ヤリス中古はやめたほうがいい?後悔する7つの理由と失敗しない選び方

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ヤリス 中古 やめたほうがいい 中古車購入ガイド
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トヨタヤリスの中古車購入を検討しているあなた。

「ヤリス中古やめたほうがいい」という検索をしていませんか?

ヤリスは燃費が良くコンパクトで人気の車ですが、中古車市場では初期型のリコール、CVT故障、ハイブリッドバッテリー劣化など、購入後に後悔するリスクが潜んでいます。

本記事では、ヤリス中古をやめたほうがいい7つの理由、実際の失敗事例、そして後悔しない選び方を2025年最新データで徹底解説します。

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  1. ヤリス中古をやめたほうがいい7つの理由
    1. 初期型(2020〜2021年式)にリコールや不具合が多い
    2. CVT故障のリスクが高い(ガソリン車)
    3. ハイブリッドバッテリーの寿命と交換コスト
    4. 1000ccモデルはパワー不足で後悔する
    5. レンタカー・法人リース落ちが多く流通
    6. 後席と荷室が狭く使いづらい
    7. 遮音性が低くロードノイズが大きい
  2. やめたほうがいい中古ヤリスの特徴【実例紹介】
    1. 納車3ヶ月で警告灯ラッシュ、修理費12万円
    2. レンタカー落ちと気づかず、シートとハンドルがボロボロ
    3. 燃費はいいが乗り心地が最悪、家族から不評
    4. 整備履歴なし・保証なしの激安車で大失敗
  3. 失敗しない中古ヤリスの選び方5選
    1. 2022年式以降のマイナーチェンジ後モデルを選ぶ
    2. 走行距離5万km以下、整備記録簿ありを選ぶ
    3. 1500ccモデルを選ぶ(パワー重視)
    4. 認定中古車または保証付きを選ぶ
    5. 試乗で異音・振動・エアコンの効きを確認
  4. 中古ヤリスのおすすめグレード
    1. おすすめグレード1 ハイブリッドG(2022年式以降)
    2. おすすめグレード2:ガソリン1500cc G(2022年式以降)
    3. おすすめグレード3 ハイブリッドZ(2022年式以降)
  5. ヤリスとアクア・フィットを徹底比較
    1. ヤリス vs アクア
    2. ヤリス vs フィット
  6. 中古ヤリス購入で後悔しないためのチェックリスト
    1. 年式は2022年以降か
    2. 走行距離は5万km以下か
    3. 整備記録簿はあるか
    4. 保証期間は1年以上か
    5. 試乗で異音や振動がないか
  7. まとめ:ヤリス中古は「やめたほうがいい」のか

ヤリス中古をやめたほうがいい7つの理由

初期型(2020〜2021年式)にリコールや不具合が多い

2020年2月に発売された4代目ヤリスですが、初期型にはリコールや不具合が多数報告されています。

トヨタが実施したリコールの詳細は以下の通りです。

2020年5月に届出番号4749のリコールが実施されました。

対象は2019年から2020年に生産された一部車両で、燃料ポンプの不具合によりエンジンが停止する恐れがありました。

2020年12月にも別のリコールが実施され、エアバッグコントロールユニットの不具合が報告されています。

エンジン不具合、電装系トラブルも頻発しています。

初期型オーナーからは、警告灯が頻繁に点灯する、エアコンが効かない、ナビが突然フリーズするといったトラブルが報告されています。

初期型を避けるべき理由は明確です。

2020〜2021年式はリコール対応が完了していても、設計上の問題で電装系トラブルが起きやすい傾向があります。

中古車として購入する場合、保証が切れていることが多く、修理費は全額自己負担になります。

CVT故障のリスクが高い(ガソリン車)

