2014 ワールドカップ サッカー

ロッベン絶好調の理由は?その活躍の裏にはオランダファンファール監督の名采配が!

投稿日:2014年6月24日 更新日:

もし、オランダ代表が優勝すれば、最優秀選手は間違いなくロッベン選手でしょうね。彼は現在、それくらいに勢いがあります。

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今回の2014年。ブラジルワールドカップはオランダが圧倒的に強いですね。中でも、アリエン・ロッベン選手が絶好調です!

今までのオランダの試合は、絶不調のスペインと強豪とは言えないオーストラリアとの対戦だったので、イマイチ、本当に強いのか計りかねました。

ただ、昨日のチリ代表は守備も強く、攻撃力もあるチームだったので、オランダの実力が試される試合だったと思います。

結果はオランダ代表がチリ代表に2-0と完勝でした。試合内容も両チームが実力を出し切った展開だと思いましたので、改めてオランダ代表は強いと確信した次第です。

特に驚かされたのが、オランダ代表の選手であるアリエン・ロッベン選手がこれまでにない位に調子が良すぎるんですよね。

何故?ロッベン選手がここまで調子がよいのか?それはオランダ代表のファンファール監督の采配が的中しているからだと考えています。

ファンファール監督が今回のブラジルワールドカップでどのような采配をして、ロッベン選手の好調を支えているのか?その辺りを公開してみます。

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オランダ代表のファンファール監督はどんな人物?

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オランダ代表のファンファール監督という人物は、かなり癖のある性格で一部の選手やサッカー界の人間からは非常に嫌われています。

オランダ代表の監督を務める前は、バイエルン・ミュンヘンを率いていましたが、フロントと選手との関係が悪化した結果、厄介払いという形で解任されました。

選手では、フランス代表のフランク・リベリー選手が公の場で、「ファンファールは最悪な男。二度と関わりたくはない」という発言が有名ですよね。

ファンファールという人の性格は聞いた限りでは、非常に頑固で傲慢。好き嫌いがはっきりとした性格のようです。選手起用も公私混同を持ち込むタイプらしく、簡単にいうと敵を作りやすい人みたいです。

大抵、こういうタイプの人は思い込みが激しく、自分のやり方に固執し、結果が伴わなければ他人の責任…というパターンが多いと思うのですが、ちょっと興味深いのは、このファンファールという人はそんな簡単な人ではないんですね。

頑固に見えて、考え方は非常に柔軟です。実力さえあれば、年齢、実績を問わず積極的に試合に起用する人なんですよ。まあ、自分のいう事を聞く選手という縛りはあるようですが…・

また、性格は頑固なようですが、試合の采配は柔軟に変化をさせます。選手のタイプ、試合相手によって、自身のスタイルを簡単に捨ててしまう人なんですね。

問題人物のようですが、サッカーに関しては真摯で、常に研究を怠らない人がファンファールという人です。

ファンファールは、2014年のブラジルワールドカップが終了したら、香川選手が所属するマンチェスターユナイテッド次期監督が内定しています。

香川選手がファンファールにどのように起用されるか?かなり興味深いですね。実はファンファールは香川選手の事をよく知っています。

バイエルン・ミュンヘンを率いている時に、ボルシア・ドルトムントに所属していた香川選手に何度も辛酸を舐めさせられていましたからね…。

オランダ代表の5-3-2システムはロッベン選手を最大限に活かす布陣!

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今回のブラジルワールドカップで無類に強さを発揮しているオランダ代表ですが、実はそんなに目立ったタレント選手はいないんですよ。

アリエン・ロッベン、ロビン・ファンペルシ選手が主力タレントと知名度があるのは、ナイジェル・デヨング、スナイデル選手くらいですかね。

しかも、上記の選手はもう、選手としては完全にベテランの域に達している選手です。みんな30歳は越えていたような…。

若手で有望株は怪我で出場出来ませんでしたが、ケヴィン・ストロートマン選手というセンターハーフがいる位です。

スペイン代表の様に、どのポジションにも超ワールドクラスが存在する訳でもないのに、オランダ代表は強いですね。何故、強いのかというと、ファンファール監督はチームの長所を活かし、短所を消す采配が実に上手い人だからです。

現在、オランダ代表が採用している5-3-2という布陣はアリエン・ロッベン、ロビン・ファンペルシの両選手を最大限に活かす為の布陣です。

この布陣の要は最終ラインにあります。出来る限り、高い位置で相手ボールを奪ってしまい、ロッベン選手にパスを配給する。これが基本です。

高い位置でボールを相手から奪うには、守備の選手、特に中盤を増やさねばなりません。中盤の選手が積極的にボールを奪いにいかないと、オランダの最終ラインは高いので、簡単に背後にボールを展開されてしまいます。

オランダ代表は殆ど8人で守備をしているようなものです。そして、たまにロッベン選手も守備に加わってきますので、オランダの守備はかなり堅いです。

空いているスペースにボールを展開すれば、ミスパスでも俊足のロッベン選手が追いついてしまう!

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さて、攻撃ですが、ロッベン選手の本職はウイングかサイドなんです。ただ、今回のオランダ代表では2トップのフォワードで起用されています。

このロッベン選手のフォワード起用の狙いは明確です。彼に広大なスペースを自由に使わせるというファンファール監督の采配なんですよ。

5-3-2の布陣の場合、特にオランダ代表はサイドの高い位置に原則、選手を配置していません。殆ど両サイドの選手は最終ラインの少し前にいる位ですからね。

ロッベン選手よりも前に、サイドにもセンターにも味方選手がいないので、彼は自由に動きまわれます。

しかも、100mを10秒台で走れる俊足なので、味方選手がボールを奪った後、サイドでもセンターでも空いているスペースにミスパスでもボールを展開すれば、高確率でロッベン選手がボールに追いついてしまいます。

今までのオランダ代表の得点パターンは、スペースに放り込まれたボールをロッベン選手が拾って、アシストパスを送るか、自分で決めてしまうケースが多いですよね。

ロッベン選手が怪我をしなければ、オランダ代表は優勝してしまうかもしれない!

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ロッベン選手は世界でも屈指の名選手なんですけれども、非常に怪我をしやすいという欠点を持っています。

彼のサッカーキャリアは怪我との戦いでもあったと思います。しかも、克服したようですが、10年前に癌も患わっていたという過去も持っていますからね…

怪我をしやすいという体質がなければ、何度かバロンドールを受賞できたかもしれません。ただ、今大会のロッベン選手は今までで観た事がない位に絶好調です。

このまま順調にいけば、オランダ代表は優勝候補の本命になるかもしれないです。わたしが観た限り、ブラジルよりも勢いがあるような気がします。

もし、オランダ代表が優勝すれば、最優秀選手は間違いなくロッベン選手でしょうね。彼は現在、それくらいに勢いがあります。

今後のオランダ代表の試合に目が離せませんね。

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