税(年間換算)
-
車両重量2,300kg超〜2,500kg以下:年間20,500円
-
※エコカー減税非適用時の目安
■ 自賠責保険料(年間換算)
-
24ヶ月契約:年間約10,000円
保険・燃料費
■ 任意保険料(年額)
-
車両価格が高いため:年間80,000円〜120,000円
-
※30歳・12等級で年間100,000円程度が目安
■ 燃料費(年間1万km走行の場合)
-
ディーゼルモデル:約170,000円
-
実燃費9km/L、軽油150円/Lで試算
-
-
ガソリンモデル:約230,000円
-
実燃費7km/L、レギュラー170円/Lで試算
-
メンテナンス・その他
■ 車検費用(年間換算)
-
2年に1回:年間換算で約60,000円
-
※法定費用+整備費用の目安
■ 駐車場代(年額)
-
月20,000円の場合:年間240,000円
-
※地域により大きく変動
■ メンテナンス費用(年額)
-
オイル交換、タイヤ交換、消耗品など:年間50,000円
-
※使用状況により変動
■ 尿素水(ディーゼルのみ)
-
ディーゼルモデル専用:年間約10,000円
年間維持費の合計表
| 項目 | ディーゼル | ガソリン |
|---|---|---|
| 自動車税 | 51,000円 | 50,000円 |
| 重量税(年換算) | 20,500円 | 20,500円 |
| 自賠責保険 | 10,000円 | 10,000円 |
| 任意保険 | 100,000円 | 100,000円 |
| 燃料費 | 170,000円 | 230,000円 |
| 尿素水 | 10,000円 | 0円 |
| 車検費用(年換算) | 60,000円 | 60,000円 |
| 駐車場代 | 240,000円 | 240,000円 |
| メンテナンス | 50,000円 | 50,000円 |
| 合計 | 711,500円 | 760,500円 |
| 駐車場代を除く | 471,500円 | 520,500円 |
これらを合計すると、ディーゼルモデルで年間約70万円、ガソリンモデルで約76万円(駐車場代含む 試算)の維持費がかかります。
「購入時は価格だけを気にしていたが、維持費の高さに後から気づいて後悔している」というオーナーが多いのです。
【対策方法】
- 購入前に年間維持費を詳細にシミュレーションしましょう。
- 任意保険は複数社で見積もりを取り、補償内容と金額を比較検討することで節約の可能性があります。
- 駐車場代が高い都市部在住の場合は、維持費の負担が特に大きくなることを覚悟してください。
理由4:ボディサイズが大きく取り回しが難しい
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)は、大型SUVならではのボディサイズが運転の課題となります。
ボディサイズ比較表
| 項目 | ランクル250 | ハリアー | RAV4 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,925mm | 4,740mm | 4,600mm |
| 全幅 | 1,980mm | 1,855mm | 1,855mm |
| 全高 | 1,870mm | 1,660mm | 1,685mm |
| 最小回転半径 | 6.0m | 5.7m | 5.7m |
サイズの大きさで困る場面
■ 都市部の駐車場で入れないケースが多発
-
コインパーキング:全幅1,900mm制限の駐車場に入れない
-
ショッピングモール:立体駐車場の駐車スペースが狭くて停められない
-
自宅の車庫:幅ギリギリで乗り降りが困難
■ 小回りが効かない(最小回転半径6.0m)
-
ハリアー(5.7m)やRAV4(5.7m)より0.3m大きい
-
Uターンや狭い路地での切り返しが必要
-
混雑した街中での運転がストレス
■ 狭い道でのすれ違いが怖い
-
全幅1,980mmは住宅街の狭い道では圧迫感がある
-
対向車とのすれ違い時に神経を使う
-
ミラーをこすりそうになることも
対策方法
1. 試乗で実際のサイズ感を確認
✅ 狭い道や駐車場で実際に運転してみる
✅ 自宅周辺の道路や駐車場で取り回せるか確認
✅ 家族全員で試乗し、全員が運転できるか判断
2. 駐車場の事前確認(重要)
✅ 自宅の駐車場の幅を計測(全幅1,980mm+ドア開閉スペース必要)
✅ 職場の駐車場サイズを確認
✅ よく行くスーパーやショッピングモールの駐車場を確認
3. 安全装備オプションを追加
✅ パノラミックビューモニター(360°カメラ)を装着
✅ デジタルインナーミラーで後方視界を確保
✅ バックモニターでの駐車支援機能を活用
4. 他の選択肢も検討
✅ 運転に自信がない→ハリアーやRAV4を検討
✅ サイズダウンしても7人乗りが必要→ヴォクシーなどのミニバンも選択肢
✅ 旧型プラド(150系)は最小回転半径5.8mで少し小回りが効く
理由5:納期が長い(6ヶ月以上)
新型ランドクルーザー250は人気が非常に高く、納期が長いのが大きなネックです。
2024年5月時点で受注枠は2025年度まで埋まっており、新規受注を一時停止していた経緯があります。
2025年10月現在でも、納期は最短で6ヶ月〜12ヶ月程度かかる状況が続いていると想定されます。
人気グレードのVXやZXは、納期が12ヶ月を超えるケースも珍しくありません。
「契約してから1年待ってもまだ納車されない」「その間に家族構成が変わってしまった」という後悔の声が聞かれます。
長い納期の間に、他の車種に乗り換えたくなったり、購入意欲が冷めてしまったりするケースもあります。
【対策方法】
- 契約前に、最新の納期情報をディーラーに確認しましょう。
- すぐに車が必要な場合は、中古車市場で旧型プラドを探すか、他の納期が早い車種を検討することをおすすめします。
- 納期を短縮するために、人気の薄いカラーやグレードを選ぶのも一つの方法ですが、効果は限定的かもしれません。
理由6:ディーゼルエンジンの振動・騒音が気になる