ヤリスのガソリン車にはCVT(無段変速機)が搭載されていますが、CVTは故障リスクが高い部品です。

CVTの寿命は10万km程度と言われています。

過走行車(10万km以上)を購入すると、CVT故障のリスクが一気に高まります。

交換費用は30〜50万円と高額です。

CVTが故障した場合、修理ではなく交換が必要になるケースがほとんどで、新品で40〜50万円、リビルト品でも30万円程度かかります。

過走行車は避けるべきです。

走行距離が8万km以上の中古ヤリスは、CVT故障のリスクを考えると避けたほうが無難です。

特に、整備記録簿がない車両は、CVTオイルの交換履歴が不明で、故障リスクがさらに高まります。

ハイブリッドバッテリーの寿命と交換コスト

ヤリスハイブリッドは燃費が良い反面、ハイブリッドバッテリーの寿命と交換コストが大きなリスクになります。

ハイブリッドバッテリーの寿命は10〜15年です。

トヨタのハイブリッドバッテリーは耐久性が高いと言われていますが、それでも10年を超えると劣化が進みます。

交換費用は20〜30万円です。

ディーラーで交換すると20〜30万円、リビルト品でも15〜20万円かかります。

2020年式のヤリスハイブリッドを2025年に中古で購入した場合、2030年頃にはバッテリー交換が必要になる可能性があります。

2020年式は2030年頃にバッテリー交換が必要です。

購入後5年でバッテリー交換が必要になると、トータルコストが跳ね上がり、「新車を買えばよかった」と後悔することになります。

1000ccモデルはパワー不足で後悔する

ヤリスには1000ccと1500ccの2つのエンジンがありますが、1000ccモデルはパワー不足で後悔する人が多いです。

1000ccエンジンは高速道路で加速が鈍いです。

最高出力69馬力と非力なため、高速道路の合流や追い越しでアクセルを踏み込んでも、なかなか加速しません。

坂道での走行性能も低いです。

山道や坂道では、エンジンが唸りを上げても速度が上がらず、ストレスを感じます。

街乗りメイン以外はおすすめしません。

通勤で高速道路を使う、週末に山道をドライブする、といった使い方をする人には、1000ccモデルは向いていません。

1500ccモデル(120馬力)を選ぶべきです。

レンタカー・法人リース落ちが多く流通

ヤリスは法人需要が高く、レンタカーや法人リースとして使われた車両が中古市場に多く流通しています。

レンタカー落ちは複数人が使用しており傷みが激しいです。

不特定多数の人が運転するため、乱暴な運転をされたり、車内が汚れていたりする可能性が高いです。

整備記録が不明確です。

レンタカー会社は最低限の整備しか行わないため、消耗品の交換履歴が不明なケースが多いです。

見分け方と避け方は以下の通りです。

車検証の「使用者」欄を確認しましょう。

レンタカー会社の名前(タイムズカー、オリックスレンタカーなど)が記載されていれば、レンタカー落ちです。

シートやハンドルの摩耗具合をチェックしましょう。

年式の割にシートが擦れている、ハンドルがベタベタしている場合は、多数の人が使用した可能性があります。

後席と荷室が狭く使いづらい

ヤリスはコンパクトカーのため、後席と荷室が狭く、家族での使用には不向きです。

後席は大人2人が限界です。

後席の足元が狭く、身長170cm以上の大人が座ると膝が前席に当たります。

4人でのドライブでは、後席の乗員から不満が出る可能性が高いです。

トランクが狭く荷物が積めません。

荷室容量は270L(ハイブリッド)で、ライバルのフィット(336L)やアクア(306L)と比べて狭いです。

ベビーカーを載せると他の荷物がほとんど積めません。

家族向けには不向きです。

夫婦+子供2人の4人家族で頻繁に移動する場合、ヤリスは狭すぎて不便です。

フィットやアクアの方が実用性が高いです。

遮音性が低くロードノイズが大きい

ヤリスは軽量化を優先しているため、遮音性が低く、ロードノイズが大きいです。

エンジン音が車内に響きます。

アクセルを踏み込むと、エンジン音が車内に入ってきて、うるさく感じます。

高速道路では会話がしづらいです。

時速100kmで走行すると、ロードノイズとエンジン音で、助手席の人との会話が聞き取りにくくなります。

長距離ドライブで疲れやすいです。

高速道路で2時間以上運転すると、騒音で疲れが溜まります。

長距離ドライブが多い人には、静粛性の高い車(プリウス、カローラなど)を選ぶべきです。

やめたほうがいい中古ヤリスの特徴【実例紹介】

納車3ヶ月で警告灯ラッシュ、修理費12万円

Aさん(30代男性)は、2020年式のヤリスハイブリッドを中古で購入しました。

価格は120万円で、走行距離は3万kmと少なく、お買い得だと思って即決しました。

