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メッシとロナウドの実力差は開くばかり…。2人の天才の違いとは?

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全盛期はシーズン通算、40得点以上の驚異的な数字を叩きだしていた。メッシとロナウド。

一昔前の組織的守備が緩かったサッカーでも、シーズン通算で30点も取る事は難しいと言われていました。

それを現在のプレスが厳しい現在のサッカーで40点以上を獲得する事は、繰り返すが驚異的な事なのです。

誰かが『シーズン通算で40点以上を取るなんて、まるでゲームのプレイヤー!』と表現していたが、正にその通りだと思います。

しかも、そんな異次元の数字を叩き出す選手が同世代に2人もいるという事も驚くべき事であり残念なことでもあります。

クリスチアーノ・ロナウドは超一流のプレーヤーであり、サッカー界では間違いなく名を残す選手になるでしょう。

ただ、そんな彼だがサッカー選手として現役の間は、絶対に世界No.1プレーヤーになる事は出来ません。

何故なら、同世代にリオネル・メッシという彼以上の天才プレーヤーが存在するからです。

しかも、数年前から比較して、彼らの実力差はますます開いてきている雰囲気を感じます。

重ねて言いいますが、クリスチアーノ・ロナウドは超一流の天才プレーヤーです。

ただ、現在の世界No.1サッカー選手とは言い切れないでしょう。

メッシというプレーヤーが同世代でなかったら、彼が現世代のサッカー選手でNo.1プレーヤーと言っても間違いはありません。

今回は2人の天才。リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドの違いなどについて公開したいと思います。

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その得点力は驚異的。毎年、コンスタントに量産する決定力を持ち合わせているが…

メッシもロナウドも毎年、コンスタントに2桁以上の得点は獲得します。

そして、リーガ・エスパニョーラの得点王争いには、2人の内、1人は必ず候補に挙がってきています。

もう、メッシもロナウドも、リーガ・エスパニョーラで得点をする事に『慣れて』きてしまっていることでしょう。

リーグが違えば微妙に展開されるサッカーが異なり、得点が止まるという事はありますす。

ですが、彼らは何年間も同じリーガ・エスパニョーラでプレーしており、選手としての身体能力が衰えない限りは今後も得点を量産し続けるしょう。

ただ、問題は得点を獲得する事に『慣れ』過ぎてしまって、サッカー選手としての向上を無意識に怠り、成長が止まってしまう事です。

メッシとロナウドを見る限り、ロナウドは上述した様にサッカー選手として成長が止まっている様に見えます。

彼らは既に最高の選手であり、現状のパフォーマンスを維持しているだけで十分なのです。

反面、メッシは成長が止まるどころか、歳を重ねる毎に新たなサッカー選手としての境地を開拓し続けています。

そういう意味で二人の差は縮まるどころか、年々、開いていくばかり。

何故、二人の間にこの様な状況が生じたのでしょう?

これは、性格の問題ではなく、取り巻くチーム状況に原因があると思われます。

短期間でチームスタイルの劇的な変化に巻き込まれたメッシ。

リオネル・メッシは自身の実力だけではなく、チームも世界最高峰のバルセロナに所属してきました。

ジュゼップ・グアルディオラが率いていたバルセロナ時代にタイトルというタイトルを全て獲得。

これ以上、サッカー選手としての高みは存在しない状態をメッシは20代前半で経験しています。

以後、メッシのサッカー人生は実力を『維持』し続ける事がテーマになっていた筈です。

案の定、時代の流れが進めば状況は変わるものであり、グアルディオラのバルセロナ退任を契機に、バルセロナは以降の数年間、低迷の道を辿る事になります。

バルセロナのポゼッションサッカーの変化、シャビ・エルナンデスの加齢、監督問題などにより、バルセロナは徐々にチーム力を落とします。

反面、ライバルチームのレアル・マドリードは補強を的確に進め、バルセロナは彼らの後塵を拝する様になっていきます。

その間にメッシの実力は衰えた訳ではなかったですが、既にバルセロナはかつての強さを失いつつありました。

しかし、その間にも新戦力としてネイマール、ルイス・エンリケの監督就任と同時にルイス・スアレスが加入。

彼らはメッシ程ではないにしても、どこのチームでもエースとして扱われる選手です。

彼らの加入でチーム力を多少は取り戻した様に見えましたが、完全に『』に頼った強さであり、従来の組織的なバルセロナの強さは失われたままです。

そんな中、メッシはチーム力を維持する為には、『』としての力に限界を感じ始めていたのではないでしょうか?