ランドクルーザープラドのディーゼルモデル(2.8L)は、エンジンの振動と騒音が気になるという声が多いです。
アイドリング時や低速走行時に、ディーゼル特有の「ガラガラ」という音や振動が車内に伝わります。
最新のディーゼルエンジンは昔に比べて静粛性が向上していますが、それでもガソリンエンジンと比較すると騒音レベルは高いです。
「ディーゼルの燃費の良さ(ガソリン比)に惹かれて購入したが、騒音が気になって長距離ドライブが苦痛」という後悔の声が見られます。
特に静粛性を重視する人や、快適性を求める人にとっては、ディーゼルエンジンの騒音が大きなストレスになります。
【対策方法】
- 試乗時に、ディーゼルモデルとガソリンモデルの両方を運転し、騒音レベルを比較しましょう。
- アイドリング時、低速走行時、高速走行時の騒音をそれぞれ確認してください。
- 静粛性を最優先するなら、ガソリンモデルを選ぶか、ハリアーなどのハイブリッド車を検討することをおすすめします。
理由7:リセールバリューは高いが初期費用の負担が大きい
ランドクルーザープラドは、リセールバリューが非常に高いことで知られています。
3年落ちのリセールバリューは約75%〜85%(媒体参考)と、国産SUVの中でもトップクラスです。
しかし、新車価格が520万円〜735万円と高額なため、初期費用の負担が非常に大きいのが現実です。
例えば、520万円のGXを購入して3年後に75%の390万円で売却できたとしても、3年間で130万円の減価償却が発生します。
年間約43万円の減価償却費に加えて、年間維持費70万円(試算)を合わせると、年間113万円ものコストがかかる計算です。
「リセールバリューが高いから損しないと思っていたが、実際には初期費用が高すぎて結局負担が大きかった」という後悔の声が聞かれます。
【対策方法】
- リセールバリューだけでなく、初期費用と維持費のトータルコストを計算しましょう。
- 年間のトータルコストを年収の何%に抑えるべきかを事前に決めておくことが重要です。
- 初期費用を抑えるために、中古車(旧型プラド)や認定中古車を検討するのも一つの方法です。
ランドクルーザープラドで後悔したオーナーのリアルな体験談5選
実際にランドクルーザープラド(新型250)を購入したオーナーの中には、さまざまな理由で後悔している方がいます。
ここでは、リアルな体験談を5つ紹介します。
これらの体験談を参考に、自分が同じような後悔をしないかを事前に確認しましょう。
体験談1:価格の高さで後悔(42歳・男性・会社員)
新型ランドクルーザー250のVXディーゼルを630万円で購入しました。
オプション装備を充実させたら総額700万円を超えてしまい、予算オーバーです。
旧型プラドなら400万円台で買えたのに、新型になって200万円以上も高くなってしまいました。
ローンの月々の支払いが10万円を超え、家計を圧迫しています。
見栄を張って新型を選んでしまいましたが、旧型の中古で十分だったと後悔しています。
体験談2:燃費の悪さで後悔(38歳・男性・自営業)
ディーゼルモデルを選べば燃費が良いと期待していましたが、実際の燃費は8〜9km/L程度です。
カタログ値の11.0km/Lには全く届きません。
街乗り中心で使っているため、月のガソリン代が2万5,000円もかかります。
年間30万円近い燃料費は正直きついです。
ハリアーハイブリッドなら実燃費18km/Lは出るので、そちらにすればよかったと本気で後悔しています。
オフロードを走る機会もほとんどないので、無駄な買い物でした。」
体験談3:維持費の高さで後悔(50歳・男性・会社員)
購入時は車両価格ばかり気にしていましたが、維持費の高さに後から気づきました。
自動車税5.1万円、重量税2.5万円、任意保険10万円、燃料費20万円、車検代6万円、駐車場代24万円、メンテナンス5万円で、年間73万円もかかります。
月に換算すると6万円以上です。
この維持費を5年間払い続けると365万円にもなり、新車1台分の価格です。
もっと維持費の安いSUVにすればよかったと心底後悔しています。
体験談4:サイズの大きさで後悔(35歳・女性・主婦)
夫が選んだランドクルーザー250ですが、私が運転するには大きすぎます。
全長4,925mm、全幅1,980mmもあり、スーパーの駐車場でいつもはみ出してしまいます。
最小回転半径6.0mで小回りが効かず、狭い道でのすれ違いが怖いです。
週末のアウトドア用に購入しましたが、普段の買い物には全く使えません。
セカンドカーとしてコンパクトカーを購入する羽目になり、余計な出費が増えました。
ハリアーくらいのサイズなら良かったのに。
体験談5:納期の長さで後悔(45歳・男性・会社員)
2024年6月に契約して、納車予定が2025年4月と言われました。
10ヶ月も待つのは長すぎます。
その間に子供が大きくなり、車のサイズや用途が変わってしまいました。
契約時は7人乗りが必要だと思っていましたが、今では5人乗りで十分です。
キャンセルしようか迷いましたが、既に手付金を払っており、キャンセル料もかかるため諦めました。
納期がこんなに長いなら、最初から他の車を選んでおけばよかったです。
それでもランドクルーザープラドを選ぶべき5つの魅力
ここまで後悔する理由を紹介してきましたが、ランドクルーザープラドには他の車にはない独自の魅力も多く存在します。
オフロード性能や耐久性、リセールバリューの面で、プラドならではの価値を感じるユーザーも多いのです。
ここでは、ランドクルーザープラドを選ぶべき5つの魅力を紹介します。
魅力1:圧倒的なオフロード性能
ランドクルーザープラドの最大の魅力は、圧倒的なオフロード性能です。
ラダーフレーム構造、四輪駆動システム、マルチテレインセレクトなど、本格的なオフロード走行に対応した機能が充実しています。
雪道、泥道、砂地、岩場など、あらゆる悪路を走破できる性能は、他の都市型SUVとは一線を画します。
アウトドアやキャンプ、スキー、サーフィンなど、自然の中で過ごす機会が多い人にとって、この性能は何物にも代えがたい価値です。
魅力2:高い信頼性と耐久性
ランドクルーザーシリーズは、世界中の過酷な環境で使用されており、その信頼性と耐久性は折り紙付きです。