しかし、納車から3ヶ月後、突然エンジン警告灯が点灯しました。

ディーラーで診断してもらうと、エアバッグコントロールユニットの不具合でした。

リコール対象でしたが、購入した販売店が対応してくれず、自己負担で修理することに。

修理費は12万円かかり、「こんなことなら新車を買えばよかった」と後悔しています。

レンタカー落ちと気づかず、シートとハンドルがボロボロ

Bさん(40代女性)は、2021年式のヤリスガソリン車を中古で購入しました。

価格は100万円で、走行距離は4万kmでした。

納車後、シートの座面が擦れていること、ハンドルがベタベタしていることに気づきました。

車検証を確認すると、前オーナーはレンタカー会社でした。

シートとハンドルを交換すると10万円以上かかると言われ、そのまま使用していますが、乗るたびに後悔しています。

燃費はいいが乗り心地が最悪、家族から不評

Cさん(30代男性)は、燃費重視でヤリスハイブリッドを購入しました。

実燃費は30km/Lで満足していましたが、妻と子供から「乗り心地が悪い」「うるさい」と不評でした。

後席が狭く、子供が「窮屈」と文句を言い、長距離ドライブでは家族全員が疲れてしまいました。

結局、1年で手放し、ミニバンに買い替えました。

整備履歴なし・保証なしの激安車で大失敗

Dさん(20代男性)は、予算が限られていたため、80万円の激安ヤリスを購入しました。

整備記録簿はなく、保証もありませんでした。

納車から半年後、CVTから異音が発生し、ディーラーで診断してもらうと「CVT交換が必要」と言われました。

修理費は40万円で、「安物買いの銭失いだった」と後悔しています。

→ 詳しくは:[中古車購入ガイド|後悔しない選び方]

失敗しない中古ヤリスの選び方5選

2022年式以降のマイナーチェンジ後モデルを選ぶ

2022年にヤリスはマイナーチェンジを実施し、初期型の不具合が改善されました。

初期型の不具合が改善されています。

エアバッグコントロールユニットの問題、電装系トラブルが修正されています。

リコール対応済みです。

2022年式以降は、初期型で発生したリコールの対策が施されています。

安全装備も充実しています。

トヨタセーフティセンスが全車標準装備され、安全性が向上しています。

走行距離5万km以下、整備記録簿ありを選ぶ

中古車選びで最も重要なのは、走行距離と整備記録簿の有無です。

過走行車はCVT故障リスクが高いです。

走行距離が8万km以上の車両は、CVT故障のリスクが高まります。

5万km以下の車両を選びましょう。

整備記録簿で前オーナーの使用状況を確認しましょう。

オイル交換の履歴、車検時の点検内容を確認し、丁寧に乗られていたかチェックします。

ディーラー整備履歴があれば安心です。

トヨタディーラーで定期点検を受けていた車両は、整備がしっかりしている可能性が高いです。

1500ccモデルを選ぶ(パワー重視)

パワー不足で後悔しないために、1500ccモデルを選びましょう。

1500ccは高速道路でも快適です。

最高出力120馬力で、高速道路の合流や追い越しもスムーズです。

坂道もスムーズに登れます。

山道や坂道でも、エンジンが唸ることなく快適に走行できます。

1000ccより燃費は劣りますが実用性が高いです。

実燃費は20km/L前後(1500ccガソリン車)で、1000cc(22km/L)より若干劣りますが、走行性能を考えるとコストパフォーマンスが高いです。

認定中古車または保証付きを選ぶ

中古車購入で最も安心なのは、トヨタ認定中古車または保証付き車両を選ぶことです。

トヨタ認定中古車は点検整備済みです。

トヨタの基準をクリアした車両のみが認定中古車として販売されます。

保証期間が長い(1年以上)です。

トヨタ認定中古車は1年間の保証が付いており、故障しても無償修理が受けられます。

修理費用の心配が少ないです。

保証があれば、納車後にトラブルが発生しても、修理費用を心配する必要がありません。

試乗で異音・振動・エアコンの効きを確認

購入前に必ず試乗し、以下の項目を確認しましょう。

エンジン始動時の異音をチェックします。

エンジンをかけた瞬間、異音がしないか確認します。

カラカラ、ガラガラという音がする場合、エンジンに問題がある可能性があります。

加速時の振動をチェックします。

アクセルを踏み込んだ時、車体が振動しないか確認します。

CVTに問題がある場合、加速時に振動が発生します。

エアコンの冷え具合をチェックします。

エアコンをつけて、しっかり冷えるか確認します。

冷えが悪い場合、エアコンコンプレッサーが故障している可能性があります。

おすすめグレード1 ハイブリッドG(2022年式以降)

