2014 ワールドカップ サッカー

また、スペイン惨敗…ジエゴ・コスタ不発!でも敗因は別のところに…

投稿日:2014年6月19日 更新日:

過去の栄光に縛られてしまった事がスペインの惨敗理由?ともざっくり考えてしまいました。もう、時代の流れはパスサッカーではないのかもしれませんね。

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また、スペイン代表戦を観てしまいました。今日こそは勝てるかもと思っていましたが、結局、ダメでしたね…。

オランダ戦の敗戦を引きづっていたのでしょうか…

関連記事:スペイン惨敗の理由…セルヒオ・ラモスとピケは仲が悪いの?

スペインも悪かったのですが、それ以上にチリ代表が予想以上に強いチームだったと思いました。中盤の守備は強く、カウンターの精度も高かったです。

南米系のチームって、ファイタータイプの選手が多いですよね。何か喧嘩つよそうな選手が多い印象を受けました。

でも、前大会の王者スペインはいくらチリ代表がいいチームとはいえ、あそこまでヤラらるチームではなかったような気がします。

スペイン代表がチリ代表に惨敗した理由?メッシがいなかったから!(笑)

という事で、まとめてしまったら身も蓋もないので、チリ代表が強かったという事をさっぴいて、スペイン代表は惨敗した理由を公開してみます。

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ジエゴ・コスタ選手はポストプレイはできないの?

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今日のスペイン代表。縦パスが全然、最終ラインに入らないんですよ。トップ下のダビド・シルバ選手までは、かろうじて入るですが、それでも彼がパスを受けても前を向けていませんでした。

攻撃の良いパターンはトップのフォワードが後ろの味方からボールを受けて、中盤の選手が前を向いた状況でボールを受けられるように、パスを返してやるパターンです。

いわゆる「ポストプレイ」ですね。中盤の選手。特にトップ下の選手が前を向いてボールを持てれば、自由自在に攻撃が出来ます。

それが、今日のスペイン代表は全く出来ていませんでした。ジエゴ・コスタ選手が前線で殆ど動かず、ボールを貰いにいかないので、スペイン代表の攻撃はサイド、サイドに展開されて、苦し紛れのセンタリング…。

ほぼ、このパターンしかなかったです。

終盤、ジエゴ・コスタ選手が退いて、師匠(フェルナンド・トーレス)が何回もポストプレイをしていました。彼はポストプレイは得意な選手ではないのですが、多分、デルボスケ監督からの指示があったんでしょうね。

こんな事なら、ポストプレイが得意なジョレンテ選手を招集するか?セスク選手を最前線に配置して、ユーロ2012を制したゼロトップ戦法を用いればよかったのに…

とにかくスペイン代表は前にセンターにボールが展開できないので、サイドにパスを出すしかなく、チリ代表にとってはラクな守備をさせられる事になってしまいました。

スペインのサイドバック。特にアスピリクエタ選手の守備意識の低さ…

今大会を通して思った事は、スペインの両サイドバックは前に上がり過ぎです。ジョルディ・アルバ、アスピリクエタ両選手は攻守のバランスが取れていませんでした。

まあ、スペイン流のパスサッカーを行うには、サイドバックの選手がパスコースを作る為にどんどん上がる必要があるんですが、仮にパス回しに参加するにしても、相応のテクニックが無ければ成立しません。

ジョルディ・アルバ選手はバルセロナに所属していて、こういうパス回しが出来る技術があると思っていたんですが、思った以上に足元のテクニックは凡庸で、パスの精度も悪かったです。

アスピリクエタ選手もパスを受けてから、淡白で雑なロングボールを放る事しか出来ていませんでした。ショートパスも成功率は多分、60%前後なのではないでしょうか?

