フジテレビの番組『バイキング』ですっかり進行役として顔になった坂上忍ですが、同じく毒舌を売りにしている有吉弘行との好感度の『違い』はなんなのでしょうか?
二人とも『毒舌』を売りに芸能界をのし上がってきたと思いますが、好感度の差が大きく、有吉弘行は視聴者に受けていますが、坂上忍は視聴者の受けが悪いです。
なぜ、毒舌に関しては、坂上忍と有吉弘行に好感度の差が生まれるのか?
詳しく紹介をしていきます。
坂上忍と有吉弘行の毒舌の違いについて。
お世辞にも視聴者から支持が高いとは言えないのに、全くバイキングを降板させられる雰囲気がない坂上忍。
なぜ、視聴者からの好感度が著しく低い坂上忍をフジテレビは使い続けるのか?
不思議に思う方は多いかもしれません。
一方、毒舌王子とも呼ばれ、グラビアタレント、お笑い芸人、大物政治家など、誰かわ構わず『毒舌』を振りまいてきた有吉弘行は、視聴者からの好感度は高い傾向にあります。
同じ『毒舌』を売りにしている二人がなぜ、これほど好感度に差があるのか?
そして、その毒舌の違いとは、なんなのでしょうか?
有吉弘行の毒舌スタイル
『グラビアやってる奴で意外に清純派とかいう奴いるけど、清純な女の子が人前で水着になって、見知らぬ男に写真なんか撮らせるのかよ?』
有吉弘行は、共演したタレント、お笑い芸人、女子アナウンサーなどに対して、かなり強烈な毒舌を吐くことがあります。
昔は、一般人に対してもエゲツない毒舌を吐いていました。
ただし、有吉弘行の毒舌は『笑える』ことが大きな特徴とも言えます。しかも、毒舌を吐かれた被害者も笑っていることが多いのも特徴だと言えますね。
テレビ朝日の人気番組『ロンドンハーツ』に有吉弘行が出演していたときは、ベッキー、熊田曜子などのタレント対して、これでもかというレベルの毒舌を浴びせていました。
ですが、実際に毒舌を浴びせられた方々は怒るどころか、図星を突かれ過ぎて、逆に笑ってしまうというパターンが多いです。
有吉弘行の毒舌スタイルは『自分の置かれた立場を棚に上げて、おかしな言動をしているヤツを徹底的に叩く!』それが彼の毒舌スタイルです。
また、人のことを徹底的にこき下ろす割には、有吉弘行は立場は関係なく、どんな人の話も敬意をもってきちんと聞いている様子が伺えます。
先入観を捨てて、客観的に話を聞き、おかしなことを言うやつには毒舌!みたいな感じですね。
『誰が考えてもおかしいだろ?』という客観的なスタンスで毒舌を吐くので、有吉弘行の毒舌は不快感を感じることがありませんし、面白いのだと思います。
坂上忍の毒舌スタイル。
一方、坂上忍も有吉弘行の様に毒舌を結構、吐きます。しかし、彼の『毒舌』は不快感を伴うことが多く、それを感じるから視聴者の好感度が低いのでしょう。
なぜ、坂上忍の毒舌は有吉弘行と違い、不快感を伴うのか?
坂上忍によるウエンツ瑛士の進路相談。何様?と坂上忍に対して、不愉快を覚えた方も多いでしょう。有吉だったらもっと面白おかしく仕上げるでしょう…下記のように。
しかも、きちんと客観的に進路について的確な意見も出しています。
坂上忍の毒舌は非常に主観的であり、客観性に欠き、短絡的な物言いが多いです。
坂上忍は「自分の信念」に沿わないものに対し、感情的な物言いで批判をし、毒舌の対象者に対しても敬意を全く払わない姿勢が見て取れます。
生理的に無理。という理由で毒舌を吐くこともあります。
坂上忍の毒舌はあくまで『自分が主体』です。ですので、その毒舌はとても高圧的で傲慢のように見えてしまうのでしょう。
有吉弘行と坂上忍の毒舌の違いについてのまとめ。
有吉弘行と坂上忍の毒舌の違いについてまとめると。
- 有吉弘行は、客観的に毒舌を吐くスタイル。
- 坂上忍は、主観的に毒舌を吐くスタイル。
- 有吉弘行と坂上忍の毒舌の違いは、公平性があるかどうか。
わたしが考える毒舌とは、相手に敬意を払いつつ、客観的におかしいことを指摘する行為だと思っています。
そういう意味では、有吉弘行の毒舌は共感できるものがあります。
対して、坂上忍の毒舌は共感できるものがなく、彼が吐くものは『毒舌』ではなく、ただの『文句』や『悪口』の類だと思えてきます。
有吉弘行と坂上忍と毒舌の違いについて、まとめてみました。