サッカー

サイドバックバックの役割と動き方で意識すべき事について。

投稿日:

 

現在、サッカーのポジションでサイドバックの人材が世界的に不足しています。

理由は、戦術の進化と共にサイドバックに求められる役割が多く求められる様になったからです。

守備戦術が時代と共に進化し、攻撃は中央から崩す事が本当に難しくなっています。

バルセロナ、レアルマドリード、バイエルンなどの強豪チームも攻撃方法はサイドアタックが主流となってきました。

バイタルエリア付近はスペースを各チームがしっかりと埋めてきますので、必然的にスペースが作りやすいサイドからの攻撃頻度が増加しています。

その流れを受ける様に、どのチームも突破力のある強力な選手をサイドに配置する様になってきました。

ガレス・ベイル、リオネル・メッシ、ドウグラス・コスタ、エデン・アザール、ネイマール、アリエン・ロッベンなど名だたる選手がサイドにポジションを据えられています。

それほど、サイドでの攻防は重要性が増しており、攻守に渡り、サポートをするサイドバックの選手の力量がゲームの主導権を左右する様になっています。

…と記載をしてきましたが、今回の記事は、そんなサイドバックの役割と動き方で意識するべき事を学びたい方向けに公開したいと思います。

内容は基礎的な事になります。初心者の方でサイドバックのポジションで上手くなりたい!

という方向けに解説してみたいと思います。

サイドバックの守備の基本 その1 ボールを確実にクリアする技術を身に着ける事。

YAGI21511153515111535_TP_V

かなり基礎的で当たり前の事ですが、サイドバックで求められる初歩であり、最も重要なものは、守備時にボールを確実にクリアできる技術です。

サイドバックの守備は1対1に強くなる事も重要なんですけれど、自陣スペースに蹴り込まれたボールをしっかりとクリア出来る事の方が重要なんですよね。

レベルに関係なく、相手チームはサイドのスペースを狙ってどんどんボールを蹴り込んできますので、そのボールをしっかりと対処できないと一気にピンチに陥ります。

浮き球でも確実に跳ね返すか、味方に繋ぐ技術がしっかりとしていれば申し分ないです。

ですので、サイドバックの選手は確実のボールをクリアできる技術を身に付けましょう。

小中学生のレベルでは、それが出来るだけでレギュラーが取れる可能性が高くなります。

サイドバックの守備の基本 その2 センターバックの選手よりも絶対に後方に下がらない。

TSU98_scbb_TP_V

…実はコレ、Jリーグの選手でも出来ていない事がたまにあります。

守備時にサイドバックは最後方に位置し、センターバックと共にディフェンスラインを形成する事が基本です。

ですが、サイドバックの選手が対面する選手のドリブルに後手後手になり、ズルズルと後退した結果、センターバックの選手よりも後方に下がってしまう事があります。

そうなってしまうと、サイドバックの選手がディフェンスラインの最後方になるので、相手チームの選手はセンターバックの裏をおかまいなく突いてきます。

結果、フリーでゴールキーパーと1対1の状況を許し、あっさりと失点してしまいます。

Jリーグ全体の悪癖なのですが、守備は『ディレイ』を基本としています。チーム全体でも個人の1対1でも攻撃を遅らせる為に、どんどん後ろに下がっちゃうんですね。

サイドバックの選手が対応する選手が強力なドリブル技術を持っていると、抜かれない為にラインコントロールなど関係なく、ズルズルと下がっちゃうんですよ。

サイドバックの選手はドリブルでの1対1を強いられる頻度が多いですが、出来る限り、後退しない様に努力しましょう。

下がれば下がるほど、ディフェンスラインが下げられてしまい、相手チームが全体的に押し上げてきますので、チーム全体の守備が苦しくなります。

ましてや、センターバックの選手よりも後退する事は絶対にしない様にしましょう。

サイドバックの攻撃の基本 その1 ボランチがパスを出しやすい位置に動く事。

b43b9752864cf4a706d0596eea61908a_s

攻撃時に相手チームが自陣でしっかりと守備のポジションを確保した時、中央から攻撃を展開する事が苦しくなります。

その場合、一旦、中盤のボランチの選手にボールが預けられて、攻撃の仕切り直しが行われるのですが、その起点となるのがサイドバックの役割です。

前線からボールがボランチやアンカー、センターバックの選手に戻された時、サイドバックの選手はパスを受けやすい様に、サイドに広く張り出さなければなりません。

相手のプレッシャーを受けずにフリーでボールを貰える位置に移動しましょう。

相手選手との距離が遠い程、攻撃の時間が稼げます。

その間、味方選手もポジションが確保出来るのと同時に、試合を落ち着かせる事が出来ます。最終ラインも押し上げる事が出来るので、チーム全体が楽になります。

ですので、パスカットを確実にされない位置まで移動し、中央の選手からパスを受けて下さい。

また、味方の攻撃が逆サイドに偏っている場合、相手ディフェンスは逆サイドの守備を固める為、相対するサイドバックの選手は中央の位置にスライドをしています。

ですので、自身の前方のスペースは空いている状態になっています。

そのスペースを突く為、サイドチェンジを味方選手は行う可能性がありますので、いつでも、そのスペースにオーバーラップする意識をしておいて下さい。

サイドチェンジによるスペースを突く攻撃が成功をすれば、相手チームのディフェンスを効果的に揺さぶる事が出来ますので。

サイドバックの攻撃の基本 その2 前方の選手がフリーでボールを受けたら、一気にオーバラップをする事。

YAGI2151115342_TP_V

サイドチェンジを行った時に発生するケースが多いんですが、自分(サイドバック)よりも前の選手(サイドハーフ、ウイング)がフリーでボールを受ける時があります。

その時は、一気にオーバーラップして、サイド攻撃の主導権を握る様にします。

フリーでボールを受けた選手に対して、相手選手は対応をしてきます。その時にサイドバックの選手がオーバーラップをする事で数的優位を作り事が出来るのです。

相手選手は2対1の状況になるので、フリーでボールを受けた選手に対して、一時的に身体を寄せる事が出来なくなります。

ボールを受けた選手はその間、余裕を持って前を向けるので、精度の高いプレー選択をする事が可能になります。

要は、マークを引き付ける為に前線に駆け上がる事です。全力で走れば走る程、上手く相手選手を引き付ける事が出来ます。

サイドバックの選手は、とにかく体力があれば絶対に有利です!

nagatomo

…サイドバックの選手に最も必要なものですが、書き忘れてしまい最後になってしまいました。

サイドバックの選手は最もスプリント回数が高くなる傾向があります。

むしろ、スプリント回数が多い程、チームを助ける事になるのです。インテル・ミラノに所属する長友佑都選手は、正直、足元の技術は拙いです。

しかし、攻守に渡り、何度もスプリントを繰り返すので、ボールを持たずともチームのパフォーマンスを上げる事に貢献をしているんです。

攻撃時にはスペースに凄まじい勢いで飛び込み、守備時にはスペースを埋める為に全力で戻る。

特にボールプレーをしていませんが、この動きだけでも、相手チームは脅威に感じるんですよ。

サイドバックとしての長友佑都選手の長所は、スプリント回数が多くなっても、勢いが衰えない無尽蔵の体力です。

これだけの長所だけで、海外クラブで長年、サイドバックとして活躍が出来るのです。

以上、長くなりましたが、サイドバックの役割と動き方で意識するべき事を公開してみました。

-サッカー

執筆者: