サッカー 香川真司

香川真司の評価が低すぎ!彼はプレミアリーグには向いていないだけ。

投稿日:2014年8月14日 更新日:

香川真司選手は、このままマンチェスターユナイテッドに所属している限り、彼はキャリアを傷つけ、技術を錆びさせるだけだと思うんですが…。

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マンチェスターユナイテッドに所属している、香川真司選手は随分と評価を下げられているようです。

世間の声では、マンチェスターユナイテッドで試合に殆ど出れないなら、日本代表の10番は剥奪の上、招集しなくても良いと痛烈にこきおろされています。

…そんな事を言う人は、香川真司選手のプレーを見た事があるのでしょうか?現在の日本代表のプレイヤーでは、彼はズバ抜けて上手いですよ。

前の記事でも言及しましたが、彼だけは日本代表の中にあって、一人だけ「モノ」が全然、違います。そして、クラブではなく、代表だったら、どんな国でも「スタメン」に選ばれるだけの実力は持っていますよ。

彼は実力的には優秀ですが、わたしから見ると、プレミアリーグでは重宝されない選手だと思っています。噂されるアトレティコ・マドリードにレンタルでもいいから、移籍が出来たら最高だと…。

関連記事:香川真司選手はアトレティコ・マドリードに移籍する可能性はあるのか?

今回はその辺りを公開してみます。

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プレミアリーグは中堅、下位チームでも、なかなか勝たせてくれません…

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どこの国のリーグも特徴のあるサッカースタイルを持っているんですが、香川真司選手がプレーする、イングランドのプレミアリーグはかなり、独特なリーグなんです。

ラグビーが盛んなお国柄なんでしょうか?ラグビーに影響されているのか、サッカーでも相手からボールを奪う為に、もの凄いタックルを仕掛けるシーンが多いです。

他のリーグの基準ではファールとされる判定でも、プレミアリーグの審判は笛を吹かない傾向が強いんですよ。

要は、ディフェンスのファールの基準が甘いので、プレミアリーグではボールを持った選手は、とんでもないプレッシャーと激しいチャージを覚悟しなければなりません。

更にファウルの基準が甘ければ、必然的にフィジカルが強く、背が高い、「体格」が良い選手が重宝される事になります。

プレミアリーグの試合を観れば分かると思いますが、中堅、下位クラブにはブラジル代表のフッキ選手の様に、規格外の「体格」を持つDFがゴロゴロいます。

特に、例年のように降格圏にいるチームは、勝つことよりも「負けない」ことが目標になるので、とにかく体格が良いDFをかき集めてチームを構成する特徴があります。

プレミアリーグは中堅、下位チームでも、とにかく守備が滅法強い事が特徴です。だから、毎年、プレミアリーグはシーズン終盤まで優勝するチームが読めないんですよ。

チェルシー、マンチェスターシティ、リバプール、アーセナルなどの上位チームでも、中堅、下位チームに引分けに持ち込まれる事が多いので、上位チームが首位を独走するなんて事は滅多にありません。

昨シーズンも途中まで、モウリーニョ監督が率いるチェルシーが優勝すると誰もが予想しましたが、終盤に下位チームに勝ちきれず、マンチェスターシティに優勝を許してしまいました。

プレミアリーグを制するには、下位チームから大量得点を奪える強力なフォワードが不可欠!

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中堅、下位チームのバケモノじみた体格にモノをいわせる守備に対抗するには、同様に規格外の「体格」を持つフォワードを集めるか、非凡の技術を持ったフォワードを集める必要があります。

エバートンのルカク選手。ちょっと前だと、チェルシーのドログバ選手などは、規格外の「体格」とフィジカルを持つフォワードですよね。

バルセロナに移籍しちゃいましたが、リバプールのスアレス選手、マンチェスターユナイテッドのファン・ペルシ選手などは、非凡の技術を持ったフォワードです。

プレミアリーグを制するには、実は上位チームに勝利するよりも、守備の堅い、中堅、下位チームにどれだけ勝利をする事が出来るかが重要になるんです。

ですので、プレミアリーグで優勝争いを演じるチームは大抵、強力なフォワードがチームに存在します。

香川真司選手が、マンチェスターユナイテッドに移籍した初年度に優勝出来たのは、ファン・ペルシーという強力なフォワードが中堅、下位チームに対して、大量得点を獲得し、勝利したからです。

昨シーズン、選手層では上位チームに劣るリバプールが、終盤まで優勝争いに加わる事が出来たのは、ルイス・スアレスという強力なフォワードがいたからです。

逆に自力優勝の権利を持ちながら、終盤に失速したチェルシーは中堅、下位チームに滅法強いフォワードが存在しなかった事が、優勝を逃した原因です。

プレミアリーグのセントラルミッドフィルダーの仕事はハードチェック!ロングパス!ミドルシュート!

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先に述べたように、プレミアリーグのボールホルダーに対する守備はハンパではありません。

特にセンターラインからバイタルエリア(トップ下のポジション辺りです)は、殆どボールを持たせてくれません。足元のボールを奪うというより、複数人で単純に体当たりをして、態勢を崩してからボールを奪うというスタンスですね。

もう、足元が上手いとか、テクニックがあるとか、そんなレベルでは無いんですよ。フットサルでトリッキーなドリブルをする選手なんかでも、ラグビー並みのタックルをされて、簡単にボールを取られるでしょうね。

プレミアリーグの守備はボールを取りに足元へタックルではなく、身体全体に向けてタックルというよりも、体当たりをしてきますので。

だから、プレミアリーグでの攻撃方法の定石は、プレッシャーが少ない「サイド」からの突破を試みる事です。

チームのCMF(セントラルミッドフィルダー)は、ボールを持ったら素早く「サイド」にロングボールを展開する事が、攻撃時の仕事の一つです。

プレッシャーが少ないサイドに位置する、ウインガーに単独ドリブル突破を試みさせ、センタリングを上げさせます。プレミアリーグでは「脳筋」と揶揄されるドリブラーが多いのは、こういう戦術が背景にあります。

ボールを持ったらもう、ドリブルをして、センタリングする事がプレーの最優先事項ですからね。連携で崩すとかの選択肢は、ほぼ皆無です。

マンチェスターユナイテッドで言えば、「脳筋コンビ」と揶揄されるヤング選手とバレンシア選手を例にだせば、分かりやすいでしょうか?

