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本田圭佑が絶好調!ミランでの大活躍の理由はインザーギ監督の厚い信頼!

投稿日:2014年10月8日 更新日:

一人のプロサッカー選手として、インザーギは本田圭佑のプロ意識に共感しているのであると思います。

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ACミランの10番、本田圭佑の勢いが止まりません。6試合で4ゴール2アシストと絶好調です。

現在のセリエA及び、ACミランは絶頂期からかなり衰退しているのは事実ですが、それを差し引いても現在の本田圭佑は、伝統のミランの10番を背負う活躍を見せています。

昨シーズン終盤は、現地サポーター、日本人、ACミランのOB及び関係者から「本田圭佑から10番を剥奪しろ!」と徹底的に酷評を受けていた状況が嘘のようです。

あのフランコ・バレージとセンターバックを組み、当時、世界最高のディフェンスラインを担ったアレッサンドロ・コスタクルタも批判を改め、本田圭佑を認める発言をしました。

ACミラン移籍、ブラジルワールドカップを通して、本調子ではなく、ピークは過ぎたと囁かれるようになった本田圭佑が全盛時のフォームを取り戻しつつあります。

本田圭佑は何故?今シーズンのミランで絶好調なのか?この要因にはACミランの監督である、フィリッポ・インザーギ監督との関係性が強く影響していると思います。

今回は本田圭佑とインザーギ監督の関係性、それに関わる好調の理由を公開してみたいと思います。

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フィリッポ・インザーギの選手時代について

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ACミランのフィリッポ・インザーギ監督の選手時代の活躍は、サッカー通の方であるならば、ご存じでしょう。

フィリッポ・インザーギは、全盛期のセリエAで屈指のフォワードに数えられ、弟のシモーネ・インザーギと共に、兄弟揃って活躍した珍しい選手です。

そして、プレースタイルもかなり特異な選手でした。一言でいうと「点取り屋」。インザーギを選手として表現するならば、そう形容するのが最も適切であると思います。

「点取り屋」なんて、現在ではルイス・スアレス、ファン・ペルシなども形容できると思いますが、インザーギはもっと純度が濃い「点取り屋」でした。

彼がもっとも得意とする得点パターンは、ディフェンスラインを絶妙なタイミングで突破し、GKと1対1の状況に持ち込み、得点を獲得するパターンです。

っていうか、攻撃時はコレしかやってません…試合中ずっと…。

ポストプレイ、ビルドアップ、個人技によるドリブル突破、ミドルorロングシュートなど、全く行わない選手でした。(むしろ、可能にする技術が無かったのかもしれません)

ただ、守備時にはバロテッリの様に全くボールを追わないという事はなく、比較的、チェイシングを行う選手だったと思います。

仕事はゴールネットにボールを入れる事!それだけに全てを懸けた選手!

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ディフェンスラインの裏抜けを得意とするならば、脚が格段に速い!と思われがちですが、決して、他のプロサッカー選手よりも飛びぬけて速かった訳ではありません。

インザーギは味方のパス出しのタイミングを測り、ディフェンスラインの裏を突く動きが、世界中のサッカー選手の誰よりも上手かっただけなんです。

いや、当時だけでなく、サッカー史上、最もディフェンスラインの裏を突く動きが上手い選手だったんじゃないですかね。

※ディフェンスラインの裏を突くとか何?という方はオフサイドについて学びましょう。

関連記事:サッカーのオフサイドとは何?日本代表選手を例に出した説明!

ディフェンスラインの裏を突き、相手GKとの1対1を制して、ゴールネットに足を使ってボールを入れる事。

インザーギという選手はこの仕事だけに、プロサッカー選手として、全てを懸けていたといっても過言ではありません。

ある意味、彼はサッカーをしているのではなく、ボールを足でネットに入れる仕事だけをしているとも言われていました。

技術、身体能力は凡庸でも、全盛時のセリエAで得点を量産した偉大な選手がフィリッポ・インザーギでした。

本田圭佑のプロとしての姿勢に共感しているインザ―ギ監督。

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インザーギ監督はプロ選手になってから、食事に関して厳しく自己管理をしていたようです。

サッカー選手になってから、揚げ物は食べた事が無い」と言及していました。自分のプレースタイルを考えた時、スピードに影響する体重には相当に気を使っていたとの事です。

「グラム単位で自分の体重変化が分かる」というインザーギのプロサッカー選手としての姿勢は、誰もが手本にしていた。

と、当時を知る選手達はインザーギを評価していました。とにかく、ストイックな方という事です。

そして、彼が監督を引き受けたACミランには、史上、最もレベルが低い10番!と酷評されていた本田圭佑がいました。

ただ、インザーギはACミランの監督就任時から一貫して、本田圭佑を手放しに評価しています。

インザーギは監督としてではなく、一人の人間として、本田圭佑に、何か自分に通ずるものがあると感じたのかもしれません。

目的はただ試合に勝つ事だけ!柔軟に変化を受け入れ、成長する本田圭佑!

