糖質制限

ケトン体ダイエットのデメリット!体脂肪を劇的に減らす方法なんですが…

投稿日:2017年1月17日 更新日:

おそらく、食事制限系ダイエットの中では、最も短期間で劇的に体脂肪を減らすことができると言われている、『ケトン体ダイエット

一応、低炭水化物ダイエットの部類に入るのですが、最も炭水化物の摂取を抑えるダイエット方法です。

体脂肪を減らす効果は抜群で、プロサッカー選手の長友佑都も採り入れていますね。

ただ…このダイエット方法はあまりおすすめできません…

ちょっと、一般の方が行うにはデメリットが多いダイエット方法です。

特に競技目的なのではなく、普通に見た目をよくしたいからという目的を持つ方には、特におすすめできません。

その理由について公開してみたいと思います。

ケトン体ダイエットとは?理論について。

簡単に説明しますが、ケトン体ダイエットとは、徹底的に炭水化物(糖質)の摂取を抑え、身体のエネルギー源を『体脂肪』をメインに利用させるダイエット方法です。

体内に糖質が入ってこないと、否応なしに『体脂肪をエネルギー源として使わざるを得ない』状況を作り出させるというのが目的ですね。

そして、ケトン体ダイエットを成功させれば、糖質ではなく体脂肪をよりエネルギー源として利用できる『体質改善』が期待できるという事です。

通常、人間の身体のエネルギー源として最も利用しやすいのが『糖質』です。

糖質は素早くATP(人間のエネルギー源を運ぶもの)を作り出せるので、体脂肪(脂質)はあんまりエネルギー源として利用されないんですよね。

脂質をエネルギー源として消費させるには、糖質をある程度、エネルギー源として利用させなければなりません。

その後、やっと脂質がエネルギー源として使われるので、簡単に体脂肪を減らすことができないんです。

そこで、あらかじめ糖質の摂取を極端にカットして、エネルギー源として糖質ではなく、いきなり脂質を利用させる事で、体脂肪を短期間に燃焼させる。

これがケトン体ダイエットの目的と理論です。

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ケトン体ダイエットのやり方について。

ケトン体ダイエットは、1日に摂取する総カロリーを基準に炭水化物の摂取量を『5%』に制限し、糖質を徹底的にカットします。

その期間を2週間続け、以降は1週間毎に炭水化物の摂取量を1%ずつ増やし、最終的に約8%になる様に調整していきます。

糖質を極端に制限する2週間で、糖質から脂質をエネルギー源とする体質に改善させます。

ちなみに、ケトン体ダイエットの『ケトン体』って何?と思われる方が多いと思います。

ケトン体とは、糖質が殆ど体内にない状態で、体脂肪(脂質)をエネルギー源として利用する場合に、肝臓で生み出される副産物です。

参考サイト:ケトン体・ケトン食とは

ケトーシス期間を乗り切る我慢が必要…デメリットについて。

糖質をカットし続けて、ケトン体が発生してくる期間を『ケトーシス期間』と言います。

この状態になると身体のエネルギー源は、脂質を主に利用している状態になっています。

ただ、この状態になるまでが正直、かなり厳しいです…

糖質を摂取量を総カロリーの5%以内にしなければならず、低炭水化物ダイエットというレベルではなく、『超低炭水化物ダイエット』になります。

この間、糖質を極端にカットする弊害として、以下のことが挙げられます。

体臭、口臭が発生する場合も。

ケトン体は『アセト酢酸』『β-ヒドロキシ酪酸』『アセトン』の総称をいいます。

ケトン体が肝臓から生み出されている時、この『アセトン』が呼吸や汗から出てくる様になります。

アセトンは臭気があり、人によっては『悪臭』と思われると思います。

また、糖質を制限し、タンパク質が中心になっているので腸内環境が乱れやすくなります。

結果、悪玉菌が増え、おならが出やすくなったりもします。

要は、ケトン体ダイエットを行っている最中は体臭、口臭がきつくなる可能性があるということです。

頭痛や吐き気が起こる。

ケトン体が血中に多くなると血液や体液が酸性に傾きます。

このようにケトン体が増えて血液や体液が酸性になった状態を『ケトアシドーシスと言います。

ケトアシドーシスになると、頭痛や吐き気が起こると言われています。

これは人によって個人差がありますので、一概には必ずも起こるという事ではないみたいです。

ですが、症状が深刻になると意識障害に至り、最悪、生命の危険もあるという事なので、ケトン式ダイエットで最も気になるデメリットです。

適切な糖質の摂取量を見極めるのが難しい…

ケトン式ダイエットはずっと、糖質を制限し続ける訳ではなく、2週間を目途に制限を緩和していきます。

2週間目以降は、1週間毎に糖質の摂取量を総摂取カロリーに対して、1%ずつ増やしていきます。

最終的には、総摂取カロリーに対して約8%前後の糖質摂取量を目指していきます。

ただ…この糖質摂取量の加減が難しく、下手に増やしてしまうと一気にリバウンドしてしまいます。

意外に食費が掛かる…

ケトン式ダイエットを行うのは、意外に食費が掛かります。

糖質を極端に減らし、タンパク質、脂質中心の食生活にする場合、自然にメニューは肉類、魚類、野菜類が中心になります。

計算すれば分かりますが、糖質を含む炭水化物は量もあり、値段も安価です。

炭水化物を含むご飯、パンなどを抜いた肉類、魚類、野菜類のメニューは相当に食費が掛かってしまうんですよね…

腹持ちをよくする理由でケトン式ダイエットは、ココナッツオイルなどを摂取することを推奨をされていますが、結構、費用が掛かります。

ケトン式ダイエットの効果は絶大ですが、一般の方にはリスクが高い…

ケトン式ダイエットの利点として下記が挙げられます。

  • 食欲を抑える。
  • 基礎代謝を上げる。
  • ダイエット中でも筋肉が維持できる。
  • 糖質ではなく体脂肪をエネルギーとして利用する。

という利点があります。

それに対して、上述はしましたが、下記のデメリットがあります。

  • 体臭、口臭が発生する。
  • 頭痛、吐き気、意識混濁などが発生する可能性も。
  • 糖質制限の調整が難しい。
  • 食費がかなり掛かる。

ダイエット効果は絶大ですが、デメリットを考慮すれば、やはり一般の方は手を出すべきダイエット方法ではないと思います。

それなりの専門家に管理を依頼できる状態でなければ、おすすめできません。

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