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労働環境がブラック過ぎる!ここで働く事を「SAY YES!」と言えますか?

投稿日:2014年5月25日 更新日:

「誰かがやらねば、サービスが成り立たない仕事」は確実に存在して、その仕事は賃金も低く、どうしても過酷にならざるを得ない…それが現実の様な気がします。

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あなたは、自分の尊厳を玄関に置いてから仕事へ向かう必要があります。

今時、すき屋程度の仕事で逃げ出すアルバイトもいるのに、上述した言葉を胸に刻み、仕事に励まなければならない職場があるんです。

関連記事:すき家の閉店騒動はアルバイトの方々のせいなんですかね?

ただ、それは国内の職場ではなく、アメリカのAmazon倉庫で働く人々の事ですが…。

話は変わりますが、皆さん、Amazonで商品を購入されていますか?

わたしはかなり重宝しています。特にコミックの全巻買いなどをたまにするんですが、意外と巻数が多いコミックを買い漁るのは面倒なんですよ。それに重いですし…

だから、こういう場合はAmazonで購入した方が、家まで持ってきてくれますし、ラクなんですよ。

また、わたしは値段が安くても、個人出品者経由からは基本的に購入しません。必ずAmazon倉庫から出荷される商品を購入します。

だって、個人出品者経由で購入すると一週間以上、経過しても送らない人とかいますからね。

ヒドイ場合、注文をしたのに出品者がAmazonアカウントにログインしていないのか?それとも出品した事自体を忘れたのか、注文後にメッセージを送っても反応なし…なんて事がありました。

そんな目に過去、遭遇してきたので、わたしはAmazonで商品を購入する場合、原則、Amazon倉庫から出荷される商品を選んでいます。

Amazon倉庫から出荷されれば、すぐに届きますよね。便利なサービスです。ただね。頼んだ商品がAmazon倉庫からわたしの手元に届くまで、どんな経緯があるのか?

これは国内の話ではないですが、アメリカのAmazon倉庫で購入された商品は如何にして、倉庫から注文者に届くのか?その裏側でサービスに従事する、Amazon倉庫で働く人々について公開したいと思います。

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無断欠勤は問題外!遅刻も繰り返せば、問答無用で即解雇という厳しい現実!

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アメリカのAmazon倉庫で働く人々は原則、正規社員ではなく派遣社員という雇用形態です。

そして、労働の前にトレーニングで徹底的に叩きこまれる事が時間は「絶対厳守!」という事です。無断欠勤は問題外で遅刻も繰り返せば、問答無用で即解雇!という厳しい規律を要求されるとの事。

遅刻などの回数はポイントで加算されて、一定の数値に達すれば解雇されるので、Amazon倉庫で働く人々は「遅刻を恐れて夜ぐっすり眠れない」と語っているそうです…。

休日明け前の夜は、スゴイ重圧でしょうね…思うんですけど、日曜日の夕方になんで「ちびまるこちゃん」とか「サザエさん」とかのアニメを放送するの?

アレを観るたびに胃が痛くなった人は相当いるでしょう…。意外に「笑点」もキツイかな。

とにかく急げ!商品をかき集める「ピッカー」の激務…

アメリカのAmazon倉庫で働く人々は、殆ど「ピッカー」という職務を担当します。この「ピッカー」という仕事は指示された商品を倉庫内部から探し出して、目的の位置にまで運ぶ仕事です。

その労働の様子は、まさしく「馬車馬のように働かせられる」という言葉がピッタリのようですね。

次から次に、目的の商品を指示されて「ピッカー」の方々はAmazon倉庫内を駆けずりまわされます。そして、一人一人「ピッカー」の動きはコンピュターで管理され、労働量を数値化されるそうです。

そして新人の「ピッカー」は、ベテラン「ピッカー」の労働量75%以上を上回らないと、「カウンセリング」(酷い言葉…)という指導が入ります。

この作業は1日に10時間半、ほぼ毎日、行われているそうです…。しかも、若い人はまだマシだと思うのですが、50歳代の高齢者も「ピッカー」に従事しているそうです。

更に、彼らは「健康保険」にも加入させられません。身体を壊しても、Amazon側、アメリカ国家からも、何の保証も受けられません…。

Amazon側の姿勢は「ピッカーの替わりはいくらでもいる」という強烈な圧力を労働者に与えるようなので、アメリカのAmazon倉庫で働く人々は、こんな厳しい労働環境下でも、黙々と働き続けるようですね…。