10年、20年と長期間使用できる堅牢な作りは、長く大切に乗り続けたい人に最適です。
適切なメンテナンスを行えば、30万km以上走行しても問題なく使用できるという実績もあります。
長期保有を前提にするなら、ランドクルーザープラドの耐久性は大きなメリットです。
魅力3:抜群のリセールバリュー
ランドクルーザープラドは、国産SUVの中でもトップクラスのリセールバリューを誇ります。
3年落ちで75%〜85%(媒体参考)、5年落ちでも60%〜70%(媒体参考)の価値を維持できると期待されています。
海外での人気も高く、輸出需要があるため、中古車市場でも高値で取引されます。
将来的に売却する際の損失を最小限に抑えられる点は、大きな魅力です。
魅力4:プレミアムな所有感
ランドクルーザープラドは、トヨタのフラッグシップSUVとして、プレミアムな所有感を味わえます。
堂々とした外観、質感の高い内装、充実した装備は、所有する喜びを与えてくれます。
ランドクルーザーブランドのステータス性も高く、周囲から一目置かれる存在感があります。
見た目や所有感を重視する人にとって、プラドは満足度の高い選択です。
魅力5:7人乗りの広い室内空間
ランドクルーザープラドは、7人乗り仕様を選ぶことができます(VX、ZXグレード)。
3列シートを備えており、大家族や祖父母を乗せる機会が多い世帯に最適です。
荷室容量も十分で、3列目シートを倒せば大量の荷物を積むことができます。
ファミリーユースからアウトドアまで、幅広い用途に対応できる実用性は大きな魅力です。
ランドクルーザープラドと新型ランドクルーザー250の関係
ランドクルーザープラドを検討する際、「新型ランドクルーザー250」という名称を目にして混乱する人も多いでしょう。
ここでは、プラドと新型250の関係、名称変更の経緯、主な変更点を詳しく解説します。
購入前に正しい情報を理解しておくことが重要です。
名称変更の経緯
2024年4月、トヨタは「ランドクルーザープラド」の後継モデルとして「ランドクルーザー250」を発売しました。
これにより、日本国内では「プラド」という名称が廃止され、「ランドクルーザー250」に統一されました。
海外市場では従来から「ランドクルーザープラド」の名称で販売されていましたが、新型では地域によって対応が分かれています。
中東やオーストラリアなど一部地域では、「プラド」のブランドが確立されているため、新型でも「ランドクルーザープラド」の名称を継続しています。
一方、北米などでは「ランドクルーザー250」として販売されています。
ランドクルーザーシリーズは、フラッグシップの「ランドクルーザー(300系)」と、ミドルクラスの「ランドクルーザー250」の2本立てとなりました。
プラドという名称に愛着を持つファンも多く、日本国内での名称変更には賛否両論があります。
新型250の主な変更点
新型ランドクルーザー250は、旧型プラドから大幅な進化を遂げています。
エクステリア:よりモダンで力強いデザインに刷新され、LEDヘッドランプや大型グリルが特徴です。
インテリア:質感が大幅に向上し、12.3インチディスプレイや先進的なコックピットデザインを採用しています。
パワートレイン:2.8Lディーゼルターボエンジンと2.7Lガソリンエンジンを継承しつつ、出力とトルクが向上しています。
安全装備:Toyota Safety Senseの最新版を搭載し、予防安全性能が大幅に強化されました。
オフロード性能:マルチテレインセレクトやクロールコントロールなど、オフロード走行を支援する機能が充実しています。
旧型プラドとの違い
新型ランドクルーザー250と旧型プラドの最も大きな違いは、価格です。
旧型プラドの最終モデルが360万円〜530万円だったのに対し、新型250は520万円〜735万円と大幅に値上がりしています。
デザインは新型の方がモダンで洗練されていますが、基本的なボディサイズや居住性は大きく変わりません。
オフロード性能も基本的には同等レベルですが、新型は電子制御技術が進化しており、より快適な悪路走行が可能です。
予算に余裕がある人は新型250を、コストを抑えたい人は旧型プラドの中古車を検討することをおすすめします。
ランドクルーザープラドとハリアー・RAV4の徹底比較
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)を検討する際、同じトヨタのハリアーやRAV4との比較も気になるところです。
ここでは、人気SUVであるハリアー、RAV4、レクサスRXとの詳細比較を行います。
各車種の特徴を理解し、自分に最適な1台を見つけましょう。
| 比較項目 | ランドクルーザー250 | ハリアー | RAV4 | レクサスRX |
|---|---|---|---|---|
| 新車価格 | 520万円〜735万円 | 371万円〜620万円 | 324万円〜566万円 | 636万円〜870万円 |
| 全長×全幅×全高 | 4,925×1,980×1,870mm | 4,740×1,855×1,660mm | 4,600×1,855×1,685mm | 5,000×1,920×1,695mm |
| 乗車定員 | 5〜7人 | 5人 | 5人 | 5〜7人 |
| WLTCモード燃費 | 7.5〜11.0km/L | 14.7〜22.3km/L | 15.2〜22.2km/L | 14.0〜20.2km/L |
| 最小回転半径 | 6.0m | 5.7m | 5.7m | 5.9m |
| オフロード性能 | 本格的 | 限定的 | 中程度 | 限定的 |
ランドクルーザー250の特徴
ランドクルーザー250の最大の魅力は、本格的なオフロード性能とプレミアムなブランド力です。
ラダーフレーム構造、マルチテレインセレクト、クロールコントロールなど、悪路走破に特化した機能が充実しています。
価格は520万円からと高額ですが、圧倒的な耐久性とリセールバリューの高さで、長期的なコストパフォーマンスは優れています。
