体重が60kgもある女性のわたしが、短期間で痩せた坂道ダッシュについて紹介します。
とにかく薄着になる夏までに一気に痩せたい!お腹周りの脂肪も落としたい!と考えていました。
なぜなら、薄着になると、椅子に座ると引っ込めてもお腹のお肉が目立って恥ずかしいからです…
また、コートなどの厚着で誤魔化せてましたが、Tシャツでは出っ張ったお腹を隠しきれません。
すこしでも早く痩せるために、ネットで仕入れた情報から『坂道ダッシュ』のトレーニングを知りました。
坂道ダッシュを行うことで得られるメリットは、下記になります。
- ダイエット効果がすごい!
- 自然に足が速くなる!
- 心肺機能が向上して、持久力が付く!
わたしは、ダイエット効果だけ欲しかったんですが、長い目で見ると足が速くなること。持久力アップもダイエットに効果的でした。
今回は体重60kgのわたしが劇的に痩せた『坂道ダッシュ』について、紹介を致します!
坂道ダッシュのダイエット効果がすごい!
坂道ダッシュを行うことで得られるメリットとして、運動前後の消費カロリーが多いという話です。
坂道ダッシュは、かなりハードな運動のために消費カロリーが激しいですが、下半身全体の筋力を強化するので基礎代謝アップも見込めるとのこと。
身体にある筋肉の7割が下半身ですので、下半身を集中的に鍛えることで筋肉量を効率的にアップさせることができまよね。
もちろん、筋肉量が増えれば、基礎代謝も上がり、1日の消費カロリーが増えます。
じっとしてても消費されるカロリーが増えますので、坂道ダッシュのトレーニングを行うことで痩せやすい身体になり、ダイエット効果が見込める!
また、坂道ダッシュのような強度の高い運動を行うと、運動後の脂肪燃焼効果が高くなるとも言われています。
これはやるっきゃない!と思いました!
この坂道ダッシュを週に2回、1ヶ月行ったところ、体重は1ヶ月で−3kg減少。
ただ、それよりも明らかに背中周りがすっきりとして、−3kg減少とは思えないくらいにスッキリしたと思っています。
走るフォームが良くなる!
坂道ダッシュトレーニングを行うことで得られるメリットとして『足が自然に速くなる』ことです!
実際にやればわかると思いますが、傾斜のある坂道を走ると、身体は自然に前傾姿勢になり、つま先で地面を蹴る形になります。
この走り方は、短距離走の選手が走るフォーム?に近いものと言われています。
確かに傾斜のある坂道を走ると、知らないうちにつま先だけ着地するようになってしまいます。
足が遅い人はフォームが悪いのもそうですが、足の裏全体で着地をするようなバタバタした走り方をしています。
坂道ダッシュを繰り返すことで、気がつかないうちに短距離走の選手のように速く走れるフォームに矯正されている感じを覚えます。
要は、速く走れるフォームを坂道ダッシュをすることで得られますので、勝手に足が速くなります。
心肺機能が向上して、持久力が付く!
坂道ダッシュのトレーニングを繰り返すことで得られるメリットとして『心肺機能が向上して持久力が付く』ということ!
ちょっと難しい話ですが、運動強度(全力の場合100%)が70%以上のトレーニングを繰り返すことで、心臓のポンプ機能を強くして、心肺機能を向上させることができるとのこと。
運動強度とかよくわからないんですが、要は全力で走ればいいことでしょう。
心肺機能が向上すれば全身への酸素供給量が上がり、運動時に筋肉内に発生した疲労物質である乳酸などの代謝生産物がスムーズに排出しやすくなるとのことです。
まあ、疲れにくくなるのであれば、ダイエットの運動がどんどんできるし、その後の家事も楽になるからいいですよね。
目安は1セット10秒!ガンガン坂道を駆け上がる!