スペインの両サイドバックの選手は、大して攻撃に貢献が出来ないのにどんどん前に上がりますので、チリ代表にとってはカウンターが非常に狙いやすかったと思います。

チリ代表が先制点を取った時もチリ代表の選手がゴール前に2人いるのに、対応しているのはセルヒオ・ラモス選手だけ…。

先制点を決めたチリ代表のバルガス選手には、アスピリクエタ選手がケアしていなければならない場面なのに、彼は最終ラインまで戻っては来ませんでした…。

研究され尽くしたスペイン代表…

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チリ代表はオランダ代表とほぼ同じような陣形で試合に臨んでいましたよね。多分、5バックだったと思います。

スペイン代表はテクニックがある選手は多いのですが、基本的に足元でボールを貰いたがる選手が殆どです。ディフェンスの背後に抜けて、ボールを欲しがる日本代表でいえば岡崎選手のような選手はいないんです。

だから、最終ラインの背後を突かれる心配は殆どないので、ラインは高めにしても怖くはありません。

そして最終ラインを高めにして、中盤の守備人数を増やせば、スペイン代表のパス回しは比較的、簡単に抑えられるようでしたね。

スペイン代表の攻撃がチリ代表の予測を上回る事はなかったと思います。だから、自分達の守備役割をキチンと行えば、スペイン代表の攻撃に対応出来たので、チリ代表は試合終盤まで守備が破綻していませんでした。

スペインのイニエスタ選手はなんとか状況を打開しようとドリブルでチリ代表のディフェンスをかき回そうと試みていたようですが、彼に対するチェックが激しく、思い通りにはいかなかったようです。

先制点をとってからは、チリ代表はスゴくラクだったと思いますよ。自分達が待ちかえているところに、わざわざスペインの選手が入ってくるので、ボールも奪いやすかったと思います。

そして、前がかりになったスペインの背後をカウンターで狙えばよかったので、頭を殆ど使う事なく試合運びが出来たと思います。

最後に

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スペイン代表はどうワールドカップに臨めばよかったのか?わたしの考えを公開します。ただし、思いっきり、たられば話ですので、どうかご容赦下さい。

まず、シャビ・アロンソ選手をもっと効果的に起用出来ていればと思っています。中盤はダブルボランチでハビ・マルティネス選手と組むと攻守のバランスがとれていたとも。

1トップは師匠(フェルナンド・トーレス)を起用して、積極的に最終ラインの裏を狙わせます。師匠にボールを配給するのは、シャビ・アロンソ選手に徹底して狙わせます。

この一連の流れで、相手の最終ラインを下げさせて、まず中盤にスペースを作らせます。

その中盤のスペースをイニエスタ、ダビド・シルバ、シャビ選手でかき回せば、結構、相手は混乱すると思います。しかし、この3選手を起用すると中盤の守備バランスに問題が出てきます。

ですので、シャビ選手の代わりにコケ選手をサイドに起用。イニエスタorダビド・シルバ選手をトップ下に起用すれば、かなり守備のバランスはよくなるでしょう。

また、守備はハビ・マルティネス選手がいるので、上手くバランスを取ってくれると思います。シャビ・アロンソ選手もパス能力の凄さが目立ちますが、守備もなかなかです。

ハビ・マルティネス選手は今日はセンターバックで起用されていましたが、本職は守備的なボランチです。守備のポジショニングの良さには定評があります。彼が入れば無様にやられる事はないでしょう。

陣形は4-2-3-1になりますね。狙いは攻守の分業です。攻撃は師匠、イニエスタ、ダビド・シルバ、シャビorコケ選手に任せて、後の選手は攻撃にあまり参加させず、守備に専念!

たられば話ですが、スペイン代表はこんな感じでもよかったんじゃないでしょうかね?スペイン得意のパスサッカーは捨てることになるかもしれませんが…。

そう考えると、過去の栄光に縛られてしまった事がスペインの惨敗理由?ともざっくり考えてしまいました。もう、時代の流れはパスサッカーではないのかもしれませんね。

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