ただし、燃費は7.5〜11.0km/Lと悪く、年間維持費70万円超えという負担が大きいです。
アウトドアや悪路走行を頻繁に行う人、プレミアムSUVのステータス性を求める人に最適です。
ハリアーの特徴
ハリアーは、上質なデザインと快適性を重視した都会派プレミアムSUVです。
価格は371万円からとランドクルーザー250より約150万円安く、コストパフォーマンスに優れています。
WLTCモード燃費は14.7〜22.3km/Lと優秀で、特にハイブリッドモデルは実燃費18km/L以上(目安)を達成します。
ボディサイズも全長4,740mm、最小回転半径5.7mとコンパクトで、都市部での取り回しが良いです。
オフロード性能は限定的ですが、舗装路での快適性と高級感を求める人には最適な選択です。
RAV4の特徴
RAV4は、タフなデザインとバランスの良い性能が魅力のクロスオーバーSUVです。
価格は324万円からとハリアーよりさらに安く、コストパフォーマンスに優れています。
燃費性能はハリアーと同等で、WLTCモード燃費15.2〜22.2km/L、実燃費16km/L以上(目安)を達成します。
オフロード性能はランドクルーザー250には劣りますが、一般的なキャンプや雪道走行には十分対応できます。
実用性とコストのバランスを求める人、アウトドアを楽しみたいが本格的なオフロード走行は不要な人におすすめです。
レクサスRXの特徴
レクサスRXは、トヨタグループの最高峰ラグジュアリーSUVです。
価格は636万円からとランドクルーザー250より高額ですが、レクサスブランドの圧倒的な高級感と快適性を提供します。
全長5,000mmと大型ボディで、室内空間も広く、7人乗り仕様も選択できます。
燃費は14.0〜20.2km/LとハリアーやRAV4より劣りますが、静粛性と乗り心地は別格です。
オフロード性能よりも、オンロードでの快適性と高級感を最優先する人に適しています。
関連記事:ハリアー買って後悔?7つの理由と失敗しない選び方|グレード・維持費も徹底解説
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後悔しないランドクルーザープラドの選び方【グレード・エンジン・オプション】
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)の購入で後悔しないためには、グレード選び、エンジン選定、オプション選択、試乗での確認ポイント、値引き交渉などを適切に行うことが重要です。
ここでは、具体的な選び方を詳しく解説します。
グレード選び(GX、VX、ZX)
新型ランドクルーザー250には、用途や予算に応じて3つのグレードが用意されています。
各グレードの特徴を理解して、自分に最適なグレードを選びましょう。
グレード別価格・仕様比較表
| グレード | エンジン | 価格 | 乗車定員 | 全幅 |
|---|---|---|---|---|
| GX | ディーゼル | 520万円 | 5人 | 1,940mm |
| VX | ガソリン | 545万円 | 7人 | 1,980mm |
| VX | ディーゼル | 630万円 | 7人 | 1,980mm |
| ZX | ディーゼル | 735万円 | 7人 | 1,980mm |
【エントリーグレード】GX
価格:520万円(ディーゼル)
主な特徴
-
基本装備が充実したベーシックグレード
-
5人乗り(2列シート)
-
ナロー仕様(全幅1,940mm)でオーバーフェンダーなし
-
ディーゼルエンジンのみの設定
-
コストパフォーマンスに優れる
こんな人におすすめ
✅ コストを抑えたい
✅ オフロード性能を最優先
✅ 5人乗りで十分(7人乗り不要)
✅ 最低限の装備で満足できる
【中間グレード】VX
価格:545万円(ガソリン)/ 630万円(ディーゼル)
主な特徴
-
7人乗り(3列シート)
-
ワイド仕様(全幅1,980mm)でオーバーフェンダー付き
-
本革シート(ディーゼルモデル)
-
18インチアルミホイール
-
充実した快適装備
-
ガソリン・ディーゼル両方から選択可能
こんな人におすすめ
✅ 快適性と装備のバランスを重視
✅ 7人乗りが必要
✅ リセールバリューを重視(最も人気のグレード)
✅ ガソリンかディーゼルを選びたい
【最上級グレード】ZX
価格:735万円(ディーゼル)
主な特徴
-
7人乗り(3列シート)
-
最高級の内装(本革シート、木目調パネル)
-
20インチアルミホイール
-
SDM(スタビライザーディスコネクトメカニズム)装備
-
充実した安全装備・先進機能
-
プレミアムな所有感
こんな人におすすめ
✅ 予算に余裕があり、最上級の装備を求める
✅ プレミアムな所有感を味わいたい
✅ オフロード性能を極めたい
✅ 最新の先進機能を全て装備したい
グレード選びのポイント
1. 予算と用途を明確にする
✅ 予算の上限を決めておく
✅ 必要な装備をリストアップする
✅ オプション費用も考慮に入れる
2. 7人乗りの必要性を検討
✅ GXは5人乗りのみ、VX・ZXは7人乗り
✅ 家族構成や使用シーンを考える
✅ 3列目シートの使用頻度を想定する
3. リセールバリューを考慮
✅ 人気の高いVXディーゼルが最もリセールバリューが高い
✅ GXは価格が安いが、中古市場での需要はやや低い
✅ ZXは高価だが、高級志向の層に需要がある
4. エンジンの選択
✅ ガソリンはVXのみ選択可能
✅ ディーゼルは全グレードで選択可能
✅ 年間走行距離と燃料費を試算して決める
エンジン選び(ガソリン・ディーゼル)
新型ランドクルーザー250には、2.7Lガソリンエンジンと2.8Lディーゼルターボエンジンの2種類が用意されています。
それぞれの特性を理解して、自分の使い方に合ったエンジンを選びましょう。
エンジン別比較表
| 項目 | ガソリン(2.7L) | ディーゼル(2.8L) |
|---|---|---|
| WLTCモード燃費 | 7.5km/L | 11.0km/L |
| 実燃費目安 | 6〜8km/L | 8〜10km/L |
