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八百長疑惑でアギーレ解任?サッカー日本代表監督の後任は?

投稿日:2014年12月16日 更新日:

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八百長疑惑のアギーレが解任?日本代表監督の後任は?

サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督がスペイン検察に八百長疑惑で告訴され、解任か?というニュースが飛び交っています。

2011年にアギーレが率いていたサラゴサがレバンテに勝利し、リーガ・エスパニューラ1部残留を決定させた試合が八百長では?という嫌疑があり、アギーレも当事者として深く関わっていたのでは?という件です。

正式に起訴という形になれば、サッカー日本代表監督は解任せざるを得ない。というのが日本サッカー協会の見解との事ですね。

…どうするんでしょうね?アジアカップ目前でアギーレ解任というのは、あまり宜しくない事態だと思います。そもそも、彼をザッケローニの後任候補として推薦した日本サッカー協会の人選に責任も問われるでしょう。

巷のファンは、サッカー協会専務理事を務める原博美の責任を強く求めています。とりあえず、アギーレが解任された場合、暫定監督にはコーチの手倉森誠が就任する可能性が高いみたいですね。

ただ、本当に解任になった場合、アギーレの後任に据える日本代表監督候補の選定が困難を極めるでしょう。

今回はその辺りについて公開してみたいと思います。

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アギーレの監督としての手腕は定評通りだった。

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ブラジルワールドカップの惨敗から、日本サッカー協会はザッケローニの後任候補を既に決めていました。

それが、現監督のハビエル・アギーレです。アギーレの代表監督歴はメキシコを率いてベスト16。クラブ監督歴もスペインのリーガ・エスパニューラで活躍し、チャンピオンズリーグの出場経験も持っています。

ただ、その采配は悪く言えば独善的で、自分の色を強く押し出す監督として評価を持ち、メキシコ代表監督を務めていた時は、エースのドス・サントスをレギュラーから外すなど、癖のある監督としても評判でした。

ブラジルワールドカップの敗因の一つとして、もう少し、選手と親密にコミュニケーションが取れる日本代表監督を。

という背景が浮かび上がっていたのですが、上記のアギーレの経歴から、彼を日本代表監督に据えるのは懸念が…というのがファンの本音だったと思います。

要は、日本代表監督はやっぱり、日本人監督じゃなきゃダメでしょ。という事です。

ここからはわたしの見解ですが、日本代表はアギーレを監督に据えたのは、及第だと思いました。

特に前回対戦した、オーストラリア代表の試合の采配から考えると試合状況の分析力は、ザッケローニよりも優れているのかもしれません。

もっと良く言えば、彼の采配力がオーストラリア代表との試合を決定付けたとも言えるでしょう。

※アギーレのオーストラリア代表で見せた采配については、下記記事をご参照下さい。

関連記事:アギーレは名将?見事なシステム変更で日本代表がオーストラリア代表に勝利!

単なる「置物監督」どころか、結構、老獪な采配力を持ち合わせる監督だという事がよく分かりました。

選手選考、基本戦術4-3-3についての評価は未知数ですが、十分にサッカー日本代表の将来を託せる人材であると思います。

解任の場合、アギーレクラスの外国人監督を探すのは苦労するでしょう。

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アギーレがスペイン検察庁に起訴された場合、高確率でサッカー日本代表監督は解任される筈ですが、もし、後任候補を外国人に絞るならば、アギーレクラスの人材を探すのは苦労するでしょう。

まず、実績もあり能力もある外国人監督を探すにあたってネックになりそうなのが「年棒」ですよね。

優秀な外国人監督の場合、その年棒は思ったよりも高額です。現在、最も高額な年棒を得ているのが、バイエルン・ミュンヘンのジョゼップ・グアルディオラです。

その年棒は約24億2000万円。また、今シーズン絶不調で、ひょっとしたら解任されるかもしれないという、ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップは年棒6億2000万円。

