サッカー

グアルディオラが率いるバイエルンの戦術と哲学とは?

投稿日:2014年11月1日 更新日:

相手陣内で90分間、ボールを支配する事。それがグアルディオラの戦術です。

pep-guardiola-image-1-201915120

とんでもない人ですよね…ジョゼップ・グアルディオラという人は…。

選手時代も活躍しましたが、指導者としてはサッカー界でジョゼ・モウリーニョと共に歴史に名を残す監督になると思います。

何が凄いかって?グアルディオラは率いるチーム全て、明確な戦術と哲学で常勝チームに仕立て上げてしまうからです。

大体、グアルディオラがバイエルン・ミュンヘンの監督に就任するという事自体が驚きでした。

あのユップ・ハインケスが作り上げた最強チームの後任を引き受けるとは、思い切った事をしたものです。

しかし、グアルディオラは、同じく優勝チームのマンチェスターユナイテッドの後任を引き受けたデイビッド・モイーズとは違い、はっきりと結果を残しました。

関連記事:モイーズの無能さが想像以上だった…リオ・ファーディナントの衝撃的告白!

モイーズとは違い、明確な戦術と哲学をバイエルン・ミュンヘンに浸透させ、ブンデスリーグ史上、最速優勝を決めるなど、結果を残しています。

今回は昨日に公開した、バルセロナを率いてタイトルを総ナメしたグアルディオラの記事に引き続き、バイエルン・ミュンヘンでは、どのような変化をもたらせたのか?

関連記事:ルイス・エンリケとグアルディオラが率いたバルセロナのサッカーは何が違うのか?

その辺りを公開してみます。

スポンサードリンク


グアルディオラの戦術と哲学はバルセロナ時代から変わってはいない!

img_news_130116

グアルディオラはバイエルン・ミュンヘンを率いるようになってからも、自身が掲げる戦術と哲学は一向に変えていません。

  • 簡単にボールを渡させない。
  • 奪われたボールはすぐに取り返す。
  • ポゼッションを高めて、相手の隙を突く。
  • 距離感に気を配る。

上記に項目をバイエルン・ミュンヘンでも忠実に実行させています。

いきなりですが、わたしの見解を述べますと、バイエルン・ミュンヘンはユップ・ハインケスが用いていた戦術、4-4-2のリアクションサッカーが今でも最強だと思っています。

本当に強かったですよね。クラブ史上初の3冠を記録したあのバルセロナをコテンパンにした、ハインケスのバイエルン・ミュンヘンはいいチームでした。

ただ、そのバイエルン・ミュンヘンをあっさりとグアルディオラは、自分色に染め直してしまいます。

結果は確かに出しました。けれども、昨年のチャンピオンズリーグで、カルロ・アンチェロッティのレアル・マドリードの高速カウンターにズタズタにされたのも事実です。

上述からおわかりになる方もいらっしゃると思いますが、実はわたし、あんまりポゼッションサッカーって好きではないんです。

フィジカルを前面に押し出した強固な守備から繰り出す、カウンターを用いるチーム。要はダイレクトサッカーが好きなんですよね。

ですので、グアルディオラよりも、ジョゼ・モウリーニョ、ユルゲン・クロップのサッカーの方が好きなんですよ。

チャンピオンズリーグでレアル・マドリードにボッコボコにされて、やっぱりポゼッションサッカーは時代遅れで、対策されたらもう過去のスタイルと見下していました。

しかし、グアルディオラはレアル・マドリードに惨敗して、スタイルを再考すると思いきや、逆にポゼッションサッカーを更に突き詰めるようなりました。

繰り返しますが、グアルディオラはバルセロナ時代から、戦術と哲学を一向に変えていません。

3バックを導入?サイドバックがセンターを務める新システム?