| 価格差 | 基準 | +約35万円 |
| 最高出力 | 163ps | 204ps |
| 最大トルク | 246N・m | 500N・m |
| 走行特性 | 軽快な走り | 低速トルクが太い |
| 燃料 | レギュラー | 軽油 |
| 振動・騒音 | 静か | やや大きい |
【ガソリンエンジンがおすすめな人】
✅ 価格を抑えたい(35万円安い)
✅ 静粛性を重視
✅ 年間走行距離が1万km未満
✅ ディーゼルの振動・騒音が気になる
ディーゼルエンジンがおすすめな人
✅ 年間走行距離が1万km以上
✅ トルクフルな走りを楽しみたい
✅ 長期保有を前提にしている
✅ オフロードや山道走行が多い
✅ 燃料費を抑えたい(軽油の方が安い)
エンジン選びの4つの決め手
1. 年間走行距離で判断
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1万km未満 → ガソリン
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1万km以上 → ディーゼルが経済的
2. 走行フィーリングを試乗で確認
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試乗して実際の加速感を体感
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エンジン音の大きさを確認
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アイドリング時の振動をチェック
3. 維持費をトータルで計算
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燃料費だけでなく、尿素水(ディーゼルのみ年1万円)も考慮
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5年間の総コストで比較する
4. 静粛性の許容度を確認
-
ディーゼルの振動・騒音が気にならないか
-
ガソリンモデルと乗り比べて判断
試乗時に実際の走行フィーリングを確認し、自分の運転スタイルに合ったエンジンを選びましょう。
おすすめオプション
ランドクルーザープラド購入で後悔しないために、追加しておきたいオプションを紹介します。
必須レベルのオプション
1. パノラミックビューモニター(約5万円)【最優先】
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ボディサイズが大きいため、駐車や狭い道での運転をサポート
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360°全方向の死角をカバー
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都市部での使用には必須の装備
2. デジタルインナーミラー(約4万円)【推奨】
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後方視界を電子映像で映し出す
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荷物が多い時や3列目シート使用時でも後方確認が容易
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雨天時や夜間でも見やすい
あると便利なオプション
3. ETC2.0車載器(約3万円)
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高速道路料金の自動決済
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渋滞情報の取得に役立つ
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長距離ドライブが多い人は必須
4. ドライブレコーダー(約4万円)
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万が一の事故やトラブル時の証拠として必須
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フロント・リアの2カメラタイプを選ぶ
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煽り運転対策にも有効
5. JBLプレミアムサウンドシステム(約15万円)
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長距離ドライブが多い人におすすめ
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高品質なオーディオで快適性向上
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音楽好きには価値のある投資
オプション選びのポイント
✅ 総額予算を考慮して優先順位をつける
✅ 後付けできないオプションを優先
✅ リセールバリューへの影響も考慮
試乗で確認すべきポイント
試乗時には、以下の5つのポイントを必ず確認しましょう。
1. ボディサイズと取り回し
確認項目
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全長4,925mm、全幅1,980mm、最小回転半径6.0mという大型ボディを実際に運転
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狭い道や駐車場で取り回せるか確認
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自宅周辺の道路環境や駐車場のサイズと照らし合わせて判断
チェックポイント
✅ 狭い路地でのすれ違いができるか
✅ 駐車場の駐車枠に余裕を持って入れるか