有力選手が多ければ一時的にはチーム力は増しますが、それは一貫性を欠き、歯車が狂えば単にチーム力は変化してしまいます。

個人の実力では世界No.1と言われたメッシの力でも、『個』の力だけでは、バルセロナというチームの力を維持する事は出来ませんでした。

関連記事:驚愕のドリブルテクニック!何故?メッシは凄いのか?

結果、メッシはサッカー選手として『個』の力だけでは安定して試合に勝てない事を知り、よりチームの為に『個』を抑えてプレーする事を意識する様になったのではないでしょうか?

組織的なサッカーを失う事による影響に巻き込まれて『個』の限界を知ったメッシは、変化に対応する様にプレースタイルを変えていったのだと思います。

メッシは年齢を重ねるに連れて、得点だけでなくアシスト数も増えていきます。

結果、よりチームの勝利の為に『個』を抑えて、自然に周囲のプレーヤーを活かすスタイルを身に着け、より幅のある選手に成長したのだと思われます。

求めらる基準の変化が乏しかった為、変化を必要としなかったクリスチアーノ・ロナウド。

一方、クリスチアーノ・ロナウドはメッシと比較し、どのような数年間を過ごしてきたのかというと、端的に変化の乏しい状況だったと思われます。

メッシと同様にチームの変化は存在しましたが、それに伴い、クリスチアーノ・ロナウドに求められる要求というのはメッシ程ではなかった筈です。

クリスチアーノ・ロナウドに要求される仕事はコンスタントに得点を重ねる事。ただ、それだけです。

レアル・マドリードというチームのスタイルもありますが、クリスチアーノ・ロナウドがプレースタイルを変えずとも、強力な選手が次々に加入したのでチーム力は維持できていました。

他のことは考えず、現状のプレーを維持すればそれでよい。

クリスチアーノ・ロナウドはおそらく、得点を重ねる事以上に意識を割く事は何もなく、自身が得点を重ねる事が最もチームに貢献する事と考えてきたのでしょう。

そして、メッシと違い恵まれなかったのは、自分以上のスキルを持ち、手本とすべき選手がチームに存在しなかった事だと思います。

メッシにはシャビ・エルナンデス、アンドレス・イニエスタという素晴らしいチームメイトが存在しました。

関連記事:懐深いドリブルが絶妙!バルセロナのイニエスタのプレースタイル!

シャビ、イニエスタにから見習うべきサッカー技術は多く存在したでしょうし、メッシに意見をできる選手として貴重な存在だったと思います。

そして、そのチームメイトの存在が、サッカーを常に研鑽する良い影響をメッシにもたらしたのでしょう。

クリスチアーノ・ロナウドには、残念ながらそのようなチームメイトの存在はなく、常にレアル・マドリードではNo.1選手と扱われてきました。

チームの為に得点を重ねるだけでよい。

その姿勢が彼からドリブル能力、守備の献身性、創造力を奪ってしまったのだと思います。

最近のクリスチアーノ・ロナウドは得点は量産するが、相手を抜き去るサイドでのドリブル、アシストが劇的に減りました。

ある意味、ボールをゴールの枠に入れる事だけに特化した選手になりつつあります。

マンチェスターユナイテッド時代に見られたウィングとして動きは、現在ではほとんど披露する事はなくなりました。

彼は最高の選手である事は間違いないが、クリスチアーノ・ロナウドはそこで止まってしまった印象を受けます。

最近は技術というよりも身体的能力に頼るプレーが増えてきており、その傾向は顕著です。

『個』の力を越えて、チームに勝敗に影響を及ぼすプレーヤーとしては、圧倒的にメッシに劣ってしまいました。

メッシとクリスチアーノ・ロナウドの実力差は開くばかりです。

それは『個』の力を越えて、チームに勝敗に影響を及ぼすプレーヤーとしてクリスチアーノ・ロナウドは成長していないからです。

二人の天才の違いは、そこにあると言えます。

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