ちなみにAmazon倉庫の空調は予算削減の為、かなり抑えているとの事です。夏場の倉庫内は蒸し風呂状態の中、冬場と変わらない作業量を求められるとの事で…

いやはや…この話は今現在、実際にある職場の話ですから…19世紀とかの話ではありません。

食事も時間制限アリ!休憩時間も「絶対厳守!」

Amazon倉庫で働く人々は、休憩時間も厳しく管理されています。与えられる時間は「29分59秒」。この間にトイレ、食事を済ませて、1秒たりとも遅れずに現場に戻らねばなりません。

トイレは数が少なく、ほぼ並ばなければならないそうです。

しかも、厄介なのが、Amazon倉庫から出る時に金属探知機を通らねばならないとの事で、これは商品を外部に持ち出す「ピッカー」を摘発する為に行われているようです。

以上の用事を踏まえた上で、従業員に与えられた時間は「29分59秒」との事です…。

逃げたくても逃げられない…アメリカの過酷な現実…

上述した様に、人権など全く考慮されていないAmazonの倉庫で働く人々は存在します。(アメリカですが…)

何故、彼らは他のもっと条件が良い職場で働かないのか?というと…もう、理由は明白ですよね。仕事がないからです。

1日10時間半、作業はほぼ毎日、健康保険にも加入出来ない、そんな職場でも生活を保つ為に働かなければならないとの事。

「逃げたくでも、逃げられない…」そんなアメリカの過酷な現実と彼らの労働によって、Amazonのサービスは支えられています。

日本のAmazon倉庫はどうなってるの?

アメリカのAmazon倉庫がこうなんだから、日本の倉庫も激務でブラックに違いない…と思われるでしょうね。わたしも思いましたから。

ただ、日本の場合はさすがにアメリカのAmazon倉庫とは労働環境は全く違うとされていますね。特に遅刻に関しては、7分間の猶予時間があるとの事です。

えっ?じゃあ、7分間を過ぎたらどうなっちゃうの?っていうか、遅刻は遅刻だと思うんですが、なんで猶予時間なんてものが存在するのでしょうね。

また、日本のAmazon倉庫内では走るのは「厳禁!」との事。だから、長時間、駆けずり回される事はないみたいですね。

作業時間も労働基準法に準拠しているようです。だから、日本Amazon倉庫の作業内容は国内の一般の倉庫とほぼ変わらず、少し決め事が多いくらいの様ですね。

最後に

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イヤ…やっぱり、指定された商品を倉庫から1個ずつピックアップするのは大変だと思いますよ。しかも、作業内容上、どうしても、ロボットではなく、人力で行わなければならないでしょう。

けれども、わたしなんかの考えが及ばないような、商品管理の方法をAmazonは採用しているのだと思います。

ですので、人力でも効率よく、指定された商品を注文主に最短で届ける事がAmazonには出来るのでしょう。

こうした作業を経て、商品がAmazon倉庫から、わたしの手元に1~2日で届きます。非常に便利なサービスですが、その背景には、「色々な方々の努力の結晶によって支えられているのだ」という事を痛感します。

インターネットの普及により、各職場の労働環境がかなり詳らかに分かるようになりました。その結果、みなさん「仕事を選ぶ」ようになりましたよね。

2chやSNSで、労働環境の劣悪さを誇張して投稿される機会が昔よりも増えたと思います。そして、このような情報の拡散力もハンパではないですよね。

特に飲食系の被害?は相当だと思います。虚実を盛り込まれて、情報が拡散されるので、情報リテラシーが高めの最近の若者は、こういう職場には就きたがらないでしょう。

すき屋からアルバイトが逃げたり、ツイッターですき屋の働く環境についての投稿にハッシュタグを付けられたり…。

でもね。身も蓋もないハナシですが、「誰かがやらねば、サービスが成り立たない仕事」は確実に存在して、その仕事は賃金も低く、どうしても過酷にならざるを得ない…それが現実の様な気がします。

今後の日本はどうなっちゃうのかなぁ。現在、自民党が外国人労働者を日本に大量に招きたがっていますが、何か理由はよく分かるような気がしますね。

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