804eb15e699685f209f3109dbcb5b2cb_s

正直、グアルディオラの目指すサッカーは、わたしが理解するサッカー知識では解説しきれないです。

昨シーズン、ボランチにサイドバックのフィリップ・ラームを起用したり、今季は3バックを導入して、同じくサイドバックのダビド・アラバをセンターバックに起用したり…

正直、グアルディオラの意図がよく分からないです。ただ、事実なのは不可解な起用がことごとく機能しているという事です。

サイドバックのラームがボランチって?日本代表では、長谷部誠がサイドバックからボランチにコンバートされましたが、驚きはそんなレベルではありませんでした。

グアルディオラの戦術は、従来のサッカー戦術と比較して独創的過ぎるので、選手も彼の考えを理解するのも大変でしょうね。

特にあのアリエン・ロッベンなどは、グアルディオラのサッカーを体現出来るのかと思いました。

ロッベンは典型的なウイングプレーヤーで、個人技を前面に押し出し、守備には全く貢献しない…というのは、大間違いでした。

ロッベンはグアルディオラのバイエルン・ミュンヘンでも、しっかりと活躍しています。その動きはウイングバックに近いかもしれません。

攻撃ではサイドに張り出し、相手を引き付けて、中央の隙を作りだし、守備では中央に寄りがちなチームの為に、サイドの守備を一身に引き受けています。

グアルディオラのチーム戦術の真の目的とは?

cbd5e8b11d7538345e0d32fd0864fda1_s

グアルディオラが目指す、真のチーム戦術は多分、こうです。

敵陣で90分間、ボールを支配して、サッカーを続ける事!

そこがゴールであり、それを前提にチームの戦術、システムを構成している筈です。

奇策に見える起用、システムは従来のサッカー観で考えるから、そう思い込ませられるのでしょうね。

3バック導入は、決して守備を考慮したものではなく、ボール支配を前提としたもの。こういう戦術を打ち出した人は、サッカー史上、誰もいないんじゃないですか?

カウンター対策の守備の改善とかではなく、徹底してボールを支配し、奪われてもすぐに取り返す。そして、カウンター自体を相手にさせない。かなり力技の戦術だと思います。

今シーズン、バイエルン・ミュンヘンは未だ無敗です。先月のASローマ戦は、7-1とアウェイで大勝を飾りました。

奇策に見える戦術と哲学で、必ず結果を出してくるグアルディオラの手腕は凄いですね。

今シーズンはどのような結果を出すのか?楽しみにしたいです。

-サッカー

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

マンチェスターユナイテッド守備崩壊…昇格組のレスターに大逆転負け…

Contents1 マンチェスターユナイテッドの守備を立て直すには、中盤を見直す事が先決です。1.0.1 深刻なマンチェスターユナイテッドのDF陣…1.0.2 勝ちこされた失点は、途中交代のマタの責任 …

モイーズは無能ではない?チーム再建監督としては優秀!

Contents1 モイーズのサッカーがリーガ・エスパニョーラで通用するのでしょうか?1.0.1 あんまりナメちゃいけない、モイーズの監督実績!降格圏チームを悉く再建!1.0.2 負けないサッカーとい …

叩かれまくる吉田麻也は、何故、サウサンプトンで試合に出られるのか?

『サウサンプトンは何故?吉田麻也をお払い箱にせず、契約延長をしたのでしょうか?そろそろ、ボロが出始めると思うのですけれども…』 『日本代表の癌』『日本代表の穴』『日本代表の地雷』などと2chで揶揄され …

香川真司のドルトムントが不調…ブンデスで勝てないクロップは解任か?

Contents1 香川真司のドルトムント不調により、クロップは解任されるのでしょうか?1.0.1 主力メンバーが復帰しても、パフォーマンスが改善されないドルトムント…1.0.2 ドルトムントのお家芸 …

ファンファールの冴えわたる戦術!オランダの躍進を支える名監督!

Contents1 ファンファールという人は頑固なイメージはありますが、柔軟で偏見なく選手を起用する側面も持ち合わせているようです。1.0.1 絶妙なラインコントロールで強固な守備を行う、コスタリカ代 …