欧州のトップリーグで監督を務める方々の年棒は最低でも、3億円以上は貰っているでしょう。

アギーレの年棒は2億5000万という事ですが、では、同等の年棒で欧州トップクラスの監督が日本代表監督就任を承諾してくれるのかというと、十中八九、断られる筈です。

倍額以上を提示して、やっと交渉のテーブルに着いてくれる段階というのが正直なところでしょう。(それに、ケチな日本サッカー協会はアギーレの年棒の倍額以上なんて、絶対に提示しません。)

その理由は、優秀で野心がある監督ほど、代表監督よりもクラブ監督を引き受ける傾向がある事。また、年棒が高くても、選手層では一流とは言えないアジアの国の代表監督など引き受けないという事です。

サッカーの監督という職業は選手以上にキャリアが重要になります。欧州トップリーグをご覧になっている方は、お分かりだと思いますが、結果が出せなければ、簡単に解任されます。

逆に結果を出し続ければ、選手時代の名声がなくても、いずれはビッグクラブの監督に引き抜かれます。

常に厳しい環境で結果を出し続けなければ、監督としての実績を積みあげる事は出来ません。その実績を積み上げる段階で、アジアの島国の代表監督など引き受けている暇などないんです。

それは、「監督としての出世コース」からは確実に離脱する事を意味する事ですから。

日本のサッカーファンの方には(わたしも含む)残念ですが、本当に優秀な外国人監督ほど、日本代表監督など引き受けません。

それこそ、監督としてのキャリアにミソが付いてしまった監督(例えば、デイビッド・モイーズとか)位しか引き受けてはくれないんです。

ただ、その中でもアギーレは歴代の日本代表監督としては優秀な人に入る方だと、わたしは思います。彼以上の優秀な外国人監督を探すのは苦労するんじゃないですかね?

日本人監督じゃダメなのでしょうか?

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年棒も高く、手腕も未知数な外国人監督よりも、選手とコミュニケーションが親密に取れる日本人監督じゃダメなの?と思う方が多いと思います。

もし、日本人監督ならば年棒はアギーレよりも安くなるでしょう。言語が同じ日本人ですので、選手とのコミュニケーションも親密になる筈です。

しかし、日本人監督を据える場合、最もネックになりそうなのが、世間からのバッシングです。

常に勝利していればいいのですが、敗戦を重ねる様になると、一転、監督に対するバッシングが激しく加熱するのが厄介な事なんです。

南アフリカワールドカップを日本代表監督を率いた岡田武史さんがいい例ですよね。

ワールドカップ前は、チームにハイプレス+ポゼッションサッカーを導入しようと試みたのは良かったのですが、完全に裏目に出た結果、敗戦を重ね、酷いバッシングに晒されました。

そのバッシングの激しさから、岡田武史さんのご家族にまでボディーガードを着けなければならないという状況に陥っていました。

結局、岡田武史監督は南アフリカワールドカップで結果を出してしまい、世間の評価が180°変化したのですが、岡田監督は「二度と日本代表監督はやりたくない」とこぼしていたようです。

上記のリスク、デメリットを負ってまで、代表監督を務めたいという日本人監督はいるのでしょうかね?

更にスポンサー、サッカー協会とも上手に折り合いを付けながら、日本代表監督を率いるのは、かなり労力が必要な仕事だと思います。

では、誰が日本代表監督の後任候補となるのか?

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日本サッカー協会は、アギーレ解任の可能性を上述した内容を考慮に入れながら、後任候補はJリーグの外国人監督を狙っているようですね。

柏レイソルのネルシーニョ、鹿島アントラーズのオリヴェイラを後任候補の筆頭にしているようですが、その彼等も次の監督候補として他チームからオファーを受けているとの事。

あんまり、時間を掛けて選任するという事が出来ない状況の様です。

日本サッカー協会の本音は、早いところアギーレが起訴されるか否か?はっきりして欲しいところではないでしょうか?

余談ですが、アギーレが解任になった時はアジアカップの選手選考をやり直す、という事はあるのでしょうかね?

宇佐美貴史、細貝萌が選手選考から外れたというのは、ちょっと不可解に思ったものですから。

関連記事:細貝萌は招集外?不可解なアギーレのサッカー日本代表選考…

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