価格は120〜180万円です。

実燃費は30km/L前後で、燃費性能が非常に優れています。

主な装備は以下の通りです。

  • トヨタセーフティセンス(自動ブレーキ、車線逸脱警報など)
  • ディスプレイオーディオ
  • LEDヘッドライト

装備充実、燃費良好で、最もバランスが良いグレードです。

おすすめグレード2:ガソリン1500cc G(2022年式以降)

価格は100〜140万円です。

実燃費は20km/L前後で、ハイブリッドより燃費は劣りますが、パワーがあり実用的です。

主な装備は以下の通りです。

  • トヨタセーフティセンス
  • ディスプレイオーディオ
  • ハロゲンヘッドライト

価格が手頃で、走行性能を重視する人におすすめです。

おすすめグレード3 ハイブリッドZ(2022年式以降)

価格は150〜200万円です。

実燃費は30km/L前後で、燃費性能はハイブリッドGと同等です。

主な装備は以下の通りです。

  • トヨタセーフティセンス
  • ディスプレイオーディオ
  • LEDヘッドライト
  • 本革シート
  • 18インチアルミホイール

最上位グレードで、装備が充実しており、質感が高いです。

ヤリスとアクア・フィットを徹底比較

ヤリス vs アクア

ヤリスとアクアを比較してみましょう。

項目 ヤリス アクア
実燃費 30km/L 28km/L
室内空間 狭い 広い
乗り心地 硬い 柔らかい
価格 100〜180万円 120〜200万円

ヤリスは燃費最強でコンパクトです。

燃費を最優先する人、駐車スペースが狭い人に向いています。

アクアは室内が広く、乗り心地が良いです。

家族での使用、長距離ドライブが多い人に向いています。

ヤリス vs フィット

ヤリスとフィットを比較してみましょう。

項目 ヤリス フィット
実燃費 30km/L 25km/L
室内空間 狭い 広い
走行性能 キビキビ 快適
価格 100〜180万円 110〜190万円

ヤリスは燃費重視、デザインが洗練されています。

燃費とデザインを重視する人に向いています。

フィットは室内が広く、実用性が高いです。

家族での使用、荷物を多く積む人に向いています。

→ 詳しくは:[フィット中古やめとけ|過走行車の注意点]

中古ヤリス購入で後悔しないためのチェックリスト

年式は2022年以降か

初期型(2020〜2021年式)はリコールや不具合が多いため、2022年式以降を選びましょう。

走行距離は5万km以下か

過走行車(8万km以上)はCVT故障リスクが高いため、5万km以下を選びましょう。

整備記録簿はあるか

整備記録簿がない車両は、前オーナーの使用状況が不明で、リスクが高いです。

保証期間は1年以上か

保証がない車両は、納車後のトラブルで高額な修理費がかかるリスクがあります。

試乗で異音や振動がないか

試乗で異音や振動がある場合、エンジンやCVTに問題がある可能性があります。

まとめ:ヤリス中古は「やめたほうがいい」のか

ヤリス中古車は、正しく選べば満足度の高い車です。

しかし、以下のポイントを押さえないと、後悔する可能性が高いです。

中古ヤリス購入前の確認事項は以下の通りです。

  • 初期型(2020〜2021年式)は避けるべき
  • 2022年式以降なら安心して購入できる
  • 走行距離5万km以下、整備記録簿あり、保証付きを選ぶ
  • 試乗で必ず異音・振動・エアコンの効きを確認
  • 1000ccモデルはパワー不足、1500ccまたはハイブリッドを選ぶ

これらのポイントを守れば、ヤリス中古車でも満足度の高いカーライフを送れます。

関連記事:【2025年】中古車購入ガイド|後悔しない選び方と注意点完全マニュアル

  • [86中古やめとけ|改造車の見分け方]
  • [フィット中古やめとけ|過走行車の注意点]

参考サイト:トヨタ自動車株式会社 公式サイト
カーセンサー 中古車情報

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