✅ Uターンや切り返しがスムーズにできるか
2. ディーゼルエンジンの振動・騒音
確認項目
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ディーゼルモデルを検討している場合は必須
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アイドリング時、低速走行時、高速走行時の振動と騒音レベルを確認
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ガソリンモデルとも乗り比べて、許容できるレベルか判断
チェックポイント
✅ アイドリング時のガラガラ音が気にならないか
✅ 低速走行時の振動が不快でないか
✅ 高速走行時の騒音レベルは許容範囲か
3. 視界の良さ
確認項目
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座席位置が高く視界が良いのがSUVの魅力
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Aピラーの太さやミラーの見やすさ、死角の大きさを確認
チェックポイント
✅ 斜め前方の視界は十分か
✅ サイドミラー・ルームミラーの見やすさ
✅ バックモニターの画質と見やすさ
4. 乗り心地
確認項目
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ラダーフレーム構造のため、都市型SUVと比較すると乗り心地は硬め
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荒れた路面や段差を通過し、振動や突き上げの大きさを体感
チェックポイント
✅ 段差通過時の突き上げ感
✅ 荒れた路面での乗り心地
✅ 家族(特に後部座席)の許容度
5. 3列目シート(7人乗り)の使い勝手
確認項目
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7人乗りを検討している場合は必須の確認項目
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3列目シートの広さ、乗り降りのしやすさ、格納のしやすさを確認
チェックポイント
✅ 大人が座れる広さがあるか
✅ 2列目シートからのアクセスのしやすさ
✅ 格納・展開の操作がスムーズか
✅ 格納時の荷室の広さ
値引き交渉のコツ
新型ランドクルーザー250は人気が高く、値引きは渋い傾向にあります。
2025年10月時点での値引き相場は、車両本体価格から5万円〜15万円程度です。
値引き交渉を成功させるためのコツを紹介します。
競合車種との比較
ハリアー、RAV4、レクサスRXなどの見積もりを取り、「ハリアーと迷っている」と伝えることで、値引き額が拡大する可能性があります。
決算期を狙う
3月と9月の決算期は、ディーラーが販売台数を伸ばしたい時期のため、値引き額が拡大しやすくなります。
オプション値引き
車両本体からの値引きが難しい場合、オプション品からの値引きを交渉しましょう。
パノラミックビューモニターやドライブレコーダーなど、合計で5万円〜10万円の値引きが期待できます。
下取り車の査定アップ
複数の買取業者に査定を依頼し、最高額を引き出すことで、実質的な値引き効果があります。
ディーラー下取りよりも20万円〜50万円高く売れるケースも多いです。
在庫車を狙う
人気色やグレードは納期が長いですが、在庫車があれば即納可能で、値引き交渉もしやすくなります。
【改善版】ランドクルーザープラドの維持費と年収の目安【シミュレーション付き】
車の購入を検討する際、購入価格だけでなく年間維持費も重要なポイントです。
ここでは、ランドクルーザープラドの年間維持費の内訳、エンジン別シミュレーション、推奨年収の目安、維持費を抑えるコツを詳しく解説します。
年間維持費の内訳(70万円超え)
ランドクルーザープラドの年間維持費は、以下の項目で構成されます。
【税金・保険関係】
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 50,000円〜51,000円 | 2019年10月以降登録は50,000円 |
| 自動車重量税 | 20,500円 | 年間換算(2.0t超〜2.5t以下) |
| 自賠責保険 | 10,000円 | 24ヶ月契約の年間換算 |
| 任意保険 | 80,000円〜120,000円 | 30歳・12等級で約100,000円 |
【燃料・メンテナンス関係】
| 項目 | ディーゼル | ガソリン |
|---|---|---|
| 燃料費(年1万km) | 約170,000円 | 約240,000円 |
| 尿素水 | 10,000円 | 0円 |
| 車検費用(年換算) | 60,000円〜70,000円 | 60,000円〜70,000円 |
| メンテナンス費用 | 50,000円〜70,000円 | 50,000円〜70,000円 |
-
ディーゼル:実燃費9km/L、軽油150円/L
-
ガソリン:実燃費7km/L、レギュラー170円/L
【その他】
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 駐車場代 | 240,000円 | 月20,000円(都市部想定) |
エンジン別の維持費シミュレーション
【年間走行距離1万km・駐車場代月2万円の場合】
| 費目 | ディーゼル | ガソリン |
|---|---|---|
| 自動車税 | 50,000円 | 50,000円 |
| 重量税(年換算) | 20,500円 | 20,500円 |
| 自賠責保険 | 10,000円 | 10,000円 |
| 任意保険 | 100,000円 | 100,000円 |
| 燃料費 | 170,000円 | 240,000円 |
| 尿素水 | 10,000円 | 0円 |
| 車検費用(年換算) | 65,000円 | 65,000円 |