さて、実際にわたしが『坂道ダッシュ』は行った方法を紹介します。
坂道ダッシュは大まかに1セットを10秒間を目安に行いました。
ネットでは20秒が目安!と書いてありましたが、全力疾走を20秒も続けられるはずがありません。
ましてや、通常の女性よりも重いわたしがそんなアスリートレベルの運動なんて無理です…
ですので、半分の10秒を目標にして坂道を全力疾走しました。ただ、10秒間でも半端でななく苦しい…
最初のうちは1セットで足がプルプル震えてきて、結局、1セットで止めてしまいました…
とりあえず、下記にわたしが行った坂道ダッシュトレーニングの方法を記載します。
・1セット10秒を目安に全力で坂道を駆け上がる。
・その後、3〜5分間は呼吸が整うまで、坂道の下り坂も利用してゆっくり歩く。
・上記を2〜3セット行ってトレーニングを終了する。
坂道ダッシュは短時間、かつ最短回数で徹底的に身体を追い込み、ダイエット効果、下半身の筋肉強化、心肺機能の向上を狙っていく激しいトレーニングです。
このトレーニングは食後、最低でも1時間は空けて行う!
上記に注意点として挙げましたが、坂道ダッシュは最低でも、食後、1時間は空けて行いましょう。
胃の中にある食物が十分に消化しきれていない状態で激しいトレーニングを行った場合、身体の血液が筋肉に集まり、消化器官に血液が不足してしまいます。
消化器官に血液が不足すると、胃の動きが鈍くなり、未消化の残留物(食べ物)を体外に排出しようと脳に働きかけます。
よく、夏の部活などで激しい練習中に吐き気を催した事はありませんでしょうか?
それは、食後、間もなく激しい運動を行ったからです。
ですので、坂道ダッシュに限らず、激しい運動をする時には食後の時間に気を配りましょう。
運動前に糖分を補給したいのであれば、出来るだけ固形物は避け、消化しやすい液体状のものにした方がいいとのことです。
運動後の疲労回復には、BCAAの補給がいいみたいです。
坂道ダッシュトレーニングは、上り坂だけダッシュする事をお勧めします。下り坂は出来る限り、止めましょう。
何故なら、下り坂でダッシュを行うと怪我の危険性が高くなるからです。
下りでダッシュを行った場合、自分の体重に対して、約5倍の負荷が掛かるとのこと。
試しにちょっと下り坂も走ってみたんですが、もう、感触でこれは膝に悪影響だとすぐわかります!
短期的には良いのかもしれませんが、継続している内に、思いもよらない膝や腰に思わぬダメージを負ってしまう可能性があります。
ですので、下り坂は呼吸を整えるためのクールダウンに利用します。上り坂は駆け上がり、下り坂はゆっくり歩いてクールダウン。この方法が最もおすすめです。
もし、近くに坂道がなかったら、階段でも大丈夫。
自宅近くに坂道がない!という方は多いと思います。ただ、その代わりとして『階段』を利用するのもいいかと思いました。
坂道ダッシュと同じで、階段も一気に駆け上がればトレーニングになるはずです。
むしろ、階段の方が10秒間という距離を稼ぎやすいと思いますので、ご自宅の近くに坂道がないという方は、階段を利用してトレーニングをしてもいいと思います。
また、自宅でもできる苦しい運動として、インターバルトレーニングというものもあります。
こちらもかなり苦しい運動ですが、短期間で体脂肪を落としたい!家事、仕事などで運動をする時間をあまり取れない…という方にはぜひ、おすすめします。
まとめ
坂道ダッシュは正直、ものすごく苦しいトレーニングです。
でも、頑張ってこなせば『これは痩せるな!』という確かな実感が絶対に得られるはずです。
しかも、週2回、そして10秒間の運動を2〜3セットこなせば十分なので、仕事や家事などで忙しいという方には絶対におすすめです!
痩せるだけなら、ジムに行く必要もなく『坂道ダッシュ』だけで、最短そして時短で痩せることができるはずです。
いきなり、坂道ダッシュみたいなきつい運動が無理だと思われる方は、自宅でブリッジなどの体操をしてみるのもいいと思います。