そして、CMFの攻撃時のもう一つの仕事は、相手チームが自陣に引きこもり守備を固められて、攻撃が手詰まりになった時に強烈なミドルシュートを打つ事です。

前述した通り、プレミアリーグでは下位チームでも守備が固いので、完全に守備に専念されると上位チームでもそう簡単には得点が取れません。

ペナルティエリア内はもう隙なんか無いんですよ。だから、ペナルティエリア外からCMFはロング、ミドルシュートを狙う必要性が出てきます。

また、プレミアリーグのCMFは、守備も献身的にこなさなければなりません。正直、大変ですよね。

ボールホルダーに対する激しいチャージを行うことはもちろん、自陣の最終ラインまで下がり、相手のセンタリングに対して、ヘディングの競り合いまでも行う必要があります。

攻めて良し!守って良し!のオールラウンダーの資質が求められます。サッカ-用語では「Box to Box」が出来る選手がプレミアリーグでCMFとして重宝されます。

※「Box to Box」とは、ペナルティエリアからペナルティエリアを往復するという意味です。

典型的なプレミアリーグのCMFは何と言っても、マンチェスターシティのヤヤ・トゥーレ選手ですよね。

一昔前だと、リバプールのスティーブン・ジェラート選手、チェルシーのフランク・ランパード選手です。わたしのお気に入りは、チェルシーのマティッチ選手です。

さて、香川真司選手はプレミアリーグでは、何処のポジションがいいのでしょうかね?

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プレミアリーグで重宝される攻撃選手はフィジカルお化け、もしくは非凡な生粋のストライカー。単独でサイドをドリブル突破出来る「脳筋」ウインガー。「Box to Box」が出来るCMFが基本です。

ただ、上位チームは上記のカテゴリーから多少、逸脱する選手も存在します。それはスペイン人選手が多いですね。

マンチェスターシティのダビド・シルバ選手。そして、香川選手の同僚であるファン・マタ選手です。今期、バルセロナからチェルシーに移籍したセスク・ファブガレス選手もそうですね。

彼らは、フィジカルも体格も良くはありません。ただ、それでもプレミアリーグで活躍出来る「技術」を持っています。

そしてそれを証明するように、彼らは歴としたプレミアリーグでの実績を持っています。ただ、ダビド・シルバ選手の初期は、プレミアリーグのフィジカルの強さに慣れなかったらしく、かなり苦労したと語っています。

香川真司選手もサッカーの「技術」では、決して彼らに負けているとは思えません。ただ、残念なのは香川真司選手には彼らスペイン人選手と違って、プレミアリーグでの「実績」が弱いんですよ。

例えば、マンチェスターユナイテッドでトップ下のファーストチョイスが香川選手ではなく、ファン・マタ選手なのは明らかに「実績」が影響していると思います。

わたしは、香川選手はマタ選手よりも、実力で劣っているとは思えませんし、そもそも、タイプが違う選手だと思います。

しかし、プレミアリーグという土俵では、マタ選手の方が香川選手よりも、自身の技術を攻撃に活かす術を体得している筈なんです。

だって、マタ選手はモウリーニョ監督が来る前まで、チェルシーの10番でしかも、2シーズン合計でリーグ戦だけでも17ゴールを上げた攻撃の中心選手だったんですよ。

「実績」があまりにも違い過ぎます。昨シーズン、本当に無能だったモイーズ監督が、香川選手をシーズン序盤から、もっと重宝していたら、また、結果は違っていたかもしれません。

香川真司選手はプレミア以外のリーグに移籍するべき!

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ファンファール監督は香川真司選手に対して、トップ下のポジションではサードチョイスと通告したとあります。ただ、今期に加入したエレーラ選手よりも序列が下というのは、おかしいでしょう?

確かに、エレーラ選手のプレシーズンマッチの活躍は見事でしたけども、香川選手よりも序列が上の実力があるなら、現在の落ちぶれたマンチェスターユナイテッドには移籍してこないですよ。

もっと強豪クラブが、彼の獲得に名乗りを上げているでしょう。

まあ、その辺りの話は置いておいて、香川選手はやっぱりマンチェスターユナイテッド、いや、プレミアリーグから他のリーグに移籍した方がいいです。

チームメイトは、香川選手のオフ・ザ・ボールの意図を汲めない選手ばかりですし、そもそも彼は周りとの連携で守備を崩す事が得意な選手です。

プレミアリーグで求められる、ミドルシュートも得意ではなく、「Box to Box」が出来る選手でもありません。どこか香川選手の持ち味を引き出してくれるチームに移籍した方が、彼の将来にもいいんじゃないかな。

移籍先でまた、大活躍すれば、落ちぶれたマンチェスターユナイテッドよりも、格上のチームからオファー来るかもしれませんしね。

とにかく、このままマンチェスターユナイテッドに所属している限り、彼はキャリアを傷つけ、技術を錆びさせるだけだと思うんですが…。

-サッカー, 香川真司

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