2014 ワールドカップ サッカー

スペイン惨敗の理由…セルヒオ・ラモスとピケは仲が悪いの?

投稿日:2014年6月14日 更新日:

センターバックというポジションはセンターを守るから、センターバックなんですよね?セルヒオ・ラモス、ピケ選手はちゃんと話し合いをしているのでしょうか?

セルヒオ・ラモスとピケ

ブラジルワールドカップ。いきなり、スペインVSブラジルオランダとビッグマッチが組まれましたね。前大会の決勝戦の組み合わせです。

正直、試合結果には驚かせれました。あのスペインがあそこまでいい様にオランダにやられるとは…。

オランダのアリエン・ロッベン、ファンペルシ選手も引退間際の選手じゃないですか…

その選手達にやりたい放題やられたスペインのセンターバック陣は大問題です。

まあ、GKのカシ―ジャス選手も酷過ぎましたが…。スペインのセンターバックのセルヒオ・ラモスとピケ選手は、とてもリーガエスパニョーラを代表するチームのセンターバックとは思えませんでした。

二人はバルセロナとレアル・マドリードに所属しています。そして、この両チームが対戦する「クラシコ」はいつもゲームが荒れます。

その雰囲気をスペイン代表にまで、持ち込んでいるんですかね…どうも、この両選手のコミュニケーションがキチンと取れていないような気がしました。

ただ、昨日の試合はスペインも酷かったですけど、オランダの出来が良過ぎましたね。かなり、スペイン対策を講じてきていたんだと思いました。

今回は何故?スペインが惨敗して、オランダが大勝利したのか?その辺りを公開してみます。

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オランダのお家芸の3-4-3を捨てたファンファールの英断!

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オランダと言えば、ウイングを効果的に用いた戦術3-4-3を採用する攻撃的なチームという歴史があります。

ただ、昨日のスペイン戦は完全に攻撃的戦術を捨てて、5-3-2?という守備的な戦術を採用していたと思います。あのロッベン選手が2トップのフォワードでしたね。

狙いは非常に簡潔でした。スペインのパスサッカーを封じる為、ファンペルシ、ロッベン選手以外は守備に奔走して、ボールを奪ったら、ロッベン選手に預けて、ファンペルシでゴールを狙うというやり方が基本だったと思います。

バックラインも出来る限り高くして、中盤を分厚くし、スペインのシャビ、シルバ、イニエスタ選手にはマンマークで対応するという徹底ぶり。

試合開始時はこのオランダのやり方にスペインは完全に後手に回り、得意のパス回しは殆ど出来ていませんでした。

更に逆転して、スペインがより前がかりに攻勢を仕掛けてきた時は「待ってました」と言わんばかりに、この戦術がハマっていましたよね。

スペインのサイドバック、ジョルディ・アルバ、アスピリクエタ選手が前に出過ぎていたので、彼らの後方にはかなりのスペースが出来ていました。オランダはかなりカウンターを狙い易かったと思います。

そして、狙い通りにボールを取り返したら、すかさず、スペインのサイドスペースにオランダはボールを展開していました。

おかげで、センターバックのセルヒオ・ラモス、ピケ選手がサイドに釣り出されて、そのスペースにファンペルシ、ロッベン選手が飛び込んできていました。

役割分担が全然、出来ていなかったセルヒオ・ラモスとピケ選手…

セルヒオラモス

センターバックというポジションはセンターを守るから、センターバックなんですよね?昨日の彼らは、それが全く出来ていませんでした。

オランダのコーナキックの得点。スペインのGKカシ―ジャス選手のミスによる得点以外は、セルヒオ・ラモス、ピケ選手の間のスペースを突かれての失点です。

普通、センターバックの基本というか、サッカーの守備の基本は、一人が選手かボールホルダーをマークして、もう一人がスペースのカバーリングというのが定石だと思います。

例えば、ブラジル代表のセンターバックで言うと、チアゴ・シウバ選手がカバーリング。ダビド・ルイス選手がマーク&アタック。と明確に役割分担が出来ていますよね。

その役割分担がセルヒオ・ラモス、ピケ選手には全く出来ていないんですよ。どっちが、マークするのか?カバーするのか?それが非常に曖昧だったと思います。

センターバックの選手の間にボールを通されて失点なんて、とても世界最高峰のセンターバックの選手同士とは思えませんよ…。

ロッベン選手のダイナミックなランニングからの得点シーンは、彼らの間にスルーパスを通された結果のゴールですからね…。

セルヒオ・ラモス、ピケ選手はちゃんと話し合いをしているのでしょうか?チームの雰囲気を引きづって仲が悪いんですかね?