| 駐車場代 | 240,000円 | 240,000円 |
| メンテナンス | 60,000円 | 60,000円 |
| 合計 | 725,500円 | 785,500円 |
| 駐車場代除く | 485,500円 | 545,500円 |
長期保有を前提にするなら、ディーゼルが経済的です。
推奨年収の目安(所持するには年収800万円以上)
【基本的な考え方】
一般的な目安:
-
車の購入価格 = 年収の50%以内
-
年間維持費 = 年収の10%以内
【ベーシックグレードGX(520万円)の場合】
理論上の推奨年収
-
購入価格520万円 → 年収1,040万円以上
現実的な購入可能年収(頭金・ローン活用時)
-
年収700万円〜800万円でも購入可能
【具体的な支払いシミュレーション】
条件
-
車両価格:520万円
-
頭金:200万円
-
ローン:320万円(5年・金利3%)
-
年収:800万円
月々の支出内訳
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| ローン返済 | 約58,000円 |
| 維持費(年間73万円÷12) | 約61,000円 |
| 合計 | 約119,000円 |
-
年収800万円 → 手取り月収約53万円
-
車関連支出11.9万円 = 手取りの約22%
【ケース別の推奨年収】
1. 余裕を持って所有したい場合
✅ 推奨年収:900万円以上
2. 世帯年収で考える場合
✅ 夫婦合算:1,000万円以上あれば無理なく維持可能
3. 独身者の場合
✅ 住居費や生活費が抑えられるため:年収700万円でも維持可能
4. ギリギリでも購入したい場合
✅ 最低ライン:年収650万円〜700万円
ただし、他の生活費を切り詰める必要あり
維持費を抑える3つのコツ
1. 任意保険の見直し【年間3万円〜5万円の節約】
具体的な方法
✅ 複数の保険会社で見積もり比較(最低3社)
✅ インターネット割引を活用(年間1万円〜2万円割引)
✅ 無事故割引を最大限活用
✅ 車両保険の見直し(外すと年間5万円〜10万円節約)
注意点
-
車両価格が高いため、車両保険を外すのは慎重に判断
-
免責金額を設定することで保険料を抑える選択肢も
2. 燃費の良い運転を心がける【年間1万円〜2万円の節約】
エコドライブのポイント
✅ 急加速・急ブレーキを避ける
✅ 一定速度での走行を心がける
✅ 不要な荷物を降ろして車重を軽くする
✅ タイヤの空気圧を適正に保つ
効果
-
実燃費を5%〜10%改善可能
-
年間1万km走行で1万円〜2万円の節約
3. メンテナンスパックの活用【年間2万円〜3万円の節約】
メンテナンスパックとは
-
ディーラーが提供する定期点検・オイル交換のセット
-
3年間で約15万円(個別依頼より20%〜30%お得)
含まれる内容
✅ 定期点検(6ヶ月・12ヶ月)
✅ オイル交換
✅ オイルフィルター交換
✅ ワイパー交換など
メリット
-
都度支払いが不要で計画的
-
整備記録が残りリセールバリュー向上
維持費まとめ
ディーゼルモデル
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駐車場代込み:年間約72.5万円
-
駐車場代除く:年間約48.5万円
ガソリンモデル
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駐車場代込み:年間約78.5万円
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駐車場代除く:年間約54.5万円
推奨年収
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余裕を持って所有:年収900万円以上
-
世帯年収:1,000万円以上
-
最低ライン:年収650万円〜700万円
維持費を抑える工夫をしながら、無理のない資金計画を立てることが大切です。
関連記事:【2025年】SUV購入ガイド|後悔しない選び方と失敗事例完全解説
ランドクルーザープラド購入でよくある質問(FAQ)
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)の購入を検討する際、多くの人が抱く疑問にお答えします。
購入前にこれらのFAQを確認し、不安を解消しましょう。
Q1:プラドはレギュラーガソリンで走れますか?
はい、新型ランドクルーザー250のガソリンモデルはレギュラーガソリン仕様です。
ディーゼルモデルは軽油を使用します。
ハイオクガソリンを入れる必要はなく、燃料費を抑えることができます。
ただし、燃費自体が7.5km/L程度と悪いため、年間の燃料費は高額になります。
Q2:プラドは車中泊できますか?
はい、ランドクルーザープラドは車中泊に適しています。
後席を倒せば全長約180cmのフラットな空間を確保でき、大人2名の車中泊が可能です。
5人乗りモデルの方が荷室が広く、車中泊には適しています。
専用のマットやシェードを使用すれば、快適な車中泊ができます。
キャンプやアウトドアを楽しむ人には最適な車です。
Q3:プラドとハリアーはどちらがおすすめですか?
用途によって異なります。
アウトドアやオフロード走行を頻繁に行う人、プレミアムSUVのステータス性を求める人はプラドがおすすめです。
都市部での使用がメイン、燃費や維持費を抑えたい、取り回しの良さを重視する人はハリアーが最適です。
価格差も約150万円あるため、予算とも相談して決めましょう。
Q4:プラドの実燃費はどのくらいですか?
ディーゼルモデルの実燃費は、街乗りで8〜9km/L、高速道路で10〜12km/L程度です。
ガソリンモデルは、街乗りで6〜7km/L、高速道路で8〜9km/L程度です。
WLTCモード燃費に対して、実燃費は約70%〜80%の達成率となります。
同クラスのSUVと比較すると燃費性能は劣りますが、オフロード性能を考えれば許容範囲です。
Q5:プラドとランドクルーザー(300系)の違いは何ですか?