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本田圭佑はという選手は、自分の実力を棚に上げた発言をよく行うという事で、昔から一部の方から、非難されてきました。

そして、結果としては予選リーグ敗退で終わったブラジルワールドカップでしたが、大会前に本田圭佑は、「日本代表の目標は優勝する事」と宣言していました。

日本マスメディアはここぞとばかりに、「ビッグマウス本田!再び!」などと大バッシングを展開します。

ただ、わたしはプロサッカー選手である限り、目的は勝利だけですので、本田圭佑の優勝宣言は、おかしい訳ではないと思っています。

関連記事:本田圭佑選手のブラジルワールドカップ優勝宣言は、おかしい事なの?

本田圭佑の優勝宣言は、高いプロ意識の延長線上に表れたものだと感じました。試合前から、負ける事を考える事、それ自体の方がわたしはおかしいと思います。

目標は予選突破!ベスト8!とか、スポーツの垣根は無く、プロ選手ならば行うべきではない発言です。

話は少し逸れましたが、本田圭佑という選手は、プロとして常に勝利を目的としているという事。それを伝えたかった次第です。

そして、彼は頑固そうに見えて、所属するクラブの勝利の為に周囲に合わせる柔軟な意識を持った選手です。

日本代表では「司令塔」として、ゲームをコントロールする役割がメインでしたが、ACミランでの本田圭佑は、得点を獲得する事を目的とした「ストライカー」の役割をこなしています。

その動きは、過去に所属していたオランダのクラブである、VVVフェンロー時代に近いのかもしれません。

当時の本田圭佑についてオランダ人は、司令塔というより、ドリブラーorストライカーとしての印象が強かった筈です。

わたしも、本田圭佑はクリティアーノ・ロナウドの様なプレースタイルを持つ選手と認識していました。

しかし、彼のプレースタイルはストライカーというより、ゲームをコントロールする役割の方が合っている気がします。

しかし、彼は自分のスタイルに固執せず、要求される仕事を柔軟に応えて結果を出しています。そこが、本田圭佑の強さですよね。

凄まじい酷評を受けながらも、チームとインザーギ監督の要求に忠実に従い、成功を勝ち取る。素晴らしい選手だと思います。

本田圭佑を酷評をした連中を非難するインザーギ監督!

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メディアに対し、酷評を受けていた時から本田圭佑を擁護していたのは、ACミランのOBであるジェンナーロ・ガットゥーゾとインザーギ監督だけでした。

そして、マルディーニには正直、失望しました。移籍して間もない選手を擁護するのではなく、非難を行う姿勢にはがっかりです。

まあ、マルディーニは、母国イタリアのACミランしか所属した経験がないので、海外へ移籍してプレーする選手の気持ちが分からないのかもしれません。

改めて、マルディーニに本田圭佑に対するコメントを聞きたいですよね。

救世主となる実力はない。数年前のミランならメンバーになれない

確かに、マルディーニが知る全盛期のミランならば、メンバーにはなれないかもしれません。ただ、現在のACミランで救世主となる実力はない。というコメントは聞き捨てなりません。

まあ、聞き捨てならなかったのは、わたしだけではなく、インザーギ監督も同様だったようで、最近、本田を批判してきた連中を見下すコメントを残しています。

監督としてではなく、一人のプロサッカー選手としてインザーギは本田圭佑のプロ意識に共感し、評価しているのであると思います。

監督の立場としても、本田圭佑は期待に応える選手なので、インザーギは手放しに彼を称賛しているのでしょう。

そして、本田圭佑もインザーギに対し、無条件に信頼を寄せて貰い、常に名指しで称賛を受けているだけでなく、人間として共感するところを抱いているのであると思います。

本田圭佑は自分の価値を正当に評価して貰える、素晴らしい監督に出会えたのだと感じます。そして、それが彼の好調を支えているのである。という印象を持っています。

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