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柿谷曜一朗が海外クラブで通用しなかった理由とは?

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セレッソ大阪から期待されてスイスのバーゼルに移籍した柿谷曜一朗は、不遇のシーズンを送る事になりバーゼルを退団。

出戻りの形でセレッソ大阪に復帰し、活躍を続けています。

日本では宇佐美貴史と共に才能を評価された人物でしたが、バーゼルでの評価はイマイチでした。

関連記事:伸び悩む二人の天才…柿谷曜一朗と宇佐美貴史。その原因は何なのか?

当時の監督であったパウロ・ソウザはあまり柿谷を買ってはいなかった様で、消化試合でもベンチ入りすらさせないケースも。

ソウザは、戦術的にカウンターしか適応出来ない柿谷曜一朗に柔軟な姿勢を求めていたみたいですが、彼は適応することが出来ず、干されていては試合に出れないというよりも、戦力外と見做されていた雰囲気があります。

柿谷曜一朗のサッカー選手としての才能は万人が認めるところであり、ボールの扱いは上手く、トラップ技術は特に優秀だと思います。

しかし、ただ、それだけの選手という印象も否めません。

今回は、セレッソ大阪で活躍する柿谷曜一朗が何故?バーゼルで通用しなかったのか?そのあたりを公開したいと思います。

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ポジション適正がはっきりしない選手。

昔から思っていたのですが、柿谷曜一朗の適正ポジションはどこなのでしょうか?

セレッソ大阪に復帰してからも、イマイチ彼の適正ポゼッションが分かりません。

一応?フォワードやサイドを務めていますが、わたしが思うのは柿谷の適正ポジションは本当にフォワードか?と考えています。

移籍前にセレッソ大阪に所属していた頃は、カウンターから裏抜けを狙い、放たれたロングボールを絶妙なトラップでゴールに結びつける選手という印象が強かったです。

とにかく、トラップの技術が秀でているので、難しいボールでも簡単に収める事が出来る長所をフォワードとして存分に発揮していた様に思えます。

ただ、海外クラブ基準で考えるとシュートが抜群に上手い訳でもなく、競り合いに滅法強いという印象は受けませんでした。

攻撃のタメを作るようなボールキープやポストプレイを器用にこなす選手にも見えないんですよね。。

Jリーグの対人守備は、お世辞にも高いとは言えないので、単純な裏抜けだけでも得点を重ねて活躍をする事が出来たのでしょう。

ただ、柿谷曜一朗がバーゼルに移籍が決定したという話を聞いた時、おそらく彼はバーゼルでは通用しないのでは?という懸念を当時、抱いていました。

海外クラブでそれなりレベルのチームは対人守備に優れています。

センターバックで試合に出てくる選手はスピード、フィジカルが共に強く、簡単に裏抜けなどやらせてくれません。

柿谷曜一朗は足元とトラップの技術が高いですが、フォワードとして、海外の選手と渡り合えるほどにフィジカル、スピード、シュート力が秀でた選手ではありません。

Jリーグでの活躍を支えていた彼の『裏抜け』は、海外クラブで活躍をするには活かせないと思った次第です。

では、前線で起点となるターゲットマンとしてのプレーが出来る訳でもなく、マークを外す動きが優れているワンタッチゴーラーでもありません。

そういう意味で彼の適正ポジションはフォワードなのか?と思った次第です。

自身の長所を理解し、監督やチームメイトに認められていたのか?

小手先の技術など、優秀な外国人で構成されるチームでは全く通用しないのです。

柿谷曜一朗よりもフィジカル、シュート力、運動量、全てを上回る選手は海外クラブにはいくらでも所属しています。

だからこそ、プロサッカー選手は自身の長所を誰よりも知り、それを磨き、チームの監督に売り込まなければなりません。

このチームの戦力として何が出来るのか?チームを勝利させる為に使うメリットは何か?

それを積極的に練習段階からアピールしていかないと、監督はおろかチームメイトからも相手にされず、パスを要求してもボールが回ってきません。

誰だって試合に出たいし、試合で勝利に重ねれば、それが自身の給料と将来に全て跳ね返ってくれる事を本質的に知っています。

ですので、自分にとってメリットにならないチームメイトなど相手にしないし、パスも出しません。

外国人選手はボールを持つことの意味をよく知っているので、信用出来ない選手にはパスを出さないんです。

柿谷曜一朗はあまり社交的な性格ではなく、マイペースな人物なのかもしれません。そそそも、自分からチームメイトとコミュニケーションをとっていたのでしょうか?

山口蛍や清武弘嗣を見ていると、セレッソ大阪の選手は内弁慶の選手が多い印象を受けます。

そのあたりを曖昧にして、漠然と練習を重ねていたら、チームの連携に貢献出来ないし、戦術を理解しないサッカーIQが低い選手と思われても仕方がありません。

19歳でバイエルン・ミュンヘンに移籍した宇佐美貴史も同じ様な境遇を味わい、現在、所属しているアウグスブルクでも、それを繰り返している様です。

柿谷曜一朗がサッカー選手として誰もが認める才能を持ちながら、バーゼルで通用しなかったのは、『プロ選手としての意識が欠けていたから』だと思います。

日本人は権威に弱いので、柿谷曜一朗の過去の実績から、スタメンに抜擢されやすい環境にあったのでしょう。

ユース生え抜き選手として、スタメン競争などもプロ選手にありながらも、殆どなかったのだと思われます。

しかし、海外クラブでは『柿谷曜一朗』という名前のブランドを通用しません。

最初はどこの馬の骨だか分からない、単なるアジア人選手です。その辺りを意識しないで、チームに加入しても通用する筈などありません。

柿谷曜一朗はバーゼルから、数段、レベルの低い海外クラブに移籍しても、コンスタントに試合には出られなかったのではないでしょうか?

そういう意味で古巣のセレッソ大阪に戻り、無条件でスタメンで活躍できる環境を選んで正解だと思われます。

しかし、現在では彼の話題はめっきりと減り、今後、日本代表に選出される可能性は少ないと思われます。

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