ランドクルーザー300系は、プラドよりも一回り大きいフラッグシップモデルです。
全長5,000mm超、価格は700万円〜900万円と高額で、よりプレミアムなポジションです。
ランドクルーザー250(旧プラド)は、ミドルクラスのポジションで、価格も520万円からと比較的手頃です。
日常使いのしやすさを重視するなら250、最高峰の性能と所有感を求めるなら300系がおすすめです。
Q6:プラドのリセールバリューはどうですか?
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)のリセールバリューは、国産SUVの中でもトップクラスです。
3年落ちで75%〜85%(媒体参考)、5年落ちでも60%〜70%(媒体参考)の価値を維持できると期待されます。
特にディーゼルモデル、人気色(ブラック、ホワイトパール)、VXグレードは高いリセールバリューが期待できます。
海外での人気も高く、輸出需要があるため、中古車市場でも高値で取引されます。
Q7:プラドの納期はどのくらいですか?
2025年10月現在、新型ランドクルーザー250の納期は最短で6ヶ月〜12ヶ月です。
人気グレードのVXやZXは納期が12ヶ月を超えるケースも珍しくありません。
人気色(ブラック、ホワイトパール)も納期が長くなる傾向があります。
在庫車があるグレードや不人気色を選ぶことで、納期を短縮できる可能性があります。
具体的な納期はディーラーに確認してください。
Q8:プラドは女性でも運転しやすいですか?
ボディサイズが全長4,925mm、全幅1,980mm、最小回転半径6.0mと大型のため、運転に慣れるまで時間がかかります。
座席位置が高く視界は良いですが、狭い道や駐車場では取り回しが難しいです。
パノラミックビューモニターやデジタルインナーミラーなどの安全装備があれば、女性でも運転しやすくなります。
試乗して実際のサイズ感を確認し、自分が運転できるかを判断することをおすすめします。
運転に自信がない場合は、ハリアーやRAV4などの一回り小さいSUVを検討してください。
まとめ:ランドクルーザープラド後悔しない選び方
ランドクルーザープラド(新型ランドクルーザー250)は、圧倒的なオフロード性能と高い信頼性、抜群のリセールバリューが魅力のプレミアムSUVです。
プラドの魅力と後悔ポイント
【魅力】
✅ 圧倒的なオフロード性能
✅ 高い信頼性と耐久性
✅ 抜群のリセールバリュー(3年落ち75%〜85%)
✅ プレミアムな所有感
✅ 7人乗りの広い室内空間
【後悔ポイント】
❌ 価格520万円〜735万円と高額
❌ 実燃費6〜10km/Lと悪い
❌ 年間維持費70万円超え
❌ ボディサイズが大きく取り回しが難しい
❌ 納期6ヶ月以上
❌ ディーゼルエンジンの振動・騒音
購入前に必ず確認すべき3つのポイント
1. 競合車種との徹底比較
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ハリアー・RAV4・レクサスRXと価格・燃費・使い勝手を比較
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それぞれの試乗で違いを体感
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自分の用途に本当に合っているかを見極める
2. 試乗での入念な確認
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実際のサイズ感(全長4,925mm、全幅1,980mm)
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ディーゼルエンジンの騒音レベル
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狭い道や駐車場での取り回し
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3列目シートの使い勝手(7人乗り検討時)
3. 自宅環境の事前確認
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自宅周辺の道路幅
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駐車場のサイズ(特に全幅1,980mmが入るか)
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よく行くスーパーやショッピングモールの駐車場
特にボディサイズの大きさは、試乗だけでは気づきにくいポイントです。
こんな人にプラドは最高の選択
✅ アウトドアやオフロード走行を頻繁に行う
✅ プレミアムSUVのステータス性を求める
✅ 長期保有を前提にリセールバリューを重視
✅ 7人乗りが必要(家族が多い)
✅ 年収800万円以上で経済的に余裕がある
こんな人はハリアー・RAV4が適している
✅ 街乗り中心で使用する
✅ 燃費や維持費を抑えたい
✅ 取り回しの良さを重視
✅ 都市部在住で狭い道や駐車場が多い
✅ オフロード走行の機会がほとんどない
費用面の目安
年間維持費
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ディーゼル:約48.5万円(駐車場代除く)
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ガソリン:約54.5万円(駐車場代除く)
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駐車場代込み:約72.5万円〜78.5万円
推奨年収
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余裕を持って所有:年収900万円以上
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現実的な購入可能ライン:年収800万円
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世帯年収:1,000万円以上
-
最低ライン:年収650万円〜700万円
この記事で紹介した7つの後悔理由、5つの魅力、選び方のポイント、FAQを参考に、あなたに最適な車選びをしてください。
プラドは決して安い買い物ではありませんが、用途に合っていれば最高のパートナーになります。
後悔しない車選びで、充実したカーライフを楽しみましょう。
【参考サイト】
- トヨタ ランドクルーザー250公式サイト
- トヨタ公式ニュースリリース
- カーセンサー(中古車情報・リセールバリューデータ)
- グーネット(新車・中古車情報)
- 価格.com(新車価格情報・比較データ)
- e燃費(実燃費データ)
- みんカラ(ユーザー口コミ・実燃費データ)
- オートックワン(試乗記・評価記事)
- モーターファン(オーナーレビュー・技術解説)
- レスポンス(最新情報・ニュース)