バルサ流!ポゼッションサッカーの限界…

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改めて言いますが、スペインは全然、得意のパス回しが出来ていませんでしたね。スペインはもう、このバルサ流のポゼッションサッカーにこだわる必要なないんじゃないでしょうか?

バルセロナのお家芸のパス回しが効果的に機能させるには、実はかなりの運動量と意志の疎通が要求されます。

シャビ選手は年齢のせいか、運動量はかなり昨日の試合では落ちていました。動きながらマークを外して、足元ではなく、中盤のスペースに出されたボールを受けなければならないのに、全く出来ていませんでした。

イニエスタ選手も途中までは、得意のドリブルでオランダの選手を引き付けて、効果的なパスを配給していたんですが、彼がポジションをウイングからセンターに替えられてからは、さっぱりでしたね。

焦ったデルボスケ監督…痛恨のシャビ・アロンソ選手の途中交代!

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後半、早々にオランダに逆転されてから、更にスペインの歯車は狂い始めます。契機はシャビ・アロンソ選手を途中交代させた事だと思います。

彼が交代してから、より得意の中盤パス回しが出来なくなりました。

それまでは、イニエスタ選手がウイングの位置から中盤に降りてきて、シャビ・アロンソ、ブスケッツ、シャビ選手と一時的に効果的なボールポゼッションをしてたんです。

イニエスタ選手が中盤に降りると、そこの位置にセンターフォワードのジエゴ・コスタ選手が流れて、スペインの攻撃は徐々に改善していたんです。

事実、スペインの1点目は、イニエスタ選手が空けたスペースにジエゴ・コスタ選手が流れて、そこでボールを受けた結果、PKに繋がりました。

ただ、その後は上述したようにセルヒオ・ラモス、ピケ選手の体たらくにより、立て続けに失点しました。

スペインのデルボスケ監督は逆転されて、焦ったんでしょうか?シャビ・アロンソ選手を交代させて、より攻撃的に行こうとしていたんだと思います。

でも、コレがわたしがマズかったと思っています。元々、ウイングのイニエスタ選手が中盤まで下りてきて、中盤での数的優位を作り出し、一時的にオランダのプレスを効果的にかわしていたんですね。

ただ、シャビ・アロンソ選手が抜けた位置にイニエスタ選手が配置されてから、中盤でオランダに対して数的優位を作りだせなくなり、スペインの中盤でのパス回しは完全にオランダの餌食になっていました。

後は、完全にオランダの独壇場でしたよね。面白いようにスペインからボールを奪い、素早いカウンターで得点を積み重ねました。

最後に

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スペインGKのカシ―ジャス選手のありえないミス、フェルナンド・トーレス選手が「師匠」と呼ばれる華麗なプレイ!などもスペインの敗因だと思います。

ただ、それ以外は負けるべくして、負けたスペインの試合運びとオランダの勝つべくして勝った作戦だったと思いました。

これで、スペインは残り試合は相当頑張らないと予選敗退ですよね…。

スペインはもう、得意のパス回しは封印して、カウンターサッカーに切り替えた方が案外、上手くいくんじゃないですか?

カウンター作戦が得意なシャビ・アロンソ選手もいるし、アトレティコ・マドリードのコケ選手もいるし、「師匠」も縦に強いじゃないですか。

ただ、そうなるとバルセロナサッカーの申し子のシャビ選手はベンチかもしれませんが…。

後、カシ―ジャス選手はもう出番がないかもしれませんね。香川選手の同僚、マンチェスターユナイテッドのデ・ヘア選手が今後、スペインのゴールマウスを守るかもしれません。

セルヒオ・ラモス、ピケ選手はどうするのかなぁ。彼らも昨日の試合でマズかった事は痛いほど、理解出来たと思いますので、上手く連携できれば、問題ないと思います。

うーん。今大会は現段階で「守備が強い」チームが勝ち残っていますね。いや、ワールドカップは守備がしっかりしたチームが勝ちやすいのか?

前大会の日本代表も超守備的に戦術を変えてから、上手くいきましたよね。今の日本代表はどうでしょうか?

ノッポだけが取り柄で、歴代日本代表で最もハラハラさせられるセンターバックがレギュラーにいるのが不安ですよね…。

明日、コートジボアールに勝てるといいですね。

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